Re: はじめてのTOEIC結果報告

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/5/19(07:43)]

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1871. Re: はじめてのTOEIC結果報告

お名前: ドラちゃん
投稿日: 2008/1/7(21:26)

------------------------------

 はまこさん、こんばんは。
 仕事も一段落して、やっと、はまこさんトコに帰って来れました。

# ふぅーっ…

〉いろいろと書いてみたんだけど、あまりにも長いから、分けて載せました。
〉掲示板なので誰に読んでもらってもいいのだけれど、わざわざタイトルを変えてまで広く知らせるほどでもないかと、番号だけ振ってます。
〉それからお返事は一週間先でも一ヶ月先でもいいよん。私は何日かに分けて書いたけど、最後の方はちょっと頭の中がショートしてるかも・・・(^^;)
〉でもこのまま載せちゃいまーす。

 はーい!
 気がついたら、随分長くなっちゃったよねぇ。
 私も、無理せずコメントするだけにとどめておきますね。

〉〉 そうですか。嬉しいです♪
〉〉 また誤解されそうなことを書きますけど、私にとっては、はまこさんとの
〉〉こういうやりとりの根底にも『愛』があります。でも、はまこさんもそうでしょ?

〉もちろんドラちゃんへの思いには『愛』があります!

 うんうん。分かる、分かる。

〉〉〉ドラちゃんにとっても良い作用が働いたのではないかなーと思ったりして。
〉〉〉ドラちゃん、すき〜。ぎゅぅぅ。
〉〉 あぁっ!はまこさんがついにハグを…

〉ついに?(笑)今までちょっと遠慮してたのよん。

 うんうん、そうだと思ってましたよ。
 だって、はまこさんたら、年末年始にハグだけしに掲示板に来たり
してたじゃない?
 それに、以前の投稿とかも読んでるから♪

〉〉 ハグって大切ですよねぇ。誰彼構わずハグし始めたら危ないけど…
〉〉 でも、心通じる相手とは、ハグしたいですよね!ハグって、人間愛の発露
〉〉だと思うんですよ。じゃ、私も
〉〉 はまこさん、ぎゅぅぅ…

〉うふふ(*^^*)

〉〉# 私には『すき〜』は言えないかな…(汗)

〉照れない、照れない。
〉素敵な女性だと思ってくれているというだけで十分嬉しいけど(^^)

 うぅーん…なんか照れちゃうな…
 でも…思い切って…

 はまこさん、すき〜♪
 ぎゅぅぅぅ…

〉〉〉わかってくれますか。。。
〉〉〉この下にドラちゃんが書いてくれたことを読んでものすごく感動してます。
〉〉〉そうか、このことを話して理解してくれる人がここにいるのか!
〉〉〉4年以上の歳月を経てやっと出会えたのでちょっと泣いています。

〉〉 そうだったんだ…でも、そんな風に言ってもらえて、私も嬉しいなぁ♪

〉ドラちゃんも知っているように、ここの掲示板に集まってくる人たちは
〉本当に温かいです。

 そうですね。そう思います。

〉今まで2回ぐらいかな、私がとても落ち込んでいたとき、何とかわかろう、
〉気持ちを受け止めほぐしてあげよう、と励ましてくれる人がたくさんいました。
〉私のタドキスト生活は直接・間接的に関わった多くの素敵なタドキストたちに
〉よってより充実したものになっています。

 一般的にはそういうのってとても難しいと思うんだけど、でも、ここは
多読・多聴を中心にした英語学習法を実践している人の場だから、それを
踏まえられるだけの心の余裕が保てる人達なら、そういう気持ちは伝わって
いくよね。

〉が、どうしても話せないというか、落ち込んでいる原因を上手く伝えようとしたけど、同じ様な体験をし合っていないために理解してもらえない面が
〉あったのも事実です。それは私の『聴く』能力が原因なのですが。
〉私の『聴く』能力と同じ様な傾向を持っている人が
〉これまでのところ一人も掲示板では見かけないので理解されないのは仕方が
〉ないと納得もしていますが。。。

 かくいう私も、はまこさんが英語を読んでるとそういう状態になるっていう
風に考えると今ひとつピンと来ません。例えば、

  『音読しながら、細かいディテールで遊んでみたり、大きく
   全体のイメージを俯瞰してみたり』

という感じの記述を見た覚えがあるんですが、その時は『楽しそうだな、この人』
とは思いましたが、何をどう遊んでいるのか、さっぱり理解できませんでした。

 でも、『詩とは音階を伴わない音楽である』ってな見地に立って見つめ直して
みると、はまこさんのGiftっていうものがどういうものなのか、段々と分かって
くるんですよ。
 私も音楽ばっかやってた頃は、色んな『音や和音の変形遊び』みたいな事を
ずっとやってましたからね。

 やっぱ、これはなかなか分からないと思いますよ。
 私は、英語を音楽に一旦置き換えてみることで、はまこさんの体験がどういう
ものか理解できましたけどね。

〉一部似ている、というのなら何人かいたのですが、それは私にとってはあくまでも
〉一部なので、「あぁ、あのことでしょ。わかるよ〜」という展開にはならないのですね。

 だって、はまこさんってホントにスゴいですよ!

 先日、はまこさんの『TOEICをまだ受けてません』っていう報告を久々に読み返して
たんですが、そこの記事では初めて黙読でハリポタを読了して、音読と黙読の自分的な
違いを延々書いてるんですよ。

 音読で読んだ後、読んだ英文がずっと頭の中を流れていて、夢の中でほとんど
英語のまま反芻できるなんて!

 そんな人、間違いなく、そんじょそこらにはいませんって!!!!

 私は、個人的な願望として、はまこさんが何か英語で書き物をする仕事に就いて
くれたらいいのになって思ってます。

# それこそLRとかの執筆者とかね。

 愛情に溢れた生活をしていて、本人の心にも色々なもの(殊に人間)への愛情に
溢れていて、子供が好きで、(多分)動物が好きで、好奇心が旺盛で、言葉にリズム感が
あって、楽しいのが大好きで、自分でも楽しさを体現できて、(多分)涙もろくて…

 はまこさんの持ってるキャラクタって、全てがそういう方向に向いてるって
思えます。

# はまこさんが何か特別なものを書いてくれたら、
# 私の多読記録に入れたいな♪
# リズム感は私に絶対的に足りないモノでもあるから…

〉*音読で自分の声を聞きながら物語を読んだり、音源を聴いたりしている間、
〉私の頭の中でどういう事が起こっているかということを聞いてくれそうな
〉方がいたので、詳しく書いた事が一度あります。
〉話の流れで?大量に書きました。
〉それでも私の中で起こっていることの全てを書いていたわけではなかったし、
〉話も途中でしたが、そのやり取りをしている途中で相手の方をひどく
〉傷つけてしまいました。。。

 うぅーん…その人の反応はどんな感じだったんだろ?
 いつ頃かでも分かれば、探してみたいな。

# その人のコンプレックスのしっぽを踏んじゃった
# とかいう類のトラブルかなぁ…

〉その当時は(2年前位までね)よくわかっていなかったのですが、
〉今ならわかります。
〉私の『聴く』『リズムを感じる』などによって発揮する様々な能力はたぶん常人
〉の理解を遥かに超えています。

 その通り!間違いないです。
 私もその点は太鼓判を押します。

〉普通の人では気にも止めないところまで深く潜り込むし(説明難しいです)

 良く分かります。その経験は、多分『潜り込む』としか説明できないです。
 全然土俵は違いますが、私も若い頃、面白い仕事をしていると論理の世界に
深く・深〜く潜り込んでいました。

# その自分の中の深い所で遊んで模索していると、更に深く潜ろうと
# した時に、頭が圧迫される様な感じになりませんでしたか?
# あと、現実に戻ってくる時に、脳が揺れる様な感じが
# しませんでしたか?あたかも、深海から浮かび上がってきて
# 段々と圧力が軽くなっていくみたいに…

〉ありえないぐらいの集中力と持続力を何ヶ月も持ちつづける事ができます。
〉しかも楽しくってしょうがないの。が、喜びに震えるばかりではありません。

 そうですね。良く分かります。
 それは、以前から言っているように、その行為に対する否定要因・阻害
要因がはまこさんの場合には存在しないので、持続させることが出来るの
です。
 簡単に言うと、そこにつぎ込んだ労力と、そこから自分が得たもの、それと
その経験によって自分が受けた傷、などのトータルの収支が黒字とか、トントン
とかになっている人は、自分の情熱を損なわず、情熱のままに生き続けること
が出来るんです。

 これに対して通常の人達の場合、まず、自分の心のしなやかさが足りない
せいで、そうした状況に対して適応しきれず、逆にストレスが強くなってし
まうんですよ。

 それは例えば、まず第一に、

  『”現実空間と時間”と”自分だけの楽しみの空間と時間”』

っていうモノすら受け入れられない所に如実に現れます。多くの人にとって、
その概念は、(これはハッキリ言うのがイヤですが)『頭がおかしい』としか
思えず、そして、『自分が頭がおかしくなってしまった』事をそのまま放置
したくないのが、通常の(言い方を変えると、凡人の/俗人の)考えです。

 そう言えば、以前にはまこさんは『時間や空間の変質』について話してい
ましたね。それって、正にこの事ではないですか?
 そうだとすると、多くの人には、その変質は受け入れがたいモノがあるの
です。それは、人間が本質的に保守的な生き物であり、その結果、心のしな
やかさを体現できない人が非常に多いことによります。

 それでは、そもそもはまこさんの、この心のしなやかさはどこで培われた
のでしょうか?

 私が推測するに、まず、はまこさんは若い頃から人なつこい性格だった。
ここにまず重要な一票があります。
 次に、鬱になるほどの介護疲れを経験した。しかも、その時に自分の芯は
しっかり持ち続ける事が出来た。

 しなやかさって言うのは、私自身の人生のテーマでもありますが、

# つまり、未だに十分に出来ないってことですな…(涙)

人間の心って鉄と同じ様な性質を持っていると思うんです。

 『自分が強くありたい』と思う人は多いですが、その強さを

   『力が掛かっても曲がらない・曲げない』

っていう形で求める人が非常に多いと思うのです。しかし、こうした心のあり方と
いうものは、往々にして極端に強い圧力(はまこさんが経験した介護疲れの様な)
には弱く、ポキッと折れ曲がってしまうと、下手をすると修復しきれない
傷となります。

 これに比べて、しなやかな心はどうでしょう?

 力が掛かると、曲がって、曲がって、曲がります。でも、適度な柔らかさを
兼ね備えているからこそ、曲がりはしても折れはしないし、芯がしっかりし
ているからこそ、その力が存在しなくなった時には、元の形に戻る事が出来る
のです。

 もちろん、最近よく言われるように金属も疲労します。でも、人間はそうした
消耗・疲労経験を通じて、自分の心を練り上げることも出来るんですよね。

 さて、大幅に脱線しました。

 はまこさんのしなやかさの第三のポイントは、好奇心が強いことにあると
私は見ています。しかも、その好奇心が、はまこさんのバランス感覚によって、
自分が不必要に疲労しなくていいように、不必要に傷つかなくていいように、
うまく制御出来ている部分が多々あるように見受けられます。
 好奇心の代償としての、疲労や消耗・傷が大きいと、好奇心自体が摩耗して
すり減っていってしまうと思うのです。

# 私は、好奇心よりも、人間に対する恐怖の方が大きかったから…
# 未だに十分に克服できているとは思えないですけどね。

〉時にはやっぱり苦悩が伴うこともあって。。。

 それは当然です。(変な言い方ですが…)
 簡単に言えば、『はまこさんが得た自由の代償』です。

# 責めているんじゃなくて、単に『そういうモノですよ』
# と言っています。

〉その時に相談する相手がいないのが辛かったのです。

 うんうん。

〉答えが出なくても、「あぁ、わかるよ〜」と共感してくれる人がいない
〉というのがとても淋しかったです。

 どうかな?
 結構、思いつくままに書いてみましたが、私の言ってる事ってはまこさんの
そういう経験と外れていなかったかな?

〉掲示板上では十人十色、全てのタドキストが違うバックグラウンドを持ち、
〉もちろん感じ方も進み方もバラバラ、にもかかわらず、誰かが
〉「こんなことで悩んでいるんだけど」といえば多くの人が自分の体験に基づいた
〉アドバイスをし、相談した方はその中から自分が取り入れられるものを
〉選び、自分なりに問題解決をする。その掲示板上でのやり取りは他のタドキスト
〉たちの参考にもなる、といい循環が起こるのに、私はその中に入れない。
〉いえ、もちろん入れる部分もあったのですが、私の根幹となっている喜びや悲しみ、
〉迷いや苦しみは共有しあえない。気持ちが弱っているときは辛かったです。

 うんうん。

〉〉 でも、翻って自分を見てみると、私自身は孤独な時間が長すぎて、ちょっと
〉〉麻痺してる部分があるのかもしれないな。

〉・・・私の抱えた孤独感はドラちゃんに比べると遥かに浅いでしょうね。

 どうだろうなぁ…私は、感情の他人との比較論は無意味だと思ってます。
 人生は人それぞれですから。

〉私が多くの人たちと違う、と気付いたのはまさに多聴、多読を始めて以降、
〉つまり大人になってからですから。結婚する前は家の中にも外にも居場所がない

 私も実家にいるときはそうでした。早く、家を出たかった…

〉と強い孤独感を抱えていましたが、具体的に人とどう違うのか浮き彫りに
〉なったことはなかったですから。私は人懐っこいし、友達ともよく遊び、
〉一人でいるのも好き、雰囲気が変わってるねーと言われる事が多くても
〉そこは「関西」という土地柄のためか、むしろよし、とされたぐらいで。
〉見た目も普通の女の子でしたし。

 でも、どうでしょうね?

 そういう他人との違いを、早い時期に自覚する方がいいのか?それは、
私には疑問です。むしろ、感受性の高い時期にそれをあまり自覚せずに
過ごせたから、今ここに、誰にも到底真似できないはまこさんという人が
居るんじゃないのかな?

〉誰かが何かを作り出す才能を持っていたとして、それが若いうちに開花した場合、
〉側に理解しアドバイスをくれる年長者がいないととても辛いだろうな

 その通りです。また音楽の話ですが、諸外国のいい音楽教師というのは、
そういう側面をも持っています。
 例えば、演奏家なら演奏キャリアを積んでいくと言う事が、本人の周囲の
環境がどの様に変化し、どういう問題が起こるのかを良く知っているのだと
思います。

〉と思います。なんというか人生経験が足りないために
〉自分と外界との距離感が掴みにくいんじゃないかな、と思うのです。

 ここはちょっと微妙です。
 通常、才能のある人というのは、幼い頃からそれなりに賞賛され・敬意を
払われて育ってきているのが普通です。まれに、そうでない人も、一つの
大きなステージを乗り越える事で、自分の人生が開けたように感じられるの
が普通ではないかと思います。

〉自分の内側から外の世界を観るということしかまだ知らないでしょうし。

 しかし、演奏家の場合、自分に呼応してくれる楽器があります。
 そして、客観的に的確なアドバイスをしてくれる教師がいます。

〉そういう人は特に感受性が鋭いでしょうから自分が傷つく事が多すぎて、
〉あまりにも辛くて自分を守るために硬い殻に閉じこもってしまったら、
〉自分を守りたかったはずなのにその守りたかった自分は救われることはないだろうな、
〉などと思います。

 これは、音楽家の場合には、主に、十分な資質を持たない人の場合には、
非常に当てはまります。

 でも、書き終わった後、読み返してみてやっと気付いたんですが、はまこ
さんはここで、sensitiveな音楽家の立ち位置・心的経験を、自分の経験に
重ね合わせて話しているんですね!やっと分かった…!

 さっきから書いている事の繰り返しになるんですが、本当に資質と才能に
溢れた音楽家であれば、通常は比較的幼い時期から聴衆に愛される事を知る
機会があるし、良い教師に巡り会えば、自分の才能とキャラクタを愛して
もらえている事を実感できると思うのです。

 でも、はまこさんの世界には、聴衆ははまこさんしかいませんでしたし、
自分のパフォーマンスをいい方向に導いてくれる教師もいませんでした。
 ここに前提条件の違いがあるため、この前提条件の違いにより生じる
部分を外して話をする必要があります。

 しかし考えてみると、絵画・マンガ・文章など、賞賛を受けにくい芸術
分野に才覚がある人達は、はまこさんと同じ様な心的経験をしやすいと思わ
れるので、音楽だけがちょっと別格なのかもしれません。

〉〉〉〉 別に大した事を話してるつもりはないんですが、こういう事って全ての
〉〉〉〉人が経験する訳ではないと思うし、同様の体験をしてこなかった人には
〉〉〉〉決して理解できない事だと思うんです。そこにある歓びも・苦しみも・
〉〉〉〉悲しみさえも…

〉〉〉そうですね。。。
〉〉〉この掲示板での違和感というか、入れないなーと感じ出したのは
〉〉〉100万語を超えたころからだったかな。。忘れちゃったけど。
〉〉〉多くの人の悩みと私の悩みが全く違う、と気付いてからです。

〉〉 はまこさん、それは辛かったね!

〉ありがとう(;;)

 うんうん。

〉〉 感じ方は千差万別なので仕方がないとはいえ、感じ方の違いって強い
〉〉孤独感を感じさせられますよね。

〉普段は全く気にしないんですけどね。むしろ人と違う方が好きなくらいで。
〉でも弱っている時はこたえます。

 そうだよね。はまこさんは、そんな弱い人ではないから、いつでも、
そうした孤独感がこたえるほどではないよね。
 でも、自分が弱ってる時はツラいよね…

 私は…やっぱ麻痺してるのかもなぁ…

〉〉 私自身は、20代の頃は色んな意味で辛くて、20才で既に人間恐怖症
〉〉だったから、外に出て人と会うのが全てにおいて辛かった。
〉〉 思いを強くすればするほど、数限りなく周りの人達と衝突し続けて
〉〉いたし、『うまく切り抜けられそうだ!』って思っても、ちょっとし
〉〉たことでつまずいて、バランスを崩してしまったりとか。

〉若いときは本当に辛かったでしょうね。

 まぁね。でも、はまこさんなら分かると思うけど、別にだから今さらどう
こうっていう話ではないよ。
 ただ、そういう時間があって…自分でもどうしたら良いのか分からなかった
時期も(長かったけど)あったっていうだけ、かな。

〉〉 30代の半ばくらいになってやっとそれが少しずつほどけてきたのは、
〉〉色んな人の伝記を読んだり、色んな人との関わりでたくさんの失敗を
〉〉しながら、でも、少しずつ掴んできたものがあったり、あと一番大き
〉〉かったのは、少しずつ夜遊びするようになって、色んな人達を(恐怖心
〉〉を感じる必要なく)観察できるようになったって事かな。

〉いい道が開けたんですね。よかった。

 うん。

〉〉〉その後掲示板へ参加する人が増えて、それこそいろんな考え、
〉〉〉経験を持っている人たちと触れ合うことによって、疎外感、というか
〉〉〉そういうものはだいぶんなくなったんですけど。
〉〉〉ほんとに尊敬する人はこの掲示板の中にたくさんいるし、全ての人から
〉〉〉学んでいるのですが、でもやっぱり淋しいところがあるのも事実で。。

〉〉 この話もこの辺になると、私自身、自分が正解を持っている気はしま
〉〉せん。
〉〉 もちろん、はまこさんが言ってる事はスゴく良く分かるんですよ。
〉〉 何と言うか…簡単に言うと、今のままだと他の人達との関係が薄味に
〉〉感じるんですよね?
〉〉 私が思うに、はまこさんは情が深い(愛情が深い、かな?)方だから、
〉〉そういう人間関係に淋しさを感じるんだと思うんですよ。

〉上に既に書きましたが、ちょっと違うのですよ。

 うん、結局前回はまこさんの事が少し分かった様な気がしたのは、勘違い
も大きかったってのが、今回のを読んで分かったよ。
 やっぱ、私の場合は相手の顔見ないと、その人がどういう人なのかは分から
ないなー…

〉〉 私の場合は、ちょっと一線引いている所があって、ある意味『これは
〉〉これで仕方ないかな?』って思っている部分が大きいので…

〉なるほど。ドラちゃんの中では『読む』ことによってどういう事が起こるのか
〉よくわからないのですが、『読む』分野においては常人の保てるペースを
〉遥かに超えてる!というタドキストを少なくとも3人知っています。
〉その人たちはとても頭がよく、優しく繊細でした。
〉この話は今ならしてもいいと思うのですが、その人たちが頻繁にこの掲示板に
〉顔を出していた頃は、今のように多くのタドキストたちがそれぞれ自分なりの
〉道を見つける以前のまだ混沌と言うか、経験による確信があまりない時期で、
〉「多読」を標榜としているためにその人たちのハイペースな読み方は
〉多くのタドキスト達にとっては羨望から嫉妬へと変わりやすい性質を持って
〉いました。実際嫉妬をむき出し、という人は稀だったけど、チクチクと
〉表で陰で突いてるなー(^^;)というのはところどころで見かけました。
〉でもやっぱりここの掲示板にくる人は過去に英語によるダメージを
〉持っている人が多く、そのダメージが長いほど焦りや不安も大きいんだろうなって
〉容易に想像できるわけで。。。私も言われた事があります。
〉「(自分達)はこんなに努力しているのに、あなたは努力もせずできるんでしょ」
〉って。そんな訳ないんですけどね。

 まぁ、そりゃ仕方ないやね。

 私の経験で言うと…高校3年と浪人一年間は、勉強詰めっていうよりも、
ピアノ詰めって感じでした。でも、勉強詰めしてた時は時間を区切って
やってましたけどね。

# 逆に、刺激があるし、集中力も上がって良かったみたいです。

 それで、晴れて大学に入ったときには、結構バリバリ弾けるようになって
たんですよ。でも、サークルの部室でずっとピアノを弾いてる私を見て、
部室でみんなで飲んでる時に同級生の一人が、

  『いきなり、こんなん弾けるの有りかい?
   ったく全く頭来る…』

みたいな言い方をされましてね。私本人的には『はぁ〜?あんた努力してんの?』
って感じであっけにとられてたんだけど、でも、その後みんなでその話になって、
色々聞いてると、他のヤツらも少なからずやっかみはあったみたいでね…

 こっちゃスゴい努力して、時間を作って、遊びに行くよりもピアノ弾いてる
方が楽しくて…でも、そのせいでクラシックおたくみたいな状態で…
 特に、日曜日なんて、10時間くらいは平気で弾いてたからね。まとめて練習
出来る日だから、自分が知らなかった曲を少しずつ勉強したりとか。

 でも、そんなのやったことない人しか分からないよね。
 ま、そんなもんかと。

# なんか、ちょっと久々に怒りを思い出した…

〉例えば50Mをダッシュで走っている人がいる横を後から走り出した人が抜かして
〉200Mぐらい先までダッシュで駆け抜けていったとしても、後から走り出した人に
〉何の負担もかからない訳ないもの。あれこれ迷うことなく喜びとともに200M
〉ダッシュしていても疲れるし、先に人がいない所を自分の感覚を信じて走って
〉いるのも時には不安や孤独を感じるでしょうし。でもそのことはおおっぴらには
〉言いにくかったと思いますね。私もわかりますよーとはその時
〉言えなかったし。私の「読む」能力はかなりゆっくりで、その人たちのことは
〉すごいなーと思いながら、私とは全く違うと思ってたし。

 そうそう。他人と違うは違う、同じは同じ。
 そこをはき違えると、つまらんと思うんだけどなぁ…

 私が違和感を覚えてしまうのは、わざとゴッチャにしたがる人達かなぁ…

〉と、いろいろ書いたけど、今はもう理解されたかったとか、もろもろのことは何とも思ってないのですよ。
〉と言い切るのはちょっと無理があるかもしれないけど、私、「自分を許す」
〉ということが身に付いたんですね。そうすると過去の思い出に生きることも
〉(振り返ってあれこれ後悔しないこと)なくなりました。

 うんうん。そうだよね。自分を許すことで、他人も許せる。私もそうだったと思う。

# でも、全てを許せてる訳ではないトコが弱いんだよなぁ…

〉〉〉〉 それと…私が思うに、アドレナリン的な体験にしても、『コンサートに
〉〉〉〉行ってスゴく興奮した』など受動的体験によるものが主の場合の人達と、
〉〉〉〉自分自身のCreativityなどによる能動的体験によるものが主の場合の人達
〉〉〉〉とでは、その事に対する考え方や対し方が全く異なっているように思うん
〉〉〉〉です。
〉〉〉〉 それと、日本人って(昔は特に)『いい大人は、そういう(アドレナリン
〉〉〉〉体験的な)事にのめり込むものじゃない!』的な自己抑制をしてるトコが
〉〉〉〉あって、これがまた苦しみ・悲しみを更に増幅してくれますよね。

〉〉〉うん。
〉〉〉多読は能動的体験をさせてくれるので、その体験をする人の人数(絶対数?)
〉〉〉が増えると、日本人全体の考えも変わってきそうですね。

〉〉 はまこさん、確かにその通りなんだけど…これはね、そんな風に一筋縄
〉〉ではいかない問題なんだよ。

〉〉 一番大きな問題は、大部分の人達はアドレナリンの蛇口が非常に固くて、
〉〉読書程度ではそんなに大きく開いたりはしないんです。

〉〉# はまこさんは、結構その蛇口がスムーズなんだと思うんですよね。
〉〉# 私の場合は、色々な経験とその後の訓練で大きく広げられるように
〉〉# なれたって感じかな。

〉うーん、私は結構どころか自分の枠を作らないように(枠がない状態を続けたかったので)気を付けていたぐらいで。
〉でもこの掲示板上では読書によって心を大きく揺さぶられたという話を
〉よく聞くのだけど。

 はまこさん。色んな人がいますから、確かに一概には言えないんですよ。
 でも、ホントにその辺がスムーズな人って、掲示板越しに発言を読んでる
だけでも、伝わってくるモノがあるんですよ。

# 私が声掛けやすい人って、そういう人達なのかも…
# なんか、匂いがするんですよね。話も盛り上がりやすいし。

 それに、一回くらいの経験で、人は簡単に変わったりしないってのも事実
だし…これは、そういう人達を責めてるわけでも何でもなくて、色んな人を
見ていて思うだけです。

〉〉 若者が常により強い刺激を求めるのも、その辺の事情が大きいと思うん
〉〉です。
〉〉 あとは、これは学校教育のせいなのか、日本民族の民族性なのか、昔から
〉〉疑問なんだけど、知的活動とアドレナリンがリンクしていないんです。
〉〉多くの人達は、多読とか単なる読書に、そんなものに心躍るような何か、
〉〉ドキドキ・ワクワクする何かがあるはずがない、
〉〉  『そんなの所詮は、かったるいお勉強だろ?』
〉〉ってな風に思ってる。

〉これは簡単なものを大量に、英語でかかれた物語を英語のまま理解する
〉事で変わってくると思うんだけどなぁ。ドラちゃんならわかると思うけど、
〉英語の絵本なり物語を読んでいるときは「既に出来上がった大人の理屈」で
〉英語に触れていないでしょ。

 うぅーん…確かに、はまこさんが言ってる事もその通りですよ。
 でも、大人には大人なりの着眼があるじゃない?

 例えば、この間アーニャさんのお薦めで絵本を買ったのね。その時に、
アーニャさんが『Barbara Cooneyはいいですよ』って言ってくれたから、
彼女のお奨めの他に2冊Barbara Cooneyの本を入れておいたんだ。
 その内の一冊が『Hattie and the Wild Waves: A Story from Brooklyn』
っていうヤツで真っ先に届いたから、もう読んだんだけど…

 なんで自分がこの本を買ったのか、読んだら良く分かったんだ。私は、
自分の足でしっかり立って、誰にも従属せずに生きている女性が好きだから…
表紙を見たときに、そういう話なんだってピンと来たから買ったんだって。

# この本はBarbara Cooneyのお母さんの話なんだって♪

 それとね、そもそも私はラブコメでよく涙を流してしまうことがあるんだ
けど…でも、そういうシーンを色々並べてみると、

  『自分が一番欲しいモノで、自分が今までget出来ていないモノ』

の様な気がしてくるんです。

# ちょっと自己批判が強すぎるかなぁ…

 っていうか、出来上がってる大人の理屈っていうものが薄いのかも?
 練り上がってる『モノの理・人の理』みたいなものはたくさんあって、
それはこの話でもビシバシ出て来てるよね。
うぅーん…『当社比??%』を算出するための比較対象が今はないから、
自分が『出来上がってる大人の理屈』をどの位持っているのか分からない…

 はまこさんには、ドラって、その辺はどんな感じに見えるのかな?

〉〉 そういう事情とは別に(実は絡んでるんですが)、一番の問題は、アドレナリン
〉〉の過剰な分泌は、人を極端に(通常時ではあり得ないほど)疲労させるっていう
〉〉点なんです。

〉わかります。

〉〉 その時間が終わった時に本人は大幅にリフレッシュされていて、スッキリし
〉〉ている。これは脳が軟らかくなっている状態でもあると思うんです。
〉〉 ところが、体力的には結構使い果たしているから、本人の意識とは裏腹に
〉〉弱くなっている状態でもある。

〉私は年末のドラちゃんのあちこちへの書き込みのペースを見ていて、
〉体は大丈夫かなー。肩がガチガチじゃないかな。腰は痛くないかな、
〉職場で初歩的なミスはしてないかなー、などと心配してました。

 あはははっ(笑)
 はまこさん、心配してくれてありがと♪

 でも、うまくやってますよー!
 仕事は、私の命ですからね。

〉〉 つまり、その直後っていうのは、感情的な事柄がスゴく大きな影響力を
〉〉持っていて、しかも、心に刻まれやすい状態なんです。

〉なるほど。

〉〉 だから、はまこさんの様に良い家族関係を持っている人達は、そうした
〉〉体験を通して、より深い愛情で結びつくことが出来るんです。
〉〉 でも、一方でそういう無条件な愛情関係を持てていない人達、或いは、
〉〉実生活に戻って来た時にタイムリーに触れ合う・交わり合う事が出来ない
〉〉人達はどうなるか? 多くの場合、自分の感情を持てあまして、その結果、
〉〉肉体的疲労に埋没してしまうんじゃないかと思うんです。
〉〉 つまり、『非常に楽しかったけど、より虚しさも感じた』状態です。

〉うーん。。。
〉ほんのちょっと想像しただけでもすごく辛いなぁ。。。

 まぁね。
 そうなっちゃうと、アドレナリンの蛇口が閉じて固くなっちゃうのも、
理解できるでしょ?
 だって、楽しいことに反応する部分なんだから…

〉〉 人間って…特に、普段から(パートナーがいないとか、どこか満たされて
〉〉いないとか)淋しさを抱えている人間は、そういう気分の躁鬱に耐えられな
〉〉いため、そういう状態になる行為自体を避けようとしたりする人も多いん
〉〉ですよね。

〉わかります。
〉どこか満たされていない、むしろ不安と不満に苛まれていたとしたら。。。

 うん。

〉〉 もちろん、色んな人がいるんですが、それにしても、なかなか難しいと
〉〉思いますよ。

〉私は珍しいケースなのでしょうか。

 はまこさん本人には会ったこと無いけど、非常に珍しいケースじゃない
のかな? しかも、心を柔らかいまま保ててる人となると…私には、5年
に一回か、10年に一回くらいしか出会えない人に見えます。

# 心が固くなっちゃってて、アドレナリン出まくりな人なら
# 夜遊びしてるとよく見かけます。
# バカにするわけじゃないけど、あぁいう人達には、
# 多読とかはとても無理ですよ。

〉〉〉多読に限らずあちこちで変わっているようで(具体的に説明できませんが)
〉〉〉いろんなことが互いに影響しあっているんでしょうね。
〉〉〉でもなんていうか、普通のいい大人?が

〉〉 私たちの世代だと、周りは結構そういう事を意識してましたね。

〉特に男性は、かな。
〉私はドラちゃんより年下ですが、ものすごく離れているというわけではないし。
〉あ、別に年齢を隠している訳ではないけど特に主張もしてません(笑)

 これはジェネレーションギャップかな。

 私は5人兄弟で、私の他はみんな女なんですよ。
 それで、うちの女どもはみんなそういう考えにとりつかれてました。

 自分達はミーハーでキャーキャー言ってるクセに、男が同じ様なことをする
のは許せないんですよ。おかしいですよね?

 いとこ達は、女性は主に年上でしたが、みんなそういう感じに見えました。

 でも、大学に入ったら、そうでもなかったかもしれないなぁ…良く覚えて
ない…でも、なんか逆に(私も当時はそういう事に縛られてたから)、そうじゃ
ない人達に違和感を感じて、今ひとつ溶け込みきれなかったような気もします。

# 浪人したから同級生は一学年下の人達だったし…

 私が若い頃は、まだ日本の社会に変な生活ランクのクラス分けのような
ものがあって、よく覚えているのが

  『立ち食いそば屋で、天ぷらそばを食べられるクラスと
   かけそばしか食べれないクラス』

とか?そんな話が全国紙の新聞に載るんですよ?

 中学から高校→大学と進学するに従って、明らかに周りの生徒の家庭のクラスが
変わっていく様な、そんな感じがスゴく記憶に残っています。
 でもこれは、その辺のクラスの違いだったのかもなぁ…

# ちょっと訳の分からない思い出を語りすぎた…

〉別の掲示板でのakoさんとドラちゃんの盛り上がりようを見ていると、
〉二人とも私より年上なのに、気持ちが若いなーって何だか微笑ましく
〉思っています。

 んーっ、あれは盛り上がってるのかなぁ?
 でも、akoちゃんのリアクションは結構嬉しかったけどね。

# 話してみたい人の一人でもあったし…

 はまこさんも、あんな感じのやりとりの方が好きなのかな?
 それならそれで、私も頑張っちゃいますよ。

# まずは『はまこちゃん』って呼ぶトコから始めないとね…

〉〉 でもおかしいのは、何人かで集まって楽しく過ごす事は肯定されても、
〉〉一人だけで自分の楽しみを持つ事は否定されていて、変人扱いもされま
〉〉した。本人的には『放っといてくれ!』なんですけど、いちいち吹聴して
〉〉回るようなヤツらもいましたねぇ…

〉嫉妬でしょうね。自分に理解できないことをしている人を見ると
〉不安になって、相手を何とか見下したいの。
〉しかも群れてなきゃ安心できないからやっかいです。

 いやぁ、私が思うに、これは第一に優越感なんです。
 彼らは、明らかにそういうものに興味はなくて、英語で言えば、

  『あいつはfreakだから放っておけ!』

ってなもんですよ。要は、否定することで見下したかったんだな。

  『あいつは大事なことが何なのか、全く分かっていないんだからさ』

と切り捨てていた訳です。
 吹聴して回ってたヤツはヤツで、確かに嫉妬もあったんだろうけど、それを
肯定してしまったら自分が負けだから、全然そんな事考えようともしない…って
ホント今思うとひねくれたヤツでした。

# とか言いながら、私は二浪してた友達(つまり一つ年上)に
#  『んー、お前の場合ひねくれすぎて一回転しちゃって
#   るんだけど、元の場所に戻ってないんだよな(爆)』
# って言われて、否定できなかったなぁ…
#  『それじゃ、螺旋じゃねぇかよ!』ってね。

〉〉 最近の普通に街場にいる若い子達(20代かな)を見てると、逆に彼らは
〉〉一人では楽しみを探せないようで、『楽しい事は他人と一緒の時だけ!』
〉〉って、ハナから彼らの頭の中で決まってる様に見えます。
〉〉# 多分、彼ら若い子達の頭の中では、
〉〉# 『楽しい事は他のヤツらと、心おきなく過ごす時に』
〉〉# ってな感じになっているんだと思うんですが、結果は同じです。

〉受身だなぁ。でもそういう傾向って最近の若い子に限らないかも。
〉うーん、ここ10年以上20代前後の若い子達と触れ合ってないからよくわからない
〉けど。

 でも、働きだしたら、そういう機会も持てるといいですね。
 若返りますよ。はまこさんなら、若い娘とかにもモテるだろうし。

# ずっと女同士で『すき〜、ぎゅぅぅ』ってしてたりとか。
# 若い男の子は勘違いしちゃうからね、危ないかも…

〉〉〉〉 だから、これは誰とでも話せる話ではないし、今まで誰にも話した
〉〉〉〉ことが無かったのは、はまこさんの賢明さだと思うんです。
〉〉〉〉 でも、これは仮の話なんですが、もし、はまこさんのお友達とかで
〉〉〉〉同じ様な自分だけの楽しみの時間を持っていて、でも、旦那様などの
〉〉〉〉家族環境とかが整っていないせいで、そのお友達が非常に深い苦しみ・
〉〉〉〉悲しみを抱えているとしたら、はまこさんならそういう話をしてるん
〉〉〉〉じゃないかと、私は想像するんです。

〉〉〉私にはドラちゃんがいました。本当にありがたいことです。

〉〉 それは、私には最高の賛辞ですね。はまこさん、ありがとう♪

〉こちらこそありがとう♪
〉私、過去に自分が抱えた辛さや淋しさはもう浄化されたと思っていたけど、
〉やっぱり「わかるよ」と言ってくれる人がいて本当に癒されました。

 うんうん。それって、寝た子と同じだと思うんです。
 いなくなったように見えるけど、実は自分の中にまだいるんです。

 癒されたときに、初めてその寝てた子が自分の中で大人になれるんだと
思います。

# これって、下に書いたアダルトチルドレンそのものだよなぁ…

〉〉〉今のところそういう苦しみ、悲しみを抱えている人に会ったことはないのですが、
〉〉〉(もちろん違う苦しみ、悲しみを抱えている人にはたくさん会っています)
〉〉〉今後出会うかもしれません。というか、示唆をドラちゃんを通じて受けたような
〉〉〉気がします。その時はそっと寄り添えるといいな。

〉〉 自分が目を開いて、真実を見続けていれば、そういう時も来ると思いま
〉〉すよ。でも、はまこさんなら大丈夫でしょ。

〉たぶん〜。

 うんうん…

〉〉〉ドラちゃんは、今までに話して理解しあえる相手に出会ったことはあるのですか?

〉〉 そうですね。
〉〉 明示的にこういう話をしたわけではありませんが、以前に音楽にどっぷり
〉〉使っている時に、そういう人達との交際はありました。
〉〉 彼らは私よりも遥かに大人だったし、私もその当時は今よりも遥かに混沌
〉〉とした状態だったので、こういう風にまとまった話すら出来なかったんだと
〉〉思います。

〉頼もしい存在でしたね。

 そうでしたね。その当時は、自分がどうしたらこんな風に大人になれるのか、
想像もつきませんでした。

〉〉 あとは、昨夜書いた『以前付き合っていた女性』かな。その女性はステージ
〉〉伴奏者の様な仕事を主にしているピアニストでした。彼女も私よりも遥かに
〉〉大人で、7年以上付き合っていてスゴく色んな話をしました。

〉ふんふん。話は尽きなかったでしょうね。

 そうですね。でも、80%以上は音楽の話だった様な気がします。

 私が料理をして、ビールやワインを飲みながら、色々な話をして、話してる間に
流れていた曲の話をしたり、食事が終わったら二人で連弾したり…弾き疲れると、
また、話したり。

# もう色々あって、数年弾いてないですけどね。

〉〉〉だからドラちゃんにも「はまこは恵まれている環境にいるために自分の
〉〉〉のーてんきさに全く気がついていないのではないか」と誤解されてるかも、
〉〉〉と思ったので、少し書こうかな。

〉〉 うぅーん…少なくとも、私ははまこさんが『幸せボケしてるただの主婦』だ
〉〉とは思ってないですよ(笑)

〉よかった。

〉〉 というより、私がここ数日段々と疑問に思い始めていたのは、
〉〉  『なんではまこさんは、(生活も忙しいハズなのに)ここまで
〉〉   オレの話に付き合ってくれるのかな?』
〉〉っていう事でした。でも、今日のお返事を読んで、色んな意味で疑問が氷解し
〉〉た様に感じました。それで今日は一つ確信できました。
〉〉  『はまこさんははまこさんで、ここまで話し込む必要が
〉〉   あったんだな』
〉〉と。

〉そうです。書きたいから書くのです。話したいから話すのです。
〉そしてその相手がドラちゃんとあっては、A4用紙がこの時点で13ページ
〉と表示されていてもびっくりしません。(載せるときは分けないとねー)

 ごめんね。分かれてると書きにくかったから、また集めちゃった…
 でも、この話はまだまだ長くなりそうですね。

# なんか、話せば話すほど、もっと知りたくなるなぁ。
# なんでだろ…?

〉〉 それと同時に、これ以降で私が不用意な言い方をしてしまったため、少し
〉〉はまこさんを傷つけてしまった事も分かりました。ごめんなさい。
〉〉# ま、謝って済む話じゃないけど…
〉〉# でも、お返事を読む限り『少しだけ』だと信じています。

〉すこーしも傷ついていませんよ(^^)
〉ドラちゃんに気を使って言ってるんじゃなくて、ほんとに気にならなかったの。

 うぅーん…でも、それなら良かった♪

 ちょっとね、前回のお返事を見た時に、はまこさんって結構他人に
理解されないと傷つきやすいのかなって勘違いしてしまったんですよ。

 でも、そんなにヤワな女性ではないよね。

〉〉 それと同時に、そうしたうかつさが出てしまった理由は、私がはまこさん
〉〉という人が人生に何を求めている人なのか、良く分かっていなかったせいで
〉〉あることにも気付きました。
〉〉# ま、会ったこともないから仕方ないって言えば、
〉〉# それまでなんだけど…

〉私という人が人生に何を求めているのか、わかりましたか?(興味)

 うん♪やっぱ、会わないと分からないや。ゴメン。

# 知ったかぶりもしたくないしね…

〉〉〉〉 この部分は主に、DVとか、旦那や家族からの偏見や嫌がらせとか、
〉〉〉〉そういった事に晒されている女性達を念頭に置いて書きました。
〉〉〉〉# 普通なら、DV被害者は多読どころじゃないですからね。
〉〉〉〉# でも、女性本人が音楽家・画家などの芸術家などであるなら、
〉〉〉〉# あり得る話です。一種の狂気の様な状態ですね。
〉〉〉ドラちゃんが「芸術家」を念頭に話しているのだとしたらよくわかります。
〉〉 でも、はまこさんの様に、そうした人達並みに自分のCreativityをむき出しにして多読に取り組んでいる方もいる訳ですからね。

〉そっか。私は「芸術家」と縁遠い人生を送っているので、ピンと来なかった。
〉でも今なら自分の中のCreativeとは何か、ということはわかるんだった。

 でもね、最近、やっとはまこさんが言ってた『多読と愛』の関係に関して
やっと思い当たる節が出て来たんだよ。

 それは、やっぱり音楽との置き換えで分かったんです。

 いい演奏家なら、たとえアマチュアであっても、自らが奏でる音や曲に対する
愛情を素直に表出します。はまこさんが言っている事は、これに似ている気がし
ます。

 演奏を開始するとき、自らの丹田を下げ、重心を安定させて、その他の全ての
不要な箇所の力を抜き、自然体に構えると(そうではない名演奏家もいますが)、
sensitivityの羽が静かに広がり、奏でる音と共にゆっくりと・時には激しく
ゆらめいて色づき、その羽を通じて自らの世界を描き出し、コンサートホールに
充満していきます。

 その瞬間瞬間が美しく、そして、(音だけではなく)演奏している本人自身も
その瞬間が美しいのです。

 この状況に自分を置いたことがある人は、その時に自らが情熱のとりこである
事を恥じる必要が無いという事を、直感で理解するのだと思うのです。その情熱
のうねりに従って、世界の色が変わり、景色が変わり、より美しさを求めようと
する情熱が静かに伝搬していきます。

 これは、男女の純粋な愛に非常によく似ていると思うのです。

〉〉〉〉 まぁ、いくら私がはまこさんに実際に会ったことがなくても、はまこ
〉〉〉〉さんとはあまり関係ない話だっていう事は分かりますよ。
〉〉 言い訳しておくと、ここで『関係がない』って言ってるのは、DVや
〉〉イジメなどの様に、家族の誰かが意図的に本人を傷つける様な要因は、
〉〉はまこさんの周りには無さそうだ、と言っています。

〉うん。その通りです。

 うんうん。

〉〉〉〉〉〉  『わくわくすること・楽しいことを追い求め、
〉〉〉〉〉〉   そこに没入・集中出来る人』
〉〉〉〉〉こういうことが抵抗なくでき、かつ続けられるのは、(一時の情熱なら誰にでも
〉〉〉〉〉燃え上がらせる事ができるでしょうから、続けられるかがポイント)
〉〉〉〉〉私に限らず、現在進行形で、もしくは過去にいい恋愛を
〉〉〉〉〉したことがある人の方が断然多いだろうなって思っていたんです。
〉〉〉〉 うぅーん…この点はどうなんでしょうねぇ。
〉〉〉〉 一見『はまこちゃんも女の子だったのね!』と言ってしまいそうに
〉〉〉〉なるような、いかにも女性の方が好きそうな発想に見えますが、よく
〉〉〉〉考えると、色々な意味でロマンチストの方が多読に向いているのも事実
〉〉〉〉だと思います。
〉〉 ここですね。私が余計な一言を言ってしまっているのは…
〉〉 私のうかつさです…

〉ドラちゃんは嫌味を言いたかったの?
〉それなら全く通じてないよん。

 そんな訳ないですよ。このやりとりで、はまこさんに嫌味を言う理由は…

# でも、『ご馳走様!!!』とか言っているのだった…

 ただ、書き始めた時と、しばらく書き進んだ時とで、だいぶインプレッションが
変わったのに、その部分だけ残してしまったので、自分で『失敗したなぁ…』って
言ってるだけだよ。

〉〉〉〉 とはいえ、はまこさんの言ってる事は、微妙に私の心に引っかかって
〉〉〉〉ます。
〉〉〉〉# これが私がChatで言ってる違和感(sense of incongruity)
〉〉〉〉# の一例でございますな。
〉〉〉〉 って言っても、今すぐ思い当たることもないので、とりあえず心に
〉〉〉〉引っ掛けておきたいと思います。
〉〉〉何かの形になったら教えてね。
〉〉 はい。しばらく心に留めておきたいと思います。

〉〉〉〉〉でもドラちゃんの節によると、「続くのが難しい」のかな。。。
〉〉〉私の場合は、外的阻害要因が強かったために多読が加速した、かな。
〉〉〉多読はいい気分転換だったんです。
〉〉 誤解されそうな発言になりますが…でも、この辺は主婦の方には多い傾向
〉〉なんじゃないかなって思ってます。ただでさえ育児の息抜きは難しいですから。

〉なるほど。

 はまこさんもご存じのように、私は全然実際の人達と会った事はないんですが、
でも、ここの掲示板って主婦の方が多くないですか?
 私はそう感じるんだけども…

 逆に、仕事の必要性や、自分のスキルアップのためなどで、英語をやろうと
思ってる人には、こども式の様な一見悠長な事を試してみようと思える余裕が
無いんだと思うんです。

# 私はもちろん、こども式が『悠長なやり方』だなんて
# 思っていませんけどね。

〉〉〉まぁ、この話は言い出すときりは無いので、この辺で。
〉〉 スゴい話ですね。はまこさんのパワーを感じさせますし、スゴい家族だと
〉〉言わざるを得ません。

〉ありがとうございます。

 うん、カットされてても思い出すくらい、強烈なお話しでしたよ。

〉〉 ドラ的には、育児ストレスが先だったのか、多読を始めるのが先だったのか
〉〉がスゴく気になります。
〉〉 こういう状況下で、今の自分に必要な何かを求めて、英語がやりたくなり、
〉〉多読に行き着いたのだとすると、それは単なるバランス感覚とは言えず、もの
〉〉凄い意志力・行動力・希求力だとしか思えないからです。
〉〉 そして、それ以上に、子供達にとって素晴らしいご両親だと言わざるを得ま
〉〉せん。

〉ありがとうございます。私が多読をはじめたときは長男が年長、
〉次男が年少だったので、育児ストレス(?)が先です。
〉もう一度外にも出たかったから、それ以前にはパソコンのインストラクターの
〉資格なども取っていました。

 うーん、やっぱりそうなんだよね!
 やっぱスゴいなぁ…
 はまこさん、だいすき〜♪ぎゅぅぅぅ…

# 一度踏み出すと、恥じらいもへったくれも無いな…この人は。

〉〉# 例えば、漫画家・エッセイストの内田春菊という女性がいます。
〉〉# 彼女は、実母の環視の元で継父に性的虐待を受けた生い立ちを
〉〉# 持っていて、『ファザー・ファッカー』という自伝的な小説を
〉〉# 書いています。でも、彼女が自分のアイデンティティを確立
〉〉# するのにどれほど時間がかかったか…

〉内田春菊さんのことは知っています。小説は読んだことありませんが。
〉私はかなりリアルに読んだ世界を自分の中で体験する方なので、
〉辛い話は読まないようにしています。ずーっと引きずってしまうし。

 うん、引きずられてしまう人は、やめた方が良いよ。
 ヘタすると精神病になってしまうからね。
 賢明な判断です。

〉〉 彼女がよく言っていたことの一つに、
〉〉  『あのさぁ、リストカットする娘って、生きたいから切るんだよ。
〉〉   死にたいとか、消えたいとか、そういう気持ちがずっと襲って
〉〉   来るんだけど、(奥底では)生きたいって思ってるから切るんだよ。
〉〉   だから、自分が死なないようにしか切らないんだからね。』
〉〉って言っていました。なるほどって思いましたよ。
〉〉 でも結局、なんで切らずにはいられなくなるのかは、私には良く分からな
〉〉かった…
〉〉 でも、はまこさんには分かるのかもしれませんね。

〉残念ながら私にはわかりません。私は「痛い」という事に対してすごく敏感なので、
〉その時に負っている心理的な痛みや恐怖から逃れるために、
〉自分の肉体を痛めつけることは私にはできません。リストカットを繰り返す
〉女の子も「痛い」のが平気なわけではないでしょうが。たぶんカットした痛みに
〉注意が行く間は、心の痛みが麻痺するのかな。いずれにせよ、自分を痛めつける
〉ことも憎む相手を痛めつけることも私にはできないですね。
〉そういう「小説」を読むのも避けます。
〉でも、自分が死なないようにしか切らない、という心理はわかります。

 ねぇ…もし、はまこさんがイヤじゃなかったら、どうして20才頃に
死にたいと思っていたのか、分かる範囲で教えてくれないかな?

 それが分からないと、自分が先に進めない気がするんです。

# あっ!でも、無理ならいいからね。

〉〉〉私の場合の原因は、今なら度重なる「介護」による「鬱」だったとわかります。
〉〉〉その状態から抜け出すのに5年ぐらいかかったんじゃないかな。
〉〉〉胃に穴が2回開いたし、心身ともに疲れていて、でも最初の「介護」の頃に
〉〉〉負った心の傷は家族にもわかってもらえなくて。
〉〉 そうですね。それは理解されない事が圧倒的に多いと思います。
〉〉〉本当に疲れすぎてでも休めなくて、溜め息が「死にたいー」だったんですね。
〉〉〉でもありがたいことに、「吐き出す」と元気をちょっと取り戻して、
〉〉〉「死ぬのは誰でもいつかは死ぬ。今じゃなくてもいいやん」と
〉〉〉いい時が必ず来る!と強く信じてました。正解でした。

〉〉 それはスゴい意志力ですね。普通の人なら、鬱に負けてしまいます。

〉苦しみながら死にゆく母親を3ヶ月ほど、家から離れた他県で泊り込み看護して
〉いたんですね。最初の介護は。母親もそうなら周りの病室も全て苦しい人ばかりで。
〉その時は精神的にタフではなかったので、ひと時も休めませんでした。
〉他県といっても、父親は毎日通ってきてましたけどね。
〉まぁ、そんなこんなでその後「鬱」になりました。
〉で、阪神淡路大震災があって。。。

 ひょっとして、これが20才頃にはまこさんが死にたいって思っていた
事なのかな?

 それと、『「吐き出す」と元気をちょっと取り戻して』の『吐き出す』
ってのは、当時の彼氏か旦那様に支えてもらった事を言ってますか?

# なんか、質問ばっかやな。

〉〉〉その頃は自分が「愛されている存在なんだ」と意識したことはなかったのですが、
〉〉〉その頃から私は「愛されている存在」だったんでしょうね。

〉〉 詳しい状況が分からないので何とも言えませんが、そうなのかも
〉〉しれませんね。うぅーん…

〉わかりにくかったですね。ごめんね。

 その当時、誰がはまこさんに変わらぬ愛を注いでいてくれたんだろうね?

 でも、はまこさんが愛される存在だったから、今のはまこさんがあるの
かもしれないなぁっていう事は、強く思いますよ。推測でしかないけどね。

〉〉 でも、正直に言うと、私自身は未だに自分がそうだとは思えない
〉〉部分が多々あって、そういう点でもはまこさんは羨ましいですよ。
〉〉 とはいえ、それ自体がそれほど気になる年でも無いです。

〉この下に書いてるでしょ。時点がズレる人がたくさんいると思うのですよ。

 うん、はまこさんが言ってる事は、最初から『頭では分かってる』んだ。
 でも、私は頭で分かって来すぎてしまったのか、最近、正直なところ気持ちが
追いついて来ないことも多い…でも、話は分かりました。

〉〉〉今では誰もが「愛されている存在」だということも経験を通してわかっていますし、
〉〉〉「自分はいつでも誰かに愛されている存在なんだ」と気付く、という時間というか
〉〉〉時点がだいぶズレる人もたくさんいるんだ、ということもわかります。
〉〉 はまこさんが言ってる事は良く分かります。でも…
〉〉 そう言えば、ここの掲示板で最近見かけたんですが、こういう本があります。
〉〉  ・Child Called It by Dave Pelzer (邦訳:“It”(それ)と呼ばれた子)
〉〉 その娘と付き合ってるときに、彼女が持っていて読みました。(確か)実母に
〉〉虐待され続けた子供の成長記で自伝です。
〉〉 彼は、自分の生い立ちを克服して、今では幸せに暮らしているようですが、
〉〉少年時代の彼は、生きるか死ぬか、紙一重だったはずだと思います。

〉私は邦訳を貸してもらったので、途中まで読みました。
〉辛すぎて途中で止めましたが。母親や父親の精神が破綻している場合は、
〉その子供は家庭の中では救われることはないでしょうね。。。
〉子供時代は自分の基礎を築く大事な時代なので、気の毒に思う、
〉というだけでは軽すぎると思いますが。。。
〉でも私は、「愛」は自分達で育てればいいと思っているのですが。
〉うーん、これを説明する言葉をまだ持っていないので、保留にさせてね。

 一つ思い出すのは、親に虐待された子供っていうのは、端から見ていて
『なんで?』って思うくらい、親に対して執着します。

 これは虐待児童一般に言える傾向なのですが、

  『自分が悪いから、親が愛してくれない・親が可愛がってくれない』

と思いこんでしまうため、その逆説として

  『自分がいい子でいれば、いい子になれば、愛してもらえる』

という強い思い込みが発生するのです。そのすり込みが強すぎて、大人になって、
自分がいかに不条理な育てられ方をされたのかを認識し、更に、その愛情が与えて
もらえない関係が、子供の頃と変わらず今もそのままであることを意識した後です
ら、自分の気持ちを変える事は出来ないように見えます。

 それで、児童虐待とか、アダルトチルドレン(英語ではAdulted childrenですね)
とか、その辺の一番の問題は、

  『子供の頃に、愛された記憶がなかったり、愛情が足りなかったり
   愛され方がひね曲がってたりしたせいで、自分が相応の年齢に
   なっても、他人の愛し方・子供の愛し方が分からない』

っていう点なんです。

# アダルトチルドレンは、幾つかの言い方があって、
# Adult(ed) children of disfunctional family とか、
# Adult(ed) children of alcoholic とか。
# 要は、子供の頃にアル中の親とか、うまくいってない
# 家庭で育てられた人が大人になった状態です。

 それでも、虐待された人は、まだ因果関係がはっきりしてるから、対処のしよう
があるんですけど、アダルトチルドレンは自覚がないから、なぜ自分が異性と
うまくいかないのか原因が分からないし、何かの巡り会いで自分がアダルト
チルドレンだと分かっても、対処するのにも相当苦労します。

 愛し方・愛され方がうまくいっている人は、何か問題があっても、また、愛を
育み直すことが出来ると思いますが、それが出来ない人も多いのです。

 この辺を調べているときにどこかで読んだのですが、第二次大戦後の日本は
それこそ国全体がアダルトチルドレンと言っても過言ではない状態だったと。
 確かに、その当時の状況を聞いたりして、想像するだけで納得します。そして、
アダルトチルドレンは自分が自覚して自分の問題を克服できないまま子供を
もうけてしまった場合、その子供にもアダルトチルドレンが継承されてしまう
ことが多く、

# これも当然ですね。『子供の愛し方』が分からないのですから!

悲劇がまた繰り返されることになります。

〉〉〉何というか、ここ一年半ほどで「時間や空間」の概念が私の中で全く変わったので、そのことはリアルにわかります。
〉〉〉あぁ、説明が・・・難しい〜〜〜。

〉〉 いやいや、焦ることはありませんよ。
〉〉 私が勘違いしてなければ、その「時間や空間」の概念の変質という意味は
〉〉分かっているんじゃないかと思うんです。ただ、ここは本人の感じ方や主観的
〉〉部分が大きい所でもあるので、どの様に変わったのかは、私の推測の域を完全
〉〉に逸脱していると思われます。
〉〉 もし、その変わった先に、更にはまこさんとしては重要な事があるなら(ある
〉〉から説明したいと思ってくれてるんだと思うんですが)、私も聞きたいな。

〉はい。

 だいぶ上の方ですけど…

# 『時間や空間』で検索してみてください。

こんな感じで、はまこさんの感じ方と合っていますか?

〉〉〉私が「鬱」だったであろう頃の事は、その後誰の立場にも立って全体を
〉〉〉見渡せるようになったので何のわだかまりもないのですが。
〉〉〉というか、過去をほとんど振り返ることもないですけど。
〉〉〉無理に忘れたい、とかそんな気負いは全く無く、「今」を生きてますから。
〉〉〉わかりにくいかな・・・
〉〉 いや、それでいいと思いますよ。
〉〉 無理に振り返る必要はありませんし、ただ、自分がそうなった筋道・経緯を
〉〉自分で納得出来ていれば、新しい一歩も踏み出せようものですよね。
〉〉 私はそれで十分だと思います。

〉そうですね。

 うんうん。

〉〉〉〉〉「恋」だと思っていた私ですが、その後、一年半前に娘を産んでから考え方
〉〉〉〉〉がちょっと変わりました。
〉〉〉〉〉「恋」だけではなく、「愛」です。そこにあるのは「愛」です。
〉〉〉〉 うぅーん…最近の女性は恋と愛の区別がつかない人が多いですからねぇ…
〉〉〉〉 なんで違いが分からないんだろうなぁ…やはり経験なのかなぁ。
〉〉〉大人だなー。ドラちゃん(^^)
〉〉〉私にとって「愛」は与えるものですが、受け取るものでもあります。
〉〉〉ドラちゃんの「区別がつかない」っていうのは何を指しているのですか。
〉〉 うぅーむ…最近、そういう会話から遠ざかってるせいか、実例が出て
〉〉来ないなぁ…(汗)
〉〉 例えば、『愛が欲しい…』って口では言いながら、単に『ドキドキする事』
〉〉を求めてるだけとか? それはちょっと違うかな…(汗々)
〉〉 自分の思いやわがままを交際相手に押しつけるのが愛だと思ってたり?
〉〉 うぅーん…

〉「愛」にはいろんな形があるというけれど、ドラちゃんが挙げたのは全部
〉自分本位な自己愛だとおもいますよ。

 うん、まぁ他人事とはいえ、これは困ったもんだ。

〉〉〉それからドラちゃんにとって「愛」ってなんですか?
〉〉 これはまた難しい質問ですね。
〉〉 一方通行でも愛は愛だし…通い合えば、もちろん、言う事はないですけどね。
〉〉 自分の気持ちが温かくなること。相手の気持ちを温かくすること。うーん…
〉〉 相手を思いやること…うぅーん…
〉〉 相手の全てを無条件に受け入れること。うぅーん…
〉〉 ハッキリ言えるのは、私は多分、愛することが下手クソなんだと思います。

〉私が「多読」と「愛」の共通点を述べている過去ログを見つけたのだけど、
〉関係のない話も混じっていたりするので、直接コピペするねー。
〉いや、これだって話の途中でなんのこっちゃという部分も多々あると思うけど、
〉ご勘弁を。お話しているタドキストさんも伏字にする必要は全くないと思うけど、
〉一応伏せます。

 うん、これまただいぶ上だけど、はまこさんが考える多読と愛を
私なりに考えてみたんだけど、どうだったかなぁ?

# 今度は『多読と愛』で検索してね。

〉*******************************
〉●▲さんは、「繋がり」を大事にするでしょ。(※違ってたらこの先は読み流してね〜。)
〉それをシンクロにシティと言うかもしれないし、宇宙や神や世界との対話と言うかも知れない。そのことを理解したくて、「頭の中」で一生懸命考えるでしょ。とことん深く考えて、本から知識を得て、やがて自分自身の実際の体験と少しづつ繋がりあってきて、その積み重ねで「わかる」。違うかな〜。
〉それってとても男性的なんじゃないかなぁ、と思うの。

〉反対に、女性的だなぁ、と私が思うのは、先に体験して、感覚としてわかるのね。それが積み重なって、後から知識の補いがあって、「わかる」。
〉女性の方が自分の外界と「繋がりやすい」と思うのね。
〉これは私だけの感想じゃないと思うんだけど。どうかな。それに「気付いていない」女性は多いかもしれないけど、そういう風に出来てるんじゃないかな。女性の身体というものは。

 そうですね。なんかMagic Tree HouseのJackとAnnieの違いをそのまま記述した
様な対比になってるけど、認識的には正しいと思いますよ。
 ホントに女性の本質に気付いてない女性は多いっていう点も含めてね。

〉「原始的な体験」
〉多聴や多読をしている時に得る感覚って、一言で言うとこれかな。
〉英語の物語を、英語のまま理解するでしょ。その時、「日本語で出来上がった大人の思考」では英語に触れてないよね。
〉英語の物語でも詩でもいいんだけど、そこから受けた影響については、「英語では十分に考えられない」。
〉日本語で後からの感想としてあれこれ考えるかもしれないけど(私はこれがほとんどできない)
〉英語の物語に対して、「理論」はぶつけられないから、一対一で対峙して、
〉「物語をそのまま受け止め」「自分自身をそのまま委ねる」そういう経験を、多読を通して皆してるんじゃないかな。

 んー、ここで一言。なんで?
 私は英語の物語を読んでいても、

  『なんで主人公が、そこでそういう行動とるか(とらないか)』

とか、

  『なんであんた、ソコに気付かないの?』

とか、そういう事を読みながら色々考えたりします。文章から推測するに、
はまこさんだって、日本語で読んでる時は、そういう余計なことを考えて
いるんだよね?

 物語が面白ければ面白いほど、そういう頭の中での突っ込みが強くなる
ものなんじゃないのかな?

# 私が主にラブコメ好きだからかもしれないけど…

 なんで、英語の時だけは、自分を委ねてしまうんだろう…
 それだけ、世界に浸りきっているっていうことなのかな?

 でも、世界に浸りきっているから、といって、私の場合は、自分を完全に
委ねてしまう事はないですよ。私は『リスク論者』ですから。

# 単なる懐疑主義ではないです。
# リスクの勘案をしているだけです。

 まあ、虚構の世界でリスクもくそも無いんですが、私にとっては違和感は
違和感です。

# あっ!勘違いして欲しくないんだけど、だから、はまこさんの
# 感じ方や読み方がおかしいとか、ダメとか言ってる訳じゃない
# ですよ。当たり前のことですけどね。

〉その事に対する「感度」は人それぞれだと思うんだけど。
〉「感覚」が澄んで行く人は、文字を読んでるだけじゃないと思うの。
〉私が音読をこよなく愛するのも「文字」だけで理解するより面白いからだと「経験」としてわかってるからだし、
〉「絵本」や児童書の「挿絵」も「物語を立体的に捉える」のに大いに影響するだろうし。ま、この話を書き出すとながーくなるので、ここら辺で。

 ここは、以前から言ってるように、スゴく分かります。
 私も、頭に家とか人とかのイメージがありながら読んでいることが
多いです。

〉この話で一番大事なのは、
〉宇宙、大いなる意思、神、表現はいろいろあるけど、そこに、自分と言う存在を丸ごと受け入れてもらいたい、相手を丸ごと受け入れたい、安心して委ねたい、そういう存在を●▲さんは求めていない?
〉違ってたらごめんね。

 私に言わせると、まともな男ならそういう感覚を特定の女性に対して求めるもの
だと思っています。別に、聖母マリアを求めてる訳じゃないんです。ただ、心の
安寧を求めてるだけです。

 でも、最近の女性は違うのかな?って、最近よく思います。

# そういうモノを求められても…みたいなオーラを感じます。

〉私がお二人にお礼を言うために、私に起こった出来事をもうちょっと説明させてね。

〉この頃自分が精神的にも身体的にもとても満たされていて、それが体の中で波のように揺らめいているのを感じてたのね。本当に海の中に横たわって揺れているような感覚。

〉最近、赤ちゃんを産んだって言ったでしょ。今回のお産はほんとにいいお産だったのね。まさに
〉自分と言う存在を丸ごと受け入れてもらいたい、相手を丸ごと受け入れたい、安心して委ねたい、そういう存在。。。これを体現したのね。
〉(上の二人の時もそうだったんだろうけど、気付かなかった。)
〉そして授乳する。

〉女性の体は素晴らしいのよ。この体験は本当に原始的な体験だろうと思う。女性にしか出来ないし。
〉近代化の社会の枠組みの中では知りえない、全く次元の違う体験。
〉(少子化だ、とか、虐待だとか。この体験を重ねないのはもったいなすぎるし、忘れてたり、理解できずにそれが虐待へと繋がるのなら、悲しすぎる。)

 うん、理解は出来るけど、これは普通なら男には『分かった』とは言えないな。
 女性の身体が素晴らしい、っていう事も大賛成だけど…

# あっ!あっ!ここではいやらしい意味じゃないからね!
# 確かに、いやらしい意味でも女性は素晴らしいとは思うけどさ。

 でも、急に思い出したんだけど、世の中には授乳しているだけで、不愉快に
なってきて…泣かれると耐えられなくなって…自分の子供を虐待してしまう母親
もいるんです。私も初めてそういう話を読んだときは、信じられなかった…
はまこさんが言うように、自然とそうなるように女性の体と心って出来ている
ものだとばかり思っていたから…

 でも、悲しいな…その人がどうしてそうなってしまったのか、心因のルーツを
探った結果が書いてあったはずなのに思い出せないや。ゴメンね。

〉あ、男性もどんどん赤ちゃんに触れるとわかると思うよ。
〉ミルクをあげてもいいし、オムツを代えてもいいし。
〉赤ちゃんでなくて、子どもとでも。とにかくどんどん五感で感じて
〉幸せな気持ちに満たされて欲しいな。
〉もちろん、パートナーと触れ合うだけでもいいと思うの。心も体も。

 うぅーん…そういうものなのかなぁ…まだ、子育てした事ないから…

〉*******************************

〉やっぱりわかりにくいかな・・・

 そうだなぁ…なんではまこさんは、ここで、自分の出産・育児経験での愛の
顕現を語ろうと思ったんだろう?そこが分からない…何か、●▲さんが求めて
いるであろう事に対して、今ひとつ・より深く、自分の体験したような深い
愛のレベルまで踏み込んで欲しかったっていう事なのかな?

〉多読をしているとき、そこには既に自分が経験として持っている大人の理論が 挟まれていないと思うので、
〉「物語をそのまま受け止め」「自分自身をそのまま委ねる」。
〉を何度も何度も体験すると思うのだけど。
〉これが愛が持っている
〉「相手をそのまま受け止め」「自分自身をそのまま委ねる」
〉という性質と同じじゃないかなーと。

 うん、なんかはまこさんの感じ方とか段々と分かってきた。

 最近、ややこ式でfionaさんと『樽に水がたまる』過程での脳の働きについて
色々話してるんだけど、脳が言語処理に不慣れな状態だと、解釈するのに必要な
心的資源の占有率が高くなって、(つまり、いっぱいいっぱいな状態になっちゃう
から)意味が深く理解できなかったり、解釈が不安定になるんじゃないか、って
いう仮説を立てているのね。

 はまこさんの場合には、持てる全能力・全心的資源を使って、物語の描く世界に
浸りきっている感じだなぁ…オーケストラで言えば、指揮者?かな。
 自分のイマジネーションで、自分の頭の中に世界を作り出して、その色合いを
決めたり、細かいディテールを描いたり…

# 違うかな?

〉〉# そう言えば、何かのGRに
〉〉# 『愛し合うことは、相手に「ごめんなさい!」と言わなくていいこと』
〉〉# とかっていうのがあったよなぁ…

〉自分に非があるときや、非がなくても相手を傷つけてしまったときは
〉「ごめんなさい!」は言わないと。日本人ならでは?(笑)

 どうなんだろう…私が未だに違和感を感じるのは、今時の独身女性って
みんな『彼氏とはケンカしたい!』って言うんですよ。私には、全然理解
出来ない…まぁ、最近は『ケンカしたいなら、ケンカしてやるよ』とは
思っていますが。

 こういう心理って、はまこさんは分かるのかな?

〉ではねー。

 じゃ、また♪


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