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Dawn | ||||||
Yoshiki Tanaka Daniel Huddleston |
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★★ |
シリーズ名 | Legend of the Galactic Heroes 1 |
総語数 | 95,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Fiction:SF , 歴史, 総ページ/292ページ, メディア/書籍:ISBN 9781421584942(1421584948), 言語/English, 価格/15.99 US$, サイズ/, 縦205mm× 横134mm 厚み20mm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/ , 初版発行年/2016, 備考/出版社 : Haikasoru |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 |
タイトル:「銀河英雄伝説1 黎明編」 備考:田中芳樹著。最初の出版は徳間書店、1982年。現在は創元SF文庫にうつっている。マンガ版も途中まであり。 |
映画・ビデオ化 |
タイトル:「銀河英雄伝説」 備考:「銀河声優伝説」といわれるほど配役が豪華なアニメと、最近始まった実写がある。 |
書評委員のお薦め度:★★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
遠い遠い未来、人類が銀河系全体を支配している頃、皇帝を持つ国と、民主主義の国と2つの国があり、それぞれに戦争の天才がいた。
400年ほど前にルドルフという軍人が作ったゴールデンバウム王朝の、現在の皇帝の寵姫の弟ラインハルトは、皇帝に最愛の姉をとられて以来、姉と隣家の少年キルヒアイスと過ごしていた頃に戻りたいと思い、自分が皇帝を倒すしかないという野心を抱く天才。そのためには、軍人として最高の地位まで進むことが重要だと考え、少年のうちから前線に出ている。今回は最高司令官として出陣、フリー・プラネッツに三方から包囲されかけているため、退くのが常道という提督たちを一喝、包囲しかけているだけだというのを利用し、各個撃破する作戦を示す。忠実なキルヒアイスのみが、作戦の成功を信じている。 もう一方のフリー・プラネッツにいるヤンは「何となく」軍人になってしまったやる気のない、退役したいが口癖の、見た目も軍人らしくない、しかしとある作戦の「英雄」。今回の作戦で軍の司令部にはいたものの、ラインハルトの動きを読んだ作戦案は「悲観的すぎる」と却下された。しかし、実際にヤンの言ったとおりに動いたラインハルトの軍と激突。軍の旗艦が被弾、司令官を含む司令部の数名が怪我をしてしまい、残った中で一番階級の高かったヤンが指揮を執ることになる。ヤンは「我が軍は負けているが、最後に勝ちさえすれば問題ない。自分の言う通りにすれば生き残れる」とわざと大言壮語した。 この巻は、それぞれが自分の司令部を作ったりする、準備と、魅力的な部下たち(数が多いので、日本語版でもこの版でも名前と簡単な紹介のリストがある)の顔見せ。 歴史に関するうんちくが面白いのと、著者本人が中国の歴史小説の影響を受けた、架空の歴史小説だといっているので、ジャンルは歴史にもチェックを入れました。【柊】 |