Re: 長い文章が読めません!

[掲示板: 英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2493 // 時刻: 2021/9/26(05:33)]

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2354. Re: 長い文章が読めません!

お名前: ドラちゃん http://dorataoku.blog37.fc2.com/
投稿日: 2010/6/17(23:35)

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 赤いダイヤさん、こんばんは。ドラです。

 昨日・今日とちょっと急な仕事が入ったので、返事が遅くなりました。

 お返事をありがとうございました。まだ私の思い違いもありそうですが、
書いていただいた内容を読んでみて、赤いダイヤさんの状況が少しだけ
分かって来た気がします。
 
 いただいたお返事を読んでから、しばらく考えていたのですが、
まだ精読まで行かずとも、多読的なアプローチで出来る事が
まだまだたくさんありそうだ、という気がしてきました。ですから、
精読に関してはとりあえず忘れていただいてもいいと思います。
 
 
〉〉1)どの辺のYLから読みにくくなりますか?
〉〉 YL3・YL4・YL5くらいの典型的な児童書を比べると、英文の長さや構造などに
〉〉違いがあるように思うのですが、どの辺から読みにくくなりますか?
〉僕の症状は(病気みたい・笑)以下の通りです。

 ははっ…(苦笑)
 ちょっと私の書き方がまずかったですね。ごめんなさい。

〉GRだとレベル5〜6、児童書だと、DARREN SHAN辺りからキツクなります。

 なるほど…Darren Shan もYL5辺りである事を考えると、YL5〜6辺りに
頭打ち感があるのかもしれませんね。
 
 
〉〉2)シャドーイングや音読などをしたりしますか?
〉シャドーイングはしていません。と、いうか出来ませんでした。
〉Nate The GreatのCDでリスニングは続けていますが・・・。

 実は私も最初シャドーイングは出来ませんでした。それでも、どうしても
自分にはそれをやってみる必要がある、と思っていたので、たまにやってみては
居心地が悪くて10分〜20分で止めてしまう、という事を繰り返していました。

 ところが、ある時にふと、テキスト無しにそらで暗唱するのがイヤなら、
しばらくテキストを見ながらやってもいいんじゃない?と気付いて、オーディオ
ブックを聞きながら、本を見て音声を声に出してみたら、今までシャドーイング
がイヤでイヤでしょうがなかったものが、そういう気持ちが無くなって、やっと
30分以上続けられるようになったんです。ちなみに、このやり方は Overlapping
とか呼んでいる人もいるらしいですが。

 それで、それを数回繰り返したら、段々と、注意力が読む事に集中している
状態になりがちになってきて、(これは、オーディオブックの話速が結構早かった
せいかもしれませんが)、それで、その頃に本を外してみたら、普通にシャドーイング
を続けられるようになっていました。

 これは、あくまで私の個人的な体験ですけれどね。
 
 
 ちなみに、シャドーイングを続けると何がいいかというと、やはり、それ以前
よりも、より英語が聞けるようになる、という所にあります。

 金融情報は、ニュース番組など聞く媒体による情報も多いし、聞く事に慣れると
記事を読むよりも聞く方が手っ取り早かったりしますので、そういう点でのメリット
は大きいと思います。

〉〉 シャドーイングを続けていると、英語の音が頭に並んでいく長さが徐々に長く
〉〉なる感覚があったりします。
〉〉 音読を続けていると、読む速さを上げたときに、つい、読んでいる文章の意味
〉〉が頭に入らないまま読み続けていたりします。
〉〉 そういった経験はありますか?

〉残念ながら、ありません。

 そうですか。

 音読に関する経験は、私自身が陥りやすいという事もあるのですが、機会を
捕まえては色々な人と話してみると、こういう『読んでいるそばから内容が
抜けている』様な経験をしている方って結構いるんですよ。

 これだけでは何とも言えないところはありますが、でも、それが無いという
ことは、英語に関する短期記憶が弱い、という事では無さそうな感じがしますよ。
 
 
〉〉3)主に読んでいる本は?
〉〉 普段、多読で読んでいる本は小説やストーリーブックが主でしょうか?
〉〉 また、『読んでいて分からない事が気になる』英語は、やはり同じような
〉〉系統の本でしょうか?それとも、全然毛色の違うものですか?たとえば、
〉〉(仕事のことだと、ちょっと立ち入った質問になりますが)どんな分野の本で
〉〉しょうか?
〉主に、金融系です。Wall Street Journal や CNN MoneyのWebなどです。

〉〉 ちなみに、英語で書かれた文法書や、ノンフィクションもの、新聞・雑誌
〉〉など、小説とは違って『話の流れでは読めない』ような類の英語も読んだり
〉〉しますか?そうしたものを読んでいて、分かる感じはしますか?
〉新聞は、WSJ Asiaを読んでいますが、かなり、きついです・・・。

 なるほど。新聞や金融関係のWeb記事などを読みたい訳ですね。

 実は、この分野は私自身もまだ発展途上の段階です(笑) というのは、昨年の
秋にAmazon Kindle を購入してから、新聞や雑誌などの14日間 Trial Subsctiption
(無料です)を使って、やっと定期的に英語の新聞を読むようになったからです。
でも、これももう半年以上も続けていることもあって、アメリカやイギリスの
新聞をに関して、幾つか見えた点があります。

 ちなみに、もうアメリカのメジャーな新聞は一通り読んでみたはずなのに、
Wall Street Journal は読んだ覚えがなかったので、調べてみたら、日本の読者
向けには販売していない、という…(涙) Kindle は結構こういう制限があるので、
時折心底ガッカリしてしまう時があります。

 それで、Wall Street Journal と CNN Money を両方とも、とりあえず Web 上で
幾つかの記事を見てみました。印象的には、どちらも普通の新聞と書き方は変わらない
感じですね。新聞の場合、紙面の制約がある事もあり、幾つかの特徴があるように
思います。

1)使われる語彙が小説と異なる
 色々なタイプの本(小説・学術的な本・専門書・新聞など)を読んでいると痛感
するんですが、タイプ毎に使われる語彙や Usage などがだいぶ大きく違うように
思います。
 新聞には新聞なりに、頻用される語彙というものがあり、これは一般小説では
あまり使われない言葉も多いように感じます。また、各紙で傾向が異なっている
様に見受けられる部分もあるのがやっかいです。
 
 
2)副詞句や従属節の配置が特殊
 新聞の場合、特に、普通の書籍で読む英語とは違う、副詞句や従属節の配置が
多い様に思います。
 
 
3)小説では頻用度が低い文法が使われている事がある
 私は多読で200〜300万語読んだ辺りから、英文法や Usage など、英語の言語と
しての勉強に傾倒し始めました。その理由は、より深く英語のそうした側面を知る
事で、より英語で書かれた文章そのもの自体に対する理解が深まり、英語自体を
より深く感じられるようになっていくのが、手に取るように分かったからです。
これは、私が英語を書くのが好きだという事とも強い関係があります。

 それで、英語で書かれた文法やその他の書物を読んでみて、その上で、日本語の
文法書である『ロイヤル英文法』などを改めて読んでみると、色々と思うところが
あったのですが、その一つに『色々細々と書かれてはいるけれど、小説を読んで
いると全然見かけないような事柄もたくさんあるな』という事でした。

 しかし、その後、新聞を読むようになると、『あっ!こういう文法って、こう
いう所で使われているんだ!』という再発見がありました。もちろん、私もそれ
ほどの量の小説を読んでいるわけではないので、何とも言えませんが、でも、
こういう事も傾向としてはあるように感じています。
 
 
 さて、赤いダイヤさんの場合には特に、楽に読めるようになりたいものが経済紙
という事ですよね。私も、こうした分野の英語がそれほど自由に読める様になって
いる訳ではないのですが、私が赤いダイヤさんの立場なら、以下の方針を元に、
どうすればいいかを考えて具体化することで、多読を通して出来る事をやってみる
と思います。
 
 
a)楽に読める上限のYLを上げる
 これは私の個人的見解ですが、新聞の場合、比較的読みやすい USA Today など
幾つかの新聞でYL 7.0〜7.5くらい。その他の新聞だと、ものにも依りますが、
YL 7.5〜8.5 位ではないかと思います。

 Wall Street Journal と CNN Money も各々5〜6個の記事を読んでみた感じでは、
YL 8.0〜8.5くらいに私は感じました。

 つまり、これらが読みにくく感じるのは、単純に楽に読める YL が足りていない
という事が一番に考えられます。そういう点では、私も小説でも YL 8.0を超えると、
まだちょっと読みにくいものが多いです。ですから、私にとっても、新聞は
(上記のWebサイトも含め)まだ楽に読めるものではありません。

 ただ、赤いダイヤさんが楽に読める上限YLが5〜6くらいで頭打ちになっている
ように見受けられる、という点に関して考えると、私もある時期に同じような状況
だったことを思い出しました。

 SSSの古川さんが、ちょっと前に多聴多読マガジンにインタビューを載せていたん
ですが、その記事に書かれていた事の一つとして、

  『多読の学習効果は、理解度を高く保てる状態で読んだときに
   非常に高くなることが期待される』

という要旨の事があった、と私には読めました。

 私がYL 5〜6辺りが辛かった時期は、まだそういう見解を私も持っていなかったの
ですが、その頃に実際にやってみた事というのは、YL 3の児童書をとにかく集中して
たくさん読む、という事です。実際には、色々なYLの本を取り混ぜて読んでいたのですが、
必ず一日一冊は YL 3の児童書を読んで、他のYLが高め・低めの本も少しずつ読む、という
様な感じでした。私の場合は、それを3ヶ月くらいやったら、YL 6のそれまでは
読みにくくて仕方がなかった何冊かの本が、楽に読めるようになっていました。
 
 
 これに関連してさらに思い出すのは、さかいせんせーのサイト([url:http://tadoku.org])
で、一時期『PBばかり読んでいると児童書が読めなくなる』という話が出ていた事が
ありました。これは分かる気がしました。

 英語には、主に、機能的な単語と、内容を表す単語がありますが、PBばかり読んで
いる人の中には、『内容語のみを拾い読みして筋立てを掴む、「内容語拾い読み」と
いう読み方に陥っている人がいる』と。

 私の場合はちょっと形は違うのですが…ある時期に、自分の読み速がとても遅い事が
気になって、無理矢理早く読もうとしたことがありました。そうしたら、読んだものを
咀嚼できないうちに次のセンテンスに移ってしまうという消化不十分な読み方に陥って
しまい、数日それを続けていたら、英語脳が使われなくなった結果、全然働かなくなっ
てしまい、本を読んでいても全くつまらなくなってしまった事があったんです。
 
 
 今では、writing でもバンバン書いていますが、それでも日本語に比べればだいぶ
時間がかかる事もあり、仕事が忙しくて週に1〜2本くらいしか長文が書けなかったり、
アカデミックな本ばかり読んでいたりして、児童書もなかなか読めなかったりする期間
が2週間も続くと、英語脳の回転が遅くなって、writing をするのが億劫になって来る
のが分かります。

 実は、今もちょうどそういう時期なのですが、そういう時は、今の私の場合は、YL 4
くらいの児童書を数日間集中して読む事を繰り返すと、英語脳が再び活性化してきて
いい感じになります。
 
 
 赤いダイヤさんの場合も、3ヶ月くらい読みやすいレンジの児童書を集中的に読まれ
てはどうでしょう?同じくらいのYL(やはり、YL3辺りか?)のものを集中的に読むと、
上限のYLが徐々に少しずつ上がっていく事が期待できると思うのですけれど。
 
 
b)金融や時事系と関係が深い小説を読む
 私にとって、多読にこだわる一つの理由は、(上に書いたような事もありますが)
『多読が自分の英語の世界を広げられるものだ』という事があります。たとえば、自分が
ある分野の英語に馴染みがない、と思ったら、その分野と関わりが深くて、読みやすい本を
読み続けます。そうする事で、徐々に、その分野でも難しい本が読めるようになって
くるのが分かります。

 赤いダイヤさんの場合、金融及び時事関係の英語が楽に読めるようになりたい、という
事なので、たとえば、金融界を舞台にした小説辺りから始めるのもいいのではないかと
思います。

 ただ、この分野は、私も no idea なので、実際の本の選定に関しては何とも言え
ません。でも、あらためてこの掲示板を通して、タドキストのみんなにお奨め本を
聞く事は出来るでしょう。
 
 
c)経済・金融関係の専門書を入門書から読む
 専門書といってもピンキリで、入門書もあれば、相当専門知識があっても難しい
ような高度な本もありますよね。しかし、金融で一般的に使われる用語の知識がない
と、金融紙などを読む場合でも、そのYLが非常に高く感じられるのは当然の理と
言えます。

 たとえば、誰にでも分かる入門書として、for Dummies というシリーズがあります。
これは、日本で言えば『分かるXXXX』シリーズとか、その辺を思う浮かべてもらえば
いいかと。私も実際に何冊か読んでみた事がありますが、どれをとっても非常に易しい
説明がなされており、非常に広範な領域を扱っているシリーズでもあるので、この辺
から入るのもいいのではないでしょうか?YLはだいたい5くらいだと思います。

  Economics For Dummies
  [url:http://www.amazon.co.jp/dp/0764557262/]

  Stock Investing For Dummies
  [url:http://www.amazon.co.jp/dp/0470401141/]

 他にも、経済・金融関係だけでも、たくさんの for Dummies のシリーズがあります
ので、ご自分の目で見てみるのがよろしいかと思います。

 まぁ、for Dummies に限らず、入門書は探せばあると思います。とりあえず、当たり
障りがないところでお勧めしているだけですからね。
 
 
 こんなところでどうでしょうか?
 結局、方向的には Happy Reading ♪な方向になりましたけれど(笑)


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