貸し出しスタート時の教室通信を紹介します。

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371. 貸し出しスタート時の教室通信を紹介します。

お名前: えっちゃん
投稿日: 2006/5/9(09:57)

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kyonkoさん、macskaさん、Kiccoさん、こんにちは。
私も2年前くらいから貸し出しをしています。
1年前のものですが、新入室のお子さんの保護者の皆さん宛の教室通信が参考になればと思い、こちらに紹介します。

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貸し出しスタート特集号   2005年4月21日
2年生の保護者の皆様方へ
英語教室に通い始めて、4ヶ月が過ぎました!!みんな楽しくレッスンをしています。
歌を歌ったり、BBカードで遊びながら、実はしっかりと英語力をつけています。

そして、今週から図書の貸出を始めます。
図書の貸出を始めるに当たって、いくつかお願いがあります。

(1) おうちの方もぜひ、一緒にテープを聞きながら、英語絵本を楽しんでください。
5分か10分でいいので、お子さんがどんな本をよんでいるのか、ぜひ、一緒に見てあげてください。特に低学年のお子さんの場合、お家のかたのお手伝いが最初はどうしても必要です。
*絵を見ながらだと、テープがじゃまになることもあります。途中で止めたり、中断大いに歓迎です。本の世界を楽しんでくださいね。

(2) こどもは本を読んでもらうことが大好きです。
もし、できれば、おうちの人が読んであげるとこどもはとても喜びます。
発音は気にしなくて大丈夫です。
こどもはテープの音と違うことは認識できます。
それ以上におうちでのたのしい読書体験が次の本をまた、読んでみよう、借りてみようという動機付けのひとつになります。

(3) お子さんが自分で読みたいといえば、聞いてあげてください。
ただし、音読が出来るようになるには時間がかかります。
自分で声を出して、読みたいというまで、待ってあげましょう。
(4) お子さんには分かったかどうかではなく、面白かったかどうか聞いてあげてください。
(5) 分からないことは教室でお子さんが聞いてもらうように伝えてください。
(6) 本とテープはみんなが読むものなので、大切に扱ってください。
(7) 万が一、なくしてしまったり、次の人が読めないように破いてしまったり、汚した場合は弁償していただくことになります。

貸し出し初日にやさしくですが、これらのことは、お子さんたちにも伝えたつもりです。
とにかく家では楽しく読んで欲しいということ。そして、本は大切に扱って欲しいという事については具体的に説明しました。たとえば、どろんこの手でさわったり、ポテトチップスでべとべとの手だとすぐに油染みになってしまうこと、飲みものを飲みながらでは、やはりこぼしてしまうと困るということなどです。必要以上に神経質になるのは避けたいのですが、やはり、きちんと最初に教えてあげないと、結構わからないものですよね。

また、本の内容について、これはちょっと、わからないけれど・・・どういう意味なのかしら・・・?と思うこともあっても、心配しないでください。イギリスの国語の教科書で、例えば、辞書になかなか載っていないけれど、皆は知っている言葉も結構出てきます。

日本で言えば、ずいずいずっころばしごまみそずい!!やガチャポンなど・・・

分からないことは教室でおこさんが聞くようにと伝えてくださいね。家でわからない単語をひとつひとつ辞書で引くよりは絵をみて、想像してみてください。辞書を引くよりはずっと面白いし、意外と意味が分かるのでちょっとビックリすることもあることでしょう。私自身も実はこのKipperたちの物語を読んで、初めて知った単語や、生活の場面がたくさんあります。

絵だけの本も貸し出しますが、絵を見ながら、想像力を働かせることが非常に大事なので、しっかしとした目的があっての、文字無し絵本です。

* Happy Reading 読書記録手帳について。
先日通信でもお知らせしたが、その後、全国で3500部販売できました。ありがとうございます!!
感想欄がありますが、これはお子さんでもお家のかたでもかまいません。
また、チェック欄はありませんが、感想メモ欄のところに、お家の方のサインをお願いします。よろしくお願いします。

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・・・とこんな感じです。
その後、教室内で時々自分自身でreadingをしてもらって、機器がうまく使えるかどうか、確認します。私の教室では、入室時に小さいビジネステレコを教材として購入してもらっています。
CD音源が増えてきているので、今年度からは、教室での一括購入はやめて、それぞれの自宅にCDとテープレコーダーが一緒になった機器を準備するようにお願いします。その機器はお子さんが一番長く過ごす部屋に置いてもらい、ひとりでも操作できることが大切です。CDだとトラックNo.が上手に選べるかどうかが結構面倒ですね。

低学年のお子さんは、色々な面でお家の方のお手伝いが必要であると、機会あるごとにお伝えしています。
お家で読み聞かせをしてくださったり、本を一緒に開くと、見違えるようにお子さんの顔が生き生きしてきます。

また、今年は群読や音読もクラスのなかでは、積極的に取組みます。
本はKiccoさんが紹介してくださったものの他に、低学年はSight word readers, Oxford Reading TreeのSequencing cards photocopy masters, Oxford Picture dictionary for kidsの総合教材のなかの、Storiesなどを使用でしています。
また、Kiccoさんのお教室の様子を見ていると、子ども達に本を配本し、自分だけの本を愛着をもって読めるようになるという取り組みが素晴らしいです。私も、そんなに遠くない将来にぜひ、実現できるように、取組みたいです。

ゴールデンウィークで小学生のクラスはお休みが続いたので、今日子ども達の顔をみるのがとても楽しみです。

kyonkoさんもmacskaさんもうまく行きますように!!
Kiccoさんも貴重な情報ありがとうございました。引き続き、色々と教えてくださいね。


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