はじめまして

はじめまして、かいんど＠現在８０万語　と申します。

昨年の１２月初旬から多読を開始し、この掲示板とはずっと
ＲＯＭ専門でお付き合いをさせて頂いておりました。

当面の目標である１００万語が射程距離内に入ってきました
ので、そろそろと思い浮上してきました。

皆様よろしくお願いします。

多読を始めたきっかけですが、英語学習関連のサイトで偶然
ＳＳＳのサイトを発見し、その方法が非常に独創的でとても
新鮮に思え、これならと思い多読をはじめました。

それまでは多くの英語学習者と同じで「面白みに欠けた」「
そのくせ達成感を味わえない」苦行と挫折の道（笑）を歩い
て来ました。この間、なんと多くの「福沢諭吉」（札束）が
消えて行った事か（笑）。妻には「定年になったら本屋さん
でもするの？」と言われる始末。ほんとに英語学習本は山ほ
どあります。とほほほ・・・・・・・

なんでこんなに英語に執着するのか。おそらく、学生時代の
英語コンプレックスが背後霊になり私を英語学習へと駆り立
てているのだと思っています。ほとんど病的（笑）。

だから、一日も早く英語が自国語のように自由に使えるよう
にならないと、私は背後霊に殺されてしまう訳で、もはや「
多読の神」にすがるしか方法はありません（笑）。どうか我
を救い給え！

さて、多読を始めて３ケ月弱です。やっと、辞書なし読書に
も慣れ、英語を英語で理解することが少しずつ出来るように
なって来ました。この「英語を英語で理解する」事には、ず
っとあこがれを抱いていましたので、今はとても感激してお
ります。ずいぶん昔、松本亨の著書「英語で考える」を読ん
だ時、とても自分には出来ないと考えていたことをなつかし
く思い出されます。

７０万語まではＬ０〜Ｌ２のＧＲを中心に、児童書を少し加
え読んで来ました。そろそろと思いＬ３のＯＢＷを読みはじ
めたところ見事に跳ね返されてしまいました。飛ばし読みな
で読もうかとも思いましたが、やはり「やさしいものをたく
さん」と考え、ＯＢＷのＬ１、Ｌ２を再読することにしまし
た。ＰＧＲはちょっと再読してみましたが、面白くなかった
のでやめました。再読しての感想ですが、以前よりスムーズ
に読めるようになっていることや、以前は気づいていないこ
とを発見出来て、再読はとてもいい読書法だなあと思いまし
た。これなら１００万語超えたら今度は「音写」（ぶつぶつ
音読しながら書き写す）をしながら再読すのもいいかなって
思っています。家では再読しながら「音写」、電車の中では
新規本を「黙読」、歩いているときは再読本の「リスニング
とシャドーイング」というのはどうかなって考えています。

英語を自国語のように操るには、大量の英語を英語で理解し
ながら「読み」、「書き」、「聞き」、「話す」しかないな
と、この間の多読で思っております。

「読む」は多読により大いに効果があることが実感できまし
た。時々、和訳する癖が出ますがこれも量により解決出来る
と確信しています。２００万、３００万、・・・、１０００
万を目指して読みまくりたいと思います。

「聞く」も多読の効果でしょうか、いままでよりずっと聞き
取りやすくなっています。洋画の理解度もぐっと上がった気
がしております。

「話す」もいままでより上達してきたと思います。英会話学
校に通っていますが、最近レベルアップも出来、講師との会
話も以前よりずっとスムーズになったように思います。

「書く」はまったく進歩なしです。どうやら、「書く」こと
は全く別の「訓練」が必要なのではないかと思っています。
日本語でもそうですが、「書く」ことは他の「読む」ことや
「聞く」ことに比べて、はるかに能動的な能力を必要として
いると思います。つまり、題材探しから始まって、内容をど
のように組み立てるか、どのように表現するかなど実に様々
なことが出来なければなりません。ではどうしたらいいので
しょうか。これには、「読む」と同じように「いいお手本」
を大量に学ぶのがいいのではないでしょうか。やさしい英語
をたくさん書くことで、うまく自由に書けるようになるので
はないかと思います。Ｌ０〜Ｌ３レベルの英語を１００万語
くらい書いたら、「読む」のと同じように「英語で考えなが
ら書ける」ようになるのではないかと思います。「読む」で
１００万語を達成したら、折り返してからの１００万語は「
書く」でやってみたいと思います。うまくいくか、はたまた
挫折するか。結果は後のお楽しみ・・・・・・

以上、英語学習の観点からとりとめのないことを書いてきま
したが、なによりこの間の多読によりうれしく思ったことは
洋書の読書が楽しくなり、生活の一部になったことです。

まだまだ、我が背後霊は離れそうにないですが、これからは
英語と楽しく付き合っていけそうです。

皆さん、これからもよろしくお願いします。