中国のGRはなんと英語と中国語併記でした!!(買出し報告・長文)

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382. 中国のGRはなんと英語と中国語併記でした!!(買出し報告・長文)

お名前: 福
投稿日: 2003/9/21(15:07)

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中国買出し報告です。

上海書城へ行って来ました。いやあーホントに本の城。
八重洲ブックセンターか紀伊国屋かって感じのところでした。

語学学習書と児童書があるフロアへ行き、ひとまわりして、ふと気がつくと、これってGRだよね〜。やっぱり中国人も英語勉強(いや多読か)するのねー。なんて手にとっておどろいた!!

中国語と併記してある!!!!
えっ!えー!!!

今回の旅は、辞書なしでぐんぐん読めそうな中国語の本を大量買いする、というのが目的だったんですが、GRが英語と中国語の併記だなんて・・・。私にとってはおいしすぎる!
売り場で、ひとりで大興奮!
牛津大学出版社(Oxford)、剣橋大学出版社(Cambridge)、などなど・・・。Penguin、Macmillanもありました。Penguin0はテープとセットで売ってましたよ。(これは中国語の本文、音とも未確認。)どれも中国の出版社と共同出版というような形になっていたようです。

個人的に感じた中国版GRの状況をあげてみますね。
1)上海書城でのGRの売り場面積は広かった。平積み、ディスプレイはあたりまえ。
2)中国語との併記がしてあるものと、そうでないものがある。例えば、裏表紙レベル表によると、Cambridge(English Reader?)は各レベル4冊づつの発行らしく、2冊は併記、2冊は英語のみとのことでした。シリーズですべて英語のみというものもあったような・・・。
3)ピンイン表記があるものは見つからなかった。(ピンインは中国語のアルファベット表示というべきもの?日本のローマ字といえるかな?)
3)併記の仕方は、見開き左頁が英語、右頁が中国語のパターンと本前半が英語、後半が中国語のパターンがあった。
4)レベル表記があるものとないものがあった。たとえば、Cambridgeはありましたが、Oxfordはありませんでした。読書手帳をもっていけばよかったと後悔・・・。

どうやら英語の本(目的が英語学習の場合にか?)に中国語を併記するというのは一般的らしく、GR以外でも(英漢対照)と書かれていて、英語本文にくわえて中国語訳文(!)がついている本はかなりあるようでした。
いやー、ほんとにびっくりでした。

一人静かに興奮しつつ、カート(これは日本のスーパーにあるのと同じようなやつ)に本を積み上げ、まわりのびっくり目をかわしつつ、買いに買ったり95冊・・・(GR、中国語のみ絵本、児童書、小説などなど)。
なんと総重量11キロ超になりました。10キロ分を船便で送ることにしたので、その分は一ヶ月後に届くことになっています。
上海書城では、1階のサービスカウンターで配送手続き(船便だけのようでしたが)もやってくれます。5キロ単位(5キロまでは値段が一緒?)のようです。

気になるお値段の方ですが、1元約14円(滞在中レート)で計算すると、GRのもっとも安いもの(英漢対照)で1冊2.9元(日本円で約41円!)、高いもので10元(日本円で約142円)。今回買った本で一番高い本が26.5元(日本円で378円)となります。
95冊分しめて639.5元。日本円で1万円いきません。本好きには涙がでるほど嬉しい価格です。ちなみに郵送料は10キロで360元(日本円で5千円ちょっと)でした。

後は、ひたすら読むだけですよね。読めるかなあ。
自分が読めなくても(?!)船便がとどいたら、全部整理してブックリストを作って、中国語タドキスト(さて中国語ではなんて言うんでしょうね??)に貸し出しをしたい!!(いつになるかわかりませんけど・・・。)
この感動をわけてあげたいなあ。

もちろん、英語の読み物を中国語で読むということのデメリットってあると思うのですが、GRでのシンプルな(コントロールされた?)英語表現を、中国語でむずかしくいいかえているとは思えず、ある程度は英語のレベルにあった中国語表現が使ってあるのかなあと考えました。そうであれば、そのレベルにあわせていくことで中国語多読の1つのステップというか、めやすにできればいいのかなあと思っています。
ピンインなしについても考えました。ピンインなし教科書を音読するとまったくぼろぼろになってしまう私ですが、どうにか日本語の読み方をせずに中国語の音(音じゃないなあ、ピンインだな)のあたりをつけられるようになってきたので、英語の多読と同様、音の手当ては別に考えればいいか、ということにしました。

持ち帰った本で今読んでいるのは、「タイの子どもがあなたに宛てた手紙」という本です。子供向けの英語学習本(英漢対照)なんですが、これが楽しい!
タイの女の子(9歳)が書いた英語の手紙という設定です。9歳の女の子からみたタイの毎日の暮らしがペンフレンド宛て(つまり読者)にイラスト入りで報告されていて、ほのぼのします。
彼女も英語学習中という設定なので、英語を間違えて、追伸で訂正したりしてるんですよね。
中国語訳(!)もついているので交互に読めるんです。わかるところが違ったり、両方わかんなかったりで、(英漢対照)の醍醐味ですね。

英語以外で多読を楽しむ皆さん、その国に行く機会があったら、英語のコーナーをのぞいてみるのも、案外おもしろいかもしれませんよ。
長文になってしまいました。読んでくださってありがとうございます。
Happy Reading!!
(中国語ではなんでしたっけ)
また、報告させていただきます。
興奮さめやらぬ福でした。


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