Re: 雑談

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/10(04:43)]

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6733. Re: 雑談

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/10/15(19:36)

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杏樹さん、酒井先生、こんにちは。

〉馬頭琴は少し大きいので音がやや低めです。その演奏会の時はサン・サーンスの「白鳥」も弾きました。ヴァイオリンとチェロの間みたいな感じでしょうか。

ヴァイオリンとチェロの間みたいなら、やわらかい音なのですね。

〉〉唐代の音楽って雅楽とかなり近いものなのですか?
〉〉音楽や楽器のルーツも面白いものですね〜。
〉唐代の楽器や奏法が日本に入って雅楽になりましたから。しかし唐の音楽はバラエティに富んでいて、雅楽のような音楽の他色々な種類の音楽がありました。ペルシアやインドなど西方から楽器や音楽が伝わったので、それが中国の伝統音楽と混ざったりしてたくさんの種類の音楽がありました。復元音楽を聴くと、テンポの早いエキゾチックな音楽もありました。

〉琵琶もペルシア起源で、ヨーロッパに行ってリュートになったそうです。

楽器はペルシア起源のものが多いようですね。
音楽のもとをたどると、ペルシアのものが多いのかしら?
唐代の入り交じった音楽面白そうですね。
復元音楽のCDみたいなのがあったら欲しいです。

〉先週末は3日間仙台におりました。大学生協に多読への
〉協力をお願いするためです。そこで、馬頭琴を聞いたのです!
〉馬が走る様を曲にしたもので、すごかった!

〉まるで聞いているぼくが馬に乗っていて、馬の筋肉の動きや
〉震えが体に伝わってくるようでありました。ちょうどここで
〉二胡だ馬頭琴だと話に花が咲いている折りもおり・・・
〉演奏した人はCDを出しているというので、買おうと思っています。

わぁ!うらやましいです!
やっぱり馬の動きが伝わってくるようなのですね。
もしよろしければ、演者のお名前教えていただけませんか?
生にははるかに及ばないでしょうが、それでも聴いてみたいです!

〉相変わらず杏樹さんの博学ぶり!

ほんとに、素晴らしいですよね!

〉では、雑談にいつまでも花が咲き続けますよう!

杏樹さん、いつまでも花を咲かしていいそうです!

それではー。


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6751. Re: 雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/10/16(00:21)

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みちるさん、酒井先生

〉〉馬頭琴は少し大きいので音がやや低めです。その演奏会の時はサン・サーンスの「白鳥」も弾きました。ヴァイオリンとチェロの間みたいな感じでしょうか。

〉ヴァイオリンとチェロの間みたいなら、やわらかい音なのですね。

みちるさんが二胡で馬が駈けるような曲があったと書いてありますので、それよりやや低めの音でイメージすればいいかもしれません。
私は「中国語ジャーナル」というCDつき雑誌を購読していますが、今月は二胡奏者の許可さんのインタビューが収録されていて、二胡の演奏もありました。「くまんばちの飛行」なんて曲も弾いています。また「賽馬」という曲も演奏していました。

〉楽器はペルシア起源のものが多いようですね。
〉音楽のもとをたどると、ペルシアのものが多いのかしら?
〉唐代の入り交じった音楽面白そうですね。
〉復元音楽のCDみたいなのがあったら欲しいです。

古代ペルシア起源の楽器は多いようです。唐代にはペルシアの踊りも入ってきて、西域の美女がくるくる回って踊るのがもてはやされました。唐代の中国は西域との交易が盛んな時代で、特に都の長安では西域ものが大流行しました。音楽や踊りのほか、ぶどうやざくろなどの果物、ペルシア風のデザインのガラスや銀の器、唐草模様などペルシア起源の模様がどんどん入ってきました。これが日本にも入ってきて正倉院に残っていたりするわけです。
唐代音楽CDはなかなか見かけないようです。私は演奏会の時にビデオを予約販売していたのと、中国へ行った時に買ったカセットテープを持ってますが…。

〉〉では、雑談にいつまでも花が咲き続けますよう!

〉杏樹さん、いつまでも花を咲かしていいそうです!

どこまで続くんでしょうか?
私は東洋史専攻で中央アジアと唐代の文化が特に専門なので、こっちに話題がきたらいくらでも語ってしまうんですが、いいのかな〜。

〉それではー。

ではでは。


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6769. Re: 雑談

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/10/16(17:30)

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杏樹さん、こんにちは。

〉みちるさんが二胡で馬が駈けるような曲があったと書いてありますので、それよりやや低めの音でイメージすればいいかもしれません。

なんとなく想像できるのですが、やっぱり馬頭琴も聞いてみたい・・・。
昨日、HMVにいったのですが、馬頭琴はありませんでした。残念。
それにしても、いつの間にか胡弓の売場が増えていてびっくり。
馬頭琴はAmazonで一枚見つけたので、それを買ってみようと思います。

〉私は「中国語ジャーナル」というCDつき雑誌を購読していますが、今月は二胡奏者の許可さんのインタビューが収録されていて、二胡の演奏もありました。「くまんばちの飛行」なんて曲も弾いています。また「賽馬」という曲も演奏していました。

許可さんのはアルバム一枚持っています。
中国語ジャーナルで二胡の演奏入りっていうのはなんだかいいですね。

〉古代ペルシア起源の楽器は多いようです。唐代にはペルシアの踊りも入ってきて、西域の美女がくるくる回って踊るのがもてはやされました。唐代の中国は西域との交易が盛んな時代で、特に都の長安では西域ものが大流行しました。音楽や踊りのほか、ぶどうやざくろなどの果物、ペルシア風のデザインのガラスや銀の器、唐草模様などペルシア起源の模様がどんどん入ってきました。これが日本にも入ってきて正倉院に残っていたりするわけです。

こうなったらペルシアの音楽も聞いてみたくなりました。
楽器の発祥地の音楽・・・魅力的です。
音楽に踊り、唐草模様、ガラス・・・想像するだけで華やかでいいですね。

〉唐代音楽CDはなかなか見かけないようです。私は演奏会の時にビデオを予約販売していたのと、中国へ行った時に買ったカセットテープを持ってますが…。

やっぱりなかなかないんですね・・・。

〉どこまで続くんでしょうか?
〉私は東洋史専攻で中央アジアと唐代の文化が特に専門なので、こっちに話題がきたらいくらでも語ってしまうんですが、いいのかな〜。

まさに、ご専門なのですね!いろいろ聞かせてください。

そういえば、中国音楽のCDをくれたのは、ネットのお友達の大学生の男の子
なのですが、彼のサイト、中国関係のコンテンツがメインなので、杏樹さんなら
楽しまれるかもと思いますので、ちょっとご紹介。
[url:http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/4055/]

ではでは。


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6794. Re: 雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/10/17(01:12)

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みちるさん、こんにちは。

〉なんとなく想像できるのですが、やっぱり馬頭琴も聞いてみたい・・・。
〉昨日、HMVにいったのですが、馬頭琴はありませんでした。残念。
〉それにしても、いつの間にか胡弓の売場が増えていてびっくり。
〉馬頭琴はAmazonで一枚見つけたので、それを買ってみようと思います。

馬頭琴ならありそうですけどね。Amazonで見つかったのならよかったです。
最近は二胡が中国の民族音楽の代名詞のようになっていますね。

〉許可さんのはアルバム一枚持っています。
〉中国語ジャーナルで二胡の演奏入りっていうのはなんだかいいですね。

許可さんのアルバムを持ってるとは。
中国語ジャーナルでは最近毎月民族楽器を一つずつ紹介しています。二胡は許可さんのインタビューの中で弾いているので、それとは別ですが。今月の民族楽器は「笙」でした。日本の雅楽にも入っている楽器です。二胡はモンゴル起源なので唐代よりもずっと後にできた楽器です。

〉そういえば、中国音楽のCDをくれたのは、ネットのお友達の大学生の男の子
〉なのですが、彼のサイト、中国関係のコンテンツがメインなので、杏樹さんなら
〉楽しまれるかもと思いますので、ちょっとご紹介。
[url:http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/4055/]

おもしろそうなサイトですね。文学紹介など詳しくて。

それでは…。


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6855. Re: 雑談

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/10/18(23:41)

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杏樹さん、こんにちは。

〉許可さんのアルバムを持ってるとは。

数年前まで、中国音楽ではなくて二胡が聞きたいと思うと、クラシックコーナーの
許可さんくらいしか見あたらなかったのですよね。
それを考えると今はすごいです。

〉中国語ジャーナルでは最近毎月民族楽器を一つずつ紹介しています。二胡は許可さんのインタビューの中で弾いているので、それとは別ですが。今月の民族楽器は「笙」でした。日本の雅楽にも入っている楽器です。二胡はモンゴル起源なので唐代よりもずっと後にできた楽器です。

楽器の紹介まであるのですね。
中国語ジャーナル読みたくなってきました。
日本の古典的な楽器というのはほとんど中国からとなるのですね。
二胡は新しい楽器なんですね。
唐代の音楽って今の中国音楽として聞いているものとはだいぶん違うのですね。

それでは。


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6863. Re: 雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/10/19(00:57)

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みちるさん

さっき500万語通過のお祝いレスを書いてからこのレスに気がつきました。
まだまだひっぱっていいのかなと思いつつ…。

〉〉中国語ジャーナルでは最近毎月民族楽器を一つずつ紹介しています。二胡は許可さんのインタビューの中で弾いているので、それとは別ですが。今月の民族楽器は「笙」でした。日本の雅楽にも入っている楽器です。二胡はモンゴル起源なので唐代よりもずっと後にできた楽器です。

〉楽器の紹介まであるのですね。
〉中国語ジャーナル読みたくなってきました。
〉日本の古典的な楽器というのはほとんど中国からとなるのですね。
〉二胡は新しい楽器なんですね。
〉唐代の音楽って今の中国音楽として聞いているものとはだいぶん違うのですね。

「復元」なので、どれぐらい当時のものと同じなのかわからない部分もありますけど…。唐代は日本では奈良時代のあたりですので、今の「中国」イメージとはいろいろな面で違っているはずです。雅楽のほかに、正倉院の宝物や奈良の寺院建築などは唐から入ってきたものが多いので、そのあたりをベースにイメージした方が近かったりします。

みちるさんは東京近辺の方ですか?
たしか11月に「天平楽府(てんぴょうがふ)」コンサートがあるはずです。今年4月に大阪で行われたのですが、11月に東京でもすると聞いたので…。
その時の正式タイトルは

朝日カルチャーセンター開講25年記念講座
正倉院復元楽器を奏でる「天平楽府」コンサート

です。

それでは…。


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