大変な9か月、やっと1700万語

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13540 // 時刻: 2021/5/12(01:30)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

13533. 大変な9か月、やっと1700万語

お名前: wkempff
投稿日: 2020/9/21(21:26)

------------------------------

みなさま、お久しぶりです。

この9か月、特に3月から夏くらいまでは、コロナ禍の影響をもろに受けて非常に大変な毎日でした(ITコンサル会社の経営をしております。オーナーではありませんので、さらに大変)。

読書は続けておりましたが、難物にぶち当たったり、真の駄作(読むのやめようかと思った)を結局読んだり、という感じで、はかばかしく読めておりません。

それでも、ようやく1700万語を通過したようです。

今回は、ぜひご紹介したい本もあります。

The 18th Abduction, by James Patterson, 10.5万
Before She Knew Him, by Peter Swanson、10.5万
The Puppet Show, by M.W. Craven, 12.7万
IQ, by Joe Ide、10.4万
Joyland, by Stephen King, 10.5万
Her Every Fear, by Peter Swanson、10.9万
Killing Quarry, by Max Allan Collin, 8.9万s
The Silent Patient, by Alex Michaelides, 12.4万
Catch and Kill, by Ronan Farrow, 15.3万

合計 311冊、1704.2万語

例によって長文のご紹介になります。ご容赦ください。今回ご紹介は4冊のみ(あとは、いまいち、ですかね)

IQ, by Joe Ide  お薦め度★★★★☆ YL9.0~9.5
IQは知能指数でなく、主人公の名前の省略形。IQはロスのスラムを根城にするもぐりの(ライセンスを持たない)探偵で黒人です。IQは唯一の身寄りであった兄を交通事故で亡くして以来天涯孤独、しかし、スラムの住人の人助けをするうちに自然に探偵をやるようになってきました。金持ちからは決然と高額の料金を取り、貧しい人にはボランティア。鼠小僧のロス版でしょうか。
有名なラップミュージシャンが、自宅で巨大な犬(Pit Bull)を使った殺人犯に狙われます。彼は最近スランプで、この事件をきっかけに引きこもってしまいます。IQは依頼を受けて犯人を追いますが、ミュージシャンの周囲は必ずしもIQに好意的でなく、事件を棚上げした彼に早く新作をレコーディングさせて儲けたい、という思惑が見えてきます。
スラムのギャング英語満載で、非常に読みにくいです。しかし、人気作品でシリーズ化されています。IQのタフな探偵像は多くの共感を呼ぶのでしょう。

Joyland, by Stephen King   お薦め度★★★★★ YL8.5~9.0
Kingの有名な作品で、例外的に短いです。遊園地でバイトすることになった主人公の青年は、遊園地で迷宮入りした女性殺人事件に深入りしていきます。また、下宿のそばに住む足に障害を持った少年と少年の母親との交流がセンチメンタルに描かれます。遊園地の運営サイドからの語りが多く、Kingなりに難しいです。しかし。実にセンチメンタルで美しい話。青春を回顧する、涙なしに語れない、しかし、すがすがしい作品。

The Silent Patient, by Alex Michaelides  お薦め度★★★★★ YL7.5
リッチなカメラマンと成功した画家の、絵に描いたように幸せな夫婦。しかし、妻は、ある夜、夫に5発の銃弾を浴びせて殺害します。容疑は明白でしたが、妻はそれ以来一言も言葉を発せず、精神異常として、犯罪者用の閉鎖病棟に収監されました。
サイコセラピストの主人公は、この女性に興味を持ち、彼女を助けようと、志願して、閉鎖病棟に勤務します。彼は、彼女の犯罪のみならず、彼女の過去、父親からの虐待、を追っていきますが、彼自身も父親から虐待を受けており、彼女の過去とかぶってきます。
アメリカ最大の読者書評サイトGoodReadで最高点を取ったベストセラー。しかし、玄人筋の評価は必ずしも高くなく、ミステリーとしてはトリックに既視感がある、主人公や周辺の感情の描きこみが不十分、などと言われます。
私は楽しみました。
確かに、トリックはミステリーファンには既視感があるかも知れず、彼女を反抗に走らせた黒幕の予想はつくのかも知れません。しかし、私は完全にひっかかり、最後に黒幕が突然明かされたときには驚いて声を上げてしまいました。
非常に読みやすい英語、トリックは緻密でピースがかっちりハマるような感覚も受け、お勧めしたい一冊です。

長くなるので、いったん切ります。


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.