Re: 世界史クラブ : クレオパトラの娘

[掲示板: 英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1603 // 時刻: 2021/9/28(17:14)]

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1522. Re: 世界史クラブ : クレオパトラの娘

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/1/6(23:10)

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柊さん、こんにちは。

エジプトには詳しくないので、クレオパトラとアントニウスの間にこんなに子どもがいたなんで知りませんでした。

〉 有名なクレオパトラには子どもが4人いました。カエサルとの間に生まれたカエザリオン、アントニウスとの間に生まれたアレクサンダー・ヘリオスとクレオパトラ・セレネの双子に、プトレマイオスです。
〉 カエザリオンの死亡は確認されていますが、ヘリオスとプトレマイオスはどうなったのかはっきりしていません。行方不明になってどこかで生きていたとも、オクタヴィアヌスに殺されたともいわれています。

これはフィクションとしては面白い題材ですね。英語だといろいろ本が出てるんですね。

〉Cleopatra’s Daughter by Michelle Moran [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000022029 ]
〉 話は紀元前30年に始まります。ローマを三人で支配していた体制が崩れ、うちの一人のアントニウスはオクタヴィアヌスに負け、クレオパトラとアントニウスはそれぞれ自殺します。
〉 残された語り手で主人公のセレネ、ヘリオス、プトレマイオスはローマへ連れて行かれ、見せ物にされたあとで、オクタヴィアヌスの子どもたちと一緒に育てられます。
〉 大帝国であれば歴史上のどこにでも当てはまりそうな、不平等と腐敗の構図を、セレネは見抜きます。セレネは10才ですが、いくつもの言語を話し、英才教育をされてきたので、子どもが語り手という感じはあまりしないです。

英才教育とは、さすが7世の娘ですね。いかにも歴史ものらしい重厚さが楽しめそうです。

〉Lily of the Nile by Stephanie Dray [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000020862 ]
〉 こちらでは、クレオパトラが魔女で、アントニウス、ヘリオス、プトレマイオスにはホルス、セレネにはイシスの魔法を授けます。ヘリオスは怪力、プトレマイオスは予知、セレネは女神からメッセージを受け取る能力があります。
〉 愛憎が深くて絡み合ってどろどろしています。続編はSong of the Nile [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000021522 ] です。

すごい設定…これは歴史ファンタジーですね。しかも愛憎ドロドロ…?どこまで史実か考えてしまいそう。

〉Cleopatra’s Moon by Vicky Alvear Shecter [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000021890 ]
〉 こちらではセレネはユバに恋しています。ヘリオスは婚約者のことが諦められずにいました。強烈な2作を先に読んでしまったので、今一印象が薄いですが、質で劣るということはないと思います。

ロマンスですか。無難なものを求めるならこちらでしょうか。

〉 Michelle Moranが社会派、Stephanie Drayがメロドラマと神話、Vicky Alvear Shecterがロマンスといったところでしょうか。

同じ人物が全く違う描かれ方をしている本を読むのはおもしろいですね。
よく見つけてきますね。…英語圏ではクレオパトラの娘はそれほどマイナーではないのでしょうか。

それでは…。


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