訂正と答え

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/5/17(15:51)]

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1973. 訂正と答え

お名前: Ryotasan
投稿日: 2008/3/4(08:12)

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すみません。例文に間違いがあったので訂正します。

〉〉He has his finger on his chin.
〉〉He has his finger put on his chin.
〉〉He has put his finger put on his chin.

"He has put his finger put on his chin" は間違いでした。
正しくはこうなります:
He has put his finger on his chin.

2番目の例文は使役動詞の "has" と過去分詞の "put" が使われています。
3番目がいわゆる現在完了の "has" と過去分詞の "put" です。
もともと2番目のような使い方があり、
それが段々と変化して3番目のようになったそうです。
米国の話し言葉では、
今でも混同されることがあるようです。

それからもう一つ。

〉でもですね。
〉国語で文法を勉強したときに、普段なにも考えずに使っている言葉に
〉法則性があるって知って、感動したんです。

みんなが好き勝手にしゃべったり書いたりすると話が通じなくなるので、
もっと法則性を意識して言葉を使おうと考えている学者や作家も沢山います。
国語の教科書に載っている文章のほとんどは、
そういう観点で書かれた文章です。
みんなが使っている日本語と、
国家の政策として学校で教えられている国語との違いですね。

〉そして、どの言葉にもある一定の法則性がある(はずですよね?)
〉それって、すごいなあ、と。

言語が潜在的にもっている法則性を解明しようという研究は、
20世紀の真ん中あたりから熱心に行なわれていますが、
どういう結果になるのかは予想がつきません。

〉でも、文法は後付の理論であることも知っています。
〉だから例外も出てくるし、文法オンリーで言葉を紡ぐのは無理がある。
〉なぜかというと、始めに文法ではなく言葉があったから。

〉なのでそれほどこだわってはいません。
〉「へえ」と思えれば、それでいいんです。

納得のいく説明が得られるとドーパミンが出て気持ちがいいんですね。
これが病み付きになるわけです。
勿論、論理的な文書を書きたいと思っている人の参考にはなります。

途中を切って前置詞に飛びますね。

〉〉でも「前置詞」に比べて、
〉〉"preposition" という用語は頼りない感じがします。

〉確かに「前置詞」というと、「前置詞」という確固たる物が存在しているようです。
〉何だかうまく言えませんが。

〉〉実際に頼りない小さな言葉なのかもしれません。

〉でもその頼りない言葉が、使用する上ではすごく重要な役割を果たしているんですよね。
〉日本語も同じだと思います。

僕も昔はそう思っていました。
そういう原則があてはまらない例も日本語には沢山ありますが、
国語に限定すれば、
小さな言葉の重要性は増すと思います。

今でも、
小さな言葉を大事にしている人の書いた文章を読むときは、
小さな言葉を大事にして読むのが良いのかもしれないと思います。
法律や契約書、文学的な短編小説や詩などでしょうか。
個人的には、
そういう種類の文章を読むときも、
まずは細かいことを気にせず読んで全体像を把握し、
2度目にもう少しじっくり読むことにしています。

実用的な文章や長編小説は、
そういう言葉を飛ばして読んでも大意を把握できます。
発音するときも、
速く、弱く、曖昧に発音されることが多いです。

頼りない言葉が大事だと考える人がいても良いとは思いますが、
小さな言葉を大事にしていると、
英語の聴き取りには苦労しませんか?

前置詞や助詞を飛ばしても理解できる文章は、
飛ばして読んでも構わないと思います。
そうしないと読めない本も沢山あります。

いずれにしても、Happy reading!


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