第54回 SSS大阪絵本の会 活動報告

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[報告] 8510. 第54回 SSS大阪絵本の会 活動報告

お名前: Kaako
投稿日: 2006/1/24(17:46)

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寒い日が続いていますね。
雪の多い土地の方、大変な思いされているのでしょうね。
風邪やインフルエンザにも気をつけてくださいね。
2006年初のSSS大阪絵本の会の例会が行われました。
みなさま、今年もよろしくお願いします。 (報告 Kaako)

1月10日(火) 参加者 6名(ゲスト ヨム象さん、sakuriさん)

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★絵本紹介★

■Diary of a Worm / Doreen Cronin ,Pictures by Harry Bliss

先日参加させていただいたHanahou倶楽部で
しおさんが紹介されていた絵本です。
あまりの面白さに「大阪の皆とこの笑いを分かち合いたい!」と
早速、紹介させていただきました。

Wormくんの日記です。
文章に爆笑、絵を見て表情の豊かさにまた爆笑。
とにかく笑える絵本です。(ぷーさん)

Hanahou倶楽部第9回活動報告
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=8435]

■What Will I Do Without You / Sally Grindley & Penny Dann

冬眠に入ったJefferson Bear。
残されたFiggy Twosocks(子狐)の心の動きが描かれています

小さいものの気持ちが愛らしい絵でとてもうまく表されており
ホカホカのビッグクッションみたいなJBの笑顔で
こちらの心もあったかくなります。(ユニコ〉

■I Love You, Blue Kangaroo! / Emma Chichester Clark(書評あり)

Blue KangarooはLilyのお気に入りです。
でもおばさんが来て、おじさんが来て、誕生日も来て
Lilyのもとにぬいぐるみがいっぱい集まりました。
Blue Kangarooは少し取り残された気分です。(ユニコ)

■The Long, Blue Blazer / Jeanne Willis, Illustrations by Susan Varley

ある雪の日、幼稚園にやってきた男の子は長い青色のコートを着ていました。
部屋に入っても、何をやるときも、彼はそのコートをぬぎません。
お帰りの時間になって、お母さんが現れないので、いっしょに
家につれて帰ることになりました。その夜、大きな光と音がして。

劇的(?)な最後が面白くて、好きなのです。   (ヨム象)
  
第20回SSS大阪絵本の会 活動報告でも紹介されました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=4925]

-----Jan Brettさんの絵本が3冊紹介されました-----

■The Town Mouse and the Country Mouse / Jan Brett(書評あり)

丁寧に書き込まれているあれこれがかわいい。
切手やコインが描かれています。5円玉なんかもあったりします。
主になるお話が真ん中に描かれていて、
額縁のような縁の絵にまた物語があります。同時進行するのです。
お話は、ご存知の都会のねずみと田舎のねずみが生活をとっかえっこするおはなしです。
表紙の絵は、都会のねずみのだんなさんが田舎のねずみの奥さんに鍵を渡しているところ。
                                 (Kaako)

■The Owl and the Pussycat / Edward Lear, Illustrated by Jan Brett(書評あり)

これはEdward Learの詩にJan Brettが絵をつけています。
みみずくさんが子猫のお嬢さんに求婚します。
ナンセンスな詩ですが、絵がとってもきれいです。
どこの南の島で結婚しているのかしら?熱帯魚も祝ってくれます。(Kaako)

■The Hat / Jan Brett (書評あり)

冬が近づいてきます。リサは冬物をいっせいに干します。
風が、毛糸のストッキングを片方、落としてしまいました。
そこに好奇心いっぱいの針ネズミがやってきて、
なんだろうと、頭を突っ込んだら、抜けない!
農場じゅうの動物にあれこれ言い訳をする針ネズミ。
こっけいな姿を笑いながらも、ちょっぴりウラヤマシイ動物達がやったことは・・
・。

中央の絵を縁取るように、窓枠に設けられた別のお話が描かれ
二つも三つも楽しめます。      (ヨム象)

★読み聞かせ★

■Six Dinner Sid / Inga Moore(書評あり)

6軒の家を渡り歩き1日6回もdinnerを食べる、したたかな黒猫Sid。
どの家の主人も自分の飼い猫と思っていました。
ところがある日、ばれてしまって・・・

「ユーモアあふれる展開を期待してたのに、
作者の話の持っていきかたが、いかにも大人的。」と感想を述べたら
「て、言うか、Sidはいかにも猫的」という声が。
なるほど、猫ってそうなんだ〜。(犬派のテレジア)

★シャドーイングによるストーリーテリング★

■Goldilocks and the Three Bears / Retelling by Audrey Daly(書評あり)
Ladybird Favourite Tales
テープB面より
"The Special Treat for the Three Bears"

クマの親子が散歩に出かけている間に、勝手に家に上がり込み、Baby Bearのおかゆ
をたいらげ、椅子をこわし、ベッドで眠っているところを見つかり命からがら逃げ帰っ
たGoldilocksという女の子。
その後、どうなったのでしょう?
女の子はおおいに反省し、お詫びの印としてクマさんの大好物をお母さんと一緒に届
けることになりました。

Ladybird Favourite TalesのテープB面には創作話が入っています。スクリプトはあ
りません。このお話は7分ぐらいです。ストーリーは単純で追いやすいのですが、速
度的には速いかもしれません。スピードにさえ乗れれば、かん高い女性の声はクリア
で聴き取りやすいです。(テレジア)

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オランダから、いつものようにKianさんが絵本を紹介してくれました。
ヨーロッパの冬は寒そうですね。コートは欠かせませんね。

■Joseph Had a Little Overcoat / Simms Taback

ジョセフはボロボロの古いコートを持っていました。
そこで、そのコートからジャケットを作りました。
ジャケットが古くボロボロになると、次はベストを作りました。
・・・この調子でどんどん小さくなっていくのですが、
しかけとコラージュが凝っていて、
とってもとっても楽しい絵本になっています。
ページの隅々まで眺める時間のなんと至福なこと!
I had a Little Overcoat.というユダヤ民謡が元になっているそうです。
2000年、コルデコット賞受賞作品です。(Kian)

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〓次回の例会のお知らせ〓

次回のSSS大阪絵本の会の例会は
2月14日(火)
2月28日(火)
大阪駅周辺を予定しています。
「絵本の会に参加してみたい」というあなた!
この活動報告に【参加希望】の形で返信していただいて、
sss_ehonnokaiあっとinfoseek.jp までメールを送付してください。
お待ちしています。


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