Re: 「返り読み」について

[掲示板: 読書のことなんでも -- 最新メッセージID: 652 // 時刻: 2022/5/29(20:23)]

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197. Re: 「返り読み」について

お名前: 杏樹
投稿日: 2004/12/18(00:54)

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チクワさん、こんにちは。
うまくまとめて投稿してくださってありがとうございます。
私ならこうはうまく引越しできなかったでしょう…。

〉「返り読みをしない」はなにしろ基本原則として、長く語られ続けてきたので
〉簡単には、変えられないかな?でも誤解を招きやすいなら、やはり検討する価値はあるかな?
〉と、考えが揺れています・・・

私は本来「返り読み」とは文法ひっくり返し読みのことのみを指す事だと思っていました。だからこそ禁止されてきたのだと。だから原則を変えることにはならないと思いますが。

〉そして【akoさん】からuntilについてレポートがありました〜
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-b&c=t&id=7906#a7912]

〉(文法を分析、和訳につながる返り読みからの脱却ドキュメンタリーですね!)

そうですねー。多読によって言葉を習得していく過程がよくわかります。

〉そして【チクワ】は内容を確認する戻り読みについて・・・ (場所は上記のNo.7910です)

〉わたしは今現在「内容確認戻り読み」を解禁にしています。
〉(「浮きやすい」人が調子のあがらないときは、解禁せざるを得ない)
〉そうするようになったらあらためて、わからなかったことは先に行ってわかることが結構ある
〉と、再認識できました。
〉あれ、もう一回別の言い方、描写で語ってるわー、前にすすめばわかったなー、とか。

これは繰り返してこそわかることですね。ですから無駄とは言えないのでは。

〉「内容確認戻り読み」を否定している方も、もしかすると結構いらっしゃるかもしれません。
〉(結構/ちらほら・・・どっちかなー)
〉わたしも調子が出たらまた、やめてみたいです。とにかく前へ。前へ。
〉(浮き癖が直るチャンスがあるかどうか確認するため・・・う、無理かも〜)
〉「内容確認戻り読み」を肯定するか、否定するかはその人しだい、
〉その時しだい、読んでいる作品のスピード感しだい、でOKかなー、と思います。
〉あ、でも全面否定はやっぱり難しいわ(私には)・・・
〉「あれ、このひと誰?」っていうときで、その人がストーリーの要をになうひとなら
〉確認したいですもんね。実際やっています。
〉もっとひどいときなんか「あれ、ここ(場面)はどこ?」だったり・・・
〉それでもそのお話が楽しければ読み続ける!わけで。

内容確認のために戻ることが何が悪いのかというと、前の投稿でも書きましたが、その本が難しくて理解が不十分な場合があり、その場合は何度も確認しながら無理をして読むよりは投げたほうがいい、ということになります。何度も戻って読みなおすぐらいなら投げろ、ってね。
あとはチクワさんのおっしゃるように、後でわかるようになっていたから、先へ進めばよかった、戻って無駄なことをしたと後悔する、ということでしょうか。
ということで、この程度の「弊害」では、内容確認のために戻ることについてはそれほど大きな害があるとは思えないのです。

むしろ戻って読むことを禁止したために、内容が確認できなくてわからなくなってしまう…、ということも起こるのではないでしょうか。特にキリン読みをしてるとき。難しすぎる本は投げるべきでしょうが、キリン読みは多読の方法として定着しておりその効果も認められているはずです。でもキリンなだけにわからないところも多い。飛ばして進んでいると「あれ?」ということも起こります。面白くて読みたい、と思って読んでいたのに、でもここは何だっけ、というときに「ダメダメ」っていって確認しないで前へ進んでいたら、だんだんわからなくなって悲しい…ということも起きるのでは。

ということで、内容確認のために戻るのは、本人が好きなようにやればいい、という多読の精神を応用することを提案します。戻りたくない、ひたすら進みたい、と思えばそうすればいいし、ここを確認したい、そうすればもっとわかっておもしろくなる、というのなら戻ればいい。

そもそも日本語の本でも戻って確認することはいくらでもあるはずです。だったら英語の本でも同じことをして悪いことはありません。
でも日本語の本なら文法分析するような読み方はしませんよね、普通。
それに英語の順番をひっくり返してたらいつまでたっても「英語のまま理解」するのは無理です。英語の本を読めるようになるためには、いずれはなくしていかなくてはならないものです。

〉いやー、ほんとに「書くことはかんがえること」、こうやって書いて、お返事もいただいて
〉いろいろとまた深く考えました・・・(だから掲示板はたのしー!)
〉そして以下の、衝撃の事実!(いや、そんなでも・・・) に思い至りました。

いやー。私もお返事を書きながらどんどん考えが発展していきました。

〉◇◇◇ 内容を確認する戻り読みにも2種類あった!!◇◇◇  (区別はどうするんじゃ?あ!へへ。)

〉—— 内容を確認する戻り読み・ヒキガエル ——
〉げ、今浮いてた(調子よく面白く読んでいても突然起こる)、全然頭に入っていないよー、と
〉あせって、少し戻る。1パラグラフ〜1ページくらい?
〉しかし、網膜には映っていたり、無意識の領域に入っていたりで
〉戻らずに先に進んでみると、別に支障なくまた入り込めることもある。
〉今浮いてた、ヒキ戻るか?やだ、先へ進みたいぞ!なーんて本は面白い本・・・

〉—— 内容を確認する戻り読み・ガマガエル ——
〉あれ、これ誰だっけ?別の呼ばれ方をしてたっけ。最初に登場したのはいつだっけ?
〉ここの部屋、たしかこんな風な様子になっていたはず、そうするとこの二人の距離感は・・・
〉などなど、確認するための、深い読み、読みの満足につながる戻り読み。
〉あ、これ、たしか最初のほうで伏線として、何か書いてあった!どこだっけ・・・
〉伏線に気づいてガマ戻りができるのは、本当にうれしい・・・(しかし先に進みたいときはしなーい)

〉ヒキガエルとガマガエルは、逆でもいいですし・・・却下でもいいです・・・(←当然) (くすん) 

すごーい、チクワさん!
こういう区別を思いつくなんて!
…実は、もうひとつ、多読ならではのパターンがあるんですよ。
名前は思いつきませんが。
本を読んでいるとき知らない単語が出てきます。読み進めるとまた出てきます。あらまた、あら…え?それは?もしや?○○という意味?!
と、ピン!と来たとき、前に戻ってその単語が使われている文章をもう一度見ると…やっぱり!そうか!この単語はそう言う意味だったんだ!
と、いうことが1回ならず起きたことがあります。

〉みなさんまた考えてみましょー!
〉杏樹さん、akoさん、このチクワの駄文では不足していることもあると思います。
〉どうか、補足等お願いいたしますー。

いろいろな人の意見を聞きたいですね。
二人だけで議論を続けるのもチョット寂しいです。

〉では〜。

では〜。


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