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お名前: パピイ
投稿日: 2006/9/18(21:28)
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間者猫さん、みなさん、こんにちは。
パピイです。
昨年、私の1000万語通過報告に同じようなことを投稿したところ、酒井先生から、
素晴らしいお返事を頂きましたので、みなさんの参考になればと思い、ここで紹介します。
◆私の投稿(抜粋)
多読の一方で、精読は?と、いつも気になっていました。と言っても、多読を経験してくると、
学生時代やっていたような精読はとてもやる気が起こりません。
発想を変えて、精読を文章を深く理解することと考えれば、思いっきりレベルを落とした本は、
読むだけで、文章を深く理解する精読ができるのではと考えています。
◆酒井先生のお返事(抜粋)
その通りですね。精読のためには多読をたくさん積み重ねるしかないと思います。
ぼくが大学の同僚たちによくいうのは、「辞書を引いて、構文を分析してわかったつもり
になっても、それは本当にわかるのとはちがう」ということです。
わかるときはさらっと読んで、ふかーくわかるもので、一文の理解に時間をかければかけるほど、
ゆがんだ理解になるのです。これは大学以来の英文学のゼミでいやというほど経験しています。
この、「わかるときはさらっと読んで、ふかーくわかるもの」というお言葉から、
精読は、「するぞ!」と意気込む必要がなく、多読を積み重ねていくうちに精読できるところが
自然と増えていくものということを教えていただきました。
最近「HOME」という文字の無い絵本を読んでいて、“home”という単語の言霊がわかった
という素敵な投稿もありました。はっと「わかった」んですね、という報告からみて、この方がされていた
読み方(文字が無いから読むとは言わないでしょうが)は、精読と言っていいと思います。
またこの精読方法なら、いづこさんの
〉「多読のじゃまにならない精読」
〉「多読のためになる精読」
〉を知りたいなー
の答えのひとつになるのではないでしょうか。
以上、パピイの精読方法でした。
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