お蔭様でよくここまで来られたと思っています。

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13551 // 時刻: 2021/12/3(09:52)]

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1474. お蔭様でよくここまで来られたと思っています。

お名前: 栄泉
投稿日: 2004/4/6(21:47)

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酒井先生、有難うございます。
私も「快読100万語」を読んで(というより見て)SSSの門を叩いた
のですが、本当にこの本の力は大きいです。

〉〉3月30日、300万語を通過しました。始めたのが昨年1月末で
〉したから、1年2ヶ月です。思っていたよりも早く到達しましたが、
〉大切なのは自分に合った多読をして成果を上げることなので、達成
〉速度はそれほど気にかけていません。

〉休みの日をのぞいてほぼ日に1万語ずつですか!
〉ちょっとすごいペースだと思いますが、栄泉さんの語り口からは
〉すこしも無理したような感じがないので、きっとぴったりなんで
〉しょうね。つまりおそらくこのペースでずっと読んでいける・・・?

いやあ、そうでもありません。かなり時間を割いた日もありました。この
ペースをずっと続けるのはちょっと難しいと思っています。むしろ、生活
に無理なく定着させなければ続けられないことが、これまでの300万語
でよくわかったのです。
ただ、初めのうちは多読の新鮮さに触発されてつい速度オーバーをしてし
まう。それも悪くはないと思っています。ただし、どこかで適正な速度に
しないと必ず息切れ、そしてついには続かなくなると思います。
これからは、自分の生活に合った「適正なペース」と後で触れた「英語
吸収の精度を上げる」ことに注意して行こうと思います。

〉〉実に,私たちは学校教育その他で「使える英語を身につける訓練」
〉ではなく、「英語に関する勉強」をする教育を受けていたのです。
〉その教育は今も営々と日本全国で続けられています。学校教育だけでなく、入学試験、英会話スクール、テレビやラジオの講座、TOEICなど各種の
〉試験、英和辞典や文法の参考書、単語集、例文集と、きりがありません
〉が、英語学習環境を形成しているこれらの要素はほとんどが、程度の
〉差はあれ「英語に関する勉強」にドップリと浸かっているのです。
〉私たちの大半は英語学の泰斗を目指しているのではないのです。

〉まったくその通りだと思うな。「英語に関する勉強」はもうそろそろ
〉よしにして、英語を吸収したいものです。さいわいすこしずつ学校にも
〉注目されるようになってきています。この機会をうまく生かせれば、
〉おいおい「英語に関する勉強」を追い出せるかも・・・
〉栄泉さん、期待していてください。SSSと協力して、なんとか
〉いまの勢いを維持していきます。

どういう事情か存じませんが、高専が熱心ですね。発端はどんな形であれ、
流れに勢いがついたら速いですからね。期待しております。

〉〉酒井先生が提唱した多読は、こうした既存の英語学習環境を
〉構成する要素をバッサリと斬り捨てて、使える英語の習得を果たす
〉ためのメソッドなのですから、その点を認識して多読を進めることが
〉肝要だと思うんですね。掲示板には、○○万語読んでTOEICを受験した
〉スコアがどうなったという話を見かけますが、TOEICなんぞもPARTV、
〉VIなんか勉強の臭いがプンプンすると思うのですが如何でしょう。
〉英検の語彙選択問題もそう。これら試験のすべてが悪いとは言いません
〉が、こんな問題ができたからといって、それがどうし
〉〉たという視点も是非必要だと思いますね。そうでなければ、多読の
〉本当の効用の恩恵は受けられない恐れがあります。

〉うーん、これは普段ぼくの言いたいことをずばり言ってくださったと
〉いう気がしますね。ぼくからはなかなか言えないのだけれど、
〉栄泉さんの言うとおりだと思っています。「こんな問題ができたからと
〉いって、それがどうした」!

素人の浅ましさもあるかと思いますが、TOEICがなにか「神聖にして侵す
べからず」になりつつあるように思うのです。この弊害は物凄く大きい。

〉〉2.多読の効果的な進め方について

〉〉私の場合、170万語くらいで、感じ始めたことがあって、
〉読みたい本を無限に探して読むのはある時点で一旦やめて、暫くは、
〉今まで内容が良かったり、読み易かった本を再読するのが良いと思う
〉ようになりました。100万語か150万語までは、とにかく読みたい
〉本を読めば良いでしょう。最初はそれしか基準がありませんし。
〉〉ただ、これは良い本だと思った本はチェックしておいて、ある時点
〉からは、それを集中的に何度も読むのが良いと思うのです。そうする
〉ことで、英語の吸収の精度が飛躍的に上昇すると思っています。私は
〉200万語から300万語までの100万語のうち、実に67万語分が
〉再読でした。これは効果があるなという感触を掴んでいます。

〉そのはずです。ぼくも飽きない限り再読を勧めます。
〉吸収率が高くなるはずなので、2回目、3回目と読んでいく場合は、
〉語数を何割増しかにして足してもいいのではないかと思っているくらい。

「快読100万語」の中で、先生がディケンズの「David Copperfield」
の30時間以上もあるテープを10回もシャドウイングをされたというのを
見て「これだ!」と思いました。それにしても凄い。
いくら沢山読めばよいとはいえ、やはりどれだけ吸収できているかは大変
重要だと思います。

〉〉また、これなら何度読んでも飽きないと感じる本を46冊
〉44万語分ピックアップしたので、今後10回くらい読もうかと
〉思っています。これだけで、440万語分になります。ピックアップ
〉した46冊は、MGR2+34、OBW123、PGR234といったところで
〉分量も難易度も丁度いい。特に、MGR2+は読み易く、
〉〉内容も良いものが目白押しです。が、後で触れますが入手しづらい
〉のは本当に困ったことです。

〉これは本当におもしろいやり方だと思うな。
〉440万語分ストックがあれば、740万語まではもう楽々かな?

どうなるかわかりませんが、暫くはこれを中心に据えてやって行こうと
思っています。

〉〉3.多読教材の評価

〉〉私なりの感想を述べてみます。
〉〉私は常々、English Learner向けの教材は、読みやすい、文字が一定の大
〉〉きさである、行間スペースにゆとりがある、挿絵や写真が豊富で質も良い、
〉〉紙の質が良いことが必要だと考えています。

〉〉3−1児童書

〉〉(1)Oxford Reading Tree (2)Step into Reading
〉〉(3)Hello Readers     (4)An I Can Read 

〉〉どれも文字は大きく、絵の質も良いかと思います。
〉〉(1)は英語能力ゼロから読めて、また、大人でも読める内容で実に
〉素晴らしい。
〉〉(2)は何冊か揃っているノンフィクションものが面白い。
〉〉(3)はサイエンスものがユニーク。
〉〉(4)は大人が読める内容のものがあまりないかなという感じ。 

〉〉3−2 Graded Readers

〉〉(1)Oxford Bookworms      (2)Penguin Readers
〉〉(3)Macmillan Guided Readers (4)Cambridge English Readers
〉〉(5)Oxford Factfiles      (6)D.K.ELT Graded Readers

〉〉(1)どの観点から見ても無難という感じ。

〉〉(2)読み易いものとそうでないものの落差が大きい。紙質は改善して
〉〉 欲しいところ。紙質が悪いのに他のシリーズと比べて少しも安く
〉〉 ないのはどうしたことか。また、文字が小さすぎるのと、レベル
〉〉 5、6に挿絵が皆無なのはいただけない。English Learner向け
〉〉 としての配慮を欠いているのでは。

〉〉(3)どの観点からみても良くできている。特に挿絵の良さは他の追随
〉〉 を許さない。入手しづらいのが唯一の難点だが、これは致命的。
〉〉 何とかならないかと思いますね。書店で入手できるタイトルは限
〉〉 られているし、そもそも扱っている書店もごく一部。
〉〉 どうも、日本での拠点(マクミラン ランゲージハウス)の組織が脆弱でバ
〉〉 リバリとビジネスをやる体制ができていないらしい。国内の在庫
〉〉 も少なく、注文数がまとまらな いと(一説によると500冊と
〉〉 いうとんでもない数)英国からの取り寄せもままならないとか。 
〉〉 SEGブックショップで注文をとりまとめて(どれだけあるか分か
〉〉 りませんが)同社に発注するなんてことはできませんかね。

〉〉(4)文字が大きく行間もゆとりがあって良い。ただし、レベル3以上
〉〉 が挿絵が皆無でPGR56同様改善して欲しいところ。

〉〉(5)物語にとっつきにくい人にとって福音のシリーズ。私も最初はOFF
〉〉 ばかり読んでいたのを思い出します。

〉〉(6)迂闊にも最近までこのシリーズの存在をきちんと認識していなか
〉〉 った。どの観点から見てもOFFより素晴らしい。ちょっと高いのが
〉〉 (750円/冊)のが難点。D.K.社は図鑑も出しているので、良いも
〉〉 のがないか探してみたい。

〉この評価は実にありがたいです。
〉ぼくをはじめとして、多読指導の講師の方々もこれを参考に
〉指導できますね。栄泉さん、ありがと!

入手できればMGRが一番良いと思うんですけど、困ったものだと思います。

〉〉4.最後に

〉〉300到達の少し前に何を思ったか「快読100万語」の「第2部 
〉〉理論編」を読みました。以前とは比較にならないほどスラスラ理解
〉〉できました。これは何を物語っているのか。それにしても、目から
〉〉鱗のような指摘が次々と発せられていて、あらためて感激しました。
〉〉何百万語か進んでいる方には、キリの良いところで是非再読される
〉〉ことをお薦めします。自分にやっていること(多読)の意義がよく
〉〉分かります。

〉これもなるほどよいやり方かもしれませんが、
〉そうだとは、ぼくからは言いにくい・・・

まあ、そう言わずに自画自賛して下さいよ。

〉〉何はともあれ、1年2ヶ月も続いたことが大きい。多読は生活の一部
〉〉にしてこそ、大きな成果を生むことを確信した次第です。いずれ、
〉〉「英語の本を読んでいる」という意識さえなくなるでしょう。その
〉〉時が目標に到達した瞬間なのでしょう。そのためには、長続きさせる
〉〉こと。それが条件でしょうね。

〉〉今後ともなにかと宜しくお願いします。

〉こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
〉どの本の再読は何回目で飽きた・・・というような報告も
〉していただけたらありがたいですね。

そこまでデータを揃えられたら素晴らしいですが、どこまでできることやら・・・。

〉では、またお会いしましょう! 
〉栄泉さん、そのまま、たのしーい読書を!

本当に有難うございました。
また、宜しくお願い致します。


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