私としては、ダール得意の"キレ"を感じられなかったなぁ。
Mr. Fox が手を止める時の会話を除いて、ホンワカしている物語。
でも、Farmer Bean の野性味にウ~ッとした(笑)
言葉遊びや唄などが少なく、単純にストーリーが楽しめる作品。
ダールの本の中で、言葉遊びが少ないので
これは一番読みやすいかもしれませんね。
何も考えず読むと、ただただ楽しいのですが
ふっと、共食いにならないのかなぁとか
共存は難しいのかなぁとか、殺し合いなんだよなぁとか
そんな風に思ってしまうと、ちと苦しくなってしまいます。
20万語通過以来,金欠病でハタと多読が止まってしまい,悶々としていた時,偶然近くのBook-Offで見つけました。まだダールは早いかなあと思いつつ,読みたい誘惑には勝てず購入。そりゃわからない単語もけっこうあったけどストーリー勝ち。絵にも助けられて,テンポ良く読めました。最初の暗雲立ちこめた始まりから,どんどん挽回していく展開が面白かった。Mr.FOXの奥方がドレス着用でおしゃれですてきでした。早くお金貯めてダールシリーズ買いたい!
見るからに変人奇人の3人の農夫とかしこいキツネの攻防戦がおもしろかったです。いかにもダールらしい人を食ったようなところが見られますが、「The Twits」ほどひねくれていないので広くお勧めできます。最後の1行がふるってます。
なんとなく私の道徳観(なんだかんだと言っても盗みはマズイよなぁ)と一致しなかった事もあるかもしれませんが、可もなく不可もなく・・・といった印象を受けました。
リズムよく読めました。
ちょっと深読みかもしれませんが、Mr.Foxが尻尾を撃たれて痛くて眠れない時に
"I suppose I'm lucky to be alive at all." というセリフがあるんですが、
戦争に行っていただけあって重いセリフだなと感じました。
他にも戦争体験が反映しているようなセリフが多々ありました。
Mr.Foxがトンネルを掘っていくんですが、どうも塹壕と重なってしまいました。
話の展開が非常に!!!に面白いです。
こんな80ページくらいの中に涙あり、笑いありのドラマが繰り広げられます。
Dahlの中でも特におすすめのうちの1冊です。
とっても面白かった。Mr.FoxとMrs.Foxのやり取りがほのぼのしていたし、Small Foxesがかわいい。George's Marvelous Medicineより読みやすく、夢中になった。
家族のピンチを救うために一計を案じる賢いMr.Foxと、
キツネの子供たちが生き生きしていて楽しいお話です。
いろんな動物たちに出会ったり、物語の終盤には大ピンチもありますが、
Level3で十分読めると思うので、読んでみてください。
Geroge's Marvelous Medecineより易しいと思います。