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Personality isn't permanent | ||||||
Benjamin Hardy | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 105,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Nonfiction:体・健康 , 自然科学, 総ページ/ページ, メディア/書籍:ISBN 9780593083321(0593083326), 言語/English, 価格/17.89 US$, サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/その他, 主対象年齢/ , 初版発行年/2020, 備考/Kindle版ASIN: B07N5H5C4N |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
著者は性格診断テストのおかげで結婚できないところだった。今の妻の両親が、4つしかタイプがないそのテストのために、著者を妻の元夫と同じく妻を殴るタイプだと判断したのだ。その上に、著者の高校時代の知人が、両親の離婚のために荒れていた時をもとに、関わらない方がいいタイプだと思っていてそう助言した。
著者は高校をぎりぎり卒業した2年後、教会の仕事を2年やり、人の立ち直りを支援する中で考え方が変わった。そのために大学で心理学を学び、今では博士号も取得した。3人の里子の親権を裁判で得た年に双子の娘も生まれ、1年の間に急に(法律的には)子どもがいない状態から5人の子持ちになった。今もどんどん変わっている最中で、以前の自分とは自分でも別人だと感じる。かつては恨んで離れた父親とも、今はいい友人だ。 また、本を書く際に協力してくれたアンドレは、トランペットをやめたために刑務所に入ったと語る。著者の子どもたちに「悪い人が刑務所に入るのではない。何かをあきらめた人間が行く」と言った。トランペットは、アンドレを信じてくれた教師との絆だった。トランペットを捨て「クールな」仲間に加わったアンドレは、強盗で服役し、刑務所の囚人のトップになろうと、刑務所の中でさらに傷害罪を重ねた。しかし、刑務所の中で殺人を犯す直前、囚人のトップという目標の空虚さに気づく。次の目標は、大学に入ることになった。しかも地元にあって唯一名前のわかる、ハーバード大学だ。心を入れ替えて勉強をしても、そこから15年かかった。今は犯罪を犯した人の立ち直りの支援をしている。 人は変われる。性格診断テストは根拠がない。では、どうやって変わるのか。かなり細かく書いてあります。【柊】 |