Re: Nothing ashamed…ですよ♪

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS雑談の掲示板 -- 最新メッセージID: 3556 // 時刻: 2024/5/17(03:21)]

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3275. Re: Nothing ashamed…ですよ♪

お名前: ドラちゃん http://dorataoku.blog37.fc2.com/
投稿日: 2009/4/3(23:51)

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 Kenyさん、こんばんは。ドラです。

〉〉〉当初、私は杏樹さんのコメントに正直かなり反発を覚えました。
〉〉〉「いまさらなんで児童書なんだ…」
〉〉〉と言うことです。

〉〉 確かによく分かります。
〉〉 明確な理由・ゴールも見えないまま、ただ『こうしなさい』と言われたら、
〉〉普通は反感を覚えるとか、そこまでいかなくても不愉快に感じるものですからね。

〉〉 なので、私も非常に長い文章で自分の体験を説明しながら、なるべく押しつけ
〉〉がましくない形で書いていたつもりです。

〉多読を始めて間もないのに、それ以前とは全く質の違う読書をしている自分に気が付き唖然としています。同時に皆さんが様々な方法で導こうとしてくれているのが分かり赤面してます。
〉なんともはやお恥ずかしい限りで…

 いやいや…恥ずかしい事なんて何もないです。多くのタドキストが一度は
通る道だったりしますから。

 とはいえ、タドキストというのは、とても興味深い人達でしてね、自分たちの
読書体験や悩みを赤裸々にというと大げさですがこうやって文章に綴って、他人と
shareすることを非常に好む人達なんですよ。

 私もそういう面はありますが、これは多分、そういう他人の体験談を読んだり、
読んで思い出した自分の経験を綴ったりして、書いた方を励ましたり、といった
事を通して、自分自身が鼓舞され、inspireされて、それで、さらに新しい本を
読みたい気持ちが湧いてくるんですね。

 ですから、周りの人達も好きでやってる事ですから、何も気にする事はないと
思います。

〉意外だったんですが多読は実感の世界なんですね。言葉でいくら説明しても本当の意味での理解には至れない。自分で実行してみて現象に出会う。それで初めて真の意味での理解に至る。こういう世界なのだと分かればやるだけです。歩いてさえいれば、いずれはそこに至るのだと今では思えます。あせってキリン読みをしようとも思いません。今いる場所でなすべきことをこなすだけです。そこに至れば自然に見えてくるものがあるのではないかと思います。逆に行かなくては絶対に理解の出来ない世界でしょ?

 確かにそうですね。
 何らかの、こういう『どうしてそうなるのか?』が容易には理解出来ないけれど、
現にそこに発生していて、自分にとっても非常に有益そうな現象に出会った時、反応は
人それぞれで、後ろ向きに捉えてしまう人も居れば、好奇心から前に足を踏み出そうと
する人も居る。一般的な現象ではそういうものだと思います。

 しかし多くの場合、そうした現象を目の当たりにし、実際に体験したりすると、人に
よっては得体の知れなさなどから言いしれぬ畏怖を感じている事が多いのが人間という
ものかと私は思うのですが、多読に関して言うとそういう事がほとんど無い。これも
『スゴく楽しい』という事が基調になっている恩恵かと思うのです。

〉〉〉それでです。
〉〉〉私は辞書にへばりついていて散々回り道をしてきました。
〉〉〉ですので、「禁止」は極端にしても「辞書を使うと進歩が送れます」ぐらいの情報は与えて貰いたいのです。

〉〉 私個人は、昨夜も別の記事に書いた様に、これからもそうするつもりです。

〉〉〉「辞書を使うな」というのは、私のような人間には苦痛です。
〉〉〉ですが、そこを越えなければ行けない場所があるのです。
〉〉〉それが自分で実感できたので
〉〉〉「(最初の内は)苦しいけど辞書なしで頑張りましょう」
〉〉〉とした方が良いと思うのです。

〉〉 なるほど。
〉〉 私もずっと、そうして多くの多読初心者の人達が三原則をしっかりと守らなければ、
〉〉行き着けない領域があるとずっと思っていました。Kenyさんの様に、ずっと
〉〉多読経験が豊富な方にもそういう風に言っていただけるのは、非常に励みになります。

〉ここ数日の私の体験を言葉で説明しても、経験した人で無ければ全くの無意味なのではないかと思います。それまでとは英語の読書が質的に全く違うものに変わってしまう。似たような事例を挙げると、自転車に乗れたいうのが近いのかと思います。言葉でいくら説明しても絶対に自転車には乗れません。やはり自分でやってみなくては…

 ふむ…なるほど、確かに自転車は言い得て妙ですね♪

〉〉 先ほども書いたのですが、出来れば、もうしばらく…そうですね、児童書や
〉〉一般小説などで100万語か150万語くらい読むまで、辞書を積極的に使用するのは
〉〉待ってみませんか?

〉待ちます。
〉でも、これ以上にまだ何かあるんですか?
〉何があるのか非常に楽しみですね。
〉それに今のペースだと100万語はあっという間です。

 Kenyさんの場合は、普通のタドキスト達とは開始前の経緯が大きく異なるので、
最初は私もあまり自信がなかったのですが、このところKenyさんが書いてらっしゃる
内容を色々と読んでいると、その予感がより強くなってきます。

 どんな事が顕れてくるのか、私も楽しみです。

〉〉 可能ならば、また、数十万語通過や100万語通過などの機会で、その後の
〉〉経緯などをお知らせくださる事を楽しみにしています。

〉100万語までは10万語ごとに経過をアップするつもりでいます。こういう世界であれば途中にいる人は間違いなく迷い、不安に苛まれます。果たして自分は脇道にそれているのではないかと…そういうときに頼りになるのは過去の経験者の体験談なんです。ですので私もこれから来るであろう人たちに、少しでも助力となるよう足跡を残しておきたいと思っています。ただ幸か不幸か、私はレベル3の壁というものを経験せずにすんでしまったようです。後から来る人に一番役に立つのは杏樹さんのような方の体験談なんですが…この点はごめんなさいです。

 以前に書いた様に、私にもレベル3の壁はありませんでした。
 それに、レベル3の壁を体験した方は、過去にも非常にたくさんいたのです。

 しかし、Kenyさんの様に、あらかじめ10年もの間英語の本を読み続けていな
がら、多読を始める様なケースは英語学者や英語教師などの方を除けば非常にまれ
だと思います。

 何より、タドキスト達がたどる経緯は、似た様な傾向はあったとしても、その
個人個人により全く違うものなのです。特に、個々人の気質や、過去の英語経験・
記憶に残っている英語知識などによって、最初の100万語〜200万語の間にたどる
経緯は非常に異なったものになる様に見えます。

 ですから、Kenyさんの体験談は、まれなタイプのタドキストとしても、単なる
一人のタドキストとしても、非常に貴重なものになると思っています。

 それでは、しばしHappy Readingでお過ごしください♪


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