Re: 読み聞かせのコツは?

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/5/17(21:07)]

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[賛成] 161. Re: 読み聞かせのコツは?

お名前: SSS 酒井邦秀
投稿日: 2003/2/8(02:09)

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もうー、これはとってもすごい話ですね!
こういう例がたくさん集まると、「ゼロからの多読」を
どうやったいいか、はっきりしてきますね!

〉読む前に「お父さんが英語の本を読んでやるからどんな話か考えてごらん」
〉といって絵を見せながらひととおり読んだ後で「『Hide and Seek』の意味
〉わかった?」と聞くと小1の弟のほうが「かくれんぼだ」と答えました。
〉2回目を読み始めたところ、なんと弟のほうが「じゃあ、『Can you see us?』
〉は『もういいよ』っていうこと?」と言ったのでびっくりしました。
〉こどもの想像力や発想力は、本当におとな以上ですね。

本当にそうだと思います。
こういうことはいままで世界でもほとんど注目されてこなかった
のではないだろうか?「何か教えなければならない」って、
重いコンダラを抱えていたんですよね、ぼくたちみんな。

興味を持てばこどもは自分で何でも獲得していくわけだ!

〉構文だとか文法だとかに下手にとらわれてしまうおとなより、
〉こどものほうが自然な形で英語を理解できるのかもしれませんね。

そうなんです。だから外国語を身につけたいならば、
文法からはいるのではなく、「子どもになること」を心がけた方が
よさそうだと思うのです。

〉実は、私が英文を読み始めたところ、小1の弟のほうが私が読んだ後に続けて
〉シャドウイングしだしました。

最近千葉県の小学校でボランティアで読み聞かせをはじめた人が
やはり子どもたちが自然にシャドーイングをはじめたといって
おどろいていました。聞こえてくる言葉が楽しいと、自分でも
繰り返したくなるんでしょうね。

シャドーイング推進派としては千人力の応援を得た気がします。

〉自分の発音の悪さもも、一種のなまりだと考えて、もっと気楽に
〉こどもと英語でコミュニケーションをとりながら楽しみたいと思います。
〉今日は、小4のお兄ちゃんのほうはあまり乗ってこなかったのですが、
〉強制的にやらせてもかえってよくないと思うので、
〉あまりあせらず気長に親子で多読を続けたいと思います。

はい、どうか気長に、楽しくお続けください。
そのうちきっとお兄ちゃんも入ってきますよ。


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[喜] 166. Re: 読み聞かせのコツは?−−酒井先生ありがとう

お名前: まりあ
投稿日: 2003/2/8(19:00)

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酒井先生、今晩は。 まりあです。

   酒井先生がこの板にも目を通して下さってると知り、
大いに力強く感じています。ありがとうございます。

   最近、こども英検とかも出来、幼い子に単語や反対語の
カード訓練、文法、穴埋め問題までやらせる塾が増えています。
英米では、絵本のやさしいものはストーリーがなくてrhymeですし、
児童書から仄聞する範囲では、低学年ではやはりrhymeを習い
学年が進むとスペルテストの様子です。それなのにrhymeを
教えます、という宣伝はまだ見たことがありません。大人の
英語学習システム以上に???なことがまかり通っています。

酒井先生の次著は「もっとどうして英語が使えない」とか
「どうして英語が使えない−中学生版」が必要となりかねない
勢いです。子ども英語の世界の方が、より一層酒井先生の
ご助言が必要とされているかも知れません。

   
〉もうー、これはとってもすごい話ですね!
〉こういう例がたくさん集まると、「ゼロからの多読」を
〉どうやったいいか、はっきりしてきますね!

   うちの子は、こんな風に読んだ!という、子どもの
素晴らしい能力についての報告をどんどん寄せて頂きたいですね。
ちょっと嬉しい自慢、も兼ねて頂いて良いと思います。
「ゼロからの多読」の手法も構築できるし、大人の多読にも
大いに参考になるはずですから。

〉興味を持てばこどもは自分で何でも獲得していくわけだ!

   でも、子どもがどんなことから興味を持つかは千差万別、
2歳なら動物とか3歳なら乗り物、というように順番が決まっては
いません。この子が何を覚えたがっているか、わかる人がいると
すれば親なんですよね。お父様、お母様はその点でプロの英語の
先生に勝るところがあるわけですから、お子さんが興味をもてる
もの楽しめるものを選んで、ご一緒に楽しく読んで頂きたいと
願っています。

Happy Family Reading!


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