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Imprudent King : A New Life of Philip II | ||||||
Geoffrey Parker | ||||||
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YL(平均) | 8.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★ |
シリーズ名 | |
総語数 | 172,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Nonfiction:自伝・人物紹介 , 歴史, 総ページ/438ページ, メディア/書籍:ISBN 9780300216950(0300216955), 言語/English, 価格/ , サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/ , 初版発行年/2014, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★ 読みやすさレベル(YL):7.0 ~ 9.0 |
16世紀のスペイン王フェリペ二世は書いた書類が膨大すぎ、しかもその時あった紙に思いついたことをメモするくせがあったので、関係ある書類を探しあてるのが研究者にとっては大変だったとのこと。
お気に入りの大臣に仕事を丸投げしないのは父のカール5世・カルロス1世の方針だったらしいが、その結果一人で仕事を抱え込みすぎ、書類をフェリペにあげる諮問機関が多すぎ、まんべんなく全ての指示が数ヵ月遅れで、何もかも失敗した。しかも「今夜中の二時だ。起きているのは私だけ。誰か食べるものをくれ」というようなメモが多くて、孤独で過労で空腹だったために、あまり効率的な仕事具合でもなかったらしい。 どうしてこんな大国がイングランドにしてやられたのかと思いましたが、大国故に非効率的な運営だったのがよくわかりました。【柊】 |