2013 SEG

中1多読クラスのBACEテスト、全国の高1平均を6年連続上回る

 SEGの多読コースでは、英語の力は「初見の英文をどう理解できるか?」で判定されるべきだと考えています。授業内容に沿った試験で良い点をとっても、授業でやったことのない英文が理解できないのでは、本当の実力とはいえないからです。この試験ポリシーに沿って、年2回、外部試験を全受講生対象に実施し、伸びを測定し、弱点が発見されればカリキュラムを微調整しています。
 BACEは、英語運用能力評価協会(ELPA)が主催する、高校1年生対象の300点満点のTOEIC形式の英語力判定試験です。英検での取得級との対応は、ほぼ次の様になっています。
英検の級 2級 準2級 3級 4級 5級
BACE受験者の英検取得者の平均点 252 224 180 155 145

SEG多読クラス中1生は、ほぼ全員が、2013年1月に高1生用のBACEを受験し、2007年以来、6年連続で、全国の高1生の平均を上回りました。
SEGの中1多読生と、高1の全国の受験者の得点平均、上位1/3の平均、下位1/3の平均、その比は次の通りです。

語彙
文法
読解 聴解 総合点
満点(300) 100 100 100 300
中1多読全体平均 47.4 56.1 62.6 166.1
全国高1全体平均 53.7 50.2 51.9 155.7
全国高1との比 0.88 1.12 1.21 1.07
中1多読 上位1/3 58.6 71.6 78.1 208.3
全国高1上位1/3 74.2 69.9 67.9 212.0
全国高1との比 0.79 1.02 1.15 0.98
中1多読 下位1/3 37.4 43.8 47.2 128.4
全国高1下位1/3 36.0 31.8 37.8 105.5
全国高1との比 1.04 1.38 1.25 1.22

語彙・文法では、全国の高1生より低い得点ですが、読解・聴解で、全体平均、上位平均、下位平均いずれでも、全国の高1平均を上回っています。
今年は、上位1/3の平均が、わずかに、高1上位1/3の平均に届きませんでしたが、中1多読下位1/3が全国高1下位1/3より非常に良い成績を納めたこともあり、全体平均では、6年連続、中1多読平均が、全国高1平均を上回りました。

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(2013/02/21 文責 古川昭夫)

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