英語の育児書

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9. 英語の育児書

お名前: しお
投稿日: 2002/11/12(21:23)

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以前交流の広場で投稿した「英語の育児書」をこちらに
コピーしました。そのとき皆さんからいろいろお返事を
いただいたので、それも読んでみたい方は交流の広場で
検索してみてください。元記事の番号は#5428です。

「英語の育児書」

SSSで多読なさっている方で、小さいお子さんをお持ちの
方もたくさんいらっしゃるようなので、ご参考までに
私が読んだ中で面白かった育児書を紹介します。

"WHAT TO EXPECT THE FIRST YEAR"
Arlene Eisenberg他著
Workman Publishing,New York
2500円(アマゾンで)

 これは生まれてから一歳になるまでの本で、0か月から12か月までに
 章が分かれて、親からの質問と著者の回答とのQ&A方式になっています。
 やさしい会話体で書いてあるので読みやすいです。人生相談の本をよんで
 いるかのような箇所も。(子供を産んだけど親になったような実感が
 しない、子供が生まれてからのストレスなどの悩み)
  当たり前だけど、夜泣き、一晩通して寝ない、離乳食拒否など、
 対処法に文化の差を感じることもありますが、アメリカの人も悩む
 ことは同じだなと思いました。
 病気やけがについての章もあり、中耳炎とか、耳がじくじくするとか、
 和英辞書をみると難しくかいてあるけど、英語でやさしく病気を
 表現する言葉も良く分かります。
 ページ数が670ページと厚いのでびっくりするかもしれませんが
 自分の子供に関係あるところだけ読めばよいし、目次・索引が充実して
 いて分かりやすいので、読みたいトピックがすぐ見つかります。

 "WHAT TO EXPECT THE TODDLER YEARS"
Arlene Eisenberg他著
Workman Publishing,New York
2500円(アマゾンで)

 これは上の本と同じシリーズで、1歳すぎてから3歳までを、これまた
 月齢ごとに24章に分けていて、代表的な悩みのQ&Aがあります。
 (子供が親から離れない、指しゃぶり、おもちゃが貸せない、テレビ、
  トイレトレーニングなど)シングルマザーやシングルファーザー、
  同性のカップルのための章もあります。
  これを読んで思ったのは子供がかんしゃくを起こす、だだをこねるって、
  言うことをきかない、って本当にいろいろな表現があるんだな、と
  言うことでした。(笑)親の生の悩みが読めるのが面白いです。  
  英語で日記を書くとき、和英を調べてもこういう日常生活の表現って
  しっくりくるものがないのですが、これをみるとやさしい言葉では
  こう言うんだ!という表現がみつかります。
  幼児をかかえてのジタバタはやはりいずこも同じ。
  ストレスから幼児虐待に至らないためのアドバイスにもかなりページ
  を割いています。
  ところどころに面白いコラムもあって
  "SHOPPING WITH TODDLERS: MISSION IMPOSSIBLE"
 というのは題名を見て笑ってしまいました。
   幼児連れの買物って本当に"MISSION IMPOSSIBLE"ですよね。
  この本はさらに分厚く900ページありますが、これも目次が
  分かりやすく自分の読みたいところだけつまんで読みやすいです。
  表紙の絵も可愛い。

  有名なスポック博士の育児書のPBも3年くらい前に買ったのですが
  そのときは、細かい字に目が痛くなって読めませんでした。
  上の2冊のように会話調だとつらくなかったんですが。
  でも、思春期まで書いてあるので、相性が合う人には長く使えて
  いいと思います。
 
  


▼返答


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