Re: 雑談

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/10(02:32)]

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6455. Re: 雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/10/10(23:06)

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みちるさん

〉そうですね。子供物はかなり脚色してありますよね。
〉シンデレラはなくて「灰かぶり姫」という題になっていると思いますし。
〉プロジェクトグーテンベルグを半分くらい読んだところで、今日Amazonから
〉Completeが届きました。(挿絵がちょっとこわいかも。。やっぱり英語圏でも
〉怖がられているのかしら?)

日本では子どもの本は基本的にかわいらしく作ることが多いですが、西洋って子どもの本でも平気で怖い描写をしてるような気がします。MTHも日本語訳であんな絵になるなんてー、と思いましたが、原書の絵は日本人的にはあまりかわいくないのかも…とも思いました。

〉そうなんですか?なんとなく絶対お読みになっていると思っていました。
〉サドなどの印象も強いかもしれませんが、とっても全うで頭のよい方だな
〉と思います。私の中では博識といえば澁澤さんという感じで。

日本人の書いたものをあまり読まないので…。辻邦生は少し読みました。

〉それは勘違いです。国語と理科が得意で、社会と数学と英語が苦手だった
〉中学生時代から、ほとんど成長がありません。。
〉法律とか、経済とか、歴史とか、地理とか、時事とか・・・疎い疎い。
〉英語より古典の方が読めるといっていたのですが、今なら同じくらいかな。
〉(ちょっと多読効果。)

国語と理科、って不思議な組み合わせですね。理数系なのか文科系なのか…。
私は理数系が全くダメです。国語だけは勉強しなくても点が取れましたが(その代わり文学史や古典とか勉強や暗記が必要な部分はだめ)、社会も歴史、それも世界史だけが好きでした。でも学校の勉強の世界史はあまり面白くなくて点を取るのに苦労しました。年号が苦手ですし…。

〉オペレッタですか。「コウモリ」みたいなぁ。ヨハン・シュトラウス二世好きなんです。
〉ハンガリーのオペレッタをご覧になっているのですね。
〉ハンガリーの作曲家ってちょっと思い浮かびません。
〉CDなんかでも聞けますか?ちょっと聞いてみたいです。
〉毎年きてくれるというのはいいですね。
〉今年はどんなんかなーと思うのも楽しそうです。

オペレッタといえばまずヨハン・シュトラウス2世ですね。

実は「ハンガリーの作曲家」というのは
フランツ・レハール「メリー・ウィドウ」
エメリッヒ・カールマン「チャールダーシュの女王」「伯爵令嬢マリツァ」

といえば聞き覚えはあるかもしれません。
来日する時はオペレッタをまるごと上演するのと、ガラ・コンサートと交互にやります。今年はガラ・コンサートで、来年は「メリー・ウィドウ」です。
これらのオペレッタは普通はドイツ語で上演されていて、ウィーン・オペレッタとみなされています。
しかし当時はオーストリアとハンガリーはともにハプスブルク家の統治下にあって交流がさかんでした。レハールとカールマンももとはハンガリーの出身で、上記のオペレッタもハンガリーネタが入っているのです。
ドイツ語版なら日本でも入手は容易です。

でも私はブダペスト・オペレッタを見てからドイツ語だと違和感を感じてしまい、どうしてもハンガリー語で聞きたい!!!と思うようになりました。それで、ブダペストで知り合った日本人の方がハンガリーに知り合いがいると言うことで、お願いしてハンガリー語版を探してもらいました。ハンガリーでもドイツ語版が普通のようで、なかなか見つからなったようですが、探し出してくれました。

〉私は、知人にオペラ歌手がいて、ドイツ在住なのですが、たまに帰ってくるので
〉そのときに見に行っています。
〉この前もあったので、見に行きたかったのだけど、チケットが発売間もなく
〉売り切れで見に行けなかったの・・・。しくしく。

売り切れだなんてすごい人気なんですね。誰でしょう?

〉あぁ、多読には結びつきません。

本当に雑談だけで終わってしまいました。

それでは…。


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6488. Re: 雑談

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/10/11(15:14)

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杏樹さん、こんにちは。

〉日本では子どもの本は基本的にかわいらしく作ることが多いですが、西洋って子どもの本でも平気で怖い描写をしてるような気がします。MTHも日本語訳であんな絵になるなんてー、と思いましたが、原書の絵は日本人的にはあまりかわいくないのかも…とも思いました。

そうですねー。
日本は、子供には見せたくないものは隠したいという人が多いのかなとも
思います。(グリム論争などもありましたが。)

それにしても、子供の本のほとんどがアニメ化しているのには辟易させられる
ところもありますけど・・・。

〉国語と理科、って不思議な組み合わせですね。理数系なのか文科系なのか…。
〉私は理数系が全くダメです。国語だけは勉強しなくても点が取れましたが(その代わり文学史や古典とか勉強や暗記が必要な部分はだめ)、社会も歴史、それも世界史だけが好きでした。でも学校の勉強の世界史はあまり面白くなくて点を取るのに苦労しました。年号が苦手ですし…。

動植物とか、色水遊びが好きな本好きの子供だったのかな。
こどもの頃読んだ本って、「児童文学」って、あんまりなくて、
世界文学の子供向けのノベライズの本か、子供向けのノンフィクションか、
ミステリって感じでした。

高校の時、理系に進むか文学系に進むか迷いに迷ったあげく、理系は施設がない
とだめだけど、文学は書物なので、やりたければ一人でもできるにちがいないと
理系に進みました。どっちがよかったのかなんて、分かりませんけどね。

〉オペレッタといえばまずヨハン・シュトラウス2世ですね。

〉実は「ハンガリーの作曲家」というのは
〉フランツ・レハール「メリー・ウィドウ」
〉エメリッヒ・カールマン「チャールダーシュの女王」「伯爵令嬢マリツァ」

〉といえば聞き覚えはあるかもしれません。
〉来日する時はオペレッタをまるごと上演するのと、ガラ・コンサートと交互にやります。今年はガラ・コンサートで、来年は「メリー・ウィドウ」です。
〉これらのオペレッタは普通はドイツ語で上演されていて、ウィーン・オペレッタとみなされています。
〉しかし当時はオーストリアとハンガリーはともにハプスブルク家の統治下にあって交流がさかんでした。レハールとカールマンももとはハンガリーの出身で、上記のオペレッタもハンガリーネタが入っているのです。
〉ドイツ語版なら日本でも入手は容易です。

なるほど。名前は聞いたことがあるので、多分聞けば分かりそうです。

〉でも私はブダペスト・オペレッタを見てからドイツ語だと違和感を感じてしまい、どうしてもハンガリー語で聞きたい!!!と思うようになりました。それで、ブダペストで知り合った日本人の方がハンガリーに知り合いがいると言うことで、お願いしてハンガリー語版を探してもらいました。ハンガリーでもドイツ語版が普通のようで、なかなか見つからなったようですが、探し出してくれました。

おぉ〜。ハンガリーでも手に入りにくい、幻のハンガリー語版があるのですね。
そう聞くと、たまらなくハンガリー語で聞いてみたくなりますが、まず手には
はいらないのかな。。残念。
とりあえずは、ドイツ語版で探してみたいと思います。

私は、結構世界のあちこちの音楽聞くのが好きなのですが、ハンガリー語のって、
聞いたことないな〜。ポップスとかなら手に入れやすいものもあるのかしら。

〉売り切れだなんてすごい人気なんですね。誰でしょう?

あ、その人ではなくて、舞台監督?の方の引退公演だったようで。

〉本当に雑談だけで終わってしまいました。

では、今度は世界音楽の話など。(笑)


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6540. Re: 雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/10/12(00:26)

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みちるさん、こんにちは。

〉高校の時、理系に進むか文学系に進むか迷いに迷ったあげく、理系は施設がない
〉とだめだけど、文学は書物なので、やりたければ一人でもできるにちがいないと
〉理系に進みました。どっちがよかったのかなんて、分かりませんけどね。

文系か理系か悩む人がいるんだ〜…。

〉おぉ〜。ハンガリーでも手に入りにくい、幻のハンガリー語版があるのですね。
〉そう聞くと、たまらなくハンガリー語で聞いてみたくなりますが、まず手には
〉はいらないのかな。。残念。
〉とりあえずは、ドイツ語版で探してみたいと思います。

ドイツ語版が基本ですから。
ブダペスト・オペレッタ劇場の来日公演は来年の1月にあります。けっこうあちこち回ると思いますので、見ようと思えば見られるかもしれません。演目は大阪では「メリー・ウィドウ」ですが、他のところだと違うかもしれません。

〉私は、結構世界のあちこちの音楽聞くのが好きなのですが、ハンガリー語のって、
〉聞いたことないな〜。ポップスとかなら手に入れやすいものもあるのかしら。

あまり聞かないですね。ハンガリーの民族音楽ならジプシー音楽が盛んですけど。ラースロー・ベルキというジプシー楽団が時々日本に来ます。9月に来たので聞きに行きました。ダンサー2名も連れて。

〉では、今度は世界音楽の話など。(笑)

また話題が広がってしまう…

それでは…。


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6561. Re: 雑談

お名前: apple http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/5353/
投稿日: 2003/10/12(07:40)

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杏樹さん、みちるさん、おはようございます。

〉〉高校の時、理系に進むか文学系に進むか迷いに迷ったあげく、理系は施設がない
〉〉とだめだけど、文学は書物なので、やりたければ一人でもできるにちがいないと
〉〉理系に進みました。どっちがよかったのかなんて、分かりませんけどね。

〉文系か理系か悩む人がいるんだ〜…。

はーい、私もそのクチです。

理系科目も好きだったけど、英語も好きで、理系の学部にするか、
外国語学部に行くかで悩みました。
だけど、外国語学部ってあまりないし、文学部に行く気が起きなかったので、
理系を選びました。
理系でも勉強が進めば英語を読むことになるさと思っていたところもありました。(^^;)


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6582. Re: 雑談

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/10/12(20:08)

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杏樹さん、こんにちは。

〉ブダペスト・オペレッタ劇場の来日公演は来年の1月にあります。けっこうあちこち回ると思いますので、見ようと思えば見られるかもしれません。演目は大阪では「メリー・ウィドウ」ですが、他のところだと違うかもしれません。

おぉ、一月ですか。ちょっとチェックしてみようかな。
もうそろそろチケットも売っているはずですよね。

〉〉私は、結構世界のあちこちの音楽聞くのが好きなのですが、ハンガリー語のって、
〉〉聞いたことないな〜。ポップスとかなら手に入れやすいものもあるのかしら。
〉あまり聞かないですね。ハンガリーの民族音楽ならジプシー音楽が盛んですけど。ラースロー・ベルキというジプシー楽団が時々日本に来ます。9月に来たので聞きに行きました。ダンサー2名も連れて。

ハンガリー音楽となると、ジプシー音楽になるのですね。なるほど。
ちょっとワールドコーナーで探してみようかな。

で、世界音楽の話。(笑)

私が一番持っているのは、中国音楽だったりします。
杏樹さんは中国の音楽も聞かれるのかしら?と一度聞いてみたかったの。
そんなんで、続けちゃってごめんね。

二胡の音色がとても好きなのですが、中国に留学していた人が二胡を中心に
20枚くらい中国音楽のCDを下さったのですよね。
二胡って、なんとなく悲しいメロディのものを日本ではよく見かけるように
思うのですが、いただいたのは、草原を馬が駆け抜けるような音楽だったりで、
本当に楽しくて素敵なの!あるいはヴァイオリンの独奏のようなアルバムが
あったり。やっぱり日本では聞けない音楽がたくさんあるんだなと思っちゃい
ました。

ヴォーカルものでは、異国の言葉みたいなのが好きなので、
ノルウェー、ドイツ、ロシア、ポルトガル、スペイン、イタリア、フランス
中国、ベトナム・・・などなど持っています。
こういうの聞くと、各国の言葉にはそれぞれ魅力があるななんて思います。

なんだか、無理矢理話を伸ばしちゃっていますが・・・またね。


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6677. Re: 雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/10/14(00:44)

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みちるさん、こんにちは。

〉私が一番持っているのは、中国音楽だったりします。
〉杏樹さんは中国の音楽も聞かれるのかしら?と一度聞いてみたかったの。
〉そんなんで、続けちゃってごめんね。

〉二胡の音色がとても好きなのですが、中国に留学していた人が二胡を中心に
〉20枚くらい中国音楽のCDを下さったのですよね。
〉二胡って、なんとなく悲しいメロディのものを日本ではよく見かけるように
〉思うのですが、いただいたのは、草原を馬が駆け抜けるような音楽だったりで、
〉本当に楽しくて素敵なの!あるいはヴァイオリンの独奏のようなアルバムが
〉あったり。やっぱり日本では聞けない音楽がたくさんあるんだなと思っちゃい
〉ました。

20枚とはすごいですね。
前にモンゴルの馬頭琴を聞きに行ったら、馬頭琴が西へ行ってバイオリンになり、東へ行って二胡になったという話を聞きました。そういえば音がなんとなく通じるものがあります。バイオリンの弓は馬の毛ですし。二胡の響きが物悲しいのは、二胡といえばまず「二泉映月」が代表曲になっているからではないでしょうか。
唐代の音楽を調べたことがあって、当時の音楽を再現した公演のビデオを持ってます。唐代の音楽は日本の雅楽のルーツにもなりました。
最近揚琴を生で聞いてCDも購入しました。とっても豪華で華麗な音です。
揚琴のルーツはペルシアのサントゥールという楽器です。揚琴と同じくこまかい弦をたくさん張って、細いバチで叩きます。これが西へ行くとツィンバロムという名前になり、ハンガリーでジプシー音楽に取り入れられました。今もジプシー音楽に欠かせない楽器です。ハンガリー以外では「ハンマーダルシマー」とも呼ばれます。これが弦をはじくのに鍵盤を使うようになりチェンバロになりました。

〉ヴォーカルものでは、異国の言葉みたいなのが好きなので、
〉ノルウェー、ドイツ、ロシア、ポルトガル、スペイン、イタリア、フランス
〉中国、ベトナム・・・などなど持っています。
〉こういうの聞くと、各国の言葉にはそれぞれ魅力があるななんて思います。

すごいですね。色々な国の歌を聴くとおもしろいでしょうね。

〉なんだか、無理矢理話を伸ばしちゃっていますが・・・またね。

私のほうこそどんどん広げてしまって…それではまた。


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6685. Re: 雑談

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/10/14(13:00)

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杏樹さん、こんにちは。

〉前にモンゴルの馬頭琴を聞きに行ったら、馬頭琴が西へ行ってバイオリンになり、東へ行って二胡になったという話を聞きました。そういえば音がなんとなく通じるものがあります。バイオリンの弓は馬の毛ですし。二胡の響きが物悲しいのは、二胡といえばまず「二泉映月」が代表曲になっているからではないでしょうか。

ヴァイオリンも二胡も馬頭琴がもとだったのですか。
知りませんでした。じゃあ、兄弟みたいなものなのですね。
馬頭琴の音色も似た感じなのですか?
(「スーホの白い馬」を思い出してちょっと感動。)

〉唐代の音楽を調べたことがあって、当時の音楽を再現した公演のビデオを持ってます。唐代の音楽は日本の雅楽のルーツにもなりました。
〉最近揚琴を生で聞いてCDも購入しました。とっても豪華で華麗な音です。
〉揚琴のルーツはペルシアのサントゥールという楽器です。揚琴と同じくこまかい弦をたくさん張って、細いバチで叩きます。これが西へ行くとツィンバロムという名前になり、ハンガリーでジプシー音楽に取り入れられました。今もジプシー音楽に欠かせない楽器です。ハンガリー以外では「ハンマーダルシマー」とも呼ばれます。これが弦をはじくのに鍵盤を使うようになりチェンバロになりました。

唐代の音楽って雅楽とかなり近いものなのですか?
音楽や楽器のルーツも面白いものですね〜。
違う楽器と思っているものも、もとをたどれば一緒だったりするのですね。
もとが同じ楽器だった楽器の音を聴き比べてみても楽しそう。

アジアから渡っていった西洋の楽器もたくさんあるのでしょうね。
近いうちにいろんな楽器のCDを見てこようと思いました。

それでは。


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6717. Re: 雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/10/15(00:26)

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みちるさん、

〉ヴァイオリンも二胡も馬頭琴がもとだったのですか。
〉知りませんでした。じゃあ、兄弟みたいなものなのですね。
〉馬頭琴の音色も似た感じなのですか?
〉(「スーホの白い馬」を思い出してちょっと感動。)

馬頭琴は少し大きいので音がやや低めです。その演奏会の時はサン・サーンスの「白鳥」も弾きました。ヴァイオリンとチェロの間みたいな感じでしょうか。

〉唐代の音楽って雅楽とかなり近いものなのですか?
〉音楽や楽器のルーツも面白いものですね〜。

唐代の楽器や奏法が日本に入って雅楽になりましたから。しかし唐の音楽はバラエティに富んでいて、雅楽のような音楽の他色々な種類の音楽がありました。ペルシアやインドなど西方から楽器や音楽が伝わったので、それが中国の伝統音楽と混ざったりしてたくさんの種類の音楽がありました。復元音楽を聴くと、テンポの早いエキゾチックな音楽もありました。

〉アジアから渡っていった西洋の楽器もたくさんあるのでしょうね。
〉近いうちにいろんな楽器のCDを見てこようと思いました。

琵琶もペルシア起源で、ヨーロッパに行ってリュートになったそうです。

それでは…。


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[♪] 6722. Re: 雑談

お名前: 酒井@SSS
投稿日: 2003/10/15(09:45)

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杏樹さん、みちるさん、こんにちは!

〉〉ヴァイオリンも二胡も馬頭琴がもとだったのですか。
〉〉知りませんでした。じゃあ、兄弟みたいなものなのですね。
〉〉馬頭琴の音色も似た感じなのですか?
〉〉(「スーホの白い馬」を思い出してちょっと感動。)

先週末は3日間仙台におりました。大学生協に多読への
協力をお願いするためです。そこで、馬頭琴を聞いたのです!
馬が走る様を曲にしたもので、すごかった!

まるで聞いているぼくが馬に乗っていて、馬の筋肉の動きや
震えが体に伝わってくるようでありました。ちょうどここで
二胡だ馬頭琴だと話に花が咲いている折りもおり・・・
演奏した人はCDを出しているというので、買おうと思っています。

ちょっとちがうけど津軽三味線みたいなすさまじい表現力ですね。

〉琵琶もペルシア起源で、ヨーロッパに行ってリュートになったそうです。

相変わらず杏樹さんの博学ぶり!

では、雑談にいつまでも花が咲き続けますよう!


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6733. Re: 雑談

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/10/15(19:36)

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杏樹さん、酒井先生、こんにちは。

〉馬頭琴は少し大きいので音がやや低めです。その演奏会の時はサン・サーンスの「白鳥」も弾きました。ヴァイオリンとチェロの間みたいな感じでしょうか。

ヴァイオリンとチェロの間みたいなら、やわらかい音なのですね。

〉〉唐代の音楽って雅楽とかなり近いものなのですか?
〉〉音楽や楽器のルーツも面白いものですね〜。
〉唐代の楽器や奏法が日本に入って雅楽になりましたから。しかし唐の音楽はバラエティに富んでいて、雅楽のような音楽の他色々な種類の音楽がありました。ペルシアやインドなど西方から楽器や音楽が伝わったので、それが中国の伝統音楽と混ざったりしてたくさんの種類の音楽がありました。復元音楽を聴くと、テンポの早いエキゾチックな音楽もありました。

〉琵琶もペルシア起源で、ヨーロッパに行ってリュートになったそうです。

楽器はペルシア起源のものが多いようですね。
音楽のもとをたどると、ペルシアのものが多いのかしら?
唐代の入り交じった音楽面白そうですね。
復元音楽のCDみたいなのがあったら欲しいです。

〉先週末は3日間仙台におりました。大学生協に多読への
〉協力をお願いするためです。そこで、馬頭琴を聞いたのです!
〉馬が走る様を曲にしたもので、すごかった!

〉まるで聞いているぼくが馬に乗っていて、馬の筋肉の動きや
〉震えが体に伝わってくるようでありました。ちょうどここで
〉二胡だ馬頭琴だと話に花が咲いている折りもおり・・・
〉演奏した人はCDを出しているというので、買おうと思っています。

わぁ!うらやましいです!
やっぱり馬の動きが伝わってくるようなのですね。
もしよろしければ、演者のお名前教えていただけませんか?
生にははるかに及ばないでしょうが、それでも聴いてみたいです!

〉相変わらず杏樹さんの博学ぶり!

ほんとに、素晴らしいですよね!

〉では、雑談にいつまでも花が咲き続けますよう!

杏樹さん、いつまでも花を咲かしていいそうです!

それではー。


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6751. Re: 雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/10/16(00:21)

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みちるさん、酒井先生

〉〉馬頭琴は少し大きいので音がやや低めです。その演奏会の時はサン・サーンスの「白鳥」も弾きました。ヴァイオリンとチェロの間みたいな感じでしょうか。

〉ヴァイオリンとチェロの間みたいなら、やわらかい音なのですね。

みちるさんが二胡で馬が駈けるような曲があったと書いてありますので、それよりやや低めの音でイメージすればいいかもしれません。
私は「中国語ジャーナル」というCDつき雑誌を購読していますが、今月は二胡奏者の許可さんのインタビューが収録されていて、二胡の演奏もありました。「くまんばちの飛行」なんて曲も弾いています。また「賽馬」という曲も演奏していました。

〉楽器はペルシア起源のものが多いようですね。
〉音楽のもとをたどると、ペルシアのものが多いのかしら?
〉唐代の入り交じった音楽面白そうですね。
〉復元音楽のCDみたいなのがあったら欲しいです。

古代ペルシア起源の楽器は多いようです。唐代にはペルシアの踊りも入ってきて、西域の美女がくるくる回って踊るのがもてはやされました。唐代の中国は西域との交易が盛んな時代で、特に都の長安では西域ものが大流行しました。音楽や踊りのほか、ぶどうやざくろなどの果物、ペルシア風のデザインのガラスや銀の器、唐草模様などペルシア起源の模様がどんどん入ってきました。これが日本にも入ってきて正倉院に残っていたりするわけです。
唐代音楽CDはなかなか見かけないようです。私は演奏会の時にビデオを予約販売していたのと、中国へ行った時に買ったカセットテープを持ってますが…。

〉〉では、雑談にいつまでも花が咲き続けますよう!

〉杏樹さん、いつまでも花を咲かしていいそうです!

どこまで続くんでしょうか?
私は東洋史専攻で中央アジアと唐代の文化が特に専門なので、こっちに話題がきたらいくらでも語ってしまうんですが、いいのかな〜。

〉それではー。

ではでは。


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6769. Re: 雑談

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/10/16(17:30)

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杏樹さん、こんにちは。

〉みちるさんが二胡で馬が駈けるような曲があったと書いてありますので、それよりやや低めの音でイメージすればいいかもしれません。

なんとなく想像できるのですが、やっぱり馬頭琴も聞いてみたい・・・。
昨日、HMVにいったのですが、馬頭琴はありませんでした。残念。
それにしても、いつの間にか胡弓の売場が増えていてびっくり。
馬頭琴はAmazonで一枚見つけたので、それを買ってみようと思います。

〉私は「中国語ジャーナル」というCDつき雑誌を購読していますが、今月は二胡奏者の許可さんのインタビューが収録されていて、二胡の演奏もありました。「くまんばちの飛行」なんて曲も弾いています。また「賽馬」という曲も演奏していました。

許可さんのはアルバム一枚持っています。
中国語ジャーナルで二胡の演奏入りっていうのはなんだかいいですね。

〉古代ペルシア起源の楽器は多いようです。唐代にはペルシアの踊りも入ってきて、西域の美女がくるくる回って踊るのがもてはやされました。唐代の中国は西域との交易が盛んな時代で、特に都の長安では西域ものが大流行しました。音楽や踊りのほか、ぶどうやざくろなどの果物、ペルシア風のデザインのガラスや銀の器、唐草模様などペルシア起源の模様がどんどん入ってきました。これが日本にも入ってきて正倉院に残っていたりするわけです。

こうなったらペルシアの音楽も聞いてみたくなりました。
楽器の発祥地の音楽・・・魅力的です。
音楽に踊り、唐草模様、ガラス・・・想像するだけで華やかでいいですね。

〉唐代音楽CDはなかなか見かけないようです。私は演奏会の時にビデオを予約販売していたのと、中国へ行った時に買ったカセットテープを持ってますが…。

やっぱりなかなかないんですね・・・。

〉どこまで続くんでしょうか?
〉私は東洋史専攻で中央アジアと唐代の文化が特に専門なので、こっちに話題がきたらいくらでも語ってしまうんですが、いいのかな〜。

まさに、ご専門なのですね!いろいろ聞かせてください。

そういえば、中国音楽のCDをくれたのは、ネットのお友達の大学生の男の子
なのですが、彼のサイト、中国関係のコンテンツがメインなので、杏樹さんなら
楽しまれるかもと思いますので、ちょっとご紹介。
[url:http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/4055/]

ではでは。


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6794. Re: 雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/10/17(01:12)

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みちるさん、こんにちは。

〉なんとなく想像できるのですが、やっぱり馬頭琴も聞いてみたい・・・。
〉昨日、HMVにいったのですが、馬頭琴はありませんでした。残念。
〉それにしても、いつの間にか胡弓の売場が増えていてびっくり。
〉馬頭琴はAmazonで一枚見つけたので、それを買ってみようと思います。

馬頭琴ならありそうですけどね。Amazonで見つかったのならよかったです。
最近は二胡が中国の民族音楽の代名詞のようになっていますね。

〉許可さんのはアルバム一枚持っています。
〉中国語ジャーナルで二胡の演奏入りっていうのはなんだかいいですね。

許可さんのアルバムを持ってるとは。
中国語ジャーナルでは最近毎月民族楽器を一つずつ紹介しています。二胡は許可さんのインタビューの中で弾いているので、それとは別ですが。今月の民族楽器は「笙」でした。日本の雅楽にも入っている楽器です。二胡はモンゴル起源なので唐代よりもずっと後にできた楽器です。

〉そういえば、中国音楽のCDをくれたのは、ネットのお友達の大学生の男の子
〉なのですが、彼のサイト、中国関係のコンテンツがメインなので、杏樹さんなら
〉楽しまれるかもと思いますので、ちょっとご紹介。
[url:http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/4055/]

おもしろそうなサイトですね。文学紹介など詳しくて。

それでは…。


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6855. Re: 雑談

お名前: みちる http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3112/
投稿日: 2003/10/18(23:41)

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杏樹さん、こんにちは。

〉許可さんのアルバムを持ってるとは。

数年前まで、中国音楽ではなくて二胡が聞きたいと思うと、クラシックコーナーの
許可さんくらいしか見あたらなかったのですよね。
それを考えると今はすごいです。

〉中国語ジャーナルでは最近毎月民族楽器を一つずつ紹介しています。二胡は許可さんのインタビューの中で弾いているので、それとは別ですが。今月の民族楽器は「笙」でした。日本の雅楽にも入っている楽器です。二胡はモンゴル起源なので唐代よりもずっと後にできた楽器です。

楽器の紹介まであるのですね。
中国語ジャーナル読みたくなってきました。
日本の古典的な楽器というのはほとんど中国からとなるのですね。
二胡は新しい楽器なんですね。
唐代の音楽って今の中国音楽として聞いているものとはだいぶん違うのですね。

それでは。


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6863. Re: 雑談

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/10/19(00:57)

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みちるさん

さっき500万語通過のお祝いレスを書いてからこのレスに気がつきました。
まだまだひっぱっていいのかなと思いつつ…。

〉〉中国語ジャーナルでは最近毎月民族楽器を一つずつ紹介しています。二胡は許可さんのインタビューの中で弾いているので、それとは別ですが。今月の民族楽器は「笙」でした。日本の雅楽にも入っている楽器です。二胡はモンゴル起源なので唐代よりもずっと後にできた楽器です。

〉楽器の紹介まであるのですね。
〉中国語ジャーナル読みたくなってきました。
〉日本の古典的な楽器というのはほとんど中国からとなるのですね。
〉二胡は新しい楽器なんですね。
〉唐代の音楽って今の中国音楽として聞いているものとはだいぶん違うのですね。

「復元」なので、どれぐらい当時のものと同じなのかわからない部分もありますけど…。唐代は日本では奈良時代のあたりですので、今の「中国」イメージとはいろいろな面で違っているはずです。雅楽のほかに、正倉院の宝物や奈良の寺院建築などは唐から入ってきたものが多いので、そのあたりをベースにイメージした方が近かったりします。

みちるさんは東京近辺の方ですか?
たしか11月に「天平楽府(てんぴょうがふ)」コンサートがあるはずです。今年4月に大阪で行われたのですが、11月に東京でもすると聞いたので…。
その時の正式タイトルは

朝日カルチャーセンター開講25年記念講座
正倉院復元楽器を奏でる「天平楽府」コンサート

です。

それでは…。


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