200万語、報告です(長文です)

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/5/9(00:16)]

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2032. 200万語、報告です(長文です)

お名前: marin
投稿日: 2004/5/28(00:19)

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marinです。こんばんは。

200万語報告です。

300万語ももうすぐなので300万語報告にしようと思ったのですが、8割程書いて
ほったらかした、この200万語報告が長文だったため、200万語で報告でいくことに
しました。あ〜、通過しました!!と報告したい。。。

ほったらかしにしたのはゲームにはまったのと久々に欧州出張に行くことになり、
Speakingがまずいよ〜とSpeakingのお勉強モードに入っていたためです。
(多読は、すでにまったり趣味モード(笑))

2003年6月から2003年10月の5ヶ月で達成で、100万語までが8ヶ月、300万語までが
(まだだけど)7ヶ月かかっているので、一番最速となりました。

理由は単純で、この100万語は全て図書館で借りた本のため、期日に返さねば!と
必死に読んだため期間が短くなりました。(面倒くさい語数カウントも図書館で
借りると、先延ばしにしないで済むのでそういう意味でも効率的か(笑))

図書館には本のレベルが書いてないので(<当たり前だよ)、GRをきれいにLevel0
から6まで読んでた100万語とはうってかわって、ほとんどレベル無視で図書館で
選んだ(注:本当にその場で選び始める)ためレベルがぐちゃぐちゃです。それで
も、GRをレベル0から順に読んで基礎ができたからか、または、100万語でPBが1冊
読めて勢いがついたためか、レベルが高い本をいきなり読んでも大丈夫な、PBを
ガシガシ読んだ飛躍の200万語となりました。

以下、読んだ本の感想(というか戯言)です。レベルがYLに変わって、書評で変更
されたものは変更したのですが、そうでないものはそのままでわかり辛くなって
しまいました。ただ、書評で書かれているYLレベルが私の読みやすさ順に必ずとも
一致しないこともあり、私の読みやすかった順も下記に並べてみました。(実は、
本当に感じた読みやすさ順は、自分のレベルが読んでる途中でどんどんあがって
いったため微妙に違うのですが、そこはさすがに修正をかけました。)

[読みやすかった順]
Charlie and the Chocolate Factory
Matilda
Boy
The Best Laid Plans
The Doomsday Conspiracy
The Lion, the Witch, and the Wardrobe
Harry Potter and the Philosopher's Stone
The partner
Master of the Game
Naked Face
A Wizard of Earthsea
Someone like you


Naked Face / Sidney Sheldon(PB)  YL9.001 ★★★★  68,000

Sky is fallingが読みやすかったので、次もSheldonだろうと図書館にて薄そうな
本を選びました。なんか読みづらいと思って書評を見たらLevel9。。。。。。同じ
作者でも、こんなにLevelが違うんですね。知りませんでした(笑)。読めそうもな
かったらやめればいいやと気にせず読みつづけたら、案外読めました。Sheldonは
この先どうなるんだろうという気持ちにかられるので、レベル高くてもいけま
した。


Matilda / Roald Dahl (児童書)  YL6.501 ★★★★  43,000

100万語までの間で児童書を読んだときはさっぱり読めずかなりへこんだのですが、
何故かうちの近所の図書館はDahlの本がずらーっと並んでいて、“これは読めって
こと?“と、掲示板でも良く話題に出ていたMatildaを読んでみることにしまし
た。読めなかった本はDahlだったのに、しかもそれよりレベルの高い本を選ぶこの
考えのなさ、我ながら、ブラボー(笑)です。
し・か・し、今回は無事ちゃんと読めました。これで、GR、PB、児童書とも
クリア!です。<順番は普通の人と違うけどね。

何で前回がダメで今回が大丈夫だったのか考えてみたのですが、一番の原因は、
どうも、私は児童書を読み飛ばして楽しめないってことのようです。前回は、わか
らない単語がいくつかある文があるともうあきらめてその文を飛ばしてしまったの
ですが、そうすると、児童書ってそんなに細かく書かれていないから、話が飛んで
しまうんですよね。それで対応ができなくなってしまったようです。今回は、PB2冊
読んで、わからない単語があっても読む力?のようなものがついて、文自体を飛ば
すことがあまりなかったため、読むことができました。(レベル9読んだ後なら読め
るだろ〜というつっこみはなし!)
以下、感想。

最初、しょーもないいたずらするな〜と読み始めたのですが、!!!! 子供が
Best本に選ぶわけだ。これは、子供向けのお話というより子供のためのおとぎ話、
魔法の本ですよね。私も、この本を子供の頃に読んでいたら夜眠れないくらい興奮
したんじゃないかと思います。そういう意味では子供の頃に読めなかったのは
ちょっと残念でしたね。


Charlie and the Chocolate Factory / Roald Dahl (児童書)  YL4.5 
★★★★★  32,000

Matildaが読めたのに気を良くして、またしても良く話題に出てたチョコファク
を。私のDahl大ブレーク本!ですよ、これは。掲示板で話題にあげてくれた人、
ありがとう〜です。

Mr.Wonka最高!この人、人の話を聞きません、人の都合もお構いなしです(笑)。
チョコレート工場内のエピソードはどれもこれも大好きですが、一番好きだったの
はTVのくだり。何でこんなばかばかしいことが考え付くのか(注:誉めてます)
と、大ウケしました。あと、The squares that(butだったかも。。) look 
round.も外せません。”だからどうした!”と、つっこみたくなるこのオチも
大好きです。

もう、このばかばかしい部分だけで私としては星五つなのですが、もちろんこの本
の良さはこれだけではありません。Charlie家の思わずホロリとさせる家族愛と
spoilされた子供、もとい、子供をspoilすることへの痛烈な批判(Oompa-Loompas
の歌)がうまくMixされていて、とても良くできたお話になっています。


Harry Potter and the Philosopher's Stone / J.K.Rowling(児童書) 
YL9.501 ★★★   86,000

どうも過剰に期待しすぎてしまったようで(笑)、皆が大騒ぎするほど面白い話
じゃないな〜というのが正直な感想でした。(ちなみに私は映画も見てないし翻訳
本も読んでません。)登場人物は十分魅力的で、そこはひじょうに評価できるの
ですが(キャラクタがつまらない本はダメなので)、お話の方はなんだか、細かい
話が脈絡なく?つながっていて、最後は予定調和で終わり、、という感じで、
ちょっと拍子抜けに思えました。

ただ、実は3巻まで読んで、この1巻に関してはある疑惑(笑)が生まれました。
もしかして、作者はこの1巻、伏線を張るめの目的だけで書きましたか(笑)?
いや、なんかそうとしか思えなくて。
なので、この1巻、全部読み終えた後に読むと面白いのでは!と思っています。

ところで、うちには秘密の部屋のパンフ(だんなと子供が行った)があるのです
が、本を読み終わった後見て、ををっ! となりました。マクゴナル(パンフで
読み方がわかった(笑)基本的に読めない人名は形で覚える形派)先生ってお年
よりだったんですね〜。なんか、最初の方で猫に変身してるし、ハリーの両親に
対してすごい感傷的な感じがしたので、きっとマクゴナル先生はハリーのお母さん
の親友だったに違いないと、脳内設定をしてしまったのでもっと若い人を
想像してました(笑)。

ちなみに実家に立ち寄ったら、翻訳本がありパラパラと見たのですが、ハーマイオ
ニー(これもパンフで読み方わかった)が女言葉とか使っていて、すっごい違和
感。ダンブルドア(これも、、以下同文)のじいさん言葉もなんか受け付けら
れず。。。
また、あ、そういえば、ケル○○○(一応伏字)をSで始まる5つくらいで構成
される単語(もう記憶なし)で書いてあったけど、どういう意味だったのかな〜と
翻訳本を見たら、“犬”の文字が。。。。。
“いくらなんでも、犬は違うだろ〜〜〜〜!!”
かえって、すっごく気になってしまいました。


The Best Laid Plans / Sidney Sheldon(PB)  .YL8.501 ★★★★  100,000

Sky is fallingの前作にあたる作品。Sky is fallingに負けず劣らず読み易い本
だと思います。読み易い本ではありますが、私のように主人公に感情移入して読む
人には後味が悪くなってしまうのが、ちょっと難点かもしれません。
ちなみに、近所の図書館は翻訳本が流行った場合?PBにご丁寧に翻訳のタイトルが
貼ってあります。日本語のタイトルは”氷の淑女”(文中にちゃんと出てきます)
で、日本人だからですかね、こっちのタイトルの方がしっくりくるように思え
ます。


Master of the Game / Sidney Sheldon(PB)  YL9.501 ★★★★★  197,000

いつものお手軽ミステリーはどこへ?、てな感じで、もう、すごく面白かった
です!私のSheldon一押しです!
テーマは人間の業ですかね、かなり過酷な運命が描かれていて、Tony編なんて、
あまりの展開にマジ泣きしたほどです。Master of the Gameというタイトルに
こめられた意味には深いものがあり、ひじょうに心を揺さぶられるお話でした。
ただし、このお話、すごいお薦めなのですが、いろいろな意味で大人向け(笑)
なので、若い方は歳をくってから読みましょう。


The Lion, the Witch, and the Wardrobe / C.S.Lewis(児童書)  L6 ★ 
45,000

これも掲示板でよく話題に出てたので、読んでみたのですが、、、自爆。
正直、どこが面白いのかさっぱり、わからなかったです。
ファンの方、すみません。


The Doomsday Conspiracy / Sidney Sheldon(PB)  YL8.501 ★★★★ 
119,000

懲りもせず、飽きもせず(笑)、Sheldon5冊目。これも読みやすかったですね。
2部はいつものSheldon調で面白かったのですが、第1部は何だか同じことの繰り
返しで、いまひとつでした。この本の後書きによると、どうも第1部は実話をもとに
お話を作っているようで、だから、Sheldon調にならなかったのかもしれません。


A Wizard of Earthsea / Ursula K. Le Guin(児童書)  YL8.501 ★★★★★ 
 67,000

すごい私好みの話で、Fantasyってこういう話が読みたかったんだよ〜という本
です。私的にはこういう世界観を楽しむ話がFantasyというイメージがあって
(ゲームのやりすぎか。。)、ハリポタ読んでFantasyを読んだ気がしなかった
ので(ハリポタは私的には学園もの(笑))、Fantasyが読めた!!という
感じでした。

この本には、この世界の精密な地図が書かれているのですが、これの出来が
ひじょうに晴らしく、主人公が移動する度に、地図で確認したくなるほどでした。
ここが世界の中心地、この島は人間が住んでいないところ、この島は人があまり
訪れない僻地と、世界観がすごくしっかり作られていて、この世界にどっぷり
つかれます。もう、すごく面白くてすぐにでも2巻を読みたい気持ちもあるんです
が、私には少々手強く、何度も読み返してようやく読み終えたので、もうちょっと
レベルあげてから2巻へいこうかと思っています。


Boy / Roald Dahl (児童書)  L6 ★★★★★  57,000

いや〜Dahl、面白いですね。私は雑誌のコラムとか読むのが好きなのですが、
エッセー風?で読みやすかったです。そこはかとなく、マチルダやチョコファクの
ルーツがわかって楽しめました。個人的に面白かったのが、Dahlのお母さんの
イギリス人に対する感想とDahlが宗教を嫌いになった理由。これはウケますよ。
あと、Caine,again(笑)。


The partner / John Grisham(PB)  YL8.5くらい? ★★★★  120,000

GR以外では、初Grisham。ついでに書評がないため、初語数カウント。
この本は、どう評価するか悩みました。
最後の数頁さえなければ、かなり面白い話だったんですけど。。。
作者が、そのままで終わらせたくないという気持ちもわからなくはないですが、
こ〜んな長い話読まされてこのオチはないだろう、でした。こういうオチは、
ショートでやって欲しいです。面白い話だっただけに、ひじょうに残念でした。

次はいよいよ、200万語ですが、今回、記念すべき200万語の本は珍しく?事前に
決めてました。私はどの本が面白いのかよくわからないので、本を大量に読んで
いる妹(ただし、読んでいる本はひじょうに偏っています(笑)ラブクラフト全集
とか読んでしまう人です)に150万語くらいの時にお薦めの本を聞きました。妹は
ミステリ・ハンドブックという文庫本(海外ミステリのベスト100とかそういうのが
載ってる本です)を貸してくれて、お薦めに付箋を貼ってくれました。

本格的なミステリーだと私にはまだちょっと難しいかな、とパラパラと見ると、
Dahlの名前があるじゃないですか。妹に聞くと、その中に面白い話があるんだよ〜
と話出したその話を聞いて、ビックリ。

私、実は、ホラーとかサスペンス物とか好きで、その昔、TVでヒッチコック劇場と
いう番組を毎週(毎日かも?)楽しみに見ていたのですが、その中滅茶苦茶、怖い
話がありました。すごい昔(20年くらい前?)なので、ほとんどの話は忘れて
しまったのですがその話だけは今でも鮮明に覚えていて、それが妹が話し始めた、
Dahlの”南から来た男”だったのです。
なんか、Dahlに運命を感じました。もちろん、今までそれがDahlの著作だなんて
全然知りませんでしたよ。


Someone like you / Roald Dahl (PB)  L9? ★★★★★ 104,000

ちょっと意味がわからないものも(Soldier)あったし、読み易い話ではなかった
ので読むのに苦労しましたが、面白かったです。こういう感じの短編は好きなので
(フレデリックブラウンとか好きだったので)、楽しめました。
Dahlはやっぱり、話がうまいですね。ぴか一はやはり、“南から来た男”で、文章
で読んでも滅茶苦茶怖かったです。あと、最後の連作の2人のコンビ、なんか
良かったです。

それでは今度こそ、リアルタイムで語数報告を!
Happy Reading!

▼返答


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