Re: 「Time」の英語

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9372. Re: 「Time」の英語

お名前: Yoshi
投稿日: 2003/1/19(13:54)

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junさん。 はじめましてYoshiと申します。
Timeと聞いて、出てきてしまいました。
僕は、だいぶむかしになりますが、学生時代 Timeを読むサークルに
入っておりました。それで参考になるかどうかわかりませんが、
書き込みさせていただきます。

〉 酒井先生の「百万語」の薦めにしたがって、「Time」を買ってきて、ちらちらと読んでいるのですが、ぴんと来ないというか、乗れないというか、英語を無理して読んでいるという感じで、GRを読んでいるときのような、ある時には英語を読んでいることを忘れて本自体を読んでいるという感じには全然なれません。

単刀直入にいって、Timeの英語は、難しいです。かなり気合をいれないと、
読めないと思います。Time誌自身が、自分たちの文章が最も格調高い(?)
なんて自慢するほどのものですから、相当なものです。
当時、アメリカ人に聞いてみたのですが、ネイティブもあまりTimeを読んでいる
ひとはそうおおくはないそうです。また読んでいる人でも最初から最後まで
全部読むなんて人はもっと少ないそうです。
語彙もさることながら、内容も高度ということでしょうか?
アメリカ人にだって、難しい読み物だそうです。
いわゆる知識人の読み物であって、一般大衆が読む雑誌ではないという事らしい...。
そういえば、日本人だって、政治経済なんかの専門誌や文芸春秋などの雑誌を
カバートゥーカバー読んでるなんて人少ないですよね。

〉 これは基本的に語彙の問題なんでしょうか? それが問題であることは事実と思いますが、どうもそれだけでなくて、かなり長い入り組んだセンテンスが多いので、それも読みにくい原因となっているようにも思います。これはジャーナリズムで使われる一般的な文体なのでしょうか?

語彙も゛タイムイングリッシュ゛とでもいうのでしょうか...!?
タイム独特の造語を作るケースがおおく見られ、読むのにけっこうてこずる
と思います。文体もさきほど申し上げましたが、タイム誌自身が他とは違うんだという...なんといううか自負みたいなものをもっていて、一般的なものとは、
少し異なるということが多々あるように思います。

〉 こういうのも慣れで、読み続けていくと、その内に気にならなくなってくるのでしょうか? 何かわたしが受験したころの入試の英語を思い出すようなくねくねした文章が多くて、つい因数分解(^^)したくなってしまいます。

ただTimeを読むということは、生きた英語を身に付けること及び国際情勢や最新
の情報を的確に把握することなどにおいて、最高の方法であることは、
まちがいないようです。多少がまんしながらでも読めるレベルであれば、
続けて読まれたらどうでしょうか。読みつづけていくと徐々に読めるように
なってくると思いますし、英語力は飛躍的に伸びると思います。
最初は、自分の専門分野に関係するところから読まれると比較的うまくいくと
思います。
また、最初はくれぐれもカバートゥカバー読もうとしないことをお勧めします。
でないと、長続きしません。
それと、英語受験勉強時代の文法は、Timeを読むにはかえって弊害になる
のではないかと思います。
ならった文法の例外みたいなものばかりですから....!!!
因数分解は、やめたほうが得策です。理由は多読の場合と同じです。
読んでいくうちわかるようになるとおもいます。
生の英語を生かじりする感覚がTimeには得策だと思います。

〉 それから、今 Hemingway "The Old Man and the Sea" を読んでいるのですが、この英語ってどの程度のレベルなのでしょうか? こっちの英語のほうが「Time」の英語よりよほどやさしく感じるのですが・・・。

すいません。ぼくはまだ老人と海は読んでいませんので、これについては
コメントできませんが、たぶんおっしゃるとおりだと思います。

古い経験ですが、参考になればと思い書き込みました。
えらそうなことを言っていたらすみません。
僕もまだまだTimeをまともに読めるレベルではありません。
ただ、今年、毎週購読を再開しようかなとは考えています。
ではでは、ご参考まで...


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