Re: 世界史クラブ : 古代エジプト

[掲示板: 英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1603 // 時刻: 2021/9/28(16:37)]

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1511. Re: 世界史クラブ : 古代エジプト

お名前: 杏樹
投稿日: 2011/4/5(01:05)

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柊さん、こんにちは。
テューダー朝の次は古代エジプトに熱中していますね。

〉 古代エジプトといっても、紀元前1500年頃のハトシェプストから、紀元前後のクレオパトラの娘まで取り上げるので、えらくざっくりしてますけど、まあいいや。

「中国五千年」よりは短いです。

〉 ハトシェプストはエジプト史上初の女性ファラオではないかといわれています。綴りはHatshepsutかHatchepsut。フランス語だとHatshepsout。
〉 色々謎の多い人物で記録が消されていたのですが、先日ミイラが発見され、今後書く作家は違った視点から書けるでしょうね。
〉 My Royal StoryのEgyptian Princessは子ども向けでマイルドに。Moyra CaldecottのHatshepsut : Daughter of Amunは難しい上に、結局神様の思惑っていうのは人間の理解を超えたところにあるのかな、という感じ。Pauline GedgeのChild of the MorningはMichelle Moranが前書きを書いていました。
〉 フランス語ではPharaonneというシリーズものと、Tchao and Depeyrotの手塚治虫風のマンガがあります。

ハトシェプストはまだまだ謎の部分がありますね。発掘結果によってまた新しいフィクションが生まれるのも楽しみです。

〉 ネフェルティティ(Nefertiti)はMichell Moranのデビュー作が、結構翻訳されていますね。タイトルは原書がNefertiti、フランス語は何かもっと長かったなあ。
〉 古代エジプト三大美女の1人ですが、実は美女じゃなかった説もあったり。あと、ツタンカーメンの前に統治したスメンクカーラーの実態は男装したネフェルティティだったという説もあったり、謎だらけです。
〉 その夫アケナーテンは、Moyra CaldecottにAkhenaten : Son of the SunとThe Ghost of Akhenatenがあります。

ネフェルティティの正式名称は「ネフェル・ネフェル・アトン・ネフェルティティ(アトンの美は美しきかな、やってきた美しい人)」ですが、「長い」というのはこのフルネームでしょうか。
ネフェルティティは頭像がありますが、それでも美女じゃなかった説があるんですか。
いろいろな説がありますね。

〉 ツタンカーメンも多いですが、意外に妻のアンケセナームンが人気。アケナーテンとネフェルティティの娘ですね。日本でも「アトンの娘」というマンガがありますし、Moyra CaldecottのTutankhamun and the Daughter of Raもアンケセナームンの方の話みたいです。

ツタンカーメンのロマンスとか、書きやすいのでしょうか。

〉 Michell MoranでThe Heretic Queenというのも結構翻訳がありますが、これはラムセス2世の王妃のネフェルタリを扱ったもの。ネフェルティティと1世紀ぐらい離れているので、ネフェルティティの姪というのはかなり無理があると思うんですが、まあ、面白そうです。

その無理な設定は必要なのでしょうか…。

〉 ここで時代は一気に飛びます。
〉 紀元前50年ぐらいかな。My Royal StoryにCleopatraがあります。以前Royal Diariesだったもので、フランスでも翻訳がありますね。これは二日ぐらいで読み切らないと筋がわからないので、シリーズの中では多少YLが高めですが、お薦めです。
〉 クレオパトラはシェイクスピアから何から沢山あって、When we were godsとか、何冊も持っていますが、一冊読むと気が済んじゃって、なかなか次に手が出ない。
〉 今狙っているのがフランス語のMoi Cleopatre Reine d’Egyptです。
〉 そのクレオパトラはクレオパトラ7世ですが、クレオパトラ8世もしくはクレオパトラ・セレネ2世と呼ばれるのが、7世とアントニウスの娘です。
〉 Michelle MoranのCleopatra’s Daughterは割りと大人びて現代っ子。政治風刺が強い感じです。
〉 一方Stephanie DrayのLily of the Nileは神様対神様、文化対文化の衝突に、戦災孤児達の愛と憎しみの、激しい物語です。

あのー、アントニウスとの間に娘がいたんですか?創作ですか?

〉 さて、ニトクリスという人がいます。Nitocris, reine d’Egyptを始め、フランスでは沢山本が出ていますが、伝説上の人物ではないかという説の方が、日本語圏では強いみたいですね。クトゥルー神話では結構出てきますが、非情かつ残忍な、何だかとっても恐ろしい人みたいです。
〉 ブライアン・ラムレイの「ニトクリスの鏡」が好きです。思わず、この短編が入っている短編集を買ったら、ペーパーバックの古本なのに5千円ぐらいしました。日本語だと、500円ぐらいで済むのに。

伝説上の、という以前に日本ではほとんど知られていませんね。そういう人の本を探して読むのも多読の楽しみですね。でも古本で高い…。

〉 というわけでざっと、本当に駆け足でお届けした古代エジプトですが、本がたまったらまたやりたいと思います。では〜。

いつもありがとうございます。
私は世界史クラブでは幽霊部員になっています…。


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1512. Re: 杏樹さん、ありがとうございます

お名前: 柊
投稿日: 2011/4/5(13:04)

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"杏樹"さんは[url:kb:1511]で書きました:
〉柊さん、こんにちは。
〉テューダー朝の次は古代エジプトに熱中していますね。

 杏樹さん、こんにちは。他にヒストリカル・ロマンスでリージェンシーからヴィクトリア朝のロンドンにも出没しています。

〉〉 古代エジプトといっても、紀元前1500年頃のハトシェプストから、紀元前後のクレオパトラの娘まで取り上げるので、えらくざっくりしてますけど、まあいいや。

〉「中国五千年」よりは短いです。

〉〉 ハトシェプストはエジプト史上初の女性ファラオではないかといわれています。綴りはHatshepsutかHatchepsut。フランス語だとHatshepsout。
〉〉 色々謎の多い人物で記録が消されていたのですが、先日ミイラが発見され、今後書く作家は違った視点から書けるでしょうね。
〉〉 My Royal StoryのEgyptian Princessは子ども向けでマイルドに。Moyra CaldecottのHatshepsut : Daughter of Amunは難しい上に、結局神様の思惑っていうのは人間の理解を超えたところにあるのかな、という感じ。Pauline GedgeのChild of the MorningはMichelle Moranが前書きを書いていました。
〉〉 フランス語ではPharaonneというシリーズものと、Tchao and Depeyrotの手塚治虫風のマンガがあります。

〉ハトシェプストはまだまだ謎の部分がありますね。発掘結果によってまた新しいフィクションが生まれるのも楽しみです。

〉〉 ネフェルティティ(Nefertiti)はMichell Moranのデビュー作が、結構翻訳されていますね。タイトルは原書がNefertiti、フランス語は何かもっと長かったなあ。
〉〉 古代エジプト三大美女の1人ですが、実は美女じゃなかった説もあったり。あと、ツタンカーメンの前に統治したスメンクカーラーの実態は男装したネフェルティティだったという説もあったり、謎だらけです。
〉〉 その夫アケナーテンは、Moyra CaldecottにAkhenaten : Son of the SunとThe Ghost of Akhenatenがあります。

〉ネフェルティティの正式名称は「ネフェル・ネフェル・アトン・ネフェルティティ(アトンの美は美しきかな、やってきた美しい人)」ですが、「長い」というのはこのフルネームでしょうか。
〉ネフェルティティは頭像がありますが、それでも美女じゃなかった説があるんですか。
〉いろいろな説がありますね。

 そんな長い名前なんですか。しかも、美しいがいくつも入ってるし。本のタイトルは「ネフェルティティの夢」と続編が「ネフェルタリの太陽」でした。
 ネフェルティティの像が、上塗りしてあって、中身が美人じゃないんじゃないかという話みたいですよ。

〉〉 ツタンカーメンも多いですが、意外に妻のアンケセナームンが人気。アケナーテンとネフェルティティの娘ですね。日本でも「アトンの娘」というマンガがありますし、Moyra CaldecottのTutankhamun and the Daughter of Raもアンケセナームンの方の話みたいです。

〉ツタンカーメンのロマンスとか、書きやすいのでしょうか。

 ハワード・カーターがお墓を開けたとき、ツタンカーメンの棺の上に花輪が置いてあって、愛妻のしたことじゃないかという話がありますね。それと、アンケセナームンは自分の父、異母兄弟かもしれないツタンカーメン、ツタンカーメンを殺したかもしれない神官アイと3回結婚しているので、運命に翻弄された悲劇の女性として書きやすいんじゃないでしょうか。

〉〉 Michell MoranでThe Heretic Queenというのも結構翻訳がありますが、これはラムセス2世の王妃のネフェルタリを扱ったもの。ネフェルティティと1世紀ぐらい離れているので、ネフェルティティの姪というのはかなり無理があると思うんですが、まあ、面白そうです。

〉その無理な設定は必要なのでしょうか…。

 私もそこが疑問です。

〉〉 ここで時代は一気に飛びます。
〉〉 紀元前50年ぐらいかな。My Royal StoryにCleopatraがあります。以前Royal Diariesだったもので、フランスでも翻訳がありますね。これは二日ぐらいで読み切らないと筋がわからないので、シリーズの中では多少YLが高めですが、お薦めです。
〉〉 クレオパトラはシェイクスピアから何から沢山あって、When we were godsとか、何冊も持っていますが、一冊読むと気が済んじゃって、なかなか次に手が出ない。
〉〉 今狙っているのがフランス語のMoi Cleopatre Reine d’Egyptです。
〉〉 そのクレオパトラはクレオパトラ7世ですが、クレオパトラ8世もしくはクレオパトラ・セレネ2世と呼ばれるのが、7世とアントニウスの娘です。
〉〉 Michelle MoranのCleopatra’s Daughterは割りと大人びて現代っ子。政治風刺が強い感じです。
〉〉 一方Stephanie DrayのLily of the Nileは神様対神様、文化対文化の衝突に、戦災孤児達の愛と憎しみの、激しい物語です。

〉あのー、アントニウスとの間に娘がいたんですか?創作ですか?

 アントニウスとの間には双子のセレネとアレクサンダー・ヘリオス、弟にプトレマイオスがいました。男の子達はその後が不明ですが、セレネはモーリタニア王妃となって、次の国王のプトレマイオス(またか!)を産んでいます。

〉〉 さて、ニトクリスという人がいます。Nitocris, reine d’Egyptを始め、フランスでは沢山本が出ていますが、伝説上の人物ではないかという説の方が、日本語圏では強いみたいですね。クトゥルー神話では結構出てきますが、非情かつ残忍な、何だかとっても恐ろしい人みたいです。
〉〉 ブライアン・ラムレイの「ニトクリスの鏡」が好きです。思わず、この短編が入っている短編集を買ったら、ペーパーバックの古本なのに5千円ぐらいしました。日本語だと、500円ぐらいで済むのに。

〉伝説上の、という以前に日本ではほとんど知られていませんね。そういう人の本を探して読むのも多読の楽しみですね。でも古本で高い…。

〉〉 というわけでざっと、本当に駆け足でお届けした古代エジプトですが、本がたまったらまたやりたいと思います。では〜。

〉いつもありがとうございます。
〉私は世界史クラブでは幽霊部員になっています…。

 世界史クラブで幽霊というと意味深で、それもまた存在感がありますね。でも、杏樹さんが返事をしてくれるかなーと思うと、書く甲斐もあるので、とっても助かってます。いつもありがとうございます。


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