Jane Eyreで2000万語通過しました!

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11619. Jane Eyreで2000万語通過しました!

お名前: もつこ
投稿日: 2009/7/25(05:11)

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もつこです。
7月24日、Jane Eyreで2000万語通過しました!

2005年11月15日にHarry Potterで多読をはじめてから3年8ヶ月ちょっとたちました。
今まで読んだのは絵本やレベル0.1の子ども向けGRからPBまでトータル1524冊。
うちPBは117冊。(そのうちヒストリカルロマンス本は11冊)
また、BBCのBig Toe http://www.bbc.co.uk/bigtoe/books/ にアップされる児童書の聴き読み167冊
(Big Toeの話は途中をはしょったりして簡略化されたものなのでトータル分数から概算で語数を出しています)、
著作権切れの古典を集めた無料音源 LibriVox http://librivox.org/newcatalog/ の聴き読み25冊
(書評システムを参考にするか、Project Gutenberg http://www.gutenberg.org/catalog/world/search 
に原作のまま無料テキストがのっているのでそれをワードに貼り付けてカウント機能でカウントした語数)も含んだ冊数です。

2000万語通過に選んだのは、ごぞんじシャーロットブロンテの古典、ジェーンエアです。

* Jane Eyre by Charlotte Bronte  8.9 182688 (原作) 横浜市立図書館蔵書
  LibriVox 音源 http://librivox.org/jane-eyre-version-3-by-charlotte-bronte/
* Jane Eyre by Charlotte Bronte  3.0 32000 洋販ダラーシリーズ Level 2 (簡易版) 横浜市立図書館蔵書

いつも参考にしているDillさんのブログにLibriVoxの音源が紹介されていて巷でプチブームになっているようなので(?)、私も読んでみたい、聴いてみたい!と思ったのがきっかけです。
10歳で孤児となったJane。おばの家でのひどい待遇、寄宿学校での食事も満足に与えられないような生活、住み込み家庭教師となったRochester家で芽生える恋心、傷心を負いRochester家を着の身着のままで出た後、そして愛するMr.Rochesterとの再会・・・・と本当に波乱万丈です。

18万語超という長さの上、古典で難解そうだし、少女時代に翻訳本を読んだ記憶はあるものの、ストーリーはすっかりわすれていたので、原作を手に取る前に、まずは洋販ダラーシリーズ Level 2の簡略版でストーリーを予習。そして、原書も手元に準備して(図書館から借りた)いつでもテキストが見られるようにしてLibriVoxの音源を聴き始めました。やはり部分によってはとても難解でしたが、音源なので(本で読み返すよりは)ながら聴きでも、聴き返すことができてよかったです。ゆっくり1ヶ月以上かけて(たまに本のほうも手にとりながら)全39章を聴き読み終わりました。
JaneのMr. Rochesterへの深い愛情が表現された章など、とても聴きごたえがありました。

以下、それ以外に1900万語の後で読んだ印象に残った本の紹介です。

<PB>

* The Second Wife by Denise Robertson (7.0 133000) 横浜市立図書館蔵書
ウルトラQの母さんおすすめ、結婚について考えさせられる本。 文字通り2nd wifeの二人が主人公。
Ellieはガンで妻に先立たれたRechardの後妻。ルームメートだった親友のTerriはジャーナリストとして活躍、妻と離婚したMikeと結婚するが二人とも先妻の影に悩まされる毎日。少し精神的に不安定なところのあるEllieは突然家をでてしまい、、、、

* Angels and Demons (8.1 155149)
天使と悪魔 Landon教授の1作目。映画化もされたこの作品は賛否両論あるが(ヒロインの設定が
崇拝して大好きな父を失った女性というのもダビンチコードと同じだし。。。)、、私にはおもしろかった。
途中にでてくる上下逆転しても同じに読めるambigramには目を奪われた。

*The Chocolate Bear Burglary (A Chocoholic Mystery 2)
コージーミステリー。TenHuis Chocoladeの店先に展示されたアンティークのチョコ型をめぐり殺人事件が?急にMichiganまでやって来た主人公Leeのテキサス時代の義理の息子Jeffの不可解な行動が怪しい?Jeffにかけられた疑いを晴らすべくLeeは真相究明にのりだす。

* Mistress by Amanda Quick (7.0 103141)
ロマンス本11冊目。Masters伯爵の愛人をよそおい、叔母の秘密をblackmailする謎の敵をさがすヒロインIphiginia。
謎解きの要素をアクセントにMastersとのやりとりが軽快なタッチで話がすすむ。

<児童書>

* Among the Free (Shadow Children 7) by Margaret Peterson Haddix (4.5 42941) ブッククラブEduca蔵書
最終章はLukeの話。突然おとづれた大きな変化にとまどいながら・・・・
とうとうShadow Childrenもコンプリしました。

* Vicky Angel by Jacqueline Woodson (5.1 36000) ブッククラブEduca蔵書
親友のVickyを目の前の交通事故で失ったJadeの前に、Vickyの霊(?)が現れる。
はじめはVickyにあえてよろこんでいたものの、Vickyがわがままでだんだん他の人とのかかわりをいやがるのに嫌気がさしてきて・・・

* My Haunted House by Angie Sage (3.5 12500)
クプクプさんおすすめ。幽霊探しが好きなのAraminta Spook 気に入っているのにその家を叔母さんが売りに出すというので・・・ 絵がちょっと奇妙にspookyなテイストでまたそれがおもしろい。

* Ottoline and the yellow cat (Ottoline #1) by Chris Riddell (3.5 7500)
これもクプクプさんおすすめ。広いマンションの1室に不思議なスウェーデンの生物Mr. Monroeと二人ですんでいる女の子Ottoline。宝石泥棒の謎を解く。 細いラインとスポットカラーの赤がきれいな緻密なイラストも魅力!

* Small steps by Louis Sacha (7.0 48074) ブッククラブEduca蔵書
Holesの続編 Armpitが主役 まじめにバイトと学校の勉強にはげむArmpitのところにX-rayが人気歌手Kiaraのコンサートのチケットダフ屋をしてもうける話をもちこむ。コンサートがきっかけでKiaraとArmpitに恋が芽生え・・・危うい話の展開にどぎまぎしながら読み進めた。読後感さわやか。Holesのような、ちょっと不思議(?)な話の部分はない。

<BBC Big Toeの聴き読み> http://www.bbc.co.uk/bigtoe/books/

どんどん面白そうな話がアップされるので聴くのが忙しい!今回は特に好きなJacqueline Wilsonの話が多くてうれしかったです。

* The illustrated mum by Jacqueline Wilson
DolphinのmumのMarigoldは身体じゅうにいろいろな刺青があってかなりふつうのmumとは違う。姉のStarとはdadが違っても助け会ってきてずっと仲良し。そこにStarのdadのMickyが現れ今までとは生活が一変!

* The Secrets by Jacqueline Wilson
義理の父親Terryの虐待から逃れて,素敵なNan(おばあちゃん)と暮らすTreasure。アン・フランクを尊敬する頭がよくてちょっと太めのIndia、ママは人気子供服デザイナー。変わった名前をもつ二人の少女が親友になる。

* The Suitcase KidMumとDad by Jacqueline Wilson
が別々のパートナーと暮らすことになり、どちらか一方を選ぶことの出来ないAndreaがウサギの人形Radishと一緒に、それぞれの家を1週ごとにいったり来たりする。どちらにも連れ子がいてなんとも自分の居場所がないAndrea.

*Vinegar Street by Philip Ridley
Vinegar streetではいつもかなり変わった格好のPoppyでもだれも気にしない。頭の中で聞こえるTingling voiceと会話ができる。そこに新しい住人Mandy Nylonが来てからは雰囲気が変わって安心できない。そのうち、Mandyが部屋に閉じ込めているRockyという男の子と仲良くなり・・・

* The adventures of the Wishing Chair by Enid Blyton
* The Wishing Chair again by Enid Blyton

いすに羽根がはえると、それにのって子どもたちと妖精は不思議な旅に行ける

* The Chocolate touch  by Patrick Skene
Johnは何よりもチョコがすき!でも不思議な店の不思議なチョコレートを食べたあと、すべてのものがチョコレート味になってしまう。最初は大喜びだったものの、水までチョコ味になるとさすがに食傷ぎみ・・・・

<LibriVoxの聴き読み> 無料音源 http://librivox.org/newcatalog/

* The story of Doctor Dolittle by Hugh Lofting  (5.4 24000)
http://librivox.org/the-story-of-doctor-dolittle-by-hugh-lofting/
ドリトル先生アフリカゆき 動物語を話すことのできるドリトル先生 。たくさんのサルたちが病気で死にかけているときいてアフリカに行く。子どものころから読みたいと思っていたけどなんとなく読むチャンスがなかったが、Dillさんのブログをきっかけに聴き読み。おもしろかった!

<絵本 & 子どもむけGR>

* Play ball, Amelia Bedelia by Peggy Parish (1.4 1380) ブッククラブEduca蔵書
おとぼけなAmelia Beleliaがルールも知らずに野球チームの助っ人になると・・・・Ameliaのおとぼけぶりがかなり笑えます!
同音異義語がいっぱいで守備のとき、Tag him (アウトにする意味で捕まえろ)といわれて、ほんとうにランナーに tag (荷札)をつけたり、Put him out(アウトにしろ) といわれて ランナーを持ち上げて運ぼうとしたり、He is trying to steal the base といわれて本当に塁を盗むんだ思ったり、Run home といわれて、ホームベースを通り越して家まで走って帰ったり、など。

* Buster Loves Buttons! by Frances Manushkin (1.0 534)
うだきちさんおすすめ。ボタンが大好きなBuster。毎日ボタンを買いに行って集めていたけど、とうとう買うボタンがなくなると、人が着ている服についているボタンを切り取ってしまって・・・

* Moose and Mouse (1.2 980) ブッククラブEduca蔵書
大きくて力持ち、気のいいMooseとちょっと賢くてずるいMouseは友達

* The Mysterious Todpole by Steven Kellogg (1.0 500) 大田区図書館蔵書
誕生日プレゼントにおじさんからもらったTodpole。育ててみたら、カエルにはならず、どんどん大きくなり、なんだかまるで恐竜みたい?Toadpoleの絵(特に目)がすっごくかわいい!

* The wall by Eve Bunting (2.0 760) 大田区図書館蔵書
ベトナム戦争で命を失った58000人の兵士の名前が書いてある壁がワシントンDCにある おじいさんの名前をさがす父子。
大人向けの絵本です。

* Beyond Strange Street (Story streetシリーズ) (1.0 780) ブッククラブEduca蔵書
不思議な世界へいけるLift(エレベーター)のマジックボタンがいつものM(Magic street)ではなく、WWになっていて、Samが押してみると、Wild woodsについちゃった。一人で冒険開始!

* Losing Lucky (Story streetシリーズ) (0.7 478) ブッククラブEduca蔵書
MouseがかわいがっていたうさぎのLuckyが死んでしまった。家族みんなでお墓をつくったりして最後のお別れをする。

* Danny and the Dinosaur goes to Camp by Syd Hoff  (0.5 286)
ぴ〜ママさんおすすめ。Danny and the Dinosaurシリーズ。キャンプもDinosaurと一緒なら、子どもたちもキャンプリーダーもこんなに楽しい!

*In the tall, tall glass  by Denise Fleming (1.5 60) 横浜市立図書館蔵書
*In the small, small pond   by Denise Fleming (1.5 60) 横浜市立図書館蔵書

うだきちさんおすすめのRhyme絵本  In the tall, tall glass は草むらのいろいろな生物の様子、In the small, small pond 水辺の生物の様子を韻を踏んで表す

* Ape in a cape by Fritz Eichenberg (1.5 100) 横浜市立図書館蔵書
これもRhyme本。Alliteration An alphabet of odd animals が副題。
アルファベットではじめる動物とうまく韻を踏んでいる Pig in wig (昔の貴族風のカツラをかぶりゆったりいすに座るブタ)、Vulture with culture (きちんとした服を着て小難しそうな顔をして分厚い本を読んでいるハゲワシ)など、古めかしい絵がとても味があっていい!

他にも、トオルさん、うだきちさん、ゆきんこさんが企画中のライミング体験会に向けて多読仲間でいろいろなライミング本を読みました。

ということで、2000万語、いろいろな本を読みながら楽しく通過しました!
またまた長い報告になってしまいましたが最後までお読みくださってありがとうございます。

多読に出会えて、Jane Eyreなどという名作の古典を原書で読めるようになって本当に幸せです!

それではこれからもHappy Reading & Listening!


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