Re: ボストンでの英語生活その3

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/5/18(02:26)]

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608. Re: ボストンでの英語生活その3

お名前: ひば
投稿日: 2006/3/9(13:05)

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〉こんにちは、トオルです。

トオルさん、はじめまして。ひばと申します。
非常に興味深く拝読いたしました。

〉今回は「クレーム」について書きます。

〉ボストンに来てから、生活立上げなどで
〉いろいろ上手くいかないことがありました。
〉私はそれらを我慢してきました。
〉しかし、周りの友人と話していると彼らは我慢せず、
〉よくクレームを言っているようなんです。

アメリカではクレームは当たり前、という思い込みがあったのですが、
本当なのですね。

〉そこで、生活にも慣れてきて、私もクレームを言ってみました。
〉1)銀行
〉銀行のATMで現金を$60引き出そうとしたら、
〉$40しか出てきませんでした。
〉日本ならすぐに係員が出てきたり、備え付けの電話機でおかしいと
〉いえるのですが、
〉こちらのATMでは、備え付けの電話機もないし、係員もでてきません。
〉1回だけなら$20は仕方ないと思えるのですが、
〉これからも度々あるかもしれません。
〉そこで、クレームを言うことにしました。
〉いつ、どこのATMで、$60引き出そうとしたら、$40しか
〉出てきませんでした。
〉だけど、取引明細では$60引き出したことになっているから
〉$20戻してという内容です。
〉すぐにクレームを言ったので、銀行からの回答は、
〉今はまだ仮の取引の状態なので、取引が確定した状態になっても
〉$60引き出したことになっていたらまた問い合わせしてください。
〉でした。
〉その後、1ヶ月経っても何の連絡もないので、
〉どうなっているのか説明してくださいということを
〉ATMは壊れていたのか、
〉システムの調査はしたのか、
〉ATMのカメラ画像は調査したのか、
〉質問形式で1つ1つ書きました。
〉結局、$60戻ってきました。($40余分なんだけど)

日本で生まれ育った身としては、え、そんなことあるの?と言いたくなるような出来事です。
銀行も、クレームがくることを前提に動いているような印象すら受けました。
日本だと、クレームがなるべく来ないように、企業なども商品開発をしたり、サービス対応を考えたりするのだと思いますが・・・・。

〉2)フライト
〉アメリカでは飛行機のチェックインをするときは機械で自分で
〉行うことになっています。
〉私も機械でチェックインしようとしたら、エラーが出てきて、
〉空港の係員にチェックインできないから、係員によるチェックインを
〉お願いしました。
〉ところが、その係員はもう1度、機械でチェックインするように
〉言って、再度、エラーが出ると、何も言わずにどこかに行ってしまい
〉ました。
〉私はカウンターの前で10分以上、待ちぼうけ。
〉その係員は戻って来なくて隣のカウンターの係員があいたときに
〉チェックインをお願いしてなんとかチェックインできました。
〉自宅に戻った後、このことをメールでクレームしました。
〉なんと、10分後に返信メールが来て、5000マイルもらいました。

おお、5000マイル獲得!
そういうこともあるのですね。
それ以前に、何も言わずに去り行く係員というのは・・・・・カルチャーショックです。

〉この2件のクレームでわかったことは、
〉クレームを言わないと何も改善されず、いつも泣き寝入りすると
〉いうこと。
〉そして、クレームを言うと、カスタマーサービスで少し得をする
〉ときがあるということです。
〉あと、英語でクレームできないと我慢ばかりして楽しく生活できない
〉ことです。

英語でクレーム・・・・・高度な技だと思います。
あと、個人的にはトオルさんのクレームの仕方が、冷静だと感じました。

〉日本ならば、事実がどうかということをまず判断して対応という手順だと
〉思いますが、
〉こちらでは、クレームがあれば対応という手順のようです。

クレームがなければ現状改善はまずないのでしょうか。

〉こちらのシステムがいいとか悪いとかではなく、
〉違いを知っておくのが重要だと思いました。

そうですね。アメリカでは泣き寝入りせず、言ってみる、というのも大切なのだろうな、と思いました。
日本に住んでいると、言わなくても分かってくれるだろう、と考えがちですが、
そちらでは「察する」ことを要求してはいけないのでしょうね。

実体験のお話を伺うのは面白かったです。
ありがとうございました。


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