GR0が難しいと思う人達には。

[掲示板: 〈過去ログ〉YL・語数・書評システム情報 -- 最新メッセージID: 1253 // 時刻: 2024/11/1(09:58)]

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237. GR0が難しいと思う人達には。

お名前: ひまぞ
投稿日: 2003/12/6(23:35)

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まりあさん、こんばんはです〜。

〉   こちらは薄暗く降ったり止んだりの陰鬱なお天気です。
〉冬眠モードに入りそうな危機的なお天気...

こっちも雨になっちゃいました〜。
これで、今晩冷えたら、かちんこちんになりそう。

〉〉日本国内の英会話学校でも、
〉〉生徒に英会話を使う早急なニーズがない場合
〉〉発音の取得のために、音遊びをどんどん取り入れています。
〉〉日本人講師の場合は、自分が海外の大学で経験(失敗)したことを
〉〉日本語の音や言葉あそびと比較しながら話してくれます。
〉〉でも、これを日常のレッスンに積極的に導入しようとすると
〉〉教室に遊びに来ているんじゃないんだ!と
〉〉怒ってしまう人、落胆する人が多くいるみたいです。
〉〉海外校でも、やっぱりそういう傾向がありました。

〉   難しい単語を覚えないと英語ができるようにならない、
〉という幻想が蔓延しているんですね。

そうですね〜。
あと、言葉遊びを覚えたからといって、使い道ないじゃないですか。
だから、それなら、海外旅行フレーズを覚える方が
なんだか得した気分になれるんだと思うんです。

言葉遊びは、海外旅行用英会話ではなく
日常の挨拶とか、分化とからめて
テキストにもでてきているみたいです。

〉〉なので、SSSでは、思いきって
〉〉この順番で読んでいったら、英語を読書から習得できるという
〉〉独自のレベル付けが存在していいと思うんです。
〉〉普通に、学校英語だけでやってきた人にとって
〉〉ICR や SIR の Stage 1 なんて、寝耳に水状態の英語で
〉〉なのに幼児向けなんて書かれて、非常に傷つくジャンルじゃないでしょうか。
〉〉でも、SSSでは、これらはレベルが上になっているとなれば
〉〉安心して、余裕をもって取りかかれると思います。

〉   素晴らしい意見で、個人的には大賛成したいところですが、
〉それは何百万語も読んできたから言えることかも知れない...

何百万語も読んでみたからこそ、
自信をもって言えることではないのでしょうか?

旅行用会話以外わからず、現地で音から学んでみて
簡単な日常会話を理解できれば
意外なほど、新聞や雑誌も理解できると知りました。
帰国してから、ラジオ講座で音を聞きながら
300万語ほど、多読をしている間
上のように、ずっと感じていました。
現在850万語位、やっぱり同じよう思っています。

友人に本を貸すようになり、その話をきいてみて
学校英語に親しんだ人には、上のようなレベルのギャップ埋めがあって
はじめて、英語を楽しめるのでは、と感じています。

〉   初めてSSSに入ってきた人に、「このレベル分けどういう
〉こと?SSSって変なこというんだなぁ??」と思われたらどうしよう、
〉とも思います。ICR や SIR の Stage 1 ぱらぱらっとめくって
〉絵と単語数の少なさから、「大人が読むに値しないやさしい本」と
〉きめつけて読む前に閉じてしまう人も多いですから...これらが
〉音遊びで日本人には結構難しい、と知っているのはある程度読んで
〉きた人でしょう...酒井先生や古川さんとも議論を練らなくては
〉いけないところですね。

ICR や SIR でも、ストーリー性があるものも多いので
そういうのは、レベル0のままでいいと思います。
ORT は、ストーリーもわからない単語も、
絵に全て描かれているので、これは素晴らしい教材ですよね。
ある程度読んでみて、アウトプットの欲求にかられた人達が
音に関心をもつようになった頃のレベルに
音遊び系の絵本が登場してくるのは、今までの流れからいって
そんなにSSSでは、的外れでない気がします。
でも、これはレベル付け以上の大きな指導方針の変更になると思うので
スタッフの方々をまじえて、議論して欲しいと思っています。

〉〉あ、それだと、書評のどこかに、この本は音遊びとかいう記載が必要ですね。

〉   これは、本のジャンル分けに「音遊び絵本」という項目を
〉立てればいいことで、簡単に出来るのではないかな。

ですね。

〉〉でも、GRをレベル3、4までいって、
〉〉GR併用でストーリー系児童書レベル1、2、3と読んでから
〉〉簡単な音系を併用するようになれば、
〉〉その頃には児童書1冊の厚さもあるので
〉〉1月あたりの費用としては、あまりひびかないのでは?
〉〉絵本を読み始める人達も、ある程度上のレベルを読んで
〉〉自分の英語レベルに自信を持ち始めた頃で
〉〉絵本以外の本の語数あたり単価に余裕ができた頃なのでは・・・。
〉〉大きな声では言えませんが、そこまで読み進める間に
〉〉掲示板やオフ会でお友達もできますから、貸し借りもできるでしょうし。

〉   PGR0から始められる人の場合、まさにそうだと
〉思います。でも、もっと下から始めたい人もいますよね。そういう
〉人達が読むのはやっぱりORTとICRやSIRになるでしょうから
〉(本屋さんの店頭で比較的入手しやすい)、結局はやっぱり
〉「音遊び絵本」と分類するのがいいかな。ちょっと手数がかかる
〉けど、「レベル0分類委員会」というスレッドでも立てるとか?

GR0が難しいと思う人で、それでも多読してみようという人は
どれが難しいのかなんてわからない、とってもラッキーな人かもしれません。
そういう人は、ネイティブのように、カセット付き本やビデオを使って
数冊を、何度も何度も聞いてみるという方法を取れるでしょう。
語数カウントのかわりに、リスニング時間カウントにして
報告する楽しみもつくることができます。

GR0は難しいけど、でも本が読みたいという人には
ORT とストーリー性のある ICR や SIR から入っていって
GRの前あたりに、音遊びの本の意味を理解してもらった上で
興味があれば、導入でもいいと思います。

音遊びの本って、わらべ歌みたいに、意味のわからないものが多いから
もしそれらを「理解するための読書本」として先に手に取ったら、
多読に挫折する確率が高いと思います。
それを楽しい〜と思えるようになるまでに、それなりの語数が必要ならば
後回しにしても、何ら悪くないでは・・・と思ったんです。

ではでは〜。


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