Re: 稲妻!!!

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1055. Re: 稲妻!!!

お名前: fiona
投稿日: 2007/5/26(19:43)

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皆さん、今晩は。

稲妻と窒素について、ネットで調べてみました。
稲妻によって、空気中の窒素が窒素酸化物に変わるのは確かなようです。

それが、最終的に植物に取り入れられることは、十分にありうるようですが、植物の成長にどの程度影響ある量なのか?
(窒素酸化物なら、水(雨)に溶け、地上へ。それが、細菌等によっていろいろな窒素化合物に変えられるでしょうから、植物にとっては窒素肥料になるはず。でも、量は?)

空気中の窒素を、放電によって窒素酸化物に変える実験については、
http://www.kagakukan.sendai-c.ed.jp/yakuhin/exp/011/

また、http://homepage2.nifty.com/kssm/hitori/kaminari.htmには、
「一方、東大宇宙開発事業団などの研究グループが行った観測では、オーストラリアの熱帯域で落雷が生じた直後の対流圏上部の窒素酸化物の濃度は、通常より10〜100倍も高いことを発見。
熱帯の対流圏に分布する窒素酸化物の50パーセント以上、熱帯以外でも10〜20パーセントが雷によって作り出されているそうです。」
という記述が。

地球観測研究センターの衛星画像アーカイブ(とか言う)ところに、
「2000年11〜12月に実施したBIBLE-Cでは、オーストラリア北部における、乾季から雨季への移行期に活発に発生する雷放電により、大気中で生成される窒素酸化物の定量的見積りと影響評価を目的とした観測が行われました。

 この観測では、雷放電のおきた気塊を、その流れに沿って詳細に観測し、窒素酸化物の濃度増加から、その生成率と生成量を推定し、世界的にも貴重な情報が得られました。」(http://www.eorc.nasda.go.jp/imgdata/archive/data/eenvironment/sr0202.html)
と書いてあるので、このことかと。

とにかく、雷によってできる窒素酸化物の量の測定(推定)はされているようです。

ただ、植物の成長に対する貢献度は不明。どのくらいなんでしょう。

雷について、「大気電気学概論」日本大気電気学会編 2003年3月発行 コロナ社 (定価3,800円+税)(http://www1a.comm.eng.osaka-u.ac.jp/~saej/book.html)
という本もありました(難しそう)。


▲返答元

▼返答


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