Re: SSSとは何?

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433. Re: SSSとは何?

お名前: のんた
投稿日: 2006/9/6(20:39)

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Tallinnさん、はじまして。みなさん、こんにちは。のんたです。

Tallinnさんの回答には、ぜんぜんなっていないので、無駄な投稿ですから、
お読みにならずともかまいません。でも、おかげさまで、多読ってなんだろ
うということを自分自身整理するきっかけをいただいたので、感謝しております。

 私は、250万語くらいから数えていないし、その後絵本をたくさん
読んでいるというだけの者でして、英語の力は、テスト的には限りなく
偏差値の低い人です。 いまだに文法のテストをしたら、中学生なみだと
思うし、Tallinnさんの読めるようになりますか例文なんて、ちんぷんかんぷん!(笑)

 ですが、最近自分の中でちょっとした多読的感動がありました。
 なので、オフでも語りまくってしまい、周りにいたかたゴメンなさい!
 さて、語ります。
 「HOME」という文字のない絵本を読んでいたんですね。
  文字がないんだから、読んでいたとは言わないか(笑)
 でも、それ、まったく内容同じで、タイトル「BELONG」としても
 出版されていたのを知ったんです。
 まず、へぇの体験。この言葉はこの絵本的に同意なのね。と。

 絵本の中身は、数十ページにわたるコラージュだけの世界。
 そこに展開される文字では表されていないストーリー。
 それすべてが「HOME」なんですね。文字は一つもないけど、
 そこに存在し、読み取れるもの。時間の流れ、変っていく環境。
 成長する人。いや、言葉では説明できません。読んでもらわないと。

 そこで、はっと「わかった」んですね。何がわかったかって、これがまた
言葉で表せないんですけど、「HOME」っていう言葉の言霊っていうか
それが、私の中に降りてきたっていうか・・・・。
 そりゃいくら私だって、「HOME」っていう単語くらい「知って」ました。でもね。知ってただけだった。
 この体験の後、色々な絵本に出てくる「HOME」という単語に命が
宿った気がして、読み直すと、ずっとぐっと深く、その文が味わえた。
 今までより、わかる気がしてきたんですね。
 ヘレンケラーが「Water!」って叫んだ時みたいに!って大げさか!

 でも、こんな体験が次々と起こっていくことが、他文化の言語を
「わかる」ことで、その「わかる」ことが感動なので、多読って続けられ
るんだなと思います。

 とりあえず、「ツール」として、英語を知るだけでいいなら、近い
将来全自動翻訳機がやってくれるから、それですむ仕事するだけなら、
英語など学習する必要なんてなくなるでしょう。

 SSS方式で多読するのが素敵なのは、英語の言霊が体に入ってくる
ことであり、それを異文化の体感として、わくわくと喜べることなんだと
私は最近思うんです。
 だから、いわゆる英語の上達という意味や、即戦力というモノサシで
はかったら、効率の悪いものになるのでしょうが、
 読むというそのものの中にすでに、得たいものが存在し、発見する
興奮を味わえるのですから、もともと「何万後でどうこう」ということ
自体がナンセンスですよね。100字だって100億だってそれなりに
発見や楽しみが待っていることでしょう。
 
 それでもって、その異文化の言葉というのは、他人の使っている「言葉」
でもあり、何も英語に限ったことじゃないと思うんですね。
 家族が違えば、「言葉」もまた違う。
 多言語の学びで違いを知り、それをわかることは、「他者」を知るという
ことで、人の気持ちを想像したり、配慮する、認めるという、「人間関係力」
を育てる土台になる。
 世界の幸福は、関係力にかかっていると思うので、この力をたくさんの
人がつける訓練できたら、世界平和に貢献するじゃん!と。
 だから、単に英語力向上とかいうレベルじゃなく、子供たちに多読を
してもらいたいと思うんですね。

 あぁ、話が大きくなりすぎた(笑)

 最初から言ってますが、無駄な話ですから(笑)
 
 ということで。みなさん、happy reading!!!

 
 

 
 


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