1000万語報告。

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/4/25(09:23)]

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64. 1000万語報告。

お名前: ひまぞ
投稿日: 2004/1/15(21:36)

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こんばんはです〜。 ひまぞです〜。
雪がいっぱいで、なんだか陸の孤島になってます。

お約束なので、1000万語の報告をします。
報告嫌いで、途中から語数計算をさぼっていたのですが
これを機に、いつ通過したのか調べてみました。

 2002年 8月20日 多読開始
      10月 2日 100万 117冊
      10月30日 200万  57冊
      12月23日 300万  59冊
 2003年  1月 6日〜5月下旬 中断
      6月26日 400万  61冊
      7月27日 500万  109冊
      9月16日 600万  126冊
      10月20日 700万  66冊
      11月24日 800万  24冊
      12月26日 900万  36冊
 2004年  1月15日 1000万  63冊 計 718冊 のはず

多読を始めた時点で、とろくさいながらも、すでにそれなり読めていたので
300万語過ぎまで、特別な変化は感じられませんでした。
150万語位までは、壁はどこだろうとレベルをどんどん上げてみましたが
GRも児童書も一般書も、英語の壁を感じることはなく、
読んだ端から忘れるという、自分の短期記憶の壁にぶちあたりました。

多読を半年近く中断していたのは、その間にカナダへ遊びに行って、再就職して、
とちょっと生活に変化があって、本を読みたい気分でなかったからです。
その間は、朗読テープを聞いたり、テレビや映画を見ていました。

5月の下旬、ある日突然また本が読みたくなって、多読を再開しました。
ブランク明けで、特に不調ということはなく、以前と変わりませんでした。
7月、400万語過ぎから、母に買い与えたレベル0、1の本をまだら読みし始めます。
この少し後くらいから、読む速度が速くなり、文章の切れ間がなくなり
脳内音読が消える本が出てきます。

10月上旬、650万語過ぎで、突然、簡単な本や児童書が全く読めなくなりました。
精神的にめげていたせいかと思い、深く悩まず読める、大衆PBを読んでました。
12月上旬、英会話教室の人達に本を紹介するため、久しぶりに絵本とGRを読みました。
多読を始めた頃は、絵本は口語で生き生きと、GRは文語で固く感じていたのに、
どちらも、なんだか平坦な英語にしか感じられず、後退した気分になりました。
12月中旬、こたつ読書を始めました。すると、児童書も絵本も楽しく読めます。
ふとん読書でも、やっぱり楽しく読めます。理由はわかりませんが、ご機嫌になりました。

1000万語の報告は義務らしいので
お正月休みに入ってからちゃんと記録と計算をしてみました。
すると、読んでいる時間の割に、読んでいる語数が妙に多いんです。
試しに絵本や児童書、ティーンズ、PBなどを数十ページずつ読んで
快適タイムを測ってみたら、どの本もだいたい1P1分ペースなんです。
語数にすると、ティーンズやPBは速ければ速いほどよし、250〜350。
でも、薄めの児童書は150〜180、絵本は120位じゃないと、
音が聞こえてこないので、ちっとも生き生きしてこないんですね。
道理で、こたつ読書は、寝転がっているし、寝返りをうつしで
読む速度が落ちるので、自然に快適速度になれていたようです。
和書絵本コーナーにいって、絵本や児童書を読んでみると
日本語の場合は、自然に読む速度をコントロールしているようです。
過ぎたるは及ばざるがごとし?

私にとっての多読は、英語学習の一環ではなく
趣味の読書でしかないので、今までもこれからも
好きな時に好きな本を好きなように、読んでいきたいです。
翻訳で読めるような、大衆PBはあんま興味なくって
英語じゃないと読めない(楽しめない)児童書やティーン物を
これからも、たくさん読んでいきたいです。
書評あげは、夏休みの宿題気分になるので
気に入った本があった時だけ、紹介していきたいと思います。
これだけ書けば、1000万語報告に十分だよね?

では、ご静聴とありがとうございました。(ぺこりん)
 

さて、ここからは、今まで読んだ中で、
好きな本、印象に残った本を紹介したいと思います。
どの本も書評にある(はず)ので、参考にしてください。
ひまぞは、基本的に後味さわやかハッピーエンドで、
動物や子供が出てくる話が好きです。
1周年報告の時と、だぶっているものも多いです。
抜けてるものも、たぶんいっぱいあると思います。

MAISY シリーズ
FROG AND TOAD シリーズ
MAGIC TREE HOUSE シリーズ  (#26が最高!ゴリラのやつ。)
COBBLE STREET シリーズ

MR. & LILLTE MISS シリーズ 
  これはとっても薄い絵本で、タイトルの登場人物の性格から
  形容詞の雰囲気をつかむのに、お勧めな本です。
  いろんな人がところどころに出てくるので、楽しいです。

A HIPPOPOTAMUS ATE THE TEACHER 
  内容はあんまないのですが、好きです。

THE GIRL WITH 500 MIDDLE NAMES
  タイトルの意味は、読んでみたらわかります。
  娘に少しでもいい生活をさせたいと願う母親と
  その気持ちを思い遣る子のお話です。

THE CAT MUMMY
DUSTBIN BABY
LIZZIE ZIPMOUTH
SLEEPOVERS
  人気の高いJacqueline Wilson ですが、かなり読んだ中でこの4冊だけが好きです。
  個人的に、彼女の本は低学年向きのものの方が完成度が高い気がします。
  高学年向けになってくると、作者の価値観が大きく反映されてくるため
  その問題解決のアプローチが、私とは合わないんだろうなぁと思います。

CHOCOLATE FEVER
  チョコが大好きな男の子がかかってしまった病気は、CHOCOLATE FEVER。

THE INK DRINKER
  思わず、インクの匂いを嗅いでしまいました。(笑)

CAPTAIN UNDERPANTS
  900万語越えてから読みましたが、めちゃ気に入りました。
  何巻目かの、Mr.Krupp の結婚式シーンの顔が大好きです。
  立て札の文字入れ替えは、予想を越えています。

大草原の小さな家シリーズ
  Laura の生活には、どことなく懐かしさを感じ、とても読みやすいです。
  Laura の未来の夫であるAlmanzo の巻は、もうアメリカアメリカしてて
  あんまり楽しいとは思えませんでした。

SARAH, PLAIN AND TALL
SKYLARK
CALEB'S STORY
  大草原と似ていると聞いていたのですが、全然違うように思います。
  とても透明感のある、繊細なストーリーです。
  CALEB'S STORY の後のインタビューを聞いて、この作者の他の本も読みたくなりました。

FREDDY GOES TO FLORIDA
FREDDY GOES TO THE NORTH POLE
  寒い冬は嫌だー!と、家畜達が話しあってフロリダへ行くことに決めます。
  イラストはかわいいし、文字は大きいし、紙質はいいしで、読みやすいです。

BALLET SHOES
  映画 You've got mail で勧めていた本のうちの1冊です。
  みなしご3人が家計を助けるために、バレエを始めます。
  メグ・ライアンが、この本より好きだけど、廃刊なのと言っていた SKATING SHOES は
  WHITE SHOES というタイトルが原作で、今でも入手可能です。
  でも、私はBALLET SHOESの方が好き。

THE WISH
  友達が転校してしまい、ひとりぽっちになってしまった子が
  魔法使いに1つだけ願いを叶えてもらいます。それは「人気者」。
  魔法が消えた時、彼女はどうするのでしょう?

CHANGING TUNES
  父が離婚して家を出る時、ピアノを一緒に持っていってしまいます。
  大好きだった父とピアノを失った女の子の、葛藤をえがいています。

WINNY HAS WINGS
  事故で、妹を目の前で失った男の子の日記です。
  個人的には、ラストがちょっと・・・。

WHEN MARNIE WAS THERE
  喘息治療のために送りだされた海辺の町で、出会った1人の女の子。
  その子がある日突然消えてしまって・・・。
  最初だけちょっとかったるかったのですが、途中からはぐぐっときます。

MATILDA
  言わずと知れた、ダールの名作です。

FEVER 1793
  史実に基づいた、フィクションの物語です。
  1793年、首都であったフィラデルフィアに黄熱が流行ります。
  祖父につきそわれ、疎開に出されたのですが・・・。
  大衆PBより読みごたえのある児童書です。

THE EARTHQUAKE BIRD
  ストーリー的には、ちょっといまいちなんですが
  海外で暮らした人の目から見える景色、温度感が
  とてもよく描かれています。

THE FACE ON THE MILK CARTON
  ある日、自分が行方不明の子供だと気づいた女の子の話です。
  自分の両親を、誘拐犯なのかと疑り、本当の親を探そうとします。

IF YOU COME SOFTLY
  黒人の男の子と、白人の女の子の初恋の話です。
  これも1つの恋の形なのでしょうが・・・。

SNOW IN APRIL
  ストーリーは、べたなラブストーリーなのでしょうが
  どこまでも透明感がひろがり、優しく爽やかな読後感です。
  でも、残念ながら、いくつか読んだ他の作品ではその彼女のよさが生きていません。
  比較的評判のいい作品がまだ残っているので、期待しています。

@お勧めの児童作家2人

FAMILY SECRETS
BITTER FRUIT
FALLING FOR JOSHUA
  あまり掲示板では話題にのぼらない BRIAN KEANEY ですが
  これこそ児童書と思えるいいお話を書いているので、ぜひ読んで欲しいです。  

A HUNDFUL OF TIME
AWAKE AND DREAMING
  カナダの作家 KIT PEARSON の作品です。
  彼女の話は、家庭に何らかのトラブルを抱える子供達を描いているのですが
  とても暖かで、優しく仕上がっています。

@女の子なあなたにお勧めのシリーズ

WILD AT HEART シリーズ
  動物病院を舞台にした、ボランティアの子供達の話です。
  1冊ずつ完結なので、2巻以降は基本的にどこからでも読めます。

HEARTLAND シリーズ
  傷ついた馬を治療する牧場を舞台にした話です。
  1巻で1頭メインの治療があって、周囲の人間関係も折り混ざっています。
  昔の少女まんが感覚で読める本です。

MATES, DATES シリーズ
  14歳 の女の子グループの、初恋物語です。

HAVE A NICE LIFE !
  高校卒業をひかえた女の子4人組の、それぞれの恋愛模様です。
  彼女達の Fairy Godmother が現れ、未来を見せてくれます。
  その未来が気にくわない彼女達は、現在を変えることを始めます。

@ベスト3をあげてみると・・・。

2.WHERE THE RED FERN GROWS
  どうしても欲しかった犬を手に入れた少年と、2匹の犬の物語です。
  泣けます。

2.POBBY AND DINGAN
  想像上の友達と生活する妹、そんな妹を暖かく見守る両親。
  そんな家族がちょっとだけ、疎ましかったのですが
  その友達が行方不明になったと、妹が言い始めた所から問題が起こります。
  ファンタジーみたいですが、もっとリアルな話です。

1.BECAUSE OF WINN-DIXIE
  今まで読んだ中で、ダントツで1番好きな話です。
  1ページ目から、もう一目ぼれのようにのめり込んでしまいました。
  ある犬に出会ってから、友達ができた・・・という、単調で単純な話ですが
  私が思う幸せを文字にしたら、こんなかなと思います。
  でも、一般受けする本ではないので、あんまり読んで欲しくありませんし
  おもしろくないという感想は、絶対聞きたくありません。(笑)

ここまで読んで下さった方、どうもありがとうです〜。
みちるさん、海さん、杏樹さん、はまちゃん、使命は果たしたよね?
安心して、読書に戻れます〜。 
ではでは〜。

 


▼返答


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