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Victoria in the Wings | ||||||
Jean Plaidy | ||||||
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YL(平均) | 7.0 |
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お薦め度(平均) | ★★★★ |
シリーズ名 | Georgian saga 11 |
総語数 | 141,000語 (概算) |
その他詳細項目 | |
出版社/ , 種類/一般, ジャンル/Fiction:歴史, 総ページ/ページ, メディア/書籍:ISBN (), 言語/English, 価格/11.65 US$, サイズ/, 縦mm× 横mm 厚みmm 重さg, 装丁/ペーパーバック, 主対象年齢/ , 初版発行年/1972, 備考/ |
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音源 | [音源情報はありません] |
邦訳 | [邦訳出版物情報はありません] |
映画・ビデオ化 | [映画・ビデオ化情報はありません] |
書評委員のお薦め度:★★★★ 読みやすさレベル(YL):6.0 ~ 8.0 |
ナポレオンが負けた年、イングランドも打撃を受けた。国王ジョージ3世(精神的におかしいとして軟禁中)の唯一の孫シャルロット王女が子どもを産もうとして母子共に亡くなってしまったのだ。
ジョージ3世が自分の子どもは自分か議会の許可がない限り結婚できないとしたので、十何人も子どもがいるのに、長男で摂政のジョージしか子どもがいない。そのジョージの子どものシャルロットが死んでしまったのだ。 ジョージは妻と仲が悪く、もう子どもはできなさそうだ。弟たちは、自分か自分の子どもが国王になる夢を見て、仲良く暮らしていた愛人達と別れて結婚活動を始めた。 兄弟順で行くと、まずヨーク公のフレデリック。その次がクラレンス公ウィリアム、次がケント公エドワード、そして夫婦ともに多分人を複数殺しているカンバーランド(アーネストとフレデリカ)という順番。 実際に同情しているかは別としてとりあえず人に優しい言葉を掛けるジョージ、完璧な変人ウィリアム。子どもが偉大な女王になるという予言を受けたエドワード。兄に子どもが生まれたら殺してでも国王になりたいアーネストと、中々にコミカルです。 Queen Victoriaシリーズの前段という感じ。【柊】 |