Re: 900万語通過&6周年おめでとうございます

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11263. Re: 900万語通過&6周年おめでとうございます

お名前: ako
投稿日: 2008/11/30(00:32)

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杏樹さん、ご無沙汰です。akoです。

〉900万語通過&6周年になりましたので報告します。

ははっ、心して傾聴させていただきます…って、杏樹さんたらー!
なんと、なんと、900万って。あとちょっとで壱千萬語(←重々しく漢字表記)ではありませんかー!
しかも年1回のタドキスト大会直前に…、どうしてそう冷静に書けるのか…、
相変わらず落ち着いておられて、カッコいいっす。
わたしなど、900!900!あと100!とか騒いで血圧あがって救急車ですわ〜(笑)。 東京にてリアル祝杯あげさせていただきますので、そのおつもりでお越しくだされませね。

さて、紹介のご本に関しては他の皆さんにお任せするとして、
このように着実に読んでこられた杏樹さんと
カウント報告もできないままタラタラ読んでる私とで、
唯一の共通点と言える部分、つまり多読によって、何がどう変わったか、
そこに焦点を当ててのご返答で、お祝いとさせていただきたいと思います。

〉日本語の本も読んでいて、何の操作もしていないし、それどころか多読は計画を立てても絶対その通りにいかない

そうです! まさにその通り!! 
100万語報告投稿する日を夢見て開始したはずだったのにどうなってるんだ、私の多読人生は…です。
でも杏樹さんのような、基本的に着実なタイプの方でも予定通りにはいかないという報告は、非常に貴重です。きちんと計画たてて多読をしている皆さんもおられますが、大いに参考になるお話かと思います。
(計画倒れの多いワタクシには、大いに都合のいい話(爆))

〉絵本と言うものは意外と難しいもので、語数やレベルが上がるほど快適に楽しく読めるようになっていくような気がします。

これも同意です。
「絵本から読みましょう」という表現はよく言われますが、
絵本に関しては、もう少し詳細に言わないと、誤解を生じやすいですよね。
LR(Leveled Readers)に分類される絵本と、図書館が置いてくれるような文芸作品の絵本とでは、相当ちがうから。
図書館に所蔵されるような名作とされる絵本は実に難しいです。
私には、まだピーターラビットやくまのぷーさんなどの有名作品は読めません。ウサコちゃんは読めるようにはなったけれど、けっこう難。
カワイイくせに英語が難というこの落差が痛い(笑)。

杏樹さんは、Leveled Readersに分類される絵本も相当お読みですから、
今は、どういったタイプの絵本でもどんと来いかなと想像しております。

〉A Hole to Dig
〉これは言葉が根本的に日本語に置き換えることができない世界で、短いフレーズの繰り返しで、意味をつかむのが少々難しい本。

こういうの! こういうの、いいですよねぇ〜。英語っぽくて。←英語だっつーの。

わたしも大好きなんです。
多読と出会ってなかったら、まず、こういった英語の本の存在など知らないまま我が人生は終わっていたものと思います。
ちなみに、ご紹介の本のことは全然知らないんですが、
「A Hole to Dig」というタイトルを見て、ああいうタイプかしら?という見当がつけられるようになりました。こういうところも、多読により、多様な英語に触れていることが効いてると思っています。

〉まず舞台は1930年代パリ。これだけでもうコーフンです。そしてさらにオートマタ(自動人形)やサイレント映画など、私の好物がテーマになっていて、ネタがわかったときに「おお〜〜〜!!」とこれだけコーフンするのは私以外にない!と思いました。

日頃の冷静文体の杏樹さんがカタカナでコーフンとは(笑)。
是非オフで語って下さい。
「コーフンして、「〜」と「!」を使う杏樹さん」なんて滅多に拝見できませんから!

〉ずいぶん読みやすくて驚きました。こういうときは素直に自分の読解力が上がったんだと思っておきます。

そうですとも。
こういうときこそ、素直に「上達」という言葉を使って喜んでいいと思います。
もちろん「上達せねば」といった強迫感で読むのではなく、
あくまでも自分が不思議に思うような感触を得た時こそは、というわけです。

わたしも、そういう時は、自分が多読を開始した最初の日(PGRスターターをコタツで読んだ日)が浮かんできて、あの時と、今の自分の、英語力の何という差! すごい、アタシって!と大喜びして、人形町今半ですき焼きだ〜、であります。←メタボまっしぐら。

〉今読んだらすらすら読めるので、わかっても不思議はないのかもしれませんが、「英語できません」が染み付いている私には、英語なのに聞いてわかるのがなんだか不思議な感じです。

〉「こんなにわかるのかー」と自分でもビックリしました。

これ〜〜〜〜!!! 感動の涙でてますが〜〜〜。
今回の杏樹さん報告で何より一番、ここにものすごく同意でした。

「英語できません」が染み付いている私
英語なのに聞いてわかるのがなんだか不思議な感じ

いや、もう、まさに。我れらが泣き笑い英語人生という感じで。

日頃よく、心の習慣、というものを考えるんですが、
今ももちろん濃厚に、自分の相当内側の思考習慣に「自分は英語できない」というお決まりフレーズが鎮座しております。

多読を開始してから杏樹さんは6年、わたしはまだ5年になりませんが、
「英語できない感」を持続して持ってきた期間は、私の場合は高1の2学期(詳しすぎ、笑)から始まってるので、え〜、16歳からとして…、いま、わたし何歳? ま、15年くらいか、ほほほ。

で! 大事な話はコッチ(↓)!
そんな10数年( more than )かけて脳の奥底で石灰化して固着した古い思考習慣が、
たかが数年の多聴多読でそんな簡単に消えるわけはない、と思っているんです。
旧思考、新思考でペレストロイカ、というのはもう古い例ですが、
そのくらい、長期持続で仕込まれてきた思考習慣というのは、甘くないとは思っているんです。
それでも英語感覚は確かに変わりました。古い思考習慣だけが抜けない時がある、というような感じです。

でも、英語に自信があるよりも、元々できないと思ってたほうが、
こんな凄いのが読めるようになった〜、と単純に喜べるので、それでいいのかもしれません。そういうほうが英語人生も楽しそう。

〉6年たったことですし、英語の回路がそろそろできあがってきているでしょうか。

基盤が整いつつある、というところかもしれませんね。
次は壱千萬語を報告いただきたいと思ってますが、
900万語を超えた人にとっての次の100万語は、
ゼロから最初に100万語になった時とは、たぶん、同じ100万でも、内容が違うと思うので、
過剰に大きな変化を期待する必要はないと思いますけれど、
いずれにしても1000万語到達の時点になりましたら、
多読開始時や途中のいくつかを振り返ってみていただいた感触を報告いただければ嬉しいです。

〉それではここまで読んでくださった皆様、Happy Reading!

大いに触発されました。
6周年、900万語、おめでとうございます!


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