Re: 多読と単語力

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132. Re: 多読と単語力

お名前: しお
投稿日: 2001/12/16(09:54)

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〉ぼくの場合、いままで「がむしゃらに英単語をつめこんだ」ことは一度もありませんね。高校の時(40年前!)単語帳を買いましたが、すぐに放り出しました。

〉単語帳で力が付いたという人もいますが、ごく少数の人なのではないでしょうか?あれはあまりに非効率的だと思います。あの効率の悪さに耐えられるというのは、それだけで一つの才能で、だれでも持っているものではないでしょう。

私も高校生のとき、学校から指定された単語帳を覚えるのに四苦八苦で週1回あった単語テストはさんざんな出来でした。昔の単語帳はカセット・CD等ついてなかったから発音も間違ったまま覚えたりしてしまいました。
数年前英語の再学習をはじめたときは今主流の例文つき音声つきのものに切り替えて一定の効果があったと思っていましたが、酒井さんのコメントを読んで単語の意味が身に付いた過程を改めて考えると、音声付き単語集で単語になんとなく
顔なじみになる(まだ頭にはいってない)→本・雑誌・問題集等に見たことがある単語がでてくる→頭にはいる ということだから結局は文脈でしか覚えてないですね! しかし顔なじみの単語を受験等のために急いで増やす必要がある方に
とっては単語帳(あくまで音声・文章つき(例えばZ会の速単みたいなもの)は助けになるのではないかと思います。また、私は独りで多読をするかたにはlongmanの2000語以上の語彙があった方が入りやすい、そして多読で多面的な意味を知る
という考えですが、SEGのように多読の指導者がいらっしゃるところではもっと理想的なかたちで語彙が身についていくのでしょうね(うらやましい!)

〉それにもっと根本的な疑問として、単語帳の「訳語」でその単語が分かったことにはならないのではないかということもありますね。ぼくの場合、学校や辞書で教えられた「訳語」から抜け出すのに大変な時間がかかりました。いまの若い人にはそういうムダはしてほしくない、そういう気持ちがあったことがSSS学習法ができた一つの理由です。

 おっしゃるとおりだと思います。最近英英辞書をやっと日常的に使えるようになって覚えた訳語と本当の意味がちがっていたと発見することがよくあります。また、英検1級後の学習の進め方についても、真の語彙力のなさ基礎の弱さをどうしたらよいか悩んでいたとろで、伊藤サムさんのホームページ、それからSSS学習法のホームページに出会い、これから私のやるべきことはこれだ!と非常に感銘を受けました。最初の投稿と重複しますが、いまgrade readersを読み進めていてとても面白いです。私もまた「訳語」から抜け出すのに(まだ抜け出そうと努力している段階ですが)大変時間がかかりそうです。
 実は91年か92年のアルクの「英語をモノにするためのカタログ」で酒井さんとほぼ同じ、graded readersの入門レベルから始めて段階的に英語力をアップしていくことを進めている方がおられたのです。少し気になったのですが、その方法が従来のやり方とまるで違っていて、しかも遠大なものに思え手をつけられませんでした。いまになって
やっと多読にはいれるというのは、自分が実に臆病であったのたなと思います。見方を変えると、SSS学習法の方法論が大変明確で、とてもやる気になりました。なんとなく多読の森に分け入っていくという不安感がありません。私はサスペンスものが大好きでSydney sheldonのペーパーバックを読み始めたらやめられず4〜5日はそれにかかりきり
になってしまいます。Sydney Sheldonを2冊よんだところで、分からない単語をとばしていくのが不安になり止めてしまいました。早くSSS学習法に出会っていたらよかったと思います。


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