多読後の留学のご報告 (大変遅くなりました)

[掲示板: 英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2493 // 時刻: 2021/9/26(06:51)]

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[報告] 2390. 多読後の留学のご報告 (大変遅くなりました)

お名前: Mee
投稿日: 2013/1/3(15:16)

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ご無沙汰しております(初めまして)、Meeと申します。
実はこの掲示板への投稿はまだ二度目で、一度目は五年も前のことでした。
多読に出会えたことで、留学まで経験する事ができ、出発前にお礼を兼ねてご挨拶させて頂いたきり、ご無沙汰しておりました。

あの時は「留学(ワーホリ)中のことをたくさんカナダから伝えたい!」と思っていたにもかかわらず、報告できるほどの自信が向こうで持てなかったり、課題や試験、就活、アルバイトとバタバタしているうちに、あっという間に帰国し、その後は日本での就活に明け暮れ、そこでビジネス英語の壁にぶつかってからは、またご報告する自信を持てないまま、時がどんどんすぎ、そして「今更もういいかな。。」とご報告は躊躇したままでした。
しかしながら、この度過去の自分の投稿を見る機会があり、再読してみたところ、やはり感謝をこめてご報告したいと思い、今更遅すぎることは十二分に承知の上でご報告をさせて頂きたいと思います(今更すぎてごめんなさい!)。
(*過去の投稿リンク:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-debut&c=t&id=6293(2007/12/20))

--- <ここからご報告> ---

私は多読を約300万語したところで、カナダにワーキングホリデーという形で留学しました。また、YL.3の時にペンパルを作り、書くことの楽しさを知りました。

私にとって多読での大量のインプットはもちろん大きな存在ですが、ライティングにより大量にアウトプットしたことは、私の英語力の基礎を作る大きな土台となり、今もなお私を支え続けてくれています。

多読を初めて一年強たった頃にネイティブとのレッスンを受けたのですが、その時は人生で初めて英語を話す(しかもネイティブと)機会だったにもかかわらず、拙く短いセンテンスばかりですが、言いたいことはどんどん口から出てきて、それは驚きでもあり、同時に自分でも納得のいくことでした。おそらく、蓄積されてきたものが自然に出てきたのだと思います。

ペンパルとのやりとりはお互いが月に一度書く程度で、頻度は多くありませんでしたが、それでもおそらくA4一枚ぐらいの量は一度に書いたり、受け取ったりしていたので、初心者が取り組むには十分な量でした。また、内容も互いの国の文化について等真面目なものであった為、相手に伝わる様にしっかり書くことは、とてもよい練習になりました。その時に、「ペンパルとのやりとりに便利なフレーズ集」の様なものを用意しましたが、結局使うことはありませんでした。何故なら、多読でのインプットが自分の言いたいことに合わせて、どんどん頭の中に浮かんでくるからです。ただ、もちろん全くの自己流というわけではありませんでした。単語・熟語やその使い方を調べることはきちんとし、納得してから書くようにしていました。その時の「たくさんアウトプットする + 疑問は確認して解消してアウトプット」というやり方が、私に重要な英語の土台と、後に大きな自信をくれることとなりました。

多読を初めて約二年後、カナダのバンクーバーに留学しました。語学学校で初日の先生との面接の時には、自分でも驚くほどスラスラと言葉がでてきてびっくりしました(日本では、話すレッスンをあまり受けないまま留学したからです)。おそらく、先生がノンネイティブに合わせて話す術をよく心得ていらっしゃるからだったと思いますが、多読の力を実感した瞬間でもありました。

授業が始まってからしばらくの間は、実はあまり自信が持てませんでした。先生の言葉が聞き取れないことが時々あり、でも誰も分からなそうな顔をしていなかったからです。また、クラスメイトの話している英語もよく分からないこともあり、そういう時は、どんどん自信を失っていったと思います。

しかし、周りがすごく見えるのは自分の思い込みもある、ということにも気づきました。クラスメイトの書いた英文を見て、その文法の拙さに驚き(ごめんなさい)、「読んでも分からないのに、聞いて分かるはずがない」と初めて気付きました。また、音については、アジア圏同志、欧米圏同志の方が、発音の癖が似ていて、同じ圏内同志の方が、なまりがあっても聞きやすいことに気付きました。ただ、やはりリスニングは皆の方が優れているなぁ、という気持ちはずっと続いていきました。

それでも、皆との日常会話に慣れていくなかで、留学一か月目の私に、一年ぐらい留学している友人が、自分の意見をどんどん英語で話していく私に「あなたは才能がある」と言ったのを覚えています。その言葉に私は大きな違和感を覚え、「違うよ。多読をすれば誰でも出来るんだよ!」と説明しましたが、ノンネイティブ同志の英語での説明でもあり、また友人は帰国直前で既に諦めていたこともあり、どれだけ伝わったかは分かりませんでした。

しかしその後、別の友人(日本人)から「あなたの様な英語力を身につけたい」と言われ、その時は日本語での説明であったことと、何より相手に熱意があったので、「私も帰国したら多読やってみる!」と受け入れてもらうことができました。

授業での先生からの評価は、私が発言する時の文法の正確さと、ライティングのホームワークを通して、徐々に上がっていきました。そして、一番大きな評価を受けたのが、一ヶ月の節目(クラス・レベルの節目でもある)の時にプレゼンをした時のことでした。プレゼンは前もって用意したライティングを皆の前で読み上げるものでもあるので、ある意味これは、私にとって一番の得意科目を発揮する場所でもありました。自分の力を出し切れたことはとても気持ちよく、楽しかったです。そのプレゼンはとても誉められ、後日そのクラス(レベル)終了時には先生から呼ばれ、「あなたは三つ上のクラスに進んでいい」と言われ、心の底からびっくりしました(実は悪いことで呼ばれたのだと思っていました。。)。通常は、クラスを一つ終えたら、当然次は一つ上に行くのですが、私の場合は、間二つを抜かして三つ上に行く力がある、と言われたのです。その瞬間に初めて、自分には力があるんだ、と知り自信を持つことが出来るようになりました。英語がより楽しくなった瞬間でもあります。

レベルをスキップするかについては非常に悩みましたが、校長先生と相談して、「間二つのテキストの中にも私の知らない文法はあるから、飛ばさなくていい、ゆっくり基礎を固めていこう」ということになり、そのまま皆と一緒に一つ上のクラスへと行きました。
次のクラスに行ってからの私は、大きな自信を授けて頂いたので、やる気と自信を持って取り組んでいくことが出来、英語学習がどんどん楽しくなり、積極的に発言をして、授業、ホームワーク、試験、プレゼンと全てに楽しく取り組むことができました。

その次のクラスに行っても、内容は難しくなりましたが、楽しく取り組むことができました。TOEICに熱心な韓国出身の生徒達の様な文法知識は私には無かったので、その点は苦労しましたが、自分なりにその場その場で吸収することに集中して諦めなかったので、ここでもいい評価を頂くことができました。
さらに次のクラスでは、内容は一変してニュース英語になりました。私がほとんど取り組んでこなかった分野です(日本出国時は、YL.6に軽く触れてぐらいでした)。ここでは、ある意味未知の分野である為、さすがに苦労しました。しかし、「私はまだニュースの多読・多聴をしていないから、分からなくて当たり前た。まだまだこれからだ」と納得し、帰国後の課題もここで見つけました。
 

最後の方では課題も見つけつつ、自信を失う要素はありましたが、やはり最初に誉めてくださった先生から頂いた大きな自信のおかげで、「私は大丈夫」と信じることができました。また、何よりその元となった多読で蓄えた自分の力を信じて乗り越えていくことができました。多読・多聴・多書きをして土台を作ってから留学したおかげで、向こうでの「たくさん話す」練習に、何の抵抗もなく入っていけたのだと思います。

まだまだお伝えしたいことはありますが、これ以上書くと、掲示板なのに長期連載の様になってしまいそうなので(既に十分長いですが!)、この辺で一旦失礼しようと思います。読んで下さった方、有難うございました。また、多読に備わる全ての方々、本当にどうも有難うございました。英語に出会わなかったら、また、多読に出会わなかったら、私の人生全く違っていました!大切なものをたくさんくれた多読、本当にどうも有難うー!!!


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