Re: window と 窓 は、違う?

[掲示板: 英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2493 // 時刻: 2021/9/25(08:34)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

2422. Re: window と 窓 は、違う?

お名前: faure1845
投稿日: 2013/7/26(09:58)

------------------------------

〉faure1845さん、こんばんは。ご返信ありがとうございます!

たかぽんさん、おはようございます。

〉〉〉〉ODEでは、‘an opening in the wall or roof of a building or vehicle, fitted with glass in a frame to admit light or air and allow people to see out:’とありました。

〉〉〉〉機能とどんなものかということを一般的に列挙したような定義でした。

〉〉〉そうですね。
〉〉〉「light or air」が、気になるっちゃ気になりますか。
〉〉〉ガラス窓で、風は入れて光は入れない窓があるのか? と。

〉〉roofについてる、吹き抜けの窓で、掃除する人しか手が届かない、洋風建築のモダンな建物の天井の窓・・・って日本には(日本しか知らないです)ありませんでしたっけ?

〉「天窓」ですか? どうでしょう。むかしの日本にはあったのか… (平賀源内あたりが、天窓から天体観測しているような図が、頭には浮かんでいるのですが…)

そうです、天窓を言おうとしたのです。

もし平賀源内の時代からあったのでしたら、西洋建築風というのはあまりいい言い方ではないですね。

〉いま思ったんですが、「light or air」って、夜だと確かに、外光を入れるという意味は薄いので、「or」で良いのかもしれませんね。

〉〉複数調べるのが面白かったのが、使っている単語が違うことで、守備範囲がそれぞれ違うけれど・・・もしかしたらネイティヴはどちらをよんでも当たり前のように「はいはいはい(もちろん、定義説明が不十分だなと思うとは思いますが。)」とすぐ合点行くのでしょうか。

〉どうなんでしょうね。。ただ、英語(とか欧米)の文化というのは、わりと定義にうるさい感じがします。日本語の辞書だと、言い換えが多くて、あまり厳密に定義しないところ、英語の辞書だと、子供用辞書でも、きちんと定義しようという姿勢が見られる。で、各社それぞれに、使える語や語数に制限のあるなかで、様々な定義を試みている、という感じですね。一般の人でも、けっこううるさくて、この定義は違うとか何とか、こだわりがあるのかも。

確かにそうですね。各社のカラーがありますよね。それで面白くて、三つほど英英の定義をシンプルではありますが、載せさせていただきました。

因みに、僕は、英会話を習っている以上、細かくチェックしています。

例えば、生粋のアメリカ人講師ならアメリカ英語、クイーンズイングリッシュをしゃべるように努めているイギリス人講師ならイギリス英語をなるべく吸収できるようにしています。

それで、結構個人個人で、英会話講師でも、教えるという線を越えてもこだわっているという印象を受けます。

それは、言語そのものに興味を持っていたり、教えること自体に喜びを感じていたり、色々理由はあるのでしょうが。

広辞苑の言い換えには驚いたことがあります。コアな語彙はこれだとわかるまでに、何度引けばよいのかと・・・。

あと、ちょっと付け足しで載っている言い換え可能な語彙、これはイコールなのではなくとも、どのくらい近いの?と問いたくなることがありますが、それは大辞林でも同じでした。

〉〉〉〉また、ロングマンのアメリカ英語の上級向け辞書では、‘an opening in the wall of building , car etc., covered with glass that lets in light and can usually be opened to let in air’とありました。

〉〉〉「vehicle」でなく「car」を使うあたり、ちょっと易しめなんでしょうか。
〉〉〉「covered with glass」が気になる人もいるでしょうね。あれはcoverなのか?と。
〉〉〉air について切り捨てかねたところ、「確かに、定義には必要ないかもしれないけれど、
〉〉〉窓って、風を入れるためだったりもするよね?」と話し合われたような感じがして、
〉〉〉ほのぼのとします。

〉〉ロングマンは簡潔・合理的・時々不親切(早い、安い、うまい?)のような三拍子が似合う辞書だと思って愛用しています。

〉アウトプットの練習用にも、いいかもしれませんね。平易な言葉でこれだけ説明できたら十分だし、会話では難しい言葉を使わないで説明できることが必要ですもんね。

〉〉〉面白いことに、英和・和英辞典のほうが、開け方に触れているんですよね。
〉〉〉たとえば、ジーニアス英和大辞典には、
〉〉〉「英米の家では上下に動かす窓(sash window)か外側に押し開く窓 
〉〉〉 (casement (window))が多い.」
〉〉〉という説明が入っています。

〉〉確かに。ジーニアスは講釈ついてますね。

〉〉面白いですよね。語源も語法も講釈も付いていて重宝しますよね。

〉私は特に語源にお世話になってます。英英の説明よりも親切で、非常にありがたいです。

ジーニアス+広辞苑で大学受験の英文読解を乗り切ろうとしたことがあって、それも懐かしい思い出です。

ジーニアスでニュアンスと語源を見て、広辞苑でも日本語をよく読んで、源までさかのぼって、ペンや手を使って、ニュアンスや日本語の中の論理を読み解こうとしましたが・・・一応入試の得点はアップしたので、良かったとは思いますが、多読を始めるずっと前の話です。

〉〉〉英英辞書のほうは、「そういえば、多いかね。でも、いろんな window があるからね。
〉〉〉現在の英米で多いからって、それが絶対的な window の開け方になるわけでもないし」
〉〉〉と言っているように見えます。

〉〉windowって守備範囲広そうですね。

〉上にも書きましたが、言葉の定義については、けっこう、厳密に考えられてるんだと思います。ある一つの開け方を、絶対のものであるかのように定義するのは、広い同意が得られないのでしょうね。

上の話と共通しますが、英会話講師同士もコンセンサスが得られないことがどうやら多そうです。

〉〉〉広辞苑のは、オックスフォードあたりのを参考にしたのかもしれませんね。。

〉〉なるほど。

〉日本語の「まど」からじっくり考え出したような気がしないんですよね… (知りませんけど…)
〉 ↓ ↓ ↓

〉〉〉「採光または通風の目的で、壁または屋根にあけた開口部。」
〉〉〉an opening in the wall or roof of a building or vehicle, fitted with glass in a frame to admit light or air and allow people to see out
〉〉〉・建物と乗物を一括させた
〉〉〉・日本にはガラス窓だけでなく紙の窓もある
〉〉〉・日本では必ずしも、外を見るためのものという意識がない
〉〉〉 (西洋では、軍事・防衛的な役割が大きかったのか?)
〉〉〉などで、違っているのか。

〉〉紙の窓は初めて聞きました。

〉障子窓とか…

障子窓ですね。

〉〉日本と西洋の窓のイメージの違いって面白そうですね。

〉「まど」とwindowの違いは、あんまり無くて、ただ「まど」は、穴そのものよりも、そこにはまっているもの(ガラス戸、障子、格子etc.)も含めて、一体として「まど」と考える意識が強いのかなぁ、というのが、私の感想なのですが、どうなんでしょうね。。

インテリア、家屋、空間に関する認識が日本は独特に発達してきたという評論を昔読んだことがあります。

それを漠然と思い出しながら、上の文を読んでいるのですが、そこにはまっているもの、という言葉に強く共感します。

〉〉〉明鏡は手元にありません。。
〉〉〉確かに、「外との仕切り」のニュアンスがあってもよさそうですね。

〉〉ここ、重要だと思ったのです。私は。

〉〉壁のように、窓も仕切りのイメージが結構ある人がいらっしゃると思ったので。

〉〉そうすると、マジックミラーの窓はどうなるだろうか?という第二の疑問もありますが、それはややこしすぎそうですね。

〉そうですね。私もいささか混乱してきましたが。。ところで、マジックミラーの発明者って、タレントの千秋さんのお祖父さん?とか聞いたような。(関係ないですね…)

色々と教えて頂き、ありがたいです。

〉〉〉同じように面白がってくださって、うれしかったです。

〉〉日本語は日本語で、英語は英語でとは通説でいわれますし、他の過多の仰ることももっともだとおもったのですが、私は、たまに両方を比べて楽しんだりすることがあったので、ついついレスさせて頂きました。

〉同じところ、違うところを考えるのは、とても面白いことだと思います。

〉未読なのですが、面白そうだと思って、こんな本も買ってます。。

〉安藤貞雄『英語の論理・日本語の論理』
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/4469240931/sss-22]

安藤貞雄氏の英文法の本を何年か前に買いましたが、読みこなせませんでした。

しかし、大好きでかつ尊敬している先生なので、是非とも読んでみたいです!

〉〉〉〉忌憚のないご意見を、ということで書かせていただきましたが、余計だったとしたらすみません。

〉〉〉とんでもございません。すごく刺激になり、とても参考になりました!
〉〉〉ありがとうございました。

〉〉であれば、私も参考になりましたし、刺激を頂きましたので、とても嬉しいです。

〉〉第二の疑問が分からないのは、単なる私の英語圏の情報不足で、他の方を手間取らせたり、貴重な時間を浪費させてしまわないといいのですが。

〉心配ご無用だと思いますよ。みなさん、「いい加減」をご存じです(笑)。

「いい加減」、大事にしたい文化ですね。

僕も大事にしたいと思っているので、あまり堅苦しい長文ばかり投稿しないように、「いい加減」覚えたいものです。

それでは。


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.