山あり谷あり。300万語通過しました

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/4/19(10:21)]

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[報告] 1314. 山あり谷あり。300万語通過しました

お名前: くまくま http://sweet-teddy.hp.infoseek.co.jp/
投稿日: 2004/3/23(16:47)

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みなさん、こんにちは。くまくまです。

300万語通過しました。
今回の100万語は私にとって結構山あり、谷ありだったので、
書いておきたいことをあれこれ書いてみたら、かなりの長さに
なってしまいました。
見出しをつけてありますので、気になるところだけつまみ食いしてくださいね(^^;

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【もくじ】
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●読んだ本のレベル,日数,冊数
●精神的な要因による停滞と肉体的な要因による停滞
●絵本で幸せ
●Cobble Street Cousinsにリベンジ
●最近の読書スタイル
●300万語の効果
●これから
●読んだ本のご紹介

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●読んだ本のレベル,日数,冊数
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◆200〜300万語◆(9/27〜3/13:168日)
Lv0:19冊(OBW0:1冊、児童書:14冊(ORTを含む)、絵本:4冊)
Lv1:19冊(PGR1:2冊、児童書:9冊、絵本:8冊)
Lv2:15冊(MGR2:2冊、児童書:9冊、絵本:4冊)
Lv3:38冊(PGR3:2冊、CER3:2冊、児童書:32冊、絵本:2冊)
Lv4:23冊(PGR4:2冊、MGR4:1冊、児童書:19冊、その他:1冊)
Lv5: 4冊(PGR5:2冊、児童書:2冊)
Lv6: 1冊(児童書:1冊)
Lv7: 1冊(その他:1冊)
レベル不明:12冊(児童書:4冊、YA:1冊、絵本:4冊、その他:1冊)
合計132冊です。(再読含む)
多読開始当初からこれまで、のべ474冊読みました。

0〜100万語が約8ヶ月、100〜200万語は約4ヶ月、200〜300万語は
約6ヶ月です。ちょっとペースが落ちているのですが、これは
明らかに読めないなーと感じる時期があったからです。詳しくは後述します。

今回読んだ本のすべてのリストは、
[url:http://sweet-teddy.hp.infoseek.co.jp/record3.html]
にあります。よろしければごらんになって下さい。

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●精神的な要因による停滞と肉体的な要因による停滞
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停滞研究プロジェクトで扱われていたような原因で停滞しているな、と
感じることはあまりないのですが、多読とは全く関係のないことが
影響して、結果的に停滞しました。
200万語を越えてしばらくしてから、かなりへこむような出来事があり、
それがきっかけで、一時期は相当落ち込んでいました。このような時期も
一応本は読んでいたのですが、いつもと比べると楽しく本を読むことが
できませんでした。やさしい本を読んだりしていたのですが、
結局、精神的に立ち直るまでは以前のように読むことはできませんでした。
その後も何度か滅入ったりしたのですが、私は落ち込んだりしていると
本を読めないとわかったので、無理に読んだりせずに、そのときの気持ちに
まかせるようになりました。
そして、先週の1週間くらいは寝不足が続いて、なんだか無気力。こんな時も
やっぱりなかなか読み進められません。とりあえず本を手に取ってみても、
字が上滑りしていくという感じで、頭に話が入ってこないんですね。やさしい本を
読んでみたりして、あとは今の自分の気分に合う本を探して、読んでダメなら
別の本に…というのを繰り返していました。1日に4−5冊試して、全部
ダメだったときもあります(苦笑) そういうときは、そんなもんかなって。
心身共に健康であることが、停滞しないコツかもしれません。

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●絵本で幸せ
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この100万語はレベル3-4を中心に読んでいたのですが、自分にとって
だいぶ楽になってきたにもかかわらず、読めば読むほど「もっとやさしい本を
浴びるほど読みたいー!」という思いが募りました。そんな気持ちが
あふれ出しそうになった頃、ようやく絵本がたくさん所蔵されている
図書館に行く機会が訪れました。事前に読みたい本をピックアップしたリストを
作成し、準備万端。心ゆくまで絵本を読むことができました。
あまりにうれしいのとお話が楽しくて、図書館にいる間
満面の笑みを浮かべてにこにこしながら読んでいたので、端から見たら
アヤシイ人だったかもしれません。ブースのようになっていたので、
あまり見られてはいないと思いますが(^^; 図書館から出てからも、
しばらく余韻に浸って顔が笑っちゃうくらいに、しあわせー!と
実感できる時間を過ごせました。
多読を始めるまでは、絵本とは縁のない生活を送っていたので、
絵本を読んでこんなにしあわせな気持ちになれるなんて、思ってもいない
贈り物をもらった感じです。
なかなか行けないのが残念なのですが、また機会を作って図書館で
絵本三昧したいです。

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●Cobble Street Cousinsにリベンジ
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50万語前後のころに、Cobble Street Cousinsの#1と#2を読んだのですが、
なんとなく消化不良な状態でした。書評のあらすじなどを読む限りでは
自分の好みにばっちり合いそうなお話なのに、なんとなく読みづらい…。
話自体は嫌いじゃないはず、と#3,4を買ったのを機会に、#1から読み直して
見ました。すると、前に読みづらいと思っていたのはなんだったのー!?と
いうくらいにするするーっと読めました。これが300万語の効果かも…うっとり。
前回は#2,#1の順で読んだので、これも読みづらいというか、わかりづらかった
原因かもしれません…。このシリーズは絶対#1からじゃないと!と思いました。
そして、#6までまとめて買わなかったことを後悔しました(爆)
私は、最初のうちは話が引っ張ってくれるタイプの本の方がむいていたようですが、
ようやくゆったりしたお話も読めるようになってきてうれしいです。

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●最近の読書スタイル
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以前より、気持ちに忠実に、素直になってきたような気がします。
読んでいてつらいな、難しいな、今の気分じゃないな、と思うと
とりあえずやめてしまうので、読みかけの本がたくさん(笑)
未読本も増えてきたので、何冊か続けて投げても、まだ読む本があるので
まったく問題なしです。
ただ、完全に素直かというとまだそうではなく、ちょっと難しくても
先が気になるものは無理しても読んでしまったりはします。疲れたら
やさしめの本や読みやすい本を読んだり、他のことをして気分転換をしたりと、
自分なりの対処方法が確立してきたので、キリン読みしたくなったら、
それは自分の気持ちに従っていいかな、と思います。
読みかけの本やいったんやめる本が増えてきたのも、前よりも気楽に
読んでみようかな、と思えるようになったからかも。今もわりと慎重では
あるのですけど、前はただ飾っていただけだったのが、最近は読みたいと
思ったら開いてみる、で、まだダメだーと思ったら本棚にお帰りいただく(笑)
何度かそういうことを繰り返しているうちに、ふっと読めてしまうときが
あります。前に読めなくて本棚にお帰りいただいた本が読めたときは、
普通に読めたとき以上にうれしいです。
レベル上げも前はとても慎重でしたが、最近は上に書いたように
あれこれ手を出してみているので、レベルは絶対ではなくて、参考くらいに
なってきたようです。レベルありきという状態から、自分が快適かどうか、という
部分に意識が移ってきたのかもしれません。

今回、「Holes」と「Sarah, Plain and Tall」でListening-Readingを
試してみました。
「Holes」は完全にキリン読みです。朗読もちょっと速めなのですが、
このちょっと速めというのが、聴きながら読むのに心地よかったです。
意味は全然すこーんと落ちてはこないのですが、英語のリズムを
感じられたり、If only〜♪の歌を聴いてなごんだり、楽しめました。
「Sarah, Plain and Tall」は、ちょっとゆっくりめかな。再読というのも
あるのでしょうけど、「Holes」は朗読に引っ張られるように読んだのに対し、
こちらは雰囲気を楽しむ感じ〜。聴くだけでもいいかもしれないなぁ。
今は本ばかり買ってしまっていますが、朗読CDもぼちぼち買いたいな…
買えるといいな。

シャドウイングはお休み中です。また時期が来たらやりたくなるかも
しれないので、BBC Bigtoeなどを流しながら好みの音源を探します。

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●300万語の効果
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こんな見出しをつけたわりには、「おぉー!」というような効果はありません。
期待してしまった方、いらっしゃいましたらごめんなさい。
私は、普段はアマゾンなどのネット書店で洋書を買うことがだんぜん多いのですが、
たまーに大きな本屋さんに出向くことがあります。そのときに、GRの棚も見ては
にんまり微笑んでしまいます。
多読を始めようと、本屋さんに行って初めてGRを見たとき、レベル2でも、
いや、OBW1を見ても分厚く思えました。そのときは、結局OBW0を2冊と
ICR、SIRを買って帰りました。
それが今や、GRの棚をまんべんなく見て選べちゃうもんねー、と思うと、
顔が笑ってしまうのです。いつ読むかは別として、読もうと思えば読める、と
思える本が確実に増えているなぁと実感できるのは、やはり本棚の前かと。
PBの棚も最初の頃は素通りでしたが、今はタイトルを見るだけは見る(笑)
そう遠くはないいつかに、もっと選択の幅が広がるのかというのが
見てわかるだけでも、本屋さんに行く甲斐はあるな、と思います。

前回、200万語の報告の時に単語の綴りを覚えてきたというか、パソコンで
入力したりしているときに間違えた綴りに気付くようになってきたという話を
書いたのですが、先日、私は日本語でも誤字や脱字などが気になる方だということに
気がつきました。やっぱり、日本語での本の読み方は影響しているようです。

それから、300万語読んだからか、多読を始めて1年半くらい経ったからか
わかりませんが、他の方のご報告を読んで、「この人はこんな効果が出ているのに
私は…」とか、「他の人に比べて自分の進み方が遅い」とか、そういうことを
あまり考えなくなりました。読み方にムラがあって、キリン読みはなかなか
できなくて、という読み方が、私の読み方なんだ、と思えるようになってきました。
他の方を全く気にせず、とまではいきませんが、自分なりの読み方でも
進歩は感じられるし、あまり考えすぎず、読みたいと思える本をたくさん
読んでいけばいいんじゃないかな、と思います。幸いにも、掲示板や書評で
たくさんの本が紹介されているおかげで、読みたい本が増えることこそあれ、
途切れることはないので、うれしい悲鳴を上げながら読み続けることができます。
いろいろな方のおかげで続けていくことができると思っています。本当に
ありがとうございます。

映画は少ない本数ですが、楽しんで観ています。12月くらいから記録をつけ始めました。
記録をつけ始めてから最後まで観たのが10本。途中までというのが2本…だったかな。
よく覚えていません(苦笑)
一応タイトルだけあげておきますね。
・The Lawnmower Man ★★★
・Finding Nemo ★★★★ (2回)
・Holes ★★★★
・Elections(ハイスクール白書〜優等生ギャルに気をつけろ!〜) ★★★
・Stuart Little(スチュワート・リトル) ★★★★
・Bean(ミスター・ビーン) ★★★☆
・Star Trek II The Wrath of Khan ★★★☆
・Matilda ★★★★★
・Emma ★★★★
自分の好みと家人の好みが半々くらい、いや、4:6くらいか…?
ジャンルもバラバラです。
今まであまり映画を観ていないので、他の方の観ている映画なども
参考にさせていただきながら、あれこれ観たいと思います。

あ、映画の報告を書いて思い出したことが。
Star Trek II The Wrath of Khanの一部(Genesisの説明のシーン)のみ、
多読を始めて100万語未満の頃に観たことがあるのですが、そのときは
英語字幕を読み切れないうちに字幕が切り替わるわ、字幕を読んでも
訳がわからないわ、映像を見る余裕はないわで、Genesisがなんなのかと
いうのがさっぱりわからなかったのですが、今回は、とりあえず字幕は
読み切れて、なんとなく意味はわかったんです〜♪それどころか、
字幕にない部分もところどころ聞き取れたりして。Listeningにはそれほど
時間を割いていない私でも、それなりに効果を感じられたのがうれしい〜。
話の半分くらいしかわからないような映画もたくさんありますが、これらも
何回か観ていくうちにわかるようになってくるかも。うきうき。

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●これから
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Basic Grammer in Useをついに買ったので、すぐではないと思いますが
ぼちぼちやるかもしれません。
映画も観たいし、読みたい本もたくさんあるし、やりたいことから
やっていきます。…全然予定になってないけど、まあいいか。

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●読んだ本のご紹介
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ではでは、最後に読んだ本の紹介ですが、激烈に長いです。
心してかかってください。
定番本などは、なくなく削っていますが、それでも長いです。ごめんなさい。

今回も、抹茶アイスさん、キャロルさん、Sueさん、みちるさん、由良さん、
はらぺこあおむしさんにお借りして楽しく読みました。
いつもありがとうございます。

【GR】
今回はPGRが意外なほど読めました。PGR4くらいになると、私には読みやすい感じ。
PGR5はまだちょっと厳しいのですが、またそろそろ挑戦しようかな。

Bernard Smith
・The Ring(PGR3)
読み終わるとちょっと切なくなってしまいます。誰が悪いとか考えるのは、
ちょっと違うような気がするし…。意外な話が伏線になっていて、びっくりしました。
なんだか余韻の残るお話です。

Bill Gates
・The Road Ahead(PGR3)
オリジナルの本が出版されたのが1995年のことらしく、内容が結構古いです。
昔のことを回顧してしている部分はよいのですけど、これからこうなるだろう、
みたいなところは、あたっている部分もあれば「なんじゃ、そりゃ」みたいなのも
あって、笑えます。コンピュータの歴史とかを、それなりに知っている人が
読んだ方がおもしろいかも。"Agent"なんて単語を久しぶりに見ました。
あ、でもゲイツの家にあるシステムの話とかは、全然知らない人が読んでも
おもしろいかも。人がいるところだけ明かりをつけたりとか、音楽をならしたりとか、
とにかくすごいです。そんなシステムがあと10年以内に多くの家庭にあるだろうって…
あと1年くらいでそれは無理でしょう(苦笑)

William Shakespeare
・The Great Plays of Shakespeare(PGR4)
悲劇ばかり3編(ロミオとジュリエット・マクベス・リア王)。
ロミオとジュリエットは何となくお話を知っていましたが、マクベスとリア王は
タイトルしか知らなかったので、お話を知るいい機会でした。悲劇といっても、
ちゃんと理由があって悲しい結末になるので、読んでいて悲しいというよりは
考えさせられる感じがします。映画とか演劇とか、いろいろみてみたくなりました。

Jane Austen
・Emma(PGR4)
表紙のEmmaの写真に一目惚れして買った本。
かわいいー!おもしろーい!古典は今まであまり読んでいなかったのですが、
なんでおもしろいのかなぁ、と考えてみると、生きている世界が違うから
想像がふくらむからかも、と思いました。身分の差とか、生活習慣とか、
暮らし方とか、全然違いますものね。
映画も観てみました。似たような服を着ていて、あれ、これは誰ー?なんて
こともありましたが、PGRであらすじをつかんでいたせいか、なんとか話を
追うことができました。EmmaとHarrietの暮らしぶりの違いなどは、映画の方が
目で見てわかるので、わかりやすかったです。
原書を読んだあと、もう一度映画を観てみたいかも。

John Grisham
・The Firm(PGR5)
PGR4でグリシャムを楽しく読めたので、PGR5に挑戦してみたところ、
話が飛び飛びに感じられました。おまけに、登場人物が誰が誰やら
わからなくなってしまいました。原書なら、もう少し人物の書き込みが
しっかりされていて、誰が誰やら…なんてことにはならないのかも?

Arthur Hailey
・The Airport(PGR5)
半分くらいまでは、人もたくさん出てくるし、それぞれの事情などが
書かれていて、よくわからなかったのですが、話がまとまってきて
展開し始めてからは、話に入り込んで読むことができました。
でも、ちょっと難しかったかな。

Ira Levin
・A Kiss before Dying(MGR4)
最初はなんだかなーという感じでしたが、殺人を計画し始めたあたりから
徐々に先が気になり始め、次女の章からはさくさくっと読めました。
retoldのわりには話が破綻していなくて、とても読みやすかったです。
女の側から考えてみると、ショックを受けそうなお話ですね。ますます
男性不信になりそうな…。

【絵本】
Bernard Clavel/Yan Nascimbene
・Castle of Books Lv4? 1000語
Benjaminの家は詩人のパパのおかげで天井から床まで本でいっぱい。
Benjaminの夢は大きくて立派なお城に住むこと。Benjaminは家中に
ある本を使って、裏庭に自分のお城をつくることを決意します。
天井から床まで本でいっぱいなんて、そんな家に住んでみたいなー。
本を使ってお城をつくっても怒らないパパが素敵。本でお城をつくったりしたら
本が傷むじゃないの、と思う私は夢がないのかも…。最後のオチがすっきり
わからなかったのがくやしいので、いずれ再読を、と決意しました。

Virginia Lee Burton
CHOO CHOO
木炭で書いたようなモノクロのイラストが素敵で、文字の並び方も
おもしろいです。絵の一部のような感じで、字を読みながらCHOO CHOOの
行き先を追えるようになっています。リズムもよい文章で、音で聴けば
さぞかし楽しいだろうな、と思います。

Helen Oxenbury
・One Day with Mum Lv0-1?
・A Bit of Dancing Lv0-1?
・A Really Great Time Lv0-1?
・It's My Birthday Lv1
「The Three Little Wolves and the Big Bad Pig」の挿絵を描いている、
Helen Oxenburyさんの絵本です。
上の3冊は、1冊に3つのお話が入っている絵本。おじいさん、おばあさんとの
お話や、誕生日パーティのお話など、身近なお話といった感じ。
It's My Birthdayは、お誕生日を迎えた男の子(だと思う…たぶん)が、
動物たちにケーキの材料を少しずつもらっていきます。ケーキを作れるのかな?
どちらも、イラストもお話もあたたかくて大好きです。一番のおすすめ。

Dyan Sheldon/Gary Blythe
・The Whales' Song
図書館で見つけて、やっと読むことができました!図書館にあった本は、
なぜか英語とスペイン語の2カ国語で書かれた本でした。
イラストが素晴らしい〜。ハードカバーでイラストを堪能してくださーい。

Martin Waddell/Barbara Firth
・You and me, Little Bear
・Can't you sleep Little Bear?
アトムさんに紹介していただいた、くまの絵本。
イラストの線がやわらかく、あたたかいです。Little Bearがとっても
かわいいのですが、Little Bearをやさしく見守るBig Bearの目が
とってもやさしくて、見ているだけでしあわせです〜。
手元に置いておきたい本です。

Pat Hachins
・Don't Forget the Bacon!
お話自体もおもしろいのですが、男の子と男の子が連れている犬の表情が
なんとも微妙で、笑いがこみ上げます。お買い物に行った先のおじさんの
表情も微妙な表情でおもしろい!よーく見れば見るほど、おかしさが
こみ上げてくる〜。何度も楽しめます。

【児童書】
・ORT3B,4
やさしくて、楽しくて大好きです。
ORT4になると、今までの1冊で1話から続き物になってくるので、
これもまたたのしー。

Ron Roy
・A to Z Mysteries #13-16
私のお気に入りシリーズ。主食といってもいいのですが、
そのわりには大事に読み進めているので、なかなか進みません。
でも、これを読めば読める!という自信があるから、いいの。
Pは、ひさびさにみんなで力を合わせてるー!という感じのお話で
おすすめです。

Ann M. Martin
・Baby-Sitters Little Sister #1-4
・Baby-Sitters Club #4-5
こちらも私のお気に入りシリーズ。
どちらかといえば、Little SisterよりもBaby-Sitters Clubの方が
好きなのですが、Little Sisterシリーズも#3くらいからだんだん
おもしろくなってきました。なんといっても、Morbidda Destinyの
話を一体いつまで引っ張るのかという、よこしまな興味がわいてきて、
目が離せなくなってきました。
Baby-Sitters Clubは#5で新メンバーが出てきたりするので、とりあえず
#1-5はこの順番で読んだ方がよさそうです。
どちらもアマゾンでは全巻入手が難しくなってきているので、
古書店サイト巡りをしなければならなくなりそうです。それも楽しみ(笑)
また、どちらのシリーズも絵本の読み聞かせなどをしてあげるときに、
実在する本のタイトルが出てくるので、これもまた楽しみなのです。
Little Sisterの#3-4では、Charlotte's Webが出てきたり、知っている
タイトルを見るとなんだかうれしくなってしまいます。

Mary Pope Osborne and Natalie Pope Boyce
・MTH Research Guide:Dolphins and Sharks
Will Osborne and Mary Pope Osborne
・MTH Research Guide:Dinosaurs
・MTH Research Guide:Titanic
・MTH Research Guide:Pirates
・MTH Research Guide:Space
・MTH Research Guide:Mummies and Pyramids
それほど興味のわかないと思っていたことがらでも、読んでみると
案外おもしろく、知らないことも多かったのだと思いました。
絵や図も多く、わかりやすいのでとても楽しかったです。

Beatrix Potter
・The Miniature World of Peter Rabbit: 12 Miniature Original Tales
ピーターラビットのミニチュア本です。箱に入っていて、かわいいです。
字は少し小さめですが、1つのお話が1000語前後で、寝る前に1冊ずつ
読むのにちょうどよかったです。
お話は12で全部ではないのですよね…。完全版が欲しくなるかも。

Louis Sachar
・Holes
朗読に引っ張っていってもらったおかげで、なんとか読めました。
その後、映画を見てうすぼんやりとした理解がもう少し深まったような
気がするものの、まだよくわからない…。
また再読しようと思って、順番待ち中です。

Lemony Snicket
・The Reptile Room
まりあさんの回覧本でお世話になりました。
人が幸せな方がいいに決まっているのに、幸せな描写はなぜか眠たく
なってしまい、不幸に落ちていってからの方ががんがん読み進めてしまう
不思議な本です。今回は、前々から予告されていたことが本当に起こって
しまったあたり(半分くらいのところかな)で、もう読むのをやめようかとも
思ったのですが、それでも最後まで読んだらちょっとすっきりしました。
Mr.Poeは「わざとか?わざとなのか?」というくらいに話が通じていなかったけど、
大人の立場で見ればそういうものなのかなー。

Roald Dahl
・The Giraffe and Pelly and Me
久しぶりに読んだDahl。毒気が少な目で、安心して読めました。
キリン、ペリカン、サルがそれぞれの利点を生かして窓ふきを
やっているところがいいなぁ。一番おもしろかったのはペリカンの口と、
最後に出てくるWilly Wonka Rainbow Drop(笑)
Dahlの世界もつながっているんだなぁ。

Sharon Creech
・Walk Two Moons
それぞれの登場人物の性格や状況などがわかるまでに4分の1から3分の1くらい
かかり、そこまでは1日に2〜3章くらいずつ、ぼちぼちと読んでいたのですが、
だいたいつかめてきたあたりからそれぞれの話でいろいろな出来事が起こって
くるので、先が気になって仕方なくなってきて、後半はほぼ一気読みでした。
最後まで読んだ感想は、とにかく衝撃を受けました。胸が痛くなるような、
そんな感じ。感想を書くために1章を再度読み直してみたら、何となく
読み流していたところに新たな発見が!全貌をつかんだうえで再読すると、
印象が違ってくるのかも。

Megan McDonald
・Judy Moody
・Judy Moody Gets Famous!
・Judy Moody Predicts the Future
・Shadows in the Grasshouse Lv5-6?
将来の夢は医者で、人と違っていることが大好きなJudyのお話。
Judy Moodyは一番最初に読んだ方がいいと思います。
私にとってはMarvin Redpostシリーズよりも読みやすいと感じました。
おまけに、ハードカバーは装幀もおしゃれで、所有欲がふつふつと…。
あ、Judy Moody Mood Jarnalをうっかり買ってしまったのですが、
これは自分で書き込む日記帳みたいな感じです。Judyと日記を書きたい人以外は
いらないかと…。
「Shadows in the Grasshouse」は、American Girls History Mysiteriesという
シリーズの1冊。Megan McDonaldの本を探していて見つけました。
シリーズの名前の通り、歴史上のできごとなどをからめたミステリーです。
主人公が女の子で、お話も女の子向けかな。この本の舞台は1621年のJames Town。
12才の少女Meredith Shipman(Merry)はLondonの通りで誘拐され、船に乗せられ
New WorldのJamestownに連れてこられました。Merryは売られるために
連れてこられたのです。売られたMerryはglasshouseで、一緒に船に乗ってきた
Angeloたちと働くことになります。glasshouseでは、そのころイタリアでしか
作れなかったcristallo(透明なガラス)を作ろうとしていました。Angeloは
イタリアのglassmekerの見習いで、ガラスの作り方の本にたくさん書き込みをして
勉強し、自分でもcristalloを作ろうとしていました。しかし、ある日、Angeloの本が
盗まれてしまいます。さらに、Angeloたちが依頼されて作ったガラスの器が真夜中に
割られたり、AngeloやMerryに危険が迫ります!
時代がいつも読んでいるものと違うせいか、見慣れない単語がたくさん出てきて、
ちょっと難しい感じがしました。レベルで言うと5〜6くらいに感じました。
字はわりと大きめで読みやすいです。ミステリー要素よりも書かれている時代に
どんなことがあったか、という方に主眼が置かれているような。独立前のアメリカの
様子ってこんなだったのかー、と日本で世界史を勉強しているときには
わからないことが見えてきます。最後はできすぎのようにうまくまとまっていて、
気持ちよく読み終われました。意外な人まで出てきてびっくりでした。
American Girlのシリーズが好きな方なら、楽しく読めるかも。

Cynthia Rylant
・Cobble Street Cousins #1-4
通して読んでいくと、1冊ごとに季節の移り変わりがはっきりとわかって、
単独で読むよりなおいっそうよいです。
気に入ったら、#6まで一気に買ってしまうことをおすすめします。
私は#4までしか買わなかったことを、とてもとても後悔しました。

Enid Blyton
・First Term at Malory Towers Lv4?
300万語通過本です。久しぶりのBlytonで、エリザベス、おちゃめなふたごと
同じく寄宿学校ものです。
ダレルは12才になり、マロリータワーという寄宿学校に入学することになりました。
今まで行っていた学校の友達とは別の学校にひとり行くことになったダレル。
マロリータワーとはどんな学校で、どんな人たちがいるのでしょうか?
そして、ダレルに友達はできるのでしょうか?
舞台は違っても、話の感じとしてはブライトン節とでも言いますか、エリザベスや
ふたごのシリーズと似たような流れを感じます。なので、ドキドキしたりすることは
あまりないのですが、安心して読めました。
今まで読んできたシリーズは、主人公が寄宿学校に入学するときは、なぜか主人公より
先に入学している同学年の子がいて、その子が学校のしくみなどをいろいろと教えて
くれるんですね。日本の学校みたいに一斉に入学するんじゃないのですね…?
たまに読むと、さらさらっと読めるし、楽しいです。

【ヤングアダルト】
Philip Pullman
・The Ruby in the Smoke Lv7?
Pullmanなのですが、ファンタジーではなく、ミステリーです。
1872年、ロンドン。16才の少女Sally Lockhartは父の死の真相を探ろうと、
自分の元に来た手紙を手に、父の会社Lockhart and Selbyに行きます。
そこで、会社の秘書(たぶん…)のHiggsに「the Seven Blessings」について
尋ねたところ、Higgsは突然死んでしまいます。Sallyにとって、これは始まりに
過ぎなかったのです…。
最初は知らない単語はたくさん出てくるし、一つの文は4行とか平気であるしで
読むのに必死だったんですが、だんだん慣れてきました。最後の方で謎が一気に
解けてくるんですが、「え?え?そうだったのー!?」と驚きっぱなしでした。
伏線があったけど読み切れなかったのか、突然出てきたのか…(^^;
相当なキリン読みだったと思いますが、なんだかよくわからないけど、楽しめている
というのを感じる本でした。

【一般書】
・一流の朗読で聴く名文−「智」を求める
古典の中の一文やアメリカ合衆国憲法の前文など、名文を集めたものです。
名文自体の他に、わかりやすいように英語でやさしく書き下したものと、
書き下したものの日本語訳がついています。
名文自体は難しいものも多く、ちょっとわかりづらかったのですが、英語で
やさしく書き下したものを読むとなんとなく意味がわかるかなー、という感じ。
そんな中、シアトル酋長の演説(アメリカの原住民が住んでいた土地を
アメリカ政府が買い取りたい、という申し入れをしたことに対する返事)は
胸にぐっと来るものがありました。人間は自然の一部であることを忘れては
いけない、ということ、電気に囲まれてコンクリートだらけのところで
過ごしていると忘れがちですけど、忘れてはいけないことですね。
あと、「読書案内」もおもしろかった〜。それから、「アメージング・
グレース」もあるのですけど、先日みた映画の中でこの曲が使われていて、
(字幕に曲名が出てきたのでタイトルがわかったのですけど)お葬式の時に
流れる曲らしい、ということがわかりました。みたことがあるものが出てくると
なんだかうれしいです。あ、そうそう、この本のCDは、文章ごとにぴったりな人を
選んで朗読してくれているので、イメージが広がります。何度も読んで、
聴いてみたくなる感じです。

【マザーグース】
・Ring-a-Ring o' Roses−はじめてのマザーグース
ブリックスさんの絵があたたかくて、見ているだけで楽しいー!カラーのイラストと
モノクロのイラストがあるのですけど、どちらも素敵です。モノクロのイラストは
エッチングみたいな感じ。カラーはとてもあたたかな感じ。CDをきくと、英語の音が
持つリズムなど感じられます。
しばらく繰り返し聴いていたら、Ring-a-Ring o' RosesやSimple Simonなど、ふと
鼻歌で歌っていることに気付きました。覚えやすいメロディなのでしょうね。
ほかの本もいろいろ見たり聴いたりしてみたいです。

【まんが】
・INU-YASHA #1-2
はじめて読んだ、英語のマンガ。
日本語では全くの未体験。まんがもアニメも見たことがありません。最初は
知らない単語はたくさん出てくるし、なんのことやら…と思っていたのですが、
適当に流し読んでいくと、だんだん世界観が見えてきて、あとは普通に読めました。
絵が助けてくれるので、多少言い回しなどが難しくてもなんとかなる、というのと、
戦国時代にタイムスリップしたりするものの、舞台が日本なので何となく
こんなことを言っているのかなぁという推測がしやすいので読めるのかなぁ。
もっとたくさんマンガを読みたいです。

【番外編(まだ読み切っていないもの)】
Eric Schlosser
・Fast Food Nation
以前途中まで読んで、あまりにわからなくて一度やめてしまったのですが、
また最初から読み始めました。前回読んだところは、前よりもわかる〜!と
大喜びでした。この本が、現在の寝る前に読む本で、1日2-3ページずつ
読んでいるので、読み終わるのはまだまだ先になりそうです。
今はまだ、本文270ページ中の70ページくらいなのですが、マクドナルド、
ドミノピザなどファーストフードの知っている名前のほかに、ディズニーの
話なども出てきておもしろいです。

とても長いにもかかわらずここまで読んでいただき、お疲れさまでした!
ありがとうございました。


▼返答


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