固有名詞の読み方について

[掲示板: 読書のことなんでも -- 最新メッセージID: 652 // 時刻: 2021/10/16(17:18)]

管理用 HELP LOGIN    :    :



上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

58. 固有名詞の読み方について

お名前: SSS事務局 古川昭夫 http://www.seg.co.jp/fakio/
投稿日: 2002/12/11(10:56)

------------------------------

私はいろいろな国の言葉に興味があるのですが、ヨーロッパでは同じ名前がそれぞれの国によって全く違う読み方になるのが大変面白いと思います。英語以外のヨーロッパ語はほとんどつづりを見れば発音できるようになっているので、その規則に従って読むと全く番う発音になることもあり、また本当に違う名前になったり色々です。

例えば
Catherineは英語では「キャサリン」ですが、フランス語では「カトゥリーヌ」
フランス語は以後の「th」の音がなく、Hの音を読まないのと、「e」があいまいな「ウ」に近い音だからです。
ドイツ語では語尾が少しが変わって「カタリーナ」になります。

Richardは英語では「リチャード」ですが、フランス語は「リシャール」。
フランス語の「ch」は「シュ」に近い音なのと、語尾の子音は読まないからです。
ドイツ語では「リヒャルト」。「ch」の音と「d」の音の違いです。
スペイン語では「リカルド」。「h」の音は読まないで飛ばして「ca」になり、「r」は巻き舌になります。
だいたい単独の「r」の音はカタカナで表すのに英語の場合は長音「ー」で表記されますが、他の国は「ル」という音をはめることが多いです。

「John」(英:ジョン)、「Jean」(仏:ジャン)、「Johan」(独:ヨハン)、「Giovanni」(伊:ジョバンニ)、「Juan」(西:ホアン)
これはみな洗礼者として有名な「ヨハネ」。

「メアリーMary」はごく普通の名前ですが、フランス語の「Marie」、独伊西では「Maria」…つまり聖母マリアなんですね。

だから「このつづりは絶対こう読まなくてはならない」ということはないんですね。でも英語の発音は無法地帯のようで、決まりがなさすぎて読みにくいのは確か。
特に「A」は「エイ」なのか「ア」なのか、「I」は「アイ」なのか「イ」なのかがよく悩むところです。

でも悩みが残るのは数字です。
私の場合は全く「換算」ということは考えていませんでした。しかし問題は「読み方」です。年号なら二桁ずつ区切って読む、という知識はありますが、「1925」という年号が出てきた場合、「えーっと、まず19だからナインティーン、25だからトゥウェンティファイブ…」ということになります。だからスラスラ読もうと思って「せんきゅうひゃくにじゅうご」と読んで進んでは…いけませんか?
「The Gift of the Magi」に「$1.87」と出てきた時は最初どう読んでいいかわからず「いってんはちななドル」と読んでそのまま進みました。$12,000,000なんて考えてもわからないので「せんにひゃくまんドル」のまま進みました。

ついでにもうひとつ疑問です。
一応「読んだ後辞書をひくのは必ずしも禁止ではない」ということですよね。私は読み終わったあとどうしてもわからない言葉が残ると気になって辞書をひかずにはいられません。もともと多読を始める前、「デイリーコンサイス英和辞典」を買ったことで、持ち運びも便利でページが少ないせいか目的の単語も探しやすく、そのおかげで英語の本を数冊読むことができました。
ひとつの単語のおかげでわからなかったことがぱっとわかって読み進めることができた、という経験があるのでわからないままにしておくより辞書をひいてわかりたい、と思ってしまうのです。ついでに、以前から中国語をずっとやっていることもあって辞書には慣れており辞書をひくのが苦痛ではありません。
「The Gift of the Magi」の中の「Troubadour」は読み方もわからずすっきりしないまま読み終わりましたが、終わってから辞書をひいてみました。そうしたらフランス語読みをすればすぐわかる言葉でした。
今のところわからない言葉はあまりないので、読み終わってから確認する、程度で済んでいますが、これから語数が増えてわからない言葉がもっと出てきて「辞書さえひけばすぐわかるのに」と思うようになるのがコワイです 

杏樹

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
杏樹さん、こんばんは!

〉特に「A」は「エイ」なのか「ア」なのか、「I」は「アイ」なのか「イ」なのかがよく悩むところです。

Italian を「アイタリアン」、Iran を「「アイラーン」と
発音する人もいますからね・・・

〉でも悩みが残るのは数字です。
て「せんきゅうひゃくにじゅうご」と読んで進んでは…いけませんか?

ああ、それもいいですね。
ぼくはほかにも、たとえば$350,000を
「さんびゃくごじゅう、せんドル」と読んでもいいと
授業で言ってます。おなじようなものですが、
こちらは英語と日本語のあいだをとった(?)読み方。

〉ついでにもうひとつ疑問です。
〉ひとつの単語のおかげでわからなかったことがぱっとわかって読み進めることができた、という経験があるのでわからないままにしておくより辞書をひいてわかりたい、と思ってしまうのです。ついでに、以前から中国語をずっとやっていることもあって辞書には慣れており辞書をひくのが苦痛ではありません。

その「ぱっとわかって」をなんとか我慢して、
ぼわっとした理解のまま読み進めることはできないですか?
どうしてもスカッとした気分に早くなりたいですか?
今読んでいる本で、いますぐ気分爽快がいいですか?

深めの理解というのは我慢からしか生まれないとぼくは
思います。辞書ですかっとするのは、やっぱり危険が
ともないます。少なくとも、辞書依存症から抜け出すのが
遅くなる。どんなにまともな辞書制作者でも、ほんとは
辞書を使わずに、語の意味を分かっていくのがいちばんいいと
言うでしょう。それでも辞書があるのは、結局「時間の節約」
だと言うはずです。

まだ言葉を獲得途中のぼくたちは「時間の節約」なんていう
ぜいたくなことは言っていられないのでは?時間をたっぷり
注ぎ込むことでしか生きた知識は得られないと思います。

辞書を引くのが苦痛ではない、というのは、
かならずしもよいことではないと思います。
辞書を引くのはやっぱり100%の理解をしようと
しているのではないかな?そうだとしたら・・・

> 済んでいますが、これから語数が増えてわからない言葉が
もっと出てきて「辞書さえひけばすぐわかるのに」と思うように
なるのがコワイです。

ぼくもコワイです。
とにかくまだ3万語。まずはだまされたと思って、
辞書を忘れられるまで引かないことにしませんか?

どうしても忘れられなければ、それはそれでいいでしょう
(酒井)
--------------------------------------------------------
〉それで困るのが固有名詞です。
これは今までも何回も話題になっていますので、
「固有名詞」で掲示板を検索してみて下さい。

人名は、日本語だってわかりませんからね。
東海林さんはショウジさんかとおもうとトウカイリンさんだったり
しますから。 なので、とりあえず、いい加減でいいかと思います。
みんな適当にしています。

〉やっぱり、カセットを聞くとか多聴やシャドウイングが必要なのかな?
はい。それはそうだと思います。
(古川)
-----------------------------------------------------------------


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

60. うわっ

お名前: 杏樹
投稿日: 2002/12/9(22:51)

------------------------------

開いたら以前の自分の発言が出てきてビックリしました。

しかし…

>「メアリーMary」はごく普通の名前ですが、フランス語の「Mary」、独伊西では「Maria」…つまり聖母マリアなんですね。

つづりが間違ってました!!!
フランス語では「Marie」マリーです。
すみません。


タイトル一覧へ(返答順)(B)

タイトル一覧へ(日付順)


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.