Re: 出会いを大切に

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/6/2(14:29)]

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1778. Re: 出会いを大切に

お名前: たかぽん
投稿日: 2007/12/22(00:15)

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まりあ@穴アキストさん、ふたたびこんばんは!
たかぽ@樽に穴があいたら海に飛び込んじゃえ!です。

〉〉私は、中学高校と、英語が好きだけど、勉強はあまりやらないというタイプでした。
〉〉ラジオの英語講座の会話や、ビートルズの歌、映画のセリフ、岩波ジュニア新書の英語ネタ、
〉〉そういうのが好きでした。
〉〉文法書とか、問題集とか、辞書引くのとかは、めんどくさくて面白くないので、
〉〉できるだけ避ける、という感じ。

〉  ぷち多聴多読、やっていたわけね。

あ。そうとも言えますね。
量はめちゃめちゃ少なかったですけどね・・・

〉〉自分の英語の様相が一変したのは、浪人中ですね。ここで、「英文解釈」の名のもとに、
〉〉すごく細かく文章を解析していくことを学びました。今まで、なーんとなく英語に触れて
〉〉楽しんでいただけだったのが、一文一文、正確に構文を取って、点を落とさないように
〉〉和訳していく、っていう作業を繰り返すことになります。
〉〉そんで、これがけっこう楽しかったんですね(笑)。

〉  今思うとね、こういう文章解析って、解析したから読めた
〉  んじゃなくて、もともと読めていたから解析が出来たと思う。
〉  だから、気づいていなかったけれど、解析は自分が読めている
〉  ことの確認作業をしているのと同じことで、読めてたら
〉  そりゃ楽しいわ〜 当然だわ

なるほど。そうかもしれません。
ある程度読めるようになっていたから、解析が面白かったんでしょうね。
たしかに、解析をしたから読めるようになったんではないと思います。
意味自体は、解析読みじゃなく、全体を何回か読むことでわかってくるという感じでした。
解析は、「点数を取れる和訳を作る」ためのものでしたね。

〉  文章解析が得意だった人は、楽しくて好きだったと思います。
〉  それを恥じることはないと思います。

〉  「読めた〜、うれし〜」がね、隠微な形でしか表現出来なかった
〉  時代だったと思えば。

夢は夜ひらく〜♪

 「隠微」と聞くと、この歌が・・・

〉〉点取りゲームが楽しかったのなら、それでよかったんじゃないか。問題があるとすれば、
〉〉大学に入ったあと、点取りゲームがもはや楽しくないのに、その幻想を追っかけてたことではないか、
〉〉とか思っています。

〉  もはや楽しくなくなったときって、扱う文章が難しくなって、
〉  あんまりしっかり読めなくなってきていたんじゃないですか?

そうですねぇ・・・
いま振り返ってみますと、やはりまず、入試の問題は長文といっても短文なので、
その短文を解く、というパズルだったんですよね。で、それを解くこと自体が楽しいという
錯覚に陥ってたんですが、実は大学に入るためにやってたのであって、大学に入ってしまえば
あまり楽しくない、ということに気づいた。(あたりまえですね。アホですね・・・)
そして、入試の英語の読み方が、その短文を何回か読んで意味を取るという精読だったので、
「本」を読むときにはそんなことやってられない。面白くない。
なんか、そんなことだったように思います。記憶がぼやぼやですが。

とにかく完全につまづいてましたね。どう英語をやっていったらいいのかわからない。
大学1、2年の英語は戯曲でしたけど、ちょこっとずつを精読していく式なので、
そんなに面白くない。1年かかっても終わらない。(笑)
(このときの戯曲は、多読始めてからリベンジしました。2時間ぐらいで読みました(笑))
単語力がつくという教材を、やる気を出してやってみるんですけど、受験ちっくなものは、
もう自分の中で熱意が無くなってるんですよね。

今思えば、ずーっとサインが出てたような気がします。映画とか好きなんだから、
そういうのからやってみれば?って。でも、受験勉強によって「完全主義」「点数主義」
が身についてしまってたんですね。「いいかげん」な学習には大抵抗がありました。
(なんか、だんだん思い出してきました(笑))

そういうのが抜け切るのに、けっきょく十年かかったってことですね。
そういう「お勉強」が自分にはもうできないんだ、って、十年もかかれば、
どんなウッカリさんでもわかりますよね。(笑)
そこへ、いいタイミングで、多読が入ってきたって感じですね。
こうして見ると、無駄な回り道のようでいて、そうでもなかったのかな?という気が、
自分ではしています。
でも、これからの人たちには、あんまり苦しい道を歩ませたくないなぁ。

〉〉たとえば、食べ物にはいろんな添加物が入っていますが、神経質になるほうが良くなくて、
〉〉あーおいしいおいしい!って食べてるほうがいいような気が… (ここ、認識誤ってるかもです)

〉  添加物はどうかなぁ...
〉  酒・タバコは、「体に悪い」と思いつつ摂取するのが悪い、
〉  悪いと思わなきゃへーき、って思ってますけど。
〉  酒・タバコ大好きで長生きした人、いっぱいいるから。

そうですねー。
何でもってわけではないでしょうけれど、気の持ちようなとこはあるなーと思います。

〉〉毒でも何でも、自分がおいしい!楽しい!面白い!と思えて取り入れてるなら、
〉〉いいんじゃないかなー、ちゅう気が、最近しています。
〉〉だから、英語の「毒」の強調も、難しいところで、毒は毒なんだろうけれど、
〉〉毒まみれでも栄養になるもの(それが栄養になる人)もあるしー… なんて思ってます。

〉  心の底から文法と単語暗記が好きな人は、それでいくしかない
〉  でしょう。嫌いなことで能率が上がるはずはないのだから。
〉  ただ、「こっちの方が能率が良さそうだと思う」という動機で
〉  やるという人には、ちっとも能率良くないよ、という。

そうなんですよね。
たぶん、喜びとか楽しさとか嬉しさからやることってのが、
おそろしく能率もいいんだろうと思います。
必要に迫られて、ってことは、なかなか喜びを感じにくいものですけど、
できるだけ面白いと思える方法を選んでいただきたいなぁと思います。

〉Happy Reading!

Happy Reading!


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