Re: ぽんきちさん、ありがとうございます

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1745. Re: ぽんきちさん、ありがとうございます

お名前: fiddle
投稿日: 2004/5/6(11:44)

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ぽんきちさん、こんにちは、fiddleです。

〉200万語、おめでとうございま〜す!

ありがとうございます!

〉〉今まで電車の中で読んでいるときにぶつぶつ言っていて、周りから怪しいおばさんと見られ
〉〉ていたのではないかと、ひじょーに心配になってきました。

〉『怪しいおばさん』じゃなくて、『ミステリアスな女性』と
〉言い換えると、なんだか前向きな気分になりません?

あ、そーゆー言い方も出来ますね。
でも読んでいる本がCaptain Underpantsだったりすると、別の意味で
ミステリアス……かもしれない…

〉〉 ただ、3月後半から家族の関係で生活のサイクルがちょっと変わって、さらに4月からは
〉〉睡眠時間が減ったため(平均4・5時間だと、私にはちょっとつらい)まだ読書のペースが
〉〉つかめないでいます。これがいわゆる停滞?もう少ししたら体が慣れることを期待しつつ。

〉平均4・5時間なんて、ほんと大変ですね。何をするにも
〉身体が資本ですし、ペースがつかめるまでご無理なさらない
〉でくださいね。

ありがとうございます。
最近、無理が出来ない歳になったものだとつくづく思います。
読んでいると文字がだんだん2重になってくるし。

〉〉■一人称について
〉〉 今回読了したDeltora Questで、気になったのが一人称でした。
〉〉 1巻の途中で訳本を立ち読みしたら、主要キャラの一人バルダが自分のことを「おれ」と 
〉〉言っていて、なんだかとても違和感を感じたのです。
〉〉 日本語の場合は一人称(私、俺、あたし、僕など)に、性格や生育環境、階級など、
〉〉とても多くの情報が盛り込まれていますが、英語ではほとんどいつも I で済んでしまい、
〉〉私は I を見るたびに自然と心の中で私とか僕とかイメージしていました。
〉〉 バルダの場合、王宮の元衛兵で、王国がシャドウランドに侵略されてから16年も経って
〉〉いるのに、王国を再興しようと、危険な旅に出るような志の高い人物、ということで、私の
〉〉中では最初「わたし」キャラだったわけです。

〉あっ、「おれ」なんですか。うーん、考えたことがなかったですが、
〉考えてみると、「私」と「俺」の中間くらいのイメージでしょうか。
〉確かに志は高いのですが、16年の下積み(?)で柄が悪くなって
〉いそうなのと、年下に偉ぶる感じとで、ちょっと「俺」な気も。
〉中間のイメージなので、どっちで訳されても、「違う!」と思いそうです。

そうそう。よく考えてみると王宮の衛兵っていったって、下っ端だろうし
「わたし」でもないなーと思って途中で軌道修正したんですが、
でも日本語だとしっくりこない。

〉〉 シリーズを読み進むうちに、そういうキャラともちょっと違うなという感じがしてきて、
〉〉でも、おれでもなく、俺でもなく、私でもなく、I というしかない、という気がしてきた
〉〉のです。日本語のさまざまな一人称がわずらわしい、というような感じです。ちょっと自分
〉〉でも不思議な感覚。

〉うんうん、確かに、I しかないかも。
〉しかし、著者が描いた生の物語から、日本語も介在させずに
〉自分で直接イメージをつむぐなんて、幸せで贅沢ですよね。

こういうことって、学校の英文和訳の授業では考えている暇はありませんでした。
多読ってやっぱり面白いなーと思いますね。

〉〉■聴くこと
〉〉普段家にいるときは、なかなか聴くほうに時間を回せないので、一人で車に乗っているとき
〉〉にはなるべく聴くようにしています。よく聴いているのは、

〉〉Sean Beanの"King Arthur and the Knights of the Round Table"と、
〉〉Kenneth Branagh の"The Magician's Nephew "
〉〉(ミーハーリスニングです)。

〉わーーーー! 両方聞いてみたい! 二人とも好き〜!

うふふ、どちらも素敵です。
私の場合リスニング素材って何回も何回も聴くので、やはり声に惚れないと飽きてしまいます。
これからもミーハーに徹していろいろ探してみるつもり。

〉〉中でも印象に残っているのは
〉〉"Small Wolf"(ICR3)です。

〉〉 今ではマンハッタンと呼ばれている島に住んでいたSmall Wolfというネイティブアメリ
〉〉カンが、土地の所有に対する考え方が異なる白人の入植者に住んでいた土地を奪われていく
〉〉という話です。ブッククラブにありますので、機会があれば手にとってみてください。

〉是非読んでみたいです。
〉ボストンで知り合いになった人からネイティブアメリカンについての
〉歴史の本(日本人が書いた日本語の本です)をお借りして読んで以来、
〉興味を持っています。その本に記載されていた引用文献は難しそうで、
〉まだ手が出なくて。

多読をしていて、いろいろなところに興味が広がるのですが、
読書レベルと読速が全然追いついていません(T_T)
私が興味を持っているのは、アメリカ人が、ネイティヴアメリカンとの遭遇も含め、
自国の歴史をどのように捉えているのかというあたりです。
さしあたって、小学生レベルのアメリカ史の教科書を
読んでみようかなと思っています。

〉〉◆◆絵本◆◆-----------------------------10

〉〉◇Elsie Piddock Skips in Her Sleep/Eleanor Farjeon

〉これは読んでみたいです。メモメモ。

ファージョンは、掲示板では全然見かけませんが、
石井桃子さんの素敵な訳のおかげで、小さい頃から大好きな作家の一人でした。
気にいっていただけるとウレシイです。

〉〉◆◆児童書◆◆
〉〉◆シリーズもの
〉〉◇Junie B.Jones------------------------1
〉〉 ブッククラブには「魚っぽいの」1冊しかないんでしょうか。他のも読みたいよう。

〉おおっ、気に入ってくださったようで、自分のことのように嬉しいなあ。

思わず、amazonで若干(控えめな表現)頼んでしまいました。

〉〉◇Deltora Quest--------------------------6
〉うーむ。実は英語での読書を一ヶ月以上ストップしてたので、
〉未だ5巻目です。どんでん返しをあれこれ想像しております。
〉読むぞー!

途中までは、どうせ子供向けのお話だ、先は見え見えだよ〜なんて
思っていたのですが、最後の最後は予想外でした。
Roddaは、これからShadowlandsシリーズもあるし、
Rowanシリーズもあるし、楽しみがいっぱいです。

〉〉◆児童書(シリーズ以外)

〉〉◇Baby/Patricia MacLachlan

〉面白そう。作者名に見覚えが。。と思うと、"Sarah" の
〉作者さんですね。読まねば。(関係ないですが、Sarah の
〉シリーズのDVDセットが品切れ中で悲しいっす。)

SarahのDVDがあるんですか。ちょっと観たいですね。

〉〉◇Coraline/Neil Gaiman

〉私も同じ経緯で、Sandman 購入しました〜!
〉しかし実はまだ読んでません。1巻は3人の画家さんが、エピソード
〉別に作画しているようです。で、最初の人の絵が…すごいのです。
〉しりあがり寿という漫画家さんの、初期のある短編ギャグ漫画に
〉そっくりで、本を開く度に笑ってしまって読み進められないのです。
〉読めば面白いはず、と思ってるんですが。。

〉これから fiddle さんが読まれるんですよね、お話ができるように
〉私も頑張って読もうっと。

〉そして、
〉"Neil Gaiman's the Sandman and Joseph Campbell: In Search of the Modern Myth"
〉ですか! これは気になる題ですね〜! 評論のようですね。
〉二人の著書もっと読んでからでないと難しそう。

〉ご存知かもしれませんが、Sandman シリーズでは単独で読める外伝
〉らしいのですが、天野喜孝さんが絵を描かれている巻があるようです。
〉この翻訳が夢枕獏さんによってなされているらしく、原書も翻訳も
〉気になっています。(翻訳は、ISBN: 4924914339)
〉まあ、なんにしろ、購入済みの Sandman をまずは読まねば。。

昨日本が届いたのですが、Sandmanシリーズの順番がわからず、えいっと
頼んだのが、まさにこの、「天野喜孝さんが絵を描かれている巻」"THE DREAM HUNTERS"だったんです。
私、表紙だけが天野さんの絵なんだと思っていたら中の絵もそうなんですね。
ぱらぱらと見たところ、狐や狸、僧侶、お寺と、日本の怪談話の趣きです。
これは外伝になるんですか。
1巻というのは、"Preludes & Nocturnes"ですか?
やっぱり1巻から読み始めたいなー、また注文するものが増えてしまった……

キャンベルの「神話の力」はようやく入手して読みはじめました。
わくわくしますね。こういう先生の授業を聞いてみたかったと
思いました。

〉〉◇The Tale of Despereaux/Kate DiCamillo

〉うーん、これもよさそうですねえ。多分本屋で見かけた
〉あの本かな〜、と表紙が印象に残っている本があります。

児童文学サイトで、作者がこれを執筆中、9.11のテロが起き、
こんな物語が現実に何になるんだろうと悩んでいたところ、
こういうときこそ、物語が必要なのではありませんかと
読者に励まされたという話を見かけ、
そのせいもあって私にとって印象深い話になりました。

〉ではでは、今後もますます happy reading !

ぽんきちさんも楽しい読書を!!


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