Re: 世界史クラブ的疑問

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/4/26(05:14)]

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[喜] 530. Re: 世界史クラブ的疑問

お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2006/6/24(02:19)

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ちゃりりんさん、akoさん今晩は。 まりあ@SSSです。

〉マクミランの River God を読んだのですが、
〉どうしても拭い去れない疑問があり、
〉どこに投稿するべきか迷った末、こちらに投稿します。

〉巻頭にお話の舞台となるエジプトの地図が載っているのですが、
〉Thebes(Karnak)という町がナイル川の西岸にあるのが
〉むむむ!なのです。

   確かに普通はナイル東岸に●がついていると思います。
   ただ、Thebesは神殿都市の東岸と、墓のある西岸の
   両方を含んでいるのではないですか?あまり詳しくは
   ありませんが... 

〉もちろん、このお話はフィクションなので
〉実在の町だけれども場所を移してしまったのか、
〉それともリトールドの際に何かの理由でこうなったのか、わかりません。

   GRの地図は、原作ペーパーバックとほとんど同じです
   から、マクミランのせいではありません。
   この物語は、Seventh Scrollという本と連作になって
   おり(GRもあります)、そちらはもっぱらお墓の
   話題が中心です。手元にGRも原作もないため断言
   出来ませんが、Seventh Scrollのときの地図を
   River Godに流用したのではないでしょうか?
   どなたかブッククラブで確かめてみて下さい。

   River Godでは、宦官Taitaが”slave”となっている
   ため、「どうして奴隷が教養があるの?」という質問
   が出たりしてますね。お后をほったらかしで男を
   追いかける王様とか、結婚しても恋人の子どもを
   生んじゃうとか、原作は大人の話題満載で面白い...
   はずです。ものすごく字が小さくて、少し読むと目が
   ギブアップ、思い出しては時々読んでもちっとも
   進みませんが。ハードカバー買わないと死ぬまでに
   読み終えないのではないか?という不安がよぎるこの頃。

Happy Reading!
   


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535. Re: 世界史クラブ的疑問

お名前: ちゃりりん
投稿日: 2006/6/25(01:10)

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まりあさん、お返事ありがとうございます。
River God は「今日から読みます100万語」で知って以来、
ずっと憧れの1冊でしたが、入手できずに
マクミランが新しくなってようやく読むことができました。

〉   確かに普通はナイル東岸に●がついていると思います。
〉   ただ、Thebesは神殿都市の東岸と、墓のある西岸の
〉   両方を含んでいるのではないですか?あまり詳しくは
〉   ありませんが... 

いろんな地図を見たのですが、Western Thebes 、Ancient Thebes、
Modern Thebes など様々な表記があり、
おっしゃるとおり、Thebes を広い範囲(両岸)で指しているようですね。
River God には表記が出てこない Luxor もあり、
時代によっても呼び名が異なるのだろうな、と思います。

〉   この物語は、Seventh Scrollという本と連作になって
〉   おり(GRもあります)、そちらはもっぱらお墓の
〉   話題が中心です。手元にGRも原作もないため断言
〉   出来ませんが、Seventh Scrollのときの地図を
〉   River Godに流用したのではないでしょうか?

連作がGRにもあるのですね!
早速読んでみます。

〉   River Godでは、宦官Taitaが”slave”となっている
〉   ため、「どうして奴隷が教養があるの?」という質問
〉   が出たりしてますね。お后をほったらかしで男を
〉   追いかける王様とか、結婚しても恋人の子どもを
〉   生んじゃうとか、原作は大人の話題満載で面白い...

そうなんですね〜。
古代エジプト好きとしては、原作も読まなくては。

Happy Reading!


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