ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

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987. ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/9/19(23:19)

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みなさま、こんにちは。
ヒストリカル・ロマンスでPBデビューしてから色々読みましたので、初心者向けのやさしい本をまとめて紹介しようと思います。これからPBを読もうと思っている人の参考になるようにと思い、今まで紹介した本も含めて紹介します。

私がヒストリカル・ロマンスでPBデビューしようとしたときは情報も少なくLisa Kleypasの「Lady Sophia's Lover」が最初の1冊でした。しかし今思い返すとやはりこれは難しかったようです。物語の起伏が大きく「読み進める力」があるのは確かですが、登場人物も多くて複雑で、もう少し内容を味わって読む力がついてから読んだ方がいい本ではないかと思うようになりました。ロマンスなのでヒロインとヒーローがわかってさえいれば最後はハッピーエンドで終わり、なのは確かですが、サイドストーリーや登場人物などけっこう多彩なものが多く、かならずしも単純なものばかりではないことがわかりました。
最初のうちはどんどん飛ばして読んでも大丈夫な内容のものの方がいいと思い、そういった本を中心に紹介しようと思います。

まず初心者に読みやすいのはJulia Quinnでしょう。「ムフフ」場面はうすいので「ロマンス」ではなく「PB初心者」のための本を求める人向け、といえます。

★★Julia Quinn★★

To Catch an Heiress YL5.5

両親を亡くして後見人の元にいるCarolineは20歳の誕生日になると遺産が自分のものになります。しかし後見人は自分の息子と結婚させてその財産を自分のものにしようとします。それを知ったCarolineは夜中にこっそりと逃げ出します。しかしその途中でスパイを追っているBlakeに見つかり、スパイと間違って捕らえられてしまいます。Blakeの隠れ家で目を覚ましたCarolineはスパイじゃないと釈明しようとしますが、なんと風邪をひいてしまって声が出ません。口を開けば咳ばかり。トンチンカンな身振り手振りのやり取りが始まります。
声が出るようになって誤解が解けた後も、20歳の誕生日まで後見人から逃れるために居座ることにしたCarolineの行動に、Blakeと仲間のJamesはあきれたりあわてたり…。ロマンス本というよりヨシモトのような相当なドタバタコメディです。その分軽く読めますし、登場人物が少なく飛ばしても差し支えのない内容で、最後にひとやまハラハラさせる出来事もあり、「最初の1冊」に向いていると思います。

How to Marry a Marquis YL5.5

To Catch an Heiressのスピンオフ。ネタバレはほとんどないので順番は入れ違ってもいいですが、最後の方にCarolineがちょっと出てくるので、To Catch an HeiressのCarolineを知っていた方がおもしろく感じると思います。
Elizabethは両親を亡くして弟や妹の面倒を見ています。さる貴婦人のCompanionをして生活してますが、財産のある男性と結婚しないと弟に亡き父の爵位を継がせるための教育もできません。そうしたらその貴婦人の家で「How to Marry a Marquis」という本を見つけてこっそり持ち出します。しかしそれを新しくその夫人の家に来たestate managerに見られてしまいます。なんと彼はその本を実践する練習相手になると申し出て…。
この二人のやり取りが漫才のようで、やはりコメディ作品です。物語の起伏は大きくありませんが、その分じゃんじゃん飛ばしても大丈夫。登場人物が少ないのでわかりやすいです。To Catch an Heiressを読んだらこれもどうぞ。

★もしそこまでコメディなのはあんまり…と思うなら、Julia QuinnではBridgertonシリーズがあります。Bridgerton家は8人の子どもがいて、名前が上から順番にA,B,C.S,E,F,G,Hの頭文字がついています。ですから兄弟の順番がわかりやすく名前を覚える苦労が少ないです。この兄妹のロマンスがシリーズになっています。1作目から3作目まではそれほどのネタバレもないので順番が入れ替わっても大丈夫です。

1作目はDaphneが主人公の「The Duke and I」ですが、2作目の方がお勧めです。
その2作目とは

The Viscount Who Loved Me YL6

長男Anthonyのお話です。
Anthonyは18歳で父親を亡くして爵位を継ぎます。長男の務めとして結婚して跡継ぎを残さなくてはなりません。父親の存在が大きかったため自分も父の年齢で死んでしまうのではないかと思い、また父の死を嘆く母を見て、愛のない結婚をしようとします。
一方社交界の花形Edowinaには姉のKateがいますが、華やかな妹に対してコンプレックスを持ち結婚に対して夢をもてません。AnthonyはEdwinaが妻にふさわしい女性だと思って近づこうとしますが、そのため姉であるKateに自分を認めてもらわなくてはなりません。…という目的でKateに近づいたはずが…?!

An Offer From A Gentleman YL5.5

シリーズ3作目。
SophieはPenwood伯爵の私生児です。伯爵は二人の娘を連れた女性と結婚します。伯爵が亡くなった後、伯爵夫人はSophieを召使いのようにこき使います。
ある日Bridgerton家で仮面舞踏会が行われることになり、Sophieは伯爵夫人と二人の娘の準備を手伝って。3人が行ってしまうのを見送ります。自分もBridgerton家の仮面舞踏会へ行けたらいいのに…。そう思っていると、Sophieを不憫に思った召使いがSophieのおばあさんのドレスを出してきて舞踏会へ行けるようにしてくれます。そうしてSophieは舞踏会でBridgerton家のBenedictと出会います。しかし伯爵夫人にばれないよう、午前0時の鐘で帰らなくてはなりませんでした。
その後Benedictは舞踏会で出会った名前も知らない女性を探し続けます。
二人は思いがけないところで思いがけない再会をしますが、Sophieが召使いだと思ったためBenedictは気がつきません。しかし気がつかないままSophieのことを愛するようになり、舞踏会の女性の面影は薄らいでいくのですが…。
舞踏会の女性だと気がついてもらえなくて、召使いの立場で接しなくてはならないSophieの気持ちがとても切ないです。
この二人の心の動きが中心に書かれているので、内容はストレートでわかりやすいです。

★この2作を読んでから1作目の「The Duke and I」を読んでもかまいませんし、1作目は捨てて4作目「Romancing Mister Bridgerton」へ行ってもいいでしょう。これはColinの話です。ただし4作目はそれまでに出てきたSociety paperを発行している謎のLady Whistldownの正体が重要なポイントになりますので、最初の1作にはしないほうがいいです。正体を知った上で1〜3作目を読めば、それはそれでおもしろいかもしれませんが。

★★Amanda Quick★★

ロマンス色よりもミステリーかサスペンスの味付けの強い作品を書きます。その分謎解きにハラハラして読めるので、ミステリーっぽい話が好きならこちらから読んでもいいでしょう。Julia Quinnよりは難しいように思います。

Ravished YL6

Gideonは領地のrectorの娘Harrietの部屋にやってきた。そこは骨や化石が散乱していた。Harrietは近くの洞窟から化石を採掘して研究していたのだ。しかしその洞窟が盗品の隠し場所になっているという。それを知ったGideonはさっそく手立てを打ち、盗賊を捕まえる。
一方HarrietはGideonが6年前に婚約者を妊娠させ自殺に追い込んだ恐ろしい男だという話を聞く。そしておばの誘いでLondonの社交界へ行き、彼の過去を知ることになる。Harrietにはとても彼がそんな恐ろしい男には思えないのだが…。果たしてその真相は?また、盗賊は主犯格が他にいるようだが、正体がつかめない。犯人は見つかるのか?
ハラハラドキドキの展開が続くのでどんどん読み進むことが出来ます。

I Thee Wed YL6

まず最初に殺人事件です。Edisonは殺されたJonasの最後の言葉「Ware Catsle」を手がかりにそこへ出かけて行きます。
EmmaはWare Catsleの招待客Lady MayfieldのCompanionで、Lady MayfieldによってEdisonと知り合います。やがてEmmaの部屋で殺人事件が起こり、Edisonは殺人が起こったときはEmmaは自分の部屋にいたとアリバイ証言してくれます。そして自分たちは婚約したのだと言います。(当時は未婚の男女が二人きりになるのはスキャンダラスなことだった)。
ロンドンへ戻った二人は偽装婚約者として協力して事件の真相を探ることになります。
かなり本格的なサスペンスで、ロマンス本を読んでいることを忘れそうになります。

★★Lisa Kleypas★★

Julia QuinnやAmanda Quickを読んだらそろそろLisa Kleypasを。ロマンスの「むふふ」を期待する人にも濃いシーンがあるのでおすすめ。
シングル・タイトルで去年あたりにお勧めとして出回っていた

Suddenly You YL6.5

がとっかかりにいいでしょう。
30歳の誕生日を迎えた作家Amandaは男娼を買うことにします。
後日意外な再会をしてしまい、二人はある契約関係になり…。
出会いはイレギュラーでも、二人の関係や気持ちの変化が中心に展開されるのでロマンス本としてはわかりやすいといえるでしょう。

★さて、それからBow Street Runnerのシリーズです。Bow Streetはロンドンの犯罪街で、そこで検察官から私的に雇われて捜査をしている人たちのことです(…らしい)。

Lady Sophia's Lover YL6.5

没落貴族で両親のいないSophiaは、たった一人の肉親だった弟の死の真相を知るため、そして仇をとるために治安判事Rossに近づきます。
しかしそこはロマンス本、ミイラ取りがミイラに…。
1930年代のロンドンの犯罪街を舞台にしていて、当時の様子の描写も詳しく「ヒストリカル」な雰囲気が漂います。物語の展開は起伏があり、最後に意外な真相が判明するので読み応えがあります。

Worth Any Price YL6.5

Lady Sophia's Loverの続編です。盛大なネタバレなので、決して先に読んではいけません。読んだ人は必ずこちらもお読みください。2作でセットのようになっています。
あるBow Street Runnerが行方不明の婚約者を探し欲しいという依頼にこたえて目星をつけた屋敷に入り込みます。そこで目指す女性を見つけるのですが…。
上記の作品群を読んでから読むと、起伏のある展開にどんどん読み進めることができて、PBが読めるという自信がつくと思います。

本の紹介は以上です。

これだけ読めばあとは自分で本を選んで読めるようになっているはずです。
1冊8〜10万語ぐらいありますので、読めば読むほど読めるようになっていく感じがします。
最初の2〜3冊は飛ばしてばかりで無理矢理読んでいるような感じでした。しかし何冊か読んだらJulia Quinnが読みやすくなってきました。そして上記の本よりも難しいと思われるMary Baloghの「A Summer to Remember」を読みました。最初の方はよくわからずものすごい飛ばし方で読みましたが、だんだん内容がつかめてきてわかっていきました。1冊目を読む前なら絶対読めなかったと思います。
さらにそれからAmanda Quickを3冊読んでからまたJulia Quinnの「An Offer From A Gentlman」を読んだら、格段にわかりやすくなってました。
そしてさらに「Romancing Mister Bridgerton」を読み、今はMary Baloghの「Slightly Scandalous」を読んでます。「A Summer to Remember」のスピンオフ作品ですが、「A Summer to Remember」よりもずっと快適に、楽に読めます。前はものすごい飛ばし方で2〜3ページぐらいわからないまますっ飛ばして無理矢理読んでいるような感じでしたが、これは飛ばしても数行とか2〜3語とかの単位で、進み方もスムーズです。多読はやはり読めば読むほど読めるようになるのですね。

それではヒストリカル・ロマンスでHaapy Reading!


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988. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: なおちぃ
投稿日: 2007/9/20(23:18)

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杏樹さん初めまして、なおちぃと申します。

〉ヒストリカル・ロマンスでPBデビューしてから色々読みましたので、初心者向けのやさしい本をまとめて紹介しようと思います。これからPBを読もうと思っている人の参考になるようにと思い、今まで紹介した本も含めて紹介します。

なんてグッドタイミング!(@_@)!
未訳のロマンスが読みたくて多読を始めたのにまだ読みたい本が楽に読めるレベルでは無く(現在160万語過ぎです)、最近は楽しく読める児童書や絵本ばかりを読んでいました。
しかしロマンス禁断症状が出てきて児童書を読む気が薄くなってきたのです。。。
停滞してしまうよりはと思い切って多読を離れ、ここ1週間ほど翻訳ロマンスを読みふけっているところです。
そろそろ多読に戻ろうかな〜、やっぱりロマンスが良いな〜と次に読む本を探しているところでした。

〉私がヒストリカル・ロマンスでPBデビューしようとしたときは情報も少なくLisa Kleypasの「Lady Sophia's Lover」が最初の1冊でした。しかし今思い返すとやはりこれは難しかったようです。物語の起伏が大きく「読み進める力」があるのは確かですが、登場人物も多くて複雑で、もう少し内容を味わって読む力がついてから読んだ方がいい本ではないかと思うようになりました。ロマンスなのでヒロインとヒーローがわかってさえいれば最後はハッピーエンドで終わり、なのは確かですが、サイドストーリーや登場人物などけっこう多彩なものが多く、かならずしも単純なものばかりではないことがわかりました。

「Lady Sophia's Lover」読みたいです。。。
でもまだ無理だろう〜と思って買ってあるけどパラパラもしてません。
やはり初心者には難しいのですね。

〉最初のうちはどんどん飛ばして読んでも大丈夫な内容のものの方がいいと思い、そういった本を中心に紹介しようと思います。

〉まず初心者に読みやすいのはJulia Quinnでしょう。「ムフフ」場面はうすいので「ロマンス」ではなく「PB初心者」のための本を求める人向け、といえます。

大丈夫、ロマンス=ムフフでは無いですから!!

〉★★Julia Quinn★★

〉To Catch an Heiress YL5.5

=======================

〉How to Marry a Marquis YL5.5

=======================

ふむふむ、Julia Quinnやがやさしめなのですね。
ちょうど先日翻訳で「もう一度だけ円舞曲を」(Bridgertonシリーズ3作目でしょうか)を読んだところなのです。
結構面白かったけど最初はスピンの少ない上記2冊から挑戦してみます!

やはりロマンスも「たくさん読む」しかないのですね。
とりあえず杏樹さんの方法を参考にさせていただいて、後は多少難しくても怖がらずにチャレンジしてみます!

ではでは。
Haapy Reading!


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992. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/9/22(01:25)

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なおちぃさん、初めまして。

〉なんてグッドタイミング!(@_@)!
〉未訳のロマンスが読みたくて多読を始めたのにまだ読みたい本が楽に読めるレベルでは無く(現在160万語過ぎです)、最近は楽しく読める児童書や絵本ばかりを読んでいました。
〉しかしロマンス禁断症状が出てきて児童書を読む気が薄くなってきたのです。。。
〉停滞してしまうよりはと思い切って多読を離れ、ここ1週間ほど翻訳ロマンスを読みふけっているところです。
〉そろそろ多読に戻ろうかな〜、やっぱりロマンスが良いな〜と次に読む本を探しているところでした。

ちょうどお役に立てたなんて、とてもうれしいです。

〉ふむふむ、Julia Quinnやがやさしめなのですね。
〉ちょうど先日翻訳で「もう一度だけ円舞曲を」(Bridgertonシリーズ3作目でしょうか)を読んだところなのです。
〉結構面白かったけど最初はスピンの少ない上記2冊から挑戦してみます!

これは「An Offer From A Gentlman」の翻訳ですね。ロマンス本ってなぜかシリーズの途中からいきなり翻訳することがあるようですね。でも翻訳を読んだのなら、この本の原書に挑戦すると内容がよくわかっていいかもしれません。
Bridgertonシリーズは内容の関連がほとんどないので、ネタバレも気にしなくていいですし、この本から最初に読んでも大丈夫だと思います。

〉やはりロマンスも「たくさん読む」しかないのですね。
〉とりあえず杏樹さんの方法を参考にさせていただいて、後は多少難しくても怖がらずにチャレンジしてみます!

目標本を買っておいて、時々ながめてみて、読めそうなら読んでみる、難しかったら投げる、を繰り返していたら、そのうち読める日が来るでしょう。
ただ、まだ160万語ということですので、レベル的に難しいようならGRでラブストーリー系のものを読んでみるのも一つの方法です。ジェーン・オースティンやブロンテ姉妹などの名作のダイジェストもありますし、またCERはオリジナルなので、普通の本を読んでいる感覚で読めます。私もいくつかラブストーリー系を読みましたが、CERはだいたい面白いものが多かったです。

それではHappy Reading!


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1011. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: なおちぃ
投稿日: 2007/9/24(23:59)

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杏樹さん、こんばんは。

早速「To Catch an Heiress」を購入して2章まで読んでみました。
初ヒストリカル、やはり知らない単語が容赦なく出てきました〜。
でもLisa Kleypasと比べるとやはりわかりやすい感じです。
字も大きく感じましたがそれは気のせいでした。笑
何とか筋は追えている様なのでこのまま読み進めてみようと思っています。

〉これは「An Offer From A Gentlman」の翻訳ですね。ロマンス本ってなぜかシリーズの途中からいきなり翻訳することがあるようですね。でも翻訳を読んだのなら、この本の原書に挑戦すると内容がよくわかっていいかもしれません。
〉Bridgertonシリーズは内容の関連がほとんどないので、ネタバレも気にしなくていいですし、この本から最初に読んでも大丈夫だと思います。

「How to Marry a Marquis」「An Offer From A Gentleman」も購入してしまいました。
読むのが遅いのでいつになるかわかりませんが楽しみです〜。
でもスピン地獄にはまってしまうのがちょっと怖い。。。

〉目標本を買っておいて、時々ながめてみて、読めそうなら読んでみる、難しかったら投げる、を繰り返していたら、そのうち読める日が来るでしょう。
〉ただ、まだ160万語ということですので、レベル的に難しいようならGRでラブストーリー系のものを読んでみるのも一つの方法です。ジェーン・オースティンやブロンテ姉妹などの名作のダイジェストもありますし、またCERはオリジナルなので、普通の本を読んでいる感覚で読めます。私もいくつかラブストーリー系を読みましたが、CERはだいたい面白いものが多かったです。

最近GRに手が出なくて、オースティンの「PRIDE AND PREJUDICE」もずっと放置してました。
ドラマとかで観ているので面白いのはわかっているんですけど。。。
今ひっぱり出して来てパラパラしてみました、読めそうな感じです。
Julia Quinnの次はこれに行ってみますか〜。

実は目標本、たくさん買ってあります(^_^;)
難しいのばかりらしくパラパラしても読めそうなのがなかなか無いのです〜。
あまり投げてばかりだと凹んでしまうのであえてロマンスを避けて確実に読める本や読めなくても気にならない本ばかり読んでいたんですよね。
なので杏樹さんの投稿、大変助かりました。ありがとうございます。

なんだか読む気がむんむんと湧いてきました〜!
ではでは、杏樹さんもHappy Reading!


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990. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: パピイ
投稿日: 2007/9/20(23:39)

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杏樹さん、こんにちは。

ロマンス本300万語通過報告を投稿しようと思ってこの掲示板に来てみたら、
杏樹さんのこの投稿があってびっくりするやら、うれしいやら。

〉ヒストリカル・ロマンスでPBデビューしてから色々読みましたので、初心者向けのやさしい本をまとめて紹介しようと思います。これからPBを読もうと思っている人の参考になるようにと思い、今まで紹介した本も含めて紹介します。

とても素晴らしい企画投稿ですね!

〉私がヒストリカル・ロマンスでPBデビューしようとしたときは情報も少なく

そうでしたね。私も今年からロマンスを読み始めたころは、杏樹さんや、他の方の投稿にみんな目を
通して、その中のコメントを頼りに初心者向きの本を選び出してとか・・・。

このような初心者向けのやさしい本をまとめて紹介してある投稿があると、これからPBを読み始める
方々にとって、とっても役に立つと思います。

〉★★Julia Quinn★★

〉To Catch an Heiress YL5.5

〉How to Marry a Marquis YL5.5

この2冊は、私も初期のころに読みました。ほんとうに、
〉「PB初心者」のための本を求める人向け、といえます。
ですね。

〉これだけ読めばあとは自分で本を選んで読めるようになっているはずです。
〉1冊8〜10万語ぐらいありますので、読めば読むほど読めるようになっていく感じがします。

読み始めたころは、私もほんとうにそう感じ、今もそう感じています。

また私の30冊読んだ経験からですが、(これをお読みの初心者の方には、すこし先の話になるのでしょうが)
自分で選んだ本で、少し難しい本に当たった時、ここで紹介されたJulia QuinnやLisa Kleypasの作品は、
良いリハビリになっていますので、そのためだけではないのですが、いつも数冊確保しています。

〉それではヒストリカル・ロマンスでHaapy Reading!

杏樹さんも、Happy Reading!


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993. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/9/22(01:32)

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パピイさんこんにちは。

〉ロマンス本300万語通過報告を投稿しようと思ってこの掲示板に来てみたら、
〉杏樹さんのこの投稿があってびっくりするやら、うれしいやら。

ロマンスで300万語読んだんですねー。またレスつけたいと思いますのでちょっと待っててください。

〉〉ヒストリカル・ロマンスでPBデビューしてから色々読みましたので、初心者向けのやさしい本をまとめて紹介しようと思います。これからPBを読もうと思っている人の参考になるようにと思い、今まで紹介した本も含めて紹介します。

〉とても素晴らしい企画投稿ですね!

ありがとうございます!

〉〉私がヒストリカル・ロマンスでPBデビューしようとしたときは情報も少なく

〉そうでしたね。私も今年からロマンスを読み始めたころは、杏樹さんや、他の方の投稿にみんな目を
〉通して、その中のコメントを頼りに初心者向きの本を選び出してとか・・・。

私はRaquelさんや久子さんを参考にして…。

〉〉★★Julia Quinn★★

〉〉To Catch an Heiress YL5.5

〉〉How to Marry a Marquis YL5.5

〉この2冊は、私も初期のころに読みました。ほんとうに、
〉〉「PB初心者」のための本を求める人向け、といえます。
〉ですね。

やっぱりそう思います?私はレベルの高いものをまだあまり読んでいないので、違いがよくわからなくて、自分で読んだ感覚で読みやすいと思って。

〉〉これだけ読めばあとは自分で本を選んで読めるようになっているはずです。
〉〉1冊8〜10万語ぐらいありますので、読めば読むほど読めるようになっていく感じがします。

〉読み始めたころは、私もほんとうにそう感じ、今もそう感じています。

300万語報告を読むとその様子がうかがえます。どんどん読めるようになっていってるんだなーと思います。

〉また私の30冊読んだ経験からですが、(これをお読みの初心者の方には、すこし先の話になるのでしょうが)
〉自分で選んだ本で、少し難しい本に当たった時、ここで紹介されたJulia QuinnやLisa Kleypasの作品は、
〉良いリハビリになっていますので、そのためだけではないのですが、いつも数冊確保しています。

Julia QuinnはともかくLisa Kleypasがリハビリ用ですか。すばらしい。

〉杏樹さんも、Happy Reading!

パピィさんもHappy Reading!


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991. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: 久子
投稿日: 2007/9/21(20:01)

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杏樹さん こんばんは! 久子です。

わー すごい企画です!
これから ヒストリカル・ロマンス を読もうと思う方には
ぴったりの投稿ですね。

私が読み始めたことろは、情報が少なくて いろいろな作家に
手を出して撃沈したことも多かったです。

〉まず初心者に読みやすいのはJulia Quinnでしょう。「ムフフ」場面はうすいので「ロマンス」ではなく「PB初心者」のための本を求める人向け、といえます。

彼女の本は読みやすいですよねー。
なぜか、私の ヒストリカル・ロマンス デビューは The Viscount Who Loved Me
でした。何を買おうかなぁ とAmazon をさまよっていたときに
お勧め されたのがキッカケだったと思います。

その後、彼女の作品を しばらく読み続け 間に Lisa Klaypas を
読んでいました。

〉★★Amanda Quick★★

杏樹さん が紹介されている 2冊は未読ですが 私が読んだ本も
ミステリ風味で面白かったです。あまり続けて読むと金太郎飴なので、
ちょっとですが
私も 英語は、Julia Quinn より難しく感じました。

〉★★Lisa Kleypas★★

ドラマティックな話が多くて、先へ先へと読めるのですが
細かいところを分かろうと思ったり、時代背景を味わおうと
思うと ちょっと難しいかもしれませんね。
むふふ が先行している傾向がありますが、彼女のお話は
しっかりした面白いストーリーで読ませてくれます。

〉これだけ読めばあとは自分で本を選んで読めるようになっているはずです。
〉1冊8〜10万語ぐらいありますので、読めば読むほど読めるようになっていく感じがします。

読むほどに読める ようになるのと
分厚いPBを読みきった達成感で
ここまで読んできたような気もします。 (^_^;)

今でも、難しい本に当たったとき、つまらない本に当たったとき
Julia QuinnやLisa Kleypasの作品 を読んで気を取り直して
いるので、彼女たちの本はお助け本になっています。

〉それではヒストリカル・ロマンスでHaapy Reading!
杏樹さんも Haapy Reading


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994. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/9/22(01:42)

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久子さん、こんにちは。

〉わー すごい企画です!
〉これから ヒストリカル・ロマンス を読もうと思う方には
〉ぴったりの投稿ですね。

ありがとうございます。

〉私が読み始めたことろは、情報が少なくて いろいろな作家に
〉手を出して撃沈したことも多かったです。

久子さんの報告は、本を選ぶのにずいぶん参考にさせていただきました。

〉〉まず初心者に読みやすいのはJulia Quinnでしょう。「ムフフ」場面はうすいので「ロマンス」ではなく「PB初心者」のための本を求める人向け、といえます。

〉彼女の本は読みやすいですよねー。
〉なぜか、私の ヒストリカル・ロマンス デビューは The Viscount Who Loved Me
〉でした。何を買おうかなぁ とAmazon をさまよっていたときに
〉お勧め されたのがキッカケだったと思います。

偶然見つけた、ということですか。当たりだったんですね。

〉〉★★Amanda Quick★★

〉杏樹さん が紹介されている 2冊は未読ですが 私が読んだ本も
〉ミステリ風味で面白かったです。あまり続けて読むと金太郎飴なので、
〉ちょっとですが
〉私も 英語は、Julia Quinn より難しく感じました。

なりゆきでヒーローとヒロインが協力して事件を解決する…というのがパターンらしいです。サスペンス風味なので、人によってはこちらの方が興味をひかれるかもしれません。

〉〉★★Lisa Kleypas★★

〉ドラマティックな話が多くて、先へ先へと読めるのですが
〉細かいところを分かろうと思ったり、時代背景を味わおうと
〉思うと ちょっと難しいかもしれませんね。
〉むふふ が先行している傾向がありますが、彼女のお話は
〉しっかりした面白いストーリーで読ませてくれます。

しっかりした内容だと思いましたが、最初の3冊がKleypasだったのできつかったです。今読んだらもう少しわかるだろうと思います。だったら壁の話シリーズにでも行けばいいのかもしれませんが、今はMary Baloghが気になります。これも久子さんが紹介してくれた本です。

〉読むほどに読める ようになるのと
〉分厚いPBを読みきった達成感で
〉ここまで読んできたような気もします。 (^_^;)

確かに「私、PB読んだ!すごい!」という気分になります。

〉今でも、難しい本に当たったとき、つまらない本に当たったとき
〉Julia QuinnやLisa Kleypasの作品 を読んで気を取り直して
〉いるので、彼女たちの本はお助け本になっています。

Julia Quinnはここで紹介したシリーズ以外に何かありますか?
Bridgertonシリーズの5作目以降はどうしようかと思っています。

〉〉それではヒストリカル・ロマンスでHaapy Reading!
〉杏樹さんも Haapy Reading

久子さんもHappy Reading!


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998. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: 久子
投稿日: 2007/9/22(17:42)

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杏樹 さん こんにちは 久子です。

〉Julia Quinnはここで紹介したシリーズ以外に何かありますか?
〉Bridgertonシリーズの5作目以降はどうしようかと思っています。

パピィさんが報告されている Everything and The Moon は読みました。
最新作 の The Secret Diaries of Miss Miranda Cheever と
Bridgertonシリーズの8作目は未読ですが持ってます。
他は読んだことが無いです。Bridgerton のお気に入りのシーンだけ
再読とかしてました。ちょっと読んで 読めるじゃん私 って自信を
取戻すのです。 (笑

Bridgerton は、5作目以降はちょっとパワーが落ちるのですけど
Raquel さんも書かれているように、4,5,6作が実は同時進行
なので、ああ あれがあの事なのね。 って気づく楽しみがあります。

7作目は、10歳にして40歳みたいな口を利く と評されたヒロインが
How To Marry a Marquisのヒロインの雇い主 Lady Dansbury と
友人 という設定が面白く楽しめました。

8作目は、重要な脇役が Miss Hermione Watson という名前に
うーん と引いてしまって未読。 この名前 どこかで聞いた名前の
合成に思いませんか?
ストーリーの評価も高くないので、積読本になっています。


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1010. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/9/24(23:37)

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久子さん、こんにちは。

〉パピィさんが報告されている Everything and The Moon は読みました。
〉最新作 の The Secret Diaries of Miss Miranda Cheever と
〉Bridgertonシリーズの8作目は未読ですが持ってます。
〉他は読んだことが無いです。Bridgerton のお気に入りのシーンだけ
〉再読とかしてました。ちょっと読んで 読めるじゃん私 って自信を
〉取戻すのです。 (笑

Julia Quinnの本の紹介ありがとうございます。パピィさんの報告も見ました。
Bridgertonシリーズの最初の方もLady Whitsledownが誰なのかわかってから再読したら面白そうですね。

〉Bridgerton は、5作目以降はちょっとパワーが落ちるのですけど
〉Raquel さんも書かれているように、4,5,6作が実は同時進行
〉なので、ああ あれがあの事なのね。 って気づく楽しみがあります。

〉7作目は、10歳にして40歳みたいな口を利く と評されたヒロインが
〉How To Marry a Marquisのヒロインの雇い主 Lady Dansbury と
〉友人 という設定が面白く楽しめました。

するとあと3冊は増えることになりますね。
よく「PBの道を目指して多読を始めたら、児童書の森に迷い込んで抜けられない」などと言ってきましたが、いざPBにたどり着くとスピンオフの迷宮が待っていたとは。


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995. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: Raquel
投稿日: 2007/9/22(12:46)

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杏樹さん、こんにちは。

うわー、素晴らしい投稿です。
私は濫読ばかりしているので、系統だったガイドができません。
ヒストリカル・ロマンスに興味があるけど、どこから読んでいいか分からない
という方には、とてもためになると思います。

〉私がヒストリカル・ロマンスでPBデビューしようとしたときは情報も少なくLisa Kleypasの「Lady Sophia's Lover」が最初の1冊でした。しかし今思い返すとやはりこれは難しかったようです。物語の起伏が大きく「読み進める力」があるのは確かですが、登場人物も多くて複雑で、もう少し内容を味わって読む力がついてから読んだ方がいい本ではないかと思うようになりました。ロマンスなのでヒロインとヒーローがわかってさえいれば最後はハッピーエンドで終わり、なのは確かですが、サイドストーリーや登場人物などけっこう多彩なものが多く、かならずしも単純なものばかりではないことがわかりました。

私のヒストリカルデビューも、クレイパスの"Lady Sophia's Lover"でした。
読みやすさレベルが5くらいと登録されていたのかな?それで読みやすいのかと思ったら、
もう、ビックリするほど何を読んでいるのか分からなかったのを思い出します。
舞台背景(Bow Street RunnerやMagistrateの仕組み)が全く分からないので、
想像力の働く余地があまりなかったからでしょうね。
それ以来、コレを初めてのヒストリカルにはお奨めできないと思ったんですが、
杏樹さんも同じように思われた様で安心しました。

〉まず初心者に読みやすいのはJulia Quinnでしょう。「ムフフ」場面はうすいので「ロマンス」ではなく「PB初心者」のための本を求める人向け、といえます。

〉★★Julia Quinn★★

Julia Quinn は、少女マンガのノリですね。
会話のセンスが抜群で、設定も複雑ではないので、初めてのヒストリカルに
お奨めできると思います。

〉To Catch an Heiress YL5.5
〉How to Marry a Marquis YL5.5

この二つ(とくに上)は、ドタバタコメディのノリですよね。
ラブシーンも少なく、しっとりした物語を読みたい方にはあまり向かないかもしれませんが、
とても読みやすくてお奨めです。
"How to Marry 〜"の方は、当時世間を席捲していたハウツー本「ザ・ルールズ〜理想の男性と結婚するための35の方法」
にインスパイアされたそうで、現代女性が男をつかまえるための技と当時の技を対比しながら読むとより楽しいです(笑)

〉★もしそこまでコメディなのはあんまり…と思うなら、Julia QuinnではBridgertonシリーズがあります。Bridgerton家は8人の子どもがいて、名前が上から順番にA,B,C.S,E,F,G,Hの頭文字がついています。ですから兄弟の順番がわかりやすく名前を覚える苦労が少ないです。この兄妹のロマンスがシリーズになっています。1作目から3作目まではそれほどのネタバレもないので順番が入れ替わっても大丈夫です。

〉1作目はDaphneが主人公の「The Duke and I」ですが、2作目の方がお勧めです。

私も同感です。

〉The Viscount Who Loved Me YL6

こちら、抱腹絶倒場面あり、切ない場面あり、とても楽しめると思います。
難しい背景知識もいらないので、ヒストリカルへの入り口としてお奨めできます。

〉An Offer From A Gentleman YL5.5

これは、なおちぃさんもおっしゃってますが翻訳が出ています。(「もう一度だけ円舞曲を」)
シマウマ読み(でしたっけ?)とか、最初だけ日本語で読んで続きを英語で
ということができるので、ヒストリカル・ロマンスを日本語でも読んだことがない
という方には、取りかかりとしてよさそうです。

〉★この2作を読んでから1作目の「The Duke and I」を読んでもかまいませんし、1作目は捨てて4作目「Romancing Mister Bridgerton」へ行ってもいいでしょう。これはColinの話です。ただし4作目はそれまでに出てきたSociety paperを発行している謎のLady Whistldownの正体が重要なポイントになりますので、最初の1作にはしないほうがいいです。正体を知った上で1〜3作目を読めば、それはそれでおもしろいかもしれませんが。

1作目は、読まなくてもあまり困らないですね。
ヒーローが悩む話なので、ウジウジするなと一喝したくなりました(笑)
Bridgertonはみなさんおっしゃいますが、4作目までが面白くて、
残りは少し尻すぼみな感じです。特に、最終の8作目など、超ガッカリでした。
とは言いますが、6作目の"When He Was Wicked"は泣ける切ないストーリー
が好きな方にはツボかもしれません。
また、7作目の"It's in His Kiss"もなかなか良かったです。
"How To Marry a Marquis"でヒロインの雇い主だった Lady Dansbury の孫がヒーローです。
社交界の誰からも恐れられるLady とヒロインが友情を育てる様子が、とても面白かったです。
この Lady は、実は Bridgerton シリーズに頻出してまして、"Romancing Mr.Bridgerton"でも
キーパーソンとなっています。
順番に読まなくてもあまり困らないシリーズですが、4,5,6作が実は
同時進行していて、続けて読むと色々な発見があって面白かったですよ。

Julia Quinn は杏樹さんが読まれたものと最新刊しか読んでませんが、
リージェンシーが舞台のもので、ワーテルローの戦いもナポレオンも絡んでこないし、
歴史的背景が分からなくて読みづらいということがないので、ヒストリカル・ロマンスを
初めて読む方には、とってもお奨めできると思います。

〉★★Amanda Quick★★

〉ロマンス色よりもミステリーかサスペンスの味付けの強い作品を書きます。その分謎解きにハラハラして読めるので、ミステリーっぽい話が好きならこちらから読んでもいいでしょう。Julia Quinnよりは難しいように思います。

うーん。Amanda Quick は作品によっては難しいですが、基本的に文体など
読みやすいと思います。
彼女の最近の作品は、錬金術とかオカルト(ゴシック的)調なので、
単語が難しいかもしれません。

〉Ravished YL6

これは、冒頭の場面が少し読みづらいかもしれません。
化石発掘が趣味のヒロインなので、それに関する単語が難しいかも。

〉I Thee Wed YL6

これは、作品の面白さがあまりおススメできません。
雇われコンパニオンヒロインものでしたら、「雇われた婚約者」というタイトルで
文庫になっている、"Paid Companion"の方が面白いです。
ただ、こちらは錬金術がテーマなので、単語が難しいかな。

Amanda Quick 作品で私が読みやすいと思ったのは、"Mistress"です。
興味がある方は、この掲示板の過去ログに私の投稿があるので、検索してみてください。
(「乙女のためのロマンス小説」または「乙女」でタイトル検索してください)

〉★★Lisa Kleypas★★

〉Julia QuinnやAmanda Quickを読んだらそろそろLisa Kleypasを。ロマンスの「むふふ」を期待する人にも濃いシーンがあるのでおすすめ。

Kleypas は翻訳がたくさん出ているので、シマウマ読みをしたい方にお奨めです。
ヴィクトリア朝の階級差や暗部を好んでテーマに取り入れており、しっかりと深みのある
ストーリーを楽しめるのですが、その分、あまり見たことのない単語が
多いと思います。
ストーリーの面白さはピカいちなので、物語の力に引かれてぐいぐい読めるという
利点がありますよね。

〉シングル・タイトルで去年あたりにお勧めとして出回っていた
〉Suddenly You YL6.5

実はこれ、まだ読んでいないんですが、設定的に難しくなさそうですね。

〉★さて、それからBow Street Runnerのシリーズです。Bow Streetはロンドンの犯罪街で、そこで検察官から私的に雇われて捜査をしている人たちのことです(…らしい)。

〉Lady Sophia's Lover YL6.5
〉Worth Any Price YL6.5

これは、本当に面白かったです。
でも、設定が難しい!

〉上記の作品群を読んでから読むと、起伏のある展開にどんどん読み進めることができて、PBが読めるという自信がつくと思います。

Kleypas は "Wallflowers Quartet"という四部作もいいですよね。
2,3作目が出色ですので、興味がある方は1作目を飛ばして読んでみてください。

〉1冊8〜10万語ぐらいありますので、読めば読むほど読めるようになっていく感じがします。

10作くらい読めば、PB体力が付くと思いますし、読めば読むほど読めるようになると思います。
とても詳しい投稿、ありがとうございました。

先日、酒井先生と「ロマンス本企画やりましょう」という話で盛り上がりまして、
企画が実現段階に入ったら、杏樹さんも協力していただけると嬉しいなと思います。

では、楽しい読書を♪


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1002. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/9/24(00:09)

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Raquelさん、こんにちは。

〉うわー、素晴らしい投稿です。
〉私は濫読ばかりしているので、系統だったガイドができません。
〉ヒストリカル・ロマンスに興味があるけど、どこから読んでいいか分からない
〉という方には、とてもためになると思います。

ありがとうございます。Raquelさんはロマンス本の先輩としてずいぶん参考にさせていただいてます。

〉私のヒストリカルデビューも、クレイパスの"Lady Sophia's Lover"でした。
〉読みやすさレベルが5くらいと登録されていたのかな?それで読みやすいのかと思ったら、
〉もう、ビックリするほど何を読んでいるのか分からなかったのを思い出します。
〉舞台背景(Bow Street RunnerやMagistrateの仕組み)が全く分からないので、
〉想像力の働く余地があまりなかったからでしょうね。
〉それ以来、コレを初めてのヒストリカルにはお奨めできないと思ったんですが、
〉杏樹さんも同じように思われた様で安心しました。

Raquelさんも最初は難しかったですか。舞台背景の知識もある程度必要ですね。私はそれ以前に最初の1章で何が起こっているのか全くわからないまま読み続けました。

〉〉★★Julia Quinn★★

〉Julia Quinn は、少女マンガのノリですね。
〉会話のセンスが抜群で、設定も複雑ではないので、初めてのヒストリカルに
〉お奨めできると思います。

〉〉To Catch an Heiress YL5.5
〉〉How to Marry a Marquis YL5.5

〉この二つ(とくに上)は、ドタバタコメディのノリですよね。
〉ラブシーンも少なく、しっとりした物語を読みたい方にはあまり向かないかもしれませんが、
〉とても読みやすくてお奨めです。
〉"How to Marry 〜"の方は、当時世間を席捲していたハウツー本「ザ・ルールズ〜理想の男性と結婚するための35の方法」
〉にインスパイアされたそうで、現代女性が男をつかまえるための技と当時の技を対比しながら読むとより楽しいです(笑)

そういうもとネタ本があったんですか。おもしろそうですね。

〉〉1作目はDaphneが主人公の「The Duke and I」ですが、2作目の方がお勧めです。

〉私も同感です。

〉〉The Viscount Who Loved Me YL6

〉こちら、抱腹絶倒場面あり、切ない場面あり、とても楽しめると思います。
〉難しい背景知識もいらないので、ヒストリカルへの入り口としてお奨めできます。

そうですね。私も1作目は飛ばしてこちらから読みました。ヒストリカル・ロマンス入門にはいいですね。

〉〉An Offer From A Gentleman YL5.5

〉これは、なおちぃさんもおっしゃってますが翻訳が出ています。(「もう一度だけ円舞曲を」)
〉シマウマ読み(でしたっけ?)とか、最初だけ日本語で読んで続きを英語で
〉ということができるので、ヒストリカル・ロマンスを日本語でも読んだことがない
〉という方には、取りかかりとしてよさそうです。

翻訳が出ているとシマウマ読みが出来るので、そういうところから入ることも出来ていいと思います。でもなぜ翻訳ってシリーズの途中から出るんでしょう。

〉1作目は、読まなくてもあまり困らないですね。
〉ヒーローが悩む話なので、ウジウジするなと一喝したくなりました(笑)

私もヒーローが「何考えてるねん」と思ってしまって。つまらないわけではないのですが、最初に読むのはちょっと…という感じです。

〉Bridgertonはみなさんおっしゃいますが、4作目までが面白くて、
〉残りは少し尻すぼみな感じです。特に、最終の8作目など、超ガッカリでした。

そうなんですか。久子さんも5作め以降についてはあんまり…みたいです。

〉とは言いますが、6作目の"When He Was Wicked"は泣ける切ないストーリー
〉が好きな方にはツボかもしれません。
〉また、7作目の"It's in His Kiss"もなかなか良かったです。
〉"How To Marry a Marquis"でヒロインの雇い主だった Lady Dansbury の孫がヒーローです。
〉社交界の誰からも恐れられるLady とヒロインが友情を育てる様子が、とても面白かったです。

そうですね。たしかに「Romancing Mister Bridgerton」でもおもしろいなと思いました。

〉この Lady は、実は Bridgerton シリーズに頻出してまして、"Romancing Mr.Bridgerton"でも
〉キーパーソンとなっています。
〉順番に読まなくてもあまり困らないシリーズですが、4,5,6作が実は
〉同時進行していて、続けて読むと色々な発見があって面白かったですよ。

同時進行っておもしろそうです。うーん、読んでみようかどうしようか…。なにしろ未読本が…。

〉Julia Quinn は杏樹さんが読まれたものと最新刊しか読んでませんが、
〉リージェンシーが舞台のもので、ワーテルローの戦いもナポレオンも絡んでこないし、
〉歴史的背景が分からなくて読みづらいということがないので、ヒストリカル・ロマンスを
〉初めて読む方には、とってもお奨めできると思います。

歴史背景は「無し」みたいなものですね。

〉〉★★Amanda Quick★★

〉〉ロマンス色よりもミステリーかサスペンスの味付けの強い作品を書きます。その分謎解きにハラハラして読めるので、ミステリーっぽい話が好きならこちらから読んでもいいでしょう。Julia Quinnよりは難しいように思います。

〉うーん。Amanda Quick は作品によっては難しいですが、基本的に文体など
〉読みやすいと思います。
〉彼女の最近の作品は、錬金術とかオカルト(ゴシック的)調なので、
〉単語が難しいかもしれません。

難しいのはJulia Quinnに比べると…ということで。

〉〉Ravished YL6

〉これは、冒頭の場面が少し読みづらいかもしれません。
〉化石発掘が趣味のヒロインなので、それに関する単語が難しいかも。

〉〉I Thee Wed YL6

〉これは、作品の面白さがあまりおススメできません。
〉雇われコンパニオンヒロインものでしたら、「雇われた婚約者」というタイトルで
〉文庫になっている、"Paid Companion"の方が面白いです。
〉ただ、こちらは錬金術がテーマなので、単語が難しいかな。

そちらは知りませんでした。ただ「I Thee Wed」もサスペンスとして読みごたえがあると思いました。あまりロマンスらしくないのですが。両方読んだらどちらが読みやすいとか、面白いとかわかるんですけれど、とりあえず自分が読んだものだけ紹介してしまいました。

〉〉★★Lisa Kleypas★★

〉Kleypas は翻訳がたくさん出ているので、シマウマ読みをしたい方にお奨めです。
〉ヴィクトリア朝の階級差や暗部を好んでテーマに取り入れており、しっかりと深みのある
〉ストーリーを楽しめるのですが、その分、あまり見たことのない単語が
〉多いと思います。
〉ストーリーの面白さはピカいちなので、物語の力に引かれてぐいぐい読めるという
〉利点がありますよね。

たしかに内容は面白いですね。

〉〉シングル・タイトルで去年あたりにお勧めとして出回っていた
〉〉Suddenly You YL6.5

〉実はこれ、まだ読んでいないんですが、設定的に難しくなさそうですね。

初心者向きとして騒がれた分ベテランのRaquelさんには盲点だったかもしれません。多分Raquelさんなら軽く読めるのではないかと思います。

〉〉Lady Sophia's Lover YL6.5
〉〉Worth Any Price YL6.5

〉これは、本当に面白かったです。
〉でも、設定が難しい!

やっぱり難しいんですね。今から思うとこれが1冊目・2冊目で、よくあれだけすっ飛ばして読んだものだと思います。登場人物も覚えられなかったし…。

〉先日、酒井先生と「ロマンス本企画やりましょう」という話で盛り上がりまして、
〉企画が実現段階に入ったら、杏樹さんも協力していただけると嬉しいなと思います。

それ、オフ会で酒井先生に言われました。私はRaquelさんや久子さんの後を着いていってるだけですので、それでも何か協力できることがあれば。

それではHappy Reading!


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1001. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: りあ http://riepp.blog71.fc2.com/
投稿日: 2007/9/23(07:43)

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杏樹さん、こんにちは!

やさしめのヒストリカル・ロマンス本をこんなにたくさん紹介してくださいましてありがとうございました!
以前みなさまの掲示板の投稿を参考に「To Catch an Heiress」を購入していたんですが、ぱらぱらめくって、状況設定がなかなか頭にはいらず、そのまま読まずに本棚にしまっておりました。
その後、自分の中にハリポタブームがおこってしまって、それ以来数ヶ月間全くひらいておりませんでした;;
せっかく購入していたので、ぜひ読んでみたいなと思います。
2冊目以降購入の際にはぜひ、また参考にさせていただきます。

仕事が忙しくて、読む時間がなかなか確保できないのですが、噂のヒストリカル・ロマンス本が私もはやく読めるようになれたらいいなーと思います。

ご紹介いただきまして、ありがとうございました^^


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1003. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/9/24(00:14)

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りあさん、こんんちいは。

〉やさしめのヒストリカル・ロマンス本をこんなにたくさん紹介してくださいましてありがとうございました!
〉以前みなさまの掲示板の投稿を参考に「To Catch an Heiress」を購入していたんですが、ぱらぱらめくって、状況設定がなかなか頭にはいらず、そのまま読まずに本棚にしまっておりました。
〉その後、自分の中にハリポタブームがおこってしまって、それ以来数ヶ月間全くひらいておりませんでした;;
〉せっかく購入していたので、ぜひ読んでみたいなと思います。
〉2冊目以降購入の際にはぜひ、また参考にさせていただきます。

私が最初に読んだ「Lady Sophia's Lover」はかなり難しかったらしく、最初の1章をほとんどわからないまま読み進めました。もし読みたいと思ったら、最初の2ページや3ページや1章ぐらい飛ばして読んでもなんとかなるものです。

〉仕事が忙しくて、読む時間がなかなか確保できないのですが、噂のヒストリカル・ロマンス本が私もはやく読めるようになれたらいいなーと思います。

りあさんはすでにPBも読んでいますし、ハリポタも読んでいるなら、ヒストリカル・ロマンスも読みたいと思った時に読めば、読めるのではないかと思います。

それではHappy Reading!


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1005. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: 由良 http://yura.oops.jp/
投稿日: 2007/9/24(20:29)

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杏樹さん,こんばんは。

〉みなさま、こんにちは。
〉ヒストリカル・ロマンスでPBデビューしてから色々読みましたので、初心者向けのやさしい本をまとめて紹介しようと思います。これからPBを読もうと思っている人の参考になるようにと思い、今まで紹介した本も含めて紹介します。

まとめるというのは,時間と手間のかかる作業ですよね。ありがとうございます。どんなジャンルも,読み始めたばかりのときに,難しすぎたり面白くない本に当たってしまうとせっかくの読む気が失せてしまいますよね。ヒストリカルロマンスを初めて読む方には,とても役に立つと思います。

Julia Quinnは"The Viscount Who Loved Me","The Duke and I","Romancing Mister Bridgerton"の三作を読みました。杏樹さんが紹介してくださった"To Catch an Heiress""How to Marry a Marquis"も,いつか読んでみようと思っています。読みたい本がたまってしまって,棚から溢れそうです。

では,Haapy Reading!


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1009. Re: ヒストリカル・ロマンスでPBへの道をたどる方法

お名前: 杏樹
投稿日: 2007/9/24(23:29)

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由良さん、こんにちは。

お返事ありがとうございます。由良さんもいろいろ読んでるんですね。
いつかまた紹介してくれたらうれしいです。

〉Julia Quinnは"The Viscount Who Loved Me","The Duke and I","Romancing Mister Bridgerton"の三作を読みました。杏樹さんが紹介してくださった"To Catch an Heiress""How to Marry a Marquis"も,いつか読んでみようと思っています。読みたい本がたまってしまって,棚から溢れそうです。

私の場合はダンボールからあふれてます…。ロマンス本でスピンオフに手を出すと、本が増えるばかりです。
Bridgertonシリーズを3作読んでいるなら"To Catch an Heiress""How to Marry a Marquis"は読みやすいと思います。

それではHappy Reading!


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