Re: 実話系の面白い本、ご存じないでしょうか?(読書相談させてください)

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/5/14(18:36)]

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2647. Re: 実話系の面白い本、ご存じないでしょうか?(読書相談させてください)

お名前: ドラちゃん http://dorataoku.blog37.fc2.com/
投稿日: 2008/6/11(21:13)

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 バナナさん、こんばんは〜!ドラです。

 うぅーんと…大分ハズしているかもしれませんが…

 一つ面白かったのは、Chicoさん(Cheersさん?)が以前にお勧めしていた
The Freedom Writers Diaryという本。

 私もまだ途中なんですが、YLは5.5程度と思います。語数は89,075です。

 内容は…90年代のロス(サンフランシスコだったか?)では、街の青少年
達は白人・黒人・ヒスパニック・アジアンなどの民族毎のギャングに分かれて、
町中で抗争を繰り返していたらしいんですが、Erin GruwellというHigh School
の教師が、そうした抗争に巻き込まれて落ちこぼれた子ども達に、本を読む
喜びを教え、自分と対立するサイドにも自分と同じ様な人達がいることを教え、
そうして、子ども達は変わっていったという記録です。

 この子ども達は、自分たちが何かを出来る存在であることに気付く訳ですが、
その中でアンネの日記を読んだ事から、アンネ・フランクを実際にかくまって
いた人物とコンタクトを取って、その本人をアメリカに招待したりしたらしいのです!

 この本の面白いところは、その落ちこぼれの子ども達に、Erin Gruwellが
日記を書くように言った訳なんですが、その日記を書いた子ども達自身が
その日記を集めて、この本を編纂したっていう点ですかね。

 あと思いつくのは…バナナさんはクラシック音楽も好きなようなので、
作曲家の伝記なんてどうでしょうか?

 これは私も(英語での読書では)未開拓分野なのですけども…

 ちなみに、バッハはあまりこういう目的には向かないと思います。
 この人の人生自体が地味なのと、教会サイドからの軋轢に対する我慢の
繰り返しの人生であったこと、あと、正確な記録があまり残っていないので、
学者毎の考察・推測の幅が大きいことなどが主な理由としてあげられます。

 ブラームスはそういう点では面白いかもしれません。
 彼は若い頃はシューマンの弟子でしたが、彼の奥さんであるクララ(この人も当時
有名なピアニスト)に横恋慕してしまい、後年はウィーンでの各種の音楽論争
の親玉ともいうべき存在に祭り上げられてしまった人で、(細かい事は忘れて
しまいましたが)色々と面白いエピソードがあります。

# 事実無根なエピソードも相当あるようですけどね。

 ただ、この当時の楽壇の色々な関係者を多少なりとも知らないと、面白くない
かもしれませんね。主なところでは、リスト,ワーグナー,ハンス・フォン・ビューロー,
ブルックナーなどが上げられます。

 もし、その他の作曲家などで興味がある人がいましたら、教えてもらえれば、
分かる範囲で、楽しい読書に対する向き・不向きは言えると思います。

 あまりお役に立っていない様な気がしますが…(汗々)


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