Re: 杏樹さん〜

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/6/2(13:49)]

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825. Re: 杏樹さん〜

お名前: 柊
投稿日: 2006/12/12(16:23)

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 杏樹さん、こんにちは。柊です。
 前回の、間違いだらけでした〜。ある意味、これでも歴史好きを名乗れるという好例?

〉スレッドの主さんを差し置いてレスします。

 私も差し置かせていただきます。

〉〉〉■紹介 (時代順)
〉〉〉◇You Wouldn't Want to Work on the Great Wall of China! ISBN:0531124495
〉〉〉あなたは紀元前215年の中国の貧しい農夫です。悪天候・不作・重い税のことなど心配事がたくさんあります。
〉〉〉数年前、中国を統一して、冷酷かつ無慈悲な秦の始皇帝が統治してから、生活が一変してきました。
〉〉〉焚書坑儒の際、ある学者はあなたに貴重な書物を地中に隠すよう頼みますが、見つかってしまい罰として
〉〉〉5年間の北方での大きな城壁を作るつらい作業を命じられます。さて、あなたの運命は?

〉〉 杏樹さんにお勧めされて、ちょっと読んでみようかと気になっているところです。「大地の子」のとても重要なシーンで、秦の始皇帝と万里の長城についての詩も出てくるんですよ。なんだか、そういう繋がりでどんどん手を出してしまうのが、私のやり方です。

〉歴史に興味を持つと、いもづる式になります。きっかけはたいていくだらないことで、そこから派生して、増殖して広がっていきます。私だって詳しそーに偉そーに語ってることでもきっかけはマンガだったり宝塚だったり…。特に宝塚は外国の時代物が多いので、そこから調べ始めたものがかな〜りあったりして。

 宝塚かなーとは思っていました。でも、やっぱりそうだということで、私だけじゃないのかとほっとしました。マンガでも、学研の人物伝記とかだと、このシリーズみたいな感じで結構当たりがありますね。まあ、はずれもありますけど。

〉〉 おおよそ、十字軍というと、私、悪いイメージしかないのですが、結構宗教的な聖戦ということになっているんですね。それとも、聖戦の語源かしら。
〉〉 これも興味ありですね。キリスト教関係は、文化としては面白いので。

〉悪いイメージってどこから来たんでしょうね。本来十字軍はヨーロッパにとっては聖地奪回のための聖戦で、ブッシュがアフガニスタンやイラクに攻撃を始めるときも十字軍気取りで国民を鼓舞していました。
〉表面の目的が「聖戦」だからこそ実態とのギャップがおもしろいんです。

 悪いイメージは多分、田中芳樹のアルスラーン戦記です。十字軍と太平洋戦争時の日本軍との一番悪いところをとったという軍が、教皇に指揮されているんですが、とにかく聖戦といってひどいことをするという話なので。
 田中芳樹の場合元が中国なので、大航海時代とか結構、その頃の中国の方がすごかったって書いてますよね。
 あとただ単に、キリスト教の善悪二つに分けてしまうのがついていけない、不信心な仏教徒なんだかアニミズムなんだかわからない信仰心のような思想のようなものがあるので。一寸の虫にも五分の魂とか、そういうのもありますし。
 日本でも、篠田真由美の小説はかなりキリスト教の善か悪かどっちかしかないみたいな感じが強いですけど、最近ブライアン・ラムレイというイギリスの人のを読んだら、ぜんっぜん気にしていなさそうだったので、生まれた国だけではないんでしょうね。

〉〉〉◇You Wouldn't Want to Sail in Spanish Almada! ISBN:0531169995
〉〉〉スペイン王フィリップ2世は、英国教会をヘンリー8世が設立したことと、カソリック教徒であるMary Stuartを
〉〉〉エリザベス女王が処刑したことに怒り、英国侵攻を計画しました。
〉〉〉英国は事前に察知し1587年4月Sir. Francis Drakeが、スペイン南部Cadizでスペイン船を先に攻撃しました。
〉〉〉王はSanta Cruzに、艦隊の出撃を命じますが、手間取っているうちに、Santa Cruzは病気で死んでしまいます。

〉〉 無敵艦隊(アルマダは日本の歴史書ではこう言うらしいです)かあ。またも興味のど真ん中。なんか今回、テューダー王朝関連多いですね。
〉〉 フェリペ二世、なんか聞いたことある。あ、メアリ一世の夫か。航海王子って異名があったような。

〉航海王子はポルトガルのエンリケです。王位につかなかったから「王子」のままなんです。
〉フェリペ2世はエリザベス1世の不倶戴天の敵ですからチェックしておきましょう。

 うわー、人違いでしたか。
 不倶戴天なのは、スペインなのでわかりますが。

〉〉 英国教会の設立から、メアリ・ステュアートの処刑までって、40年ぐらいはかかっているはずですけど。しかもその間、イングランド女王と結婚していた時期があるでしょうに、フェリペなら。

〉メアリ1世はカトリックでした。

 ああー、またミスがぼろぼろ。そうか、メアリ一世の時は英国教会一度なくしていた時期ですね。そうそう、エリザベス一世で復活させたんだった。
 人のミスは結構ぼろくそに言うんですけど、自分もぼろぼろ。まあ、私は歴史書出してる人じゃないってことで、勘弁して下さい。自分でも、歴史書を書いてない人のことは言いませんから。

〉〉 って、芸能ニュースにいちゃもんつけてるみたいになってきました。
〉〉 この時代のカトリックとプロテスタントの争いは、激しいですねえ。

〉ま、歴史も良く見ると芸能ニュースみたいなもんです。

 そうですよねー。ヘンリー八世とか、自分の身に降りかからなかったら笑っていられますし。まあ、このシリーズのを読むとキャサリン・パーの気分(youなので)になるので、ちょっと笑えないですけど、でも事実は小説より奇なりという状態が多いですから。
 エリザベス一世なんかは、メアリ一世がカトリックを火あぶりにしていたのの次の国王なのに、どっちでも同じ神様に祈ってるんだからいいじゃないみたいなこと言っちゃうので、好きですねー。

〉〉 私の認識ってその程度なんですが、何か、世界史好きというのはもっとハードルが高いものなんでしょうかね? そっちの方が不思議なんです。

〉くだらないきっかけでもあちこち調べて、そのうちいろいろつながってくるとますますハマって、どこまでも広がっていくと「世界史好き」ができあがるのかな?ねえ、akoさん。

 あ、akoさんもそういうはまり方なんですか? 魔女とかラスプーチンとか自称していたのは知っていますが。ノストラダムスとかジョン・ディーじゃ駄目なんでしょうか、両方、16世紀の国王に雇われてましたけど。
 ちなみに今のロシアのプーチン大統領のご先祖の名前がラスプーチンで、途中で改名したそうですよ。ラスプーチンだと迷い道なのが、プーチンだと道だけになるとか言って。もちろん、ラスプーチンという怪僧と同じ名前なのが嫌だったんでしょうけど。

〉〉と逃げてしまいましょう。逃亡先は多分、テューダー朝イングランド。

〉一つの時代にこだわって掘り下げるのも世界史好きの特徴ですね。

 うっ。何かもう一ヵ所、逃亡先(この時点で何か間違っているような)を探しておきます。
 次、カトリーヌ・ド・メディシスなどと思っているんですが、フランスなだけで時代同じですね。うーん、イサベル、あ、やっぱり繋がっているし、うーん。
 マリー・アントワネットぐらいになると、人権宣言とか絡んでくるので、ちょっと笑っても面白く見てもいられなくなるんですよね。まあ、興味深くはありますが、近代憲法に繋がってくるので、身近さの種類が違ってきてしまって。ただ、マリー・アントワネット個人に関しては、どのみち、誰がなろうとこの時代のフランス王妃は非難されたんじゃないかと思うので、そっちの興味も持てない。
 うーん、じゃあもう少しさかのぼって太陽王ルイ14世。あ、これは仮面の男か。やっぱり、小説か映画から入りますねえ。

〉それではHappy Reading in Tudor dynasty!
 はい、杏樹さんもHappy Reading!

 やはり、Jean Plaidyのテューダー・シリーズ読んでから、次を考えようということで、私はもうしばらくテューダー王朝にいます。でも他にもうずうずと興味が。自宅をテューダー王朝に建てて、別荘をよそに建てようかとか、そういう方向に行ってしまいますね。うん、すっかり住んでいる気分です。
 年末に散財してしまいそうな予感がします。パピイさんって、結構罪作りな人ですねー(責任を押しつける)。
 ではー(今日は別邸に逃げる)。


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