ＳＳＳ多読通信　第430号　（2019/2/15）

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　　　　　　　　ＳＳＳ多読通信　第430号　（2019/2/15）
　　　　　　　　～読める本、読みたい本をお気楽に～
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【１】１００万語通過報告　(1/11-2/10)
【２】今号のお薦め本 「読み聞かせ、ストーリーテリング出来る本」（Chips）
【３】ＳＳＳコラム　　　　　　　　　　　　　　　　　　（古川）
【４】ＳＳＳニュース　　 　　　　　　　　　（ＳＳＳ英語多読研究会）
【５】編集後記　　　　　　　　　　　　　　　　　　編集：Chips

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【１】１００万語通過報告　(1/11-2/10)
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この期間の100万語通過報告はありませんでした。
あと一歩という方、ご報告を次号に期待します！

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【２】今号のお薦め本 「読み聞かせ、ストーリーテリング出来る本」 （Chips）
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　Primary Classic Readersは、Level 1から3まで、各レベル５冊、計15冊刊行
されています。英米の子ども達なら誰でも知っている童話シリーズです。
全ページカラーで、英文は見開きの片方のページに載っています。プロの声優
によるCDも附属していて、中学生・高校生の多読・多聴には最適です。
　一度読むだけではもったいないシリーズです。気に入ったお話しは、何度も
繰り返し，読んだり聴いたりして、最後は人に話して聴かせてあげる、究極は、
文字を見ないで、自分が声優になってstorytellingできたら最高です！
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■Alice in Wonderland YL 1.7 1,500語
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000014962
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　『不思議の国のアリス』のお話をコンパクトにまとめてあります。ダイジェスト
にした分、原書と違う部分が何箇所かありますが、さらっと読める絵本です。
朗読ＣＤはイギリス英語。メリハリのきいた朗読をマネするのもお薦めします。
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■Jack and the Beanstalk　　　YL 0.8 600語
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000018590
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　ジャックは豆の木の茎を昇って雲の上のお城へ到着。巨人が金貨の袋をしまった
後、それを持って逃げます。追ってきた巨人が後を追って茎を降りて来ます。
間一髪、豆の木の根元から斧で切って、巨人をやっつけます。ところで、もと
もと金貨は誰のものだったでしょうか？また、その後、魔法の豆の木はどうなっ
たでしょうか？
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■ Ali Baba and the Forty Thieves YL：1.2 　1,500語
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000018600
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　アラビアに伝わるお話。アリババは水を旅行者に売って生計を立てています。
ある日、40人の盗賊が洞穴に宝石が隠されているのを発見。宝を持ち帰り、妻に
見せて喜びます。それを知った弟は、自分も宝を持ち帰ろうとし、殺されてしまい
ます。盗賊達が宝石を取り返しに来た際、アリババの妻はどんな知恵を働かせた
のでしょうか？また、｢開けゴマ」を英語で何と言うか、子供たちに教えて上げま
しょう。
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■Little Red Riding Hood　　YL 0.8 600語
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000018592
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　お婆さんの家へでかけた赤ずきんちゃん。それを知ったキツネが先回りして
待ち構えていて、赤ずきんちゃんを食べてしまいます。満腹になり、木の下で
寝ていたキツネを、木こりのお父さんが発見。斧で腹から無事赤ずきんちゃん
を助ける、というストーリーですね。最後、キツネはどうなったのでしょうか？……………………………………………………………………………………………
■Hansel and Gretel　　YL 0.9 800語
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000018595
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　ヘンゼルとグレーテルの父親は木こり。二人は継母のもとで、児童虐待にあっ
ています。森に連れて行かれ、置き去りにされます。小鳥に連れられ、やって
来たのは、ケーキや甘いもので出来た家でした。そこに住むお婆さんは、実は
魔女。ヘンゼルは檻に閉じ込められてしまいます。グレーテルはヘンゼルを助け
るためにどんな手段を使ったでしょうか？また、家に帰るのを助けたのは誰だ
ったでしょうか？
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■Puss in Boots　　YL 1.0 800語
http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000018596
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　『長靴をはいたネコ』というヨーロッパに伝わる民話です。粉ひき屋が亡くなり、
3人の息子は遺産をもらいます。ネコをもらった３男が、どうやってお姫様と
結婚することになるか。ネコが機知を働かせ大活躍です。子どもに読み聞かせ
ながら、その知恵を想像させるのも楽しいかも知れませんね。

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【３】ＳＳＳコラム　The Losers Club YL 4.5-5.5 46,358語　　　（古川）　　
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　良い本はたくさんあり、多読教室でたくさんの本を生徒に勧めていますが、
適度な長さで、英語もそれほど難しくない本で、「絶対のオススメ」という本
は１年に１冊程度しか見つけることができません。今回オススメする Andrew
Clements の The Losers Club は、Frindle以来の傑作で、YL4以上の本を楽し
める多読好きの皆さんなら必ず楽しめる本です。
　The Losers Club Andrew Clements YL 4.5-5.5 46,358語
題名からして魅力的ですが、The Losers Clubは、主人公の作った読書クラブ
の名称です。アメリカの小学校の読書クラブでも、たいていは、課題図書を
決めてみんなでディスカッションするというのが普通の形らしいのですが、
無類の読書好きの小学6年生のAlecが作った読書クラブは、「課題本を読む」
という普通のスタイルではなく、「各自がみんな好きな本を読む」、しかし、
「お互いに他の人に自分の好きな本を薦めるのはOK」という画期的なクラブ。
　みんなが気軽に入ってこないように、名前もThe Losers Clubと名付けたの
ですが、スポーツ部や折り紙部で満足していない生徒がどんどんと入ってきて
クラブ員はどんどん増えていきます。しかし、各クラブが自分たちの活動の成
果を発表する日がやってきます。何も「活動してない」クラブはどうするので
しょう？
　純粋に読書が好きな子供達が読書を楽しむ姿が描かれていて、感動ものです！

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【４】ＳＳＳニュース　　　　　　　　　（ＳＳＳ英語多読研究会）
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講演会　初心者向け講演
「ゼロからでも大丈夫　英語多読への招待と、多読的英語学習法の紹介」
2019年3月9日（土）12:15～13:15　（12:00 開場）
主催：SEGブッククラブ　ＳＳＳ英語多読研究会
場所：SEG 多読教室　S21教室
『英語多読　すべての悩みは量が解決する』（アルク）
https://www.amazon.co.jp/dp/4757430787/sss-22
の共著者である繁村一義による初心者向け無料講演会です。

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【５】編集後記　（Chips）
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　米国だけでなく日本列島も極寒です。早く春らしい陽気になってくれないか、
と待ち遠しいですね。さて、今回はstorytellingに適した多読本を選んでみました。
私自身、日本語でのストーリーテリングをするボランティアの会に参加しています。
物語を自分の身体に取り込み、自分の声で語りかける、というのは一人だけで
読む以上の醍醐味があります。おまけに、英語そのものも暗誦してしまいます。
皆さまも試されたらいかがでしょうか。
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　　　　　　　　　　多読通信、次号もお楽しみに！
　　　　　　　　今 週 も　H a p p y　R e a d i n g !
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発行：ＳＳＳ英語多読研究会（http://www.seg.co.jp/sss/ ）
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