Re: 1語もつもれば、400万語!

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/21(20:53)]

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1980. Re: 1語もつもれば、400万語!

お名前: 秋男
投稿日: 2003/6/14(15:10)

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 ポロンさん、400万語通過おめでとうございます!!!! 秋男@大胆出遅れ です。

 いや〜、もう、なんていうか、到達レベルが凄いですね。
 恐れ入りました。お白洲に額をこすりつけてひれ伏しておりまするぅ〜。

 ご報告、しっっっかり読ませていただきました。
 特に、

〉●Pleasing the Ghost / Sharon Creech (Lv3)
〉●The Dead Zone / Stephen King (Lv9)
〉●Gift from the Sea / Anne Morrow Lindbergh (Lv8)

 の御紹介を読んで、食指がぐらり〜んと動きました。(食指はぐらり〜んとは動かない)
 リンドバーグは、the Lindbergh Actという法律のもととなった悲しい事件があるので、
 御夫婦がそれを乗り越えて、後年どういう心境に至ったのかを知りたいです。
 (そういう本じゃない?)

〉 300万語過ぎて、「積み重ねれば読める」という実感はさらに強くなりました。

 ほんとにね〜。読めないと思ってたものが、何十万語かぶりに読んだらワケなく
 読めてしまいますもんねー。
 わたしも、まだまだではありますが、「このまま行けば何でも読めるようになる」
 という気持ちはどんどん強まってますね。

〉 今は、それぞれの作家がどんな文体なのか、そんなことを
〉 考えながら読むのが楽しいです。

 すごいですね・・・

〉 こうなると、もう翻訳では読めません。(エッヘン!)
〉 しょせん、英語と日本語とは違う文化を担った全く異なる言語なのですね。

 そうですね。
 わたし今"Flowers for Algernon"を読んでます。だいぶ前に邦訳を読みました。
 その翻訳は巧かったんだなあと今あらためて思っているのですが、やっぱり、
 原文が読めるなら原文のほうが、と思ってしまいますね。この本は、手術によって
 超かしこくなる青年の物語ですが、この「かしこい」にあたる日常語が英米には
 いくつもあるというように、知性とか頭の良し悪しに対するこだわりが、日本よりも
 非常に強いのではないかと思います。そういう基盤の違いがあるためか、原作のほうが
 すんなり読めるような気がしています。

 このごろは、面白そうな邦訳本をチェックしてその原作を注文する、ということを
 始めています。

〉 これから読んでみたいのは、ゲド戦記。 
〉 サトクリフやキングの他の作品も読んでみたいです。
〉 ハリー・ボッシュは100万語に1冊は読むつもり。

 どんどん楽しくなってきてますね!

〉 そうだ、多読工作でひっかかったRed Dragon も入れとかないと!

 人聞きが悪いですね。(笑)

〉 でも、この100万語で読んだレベル2〜3の本が、しんしんと
〉 心に染み入るように入ってきたので、このレベルでみなさんおすすめの
〉 本もどんどん読んでいきたいです。

 そう。レベル0とかの本でも、あとになって読むと、はじめ読んだときとはガラリと
 変わってたりしますね。文体とかリズムとか、味わえてなかったことに気付きます。
 「しんしんと心に染み入る」 いい言葉です。季節はずれやけど。(笑)

〉 とうてい卒業できそうにありません。(^^)
〉 これからも、どうぞよろしくお願いします!

 卒業なんかしないで、これからも遊んでください!

 ではでは!


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2027. Re:秋男さん、ありがとうございます!

お名前: ポロン
投稿日: 2003/6/15(23:31)

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秋男さん、こんばんは!

〉 ポロンさん、400万語通過おめでとうございます!!!! 秋男@大胆出遅れ です。

ありがとうございます!
数日たってからレスをいただくと、かえってうれしさ倍増だったりします。^^

〉 いや〜、もう、なんていうか、到達レベルが凄いですね。
〉 恐れ入りました。お白洲に額をこすりつけてひれ伏しておりまするぅ〜。

どうぞ、お顔をあげてくださいまし〜。
ひゅーさま(←一度言ってみたかった)の美貌に、もしやきずでもついては・・・・(オロオロ)

〉〉●Pleasing the Ghost / Sharon Creech (Lv3)
〉〉●The Dead Zone / Stephen King (Lv9)
〉〉●Gift from the Sea / Anne Morrow Lindbergh (Lv8)

〉 の御紹介を読んで、食指がぐらり〜んと動きました。(食指はぐらり〜んとは動かない)
〉 リンドバーグは、the Lindbergh Actという法律のもととなった悲しい事件があるので、
〉 御夫婦がそれを乗り越えて、後年どういう心境に至ったのかを知りたいです。
〉 (そういう本じゃない?)

この随筆では、リンドバーグさんは自分の職業人としての履歴や
お子さんの誘拐事件のことには一切ふれていないのです。
1955年という年代では圧倒的だった、結婚して子どもが4〜5人いて、日常の
雑事に追われる主婦としての立場から、女性の人生を考察しています。
だからといって、今でもけっして色あせることはなく、現代の
充実した人生を送る人たちの心の琴線にふれるところがたくさん
あると思いました。
秋男さんのおっしゃるとおり、悲しい事件を経てこそ、あのような深い
洞察に満ちた哲学をもつにいたったのだとも思います。
夫妻が晩年を過ごしたハワイのマウイ島と、本書に書かれている
風景が重なってじ〜んときました。

〉〉 こうなると、もう翻訳では読めません。(エッヘン!)
〉〉 しょせん、英語と日本語とは違う文化を担った全く異なる言語なのですね。

〉 そうですね。
〉 わたし今"Flowers for Algernon"を読んでます。だいぶ前に邦訳を読みました。
〉 その翻訳は巧かったんだなあと今あらためて思っているのですが、やっぱり、
〉 原文が読めるなら原文のほうが、と思ってしまいますね。この本は、手術によって
〉 超かしこくなる青年の物語ですが、この「かしこい」にあたる日常語が英米には
〉 いくつもあるというように、知性とか頭の良し悪しに対するこだわりが、日本よりも
〉 非常に強いのではないかと思います。そういう基盤の違いがあるためか、原作のほうが
〉 すんなり読めるような気がしています。

「アルジャーノンに花束を」の邦訳は私もだいぶ前に読みました。
ほんとうですね。これは、原書ではどういう風に表現されているのか
読んでみたいですね。原書でこそ、深い意味がよく伝わってくる本なのでしょうね。

話は少しそれますが、秋男さんは”Babe The Sheep-Pig"の感想で、
同じことをおっしゃってましたね。
「西欧の人は、かしこいかどうかということにすごくこだわる」と。
私はその後原作の”The Sheep-Pig"を読んで、動物を人間の都合の
いい枠組みの中でかしこいかどうか、としてとらえていることに、
ちょっと違和感を感じてしまいました。
Babeは文句なくかわいいし、映画は大好きなんですけど。
ストレートに感動まではできなかったです。

〉 このごろは、面白そうな邦訳本をチェックしてその原作を注文する、ということを
〉 始めています。

これから、ますます秋男さんの読まれる本が楽しみです!

秋男さんの次のご報告は、オーメン?それとも777?
どちらにしても、楽しみにしていまーす!(^○^)


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