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Medical downfall of the Tudors : Sex, Reproduction & Succession | ||||||
Sylvia Barbara Soberton | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 73,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Nonfiction:自然科学 , 歴史, 総ページ/ページ, メディア/書籍:ISBN 9788673062907(867306290X), 言語/English, 価格/ , サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/その他, 主対象年齢/ , 初版発行年/2020, 備考/ISBN : 9798673062906 kindle版ASIN : B08L713HRD |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
ヘンリー8世が6回結婚するなど、変わった話題の多いテューダー王朝。しかし、ヘンリー8世が再婚し続けたのは男の子が欲しかったからで、なぜ生まれなかったのかは重要なのですが、たいていの歴史書では当時の医学の話しかしません。この本では、現代医学の観点から、テューダー王朝の様々な側面を解明しようとしています。
ただ、キャサリン・オブ・アラゴンが極度の摂食障害、もしくは断食マニアで、ローマ法王が「妊娠中は断食しなくていい」という宣言を出している、というのの次の段落で「今まで歴史家が見落としてきたことがある」というので次もよほど妊娠可能性に関係する話が続くかと思えば、下あごが出ているというどうでもいい話が来るなど、トリビアが多すぎる。他の歴史家は、見た目にしか関係しないと思って、放置していたのでは? 面白いのは面白いのですが、期待していた医学的な話というより、トリビアを集めた感じですね。医学的な話というならもっとはっきりと、重要な話に絞ってほしかった。まあ、3ドルの本にそれを期待するのも無理だったかもしれません。【柊】 |