こちらこそ

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/5/2(20:52)]

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1269. こちらこそ

お名前: 柊
投稿日: 2008/11/1(09:54)

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"トッコトーン"さんは[url:kb:1261]で書きました:
〉はじめまして、柊さん。トッコトーンと申します。興味はあるくせに世界史を知らない世界史クラブ入門希望です!

 こんにちは、トッコトーンさん。遅くなりました、柊です。
 どうやら世界史クラブはこうして返信しただけで自動的に(強制的に?)入会になるみたいですよ。何しろ、言える年号が十個ないという自慢大会が始まったこともあるぐらいなので、興味があるだけで資格は充分かと思います。

〉柊さんのご投稿を拝見して嬉しくて嬉しくて出てきました!

 そういっていただけると、とても嬉しいです。こちらこそ、ありがとうございます。

〉多読を始めて1年半ほど経つのですが、最近はなかなか「これっ」と思えるものに出会えなくて「次は何を読もうか」と悩んでいるときに目にとまったのが柊さんの書評でした。もともと司馬遼太郎などの歴史物を読むのが好きだったので、「やっぱり英語でも歴史もの!」と思い立ち、書評システムで柊さんの書評を検索してCarolyn MeyerやJean Plaidyを購入していたところだったのです〜!(やっぱり女王とか王妃ってなんか惹かれちゃうんですよ。)

 おお、歴史物お好きですか。それはそれは。

〉しかししかし、世界史なんてすっかり忘れている私は「一体何から読めばいいのだ?」という感じでしたので、今回のご投稿を拝見して順番がわかり安心しました^^。

 お役に立てて本当に嬉しいです。でも、順番通り読まなくても大丈夫ですよ。興味があるところからで充分わかると思います。

〉なるほど〜。基礎知識の全くない私にはありがたいですっ。
〉Terrible Tudors、早速ポチってしまいそうですっ(汗)。(題名にも惹かれちゃう)

 私も基礎知識全くなく読み始めましたが、Plaidyを読んでいるだけでわかってきました。日本語だと森護「英国王室史話」などあると、事典代わりに便利です。

〉〉 この時代のおすすめはやはり、Jean PlaidyとCarolyn Meyerにつきますね。Margaret Irwinもいいですし、Ann Rinaldiも悪くないですが、先頃紹介したので、省きます。
〉〉 Meyerは子ども時代から30歳ぐらいまでを中心に書く児童文学作家で、Plaidyは死ぬまで書きます。大人向けの作家です。

〉ものすごくわかりやすい説明です。

 それはよかったです。

〉手元にPatience, Princess CatherineとThe Lady in the Towerがあるのですが、やっぱりMeyerから読みます〜♪(既にこの投稿を拝見して読み始めました♪)

 やっぱり、さすがにPlaidyからどうぞとはいいにくいですね。長いですし。

〉〉Patience, Princess Catherine
〉〉 MeyerのYoung Royalsの中で時系列的には一番最初ですが、書かれたのは一番最後。
〉〉 ヘンリー7世の長男アーサーに嫁いだ、スペイン王女キャサリンが主人公です。アーサーはすぐに死んでしまって、キャサリンは異国で1人奮闘します。アーサーの弟のヘンリーと結婚すれば、予定通りイングランド王妃になれるので、その方向で努力するわけです。
〉〉 私は裏も思惑もスペインの様子も何もかも書いてあるPlaidyのKatharine of Aragonの方が好きですが、何しろ長いので覚悟をしないと読めません。最後まで読み通す覚悟なり、面白そうなところだけ読んであとはバッサバッサととばす覚悟なり。

〉下で紹介されている3冊合本版ですよね♪実は私、最近音がないとなかなか読み進められなくなっておりまして、、、特に長いのは。。。しかぁし、見つけちゃいました!Katharine of AragonはMP3で3冊共にUnabridged版が出てます!(一つはまだ予約受付中のようですが。)触手が伸びます〜。多分買ってしまうでしょう。。(しかし、長いのであればAbridged版で聞き読みした方がいいかもなぁ〜。でもないんだよなぁ〜。。)

 amazonでなかったでしょうか。The Lady in the towerはカセットかCDを見かけたことがあった気がしますが、何十時間になることやら。

〉〉 しかし、三人称で国もスペインやフランスも出てきて、様々な人の思惑も説明してあるので、多分英語ネイティヴでも一度では全部はわからないのでは?

〉むむぅ、そうか。でも、時間がかかるのを覚悟で読んでみたいっ。

 Plaidyは時間をかけて読む甲斐のある作家だと思いますよ。

〉〉The Lady in the Tower [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000014397 ]
〉〉 アン・ブーリン、ヘンリー8世の2人目の王妃については、この作品が今まで読んだどの作家のものよりお気に入りですね。ただ、きりっと知的な表紙の肖像画が、Joanna Dennyによるとジェイン・シーモアだというのが、がくっと来ます。誰が書いたものを読んでも、ジェインはアンと正反対の、羊のようにおとなしい女性なんですが。
〉〉 1人の人間としてとても魅力的で共感できるこのアンはそれだけに最後のお別れがとても名残惜しかった。断頭台でお別れだったというのも残念でしたしね。
〉〉 さて、そのアンと対立するはずのメアリ1世の話もPlaidyなので単純な対立ではないですし、エリザベス1世の話もメアリ1世と対極にある対立者という割り切りやすいものではない。

〉いやぁ、どこまで理解できるかちょっと怖いですが、このうきうき好奇心で読み進められるといいなぁ。

 うきうき好奇心。いい言葉ですね!

〉〉In the Shadow of the Crown [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010701 ]
〉〉 可哀想なシンデレラが悪い継母になっちゃう話とシンプルにまとめるのが失礼な気のする、でもそれ以外に紹介の言葉が思いつかない話ですね。可哀想なメアリ王女は、ブラッディ・メアリになってしまうんです。
〉〉 迷ったり悩んだり後悔したりする主人公に死ぬ時までよりそうのがPlaidy流。

〉シンデレラってそういう話だったんですかっ。知らなかった〜。

 いえいえ、この話だけです。(って、知ってますよね)

〉〉Queen of this Realm [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010781 ]
〉〉 イングランド史上に輝かしいエリザベス1世を、陰謀に関わった疑惑にも正面から、生まれてから死ぬまで全部書いた小説です。私はこの人が一番好きなのでもっと長くてもいいと思うんですが、実際にはようやく読みきったというところです。
〉〉 Plaidy作品は10万語越えるのが当たり前で、20万語近いこともよくあります。20万語を越えちゃうこともあります。

〉AudioBookはカセット版を購入できるけど100ドルする〜っっ。そのうちMP3になって安くでてこないかなぁ〜。(しかし20万語なんていったら何時間ものになるんだろう・・・^^;)

 何十時間という話じゃないでしょうか。

〉〉 Tudorsの特徴は議会も政党もない(議会は枢密院らしきものがあるけれども権威はないが正しいか)ということで、おとぎ話の王様に近いです。特にヘンリー8世はシンデレラの王子様か青ひげかという感じです。それが同一人物なのが歴史のおもしろさでしょうね。

〉なるほど〜。本の表紙だけを見ていると青ひげバージョンばかりですよね。。

 若い頃はシンデレラの王子様だったんですよね。ただ、青ひげになってからの方が圧倒的に有名だと思います。

〉〉 力つきずに読んでくださった方(います?)、ありがとうございました。

〉ハイっ、います、います!何度も何度も読み返しちゃいました。(ついでに過去の投稿も復習しました。ついでのついでに(?!)いろいろポチってしまいました・・・。)また是非いろいろ教えてくださいませ〜m(_ _)m

 いましたかー。奇跡だー。
 色々とまた投稿したので、良かったら時間のあるときにでも読んでください。


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