Re: 70万語を超えました

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25279. Re: 70万語を超えました

お名前: せきけん
投稿日: 2012/6/23(01:58)

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ものぐさ父さん

せきけんです。

コメントありがとうございます。

綴りがいくつか間違っていたので、直そうと思ったのですが、既にreplyが付いていると訂正できないようです。恥ずかしいですが、そのままです。

Marvinの#5〜#8を買ったので、多分一週間の内に読み終わるでしょう。MTHは、労せずして単語を覚えられるという意味では、棄てがたいものがあります。その辺りは良く出来ていると思います。他の小説だと、何度出てきても分からない、覚えられない単語があって、辞書を引いても、まだ覚えられないという単語があったりします。

いい例が思いつかないですが、例えば、plotという単語は、The golden ageの中では、陰謀の意味だと思いますが、日本語では、小説のプロットという言い方をしますよね。だから、ストーリーの枠組みのような意味で最初は理解していたのですが、どうもこれは、違うと思いながらもplotと思いながら読んでいました。最後までそれで読んでしまってから、改めて考えると陰謀の意味なのかと思って調べるとそういう意味もあったりするということで、そこまで来ると覚えられますが、中々、決定的に覚えられるところまでたどり着かないことが多いです。

Captain Underpantsを読むと、ものぐさ父さんが、米口語は、言っていた意味が分かって来ました。分からないということが。慣れるしかないのでしょうね。今のところ、ちょっと笑えたのは、superheroは、皆、underwareのようなものを着ているというところだけです。

Jacqueline Wilsonの"Dustbin Baby"は、自分探しの物語ですが、物語に入って行ければ、泣ける話だと思います。彼女は、とても、人物描写が旨いですね。ただ、服装や外見にかかわる単語は、どうも覚えられなくて、これはよく考えてみると、日本語の小説を読むときにも適当に理解しないまま読み飛ばしていることがあります。だから、英語だって、はっきり分からなくても読み飛ばせばいいというのは、理屈ではよく分かりますが、まだ、英語の方が、気になることは多いです。夏目漱石なんか読んでいても、当時の服装や髪型の描写が出てきますが、100%は分からないですよね。少なくとも、目に浮かばない表現はいくらでもあります。花や木、動物や虫の描写でも、はっきり同定できないものはいくらでもあるのですが、日本語だと大体は、春の花の一つだろうぐらい分かれば読み飛ばすことになりますが、英語だとそれは日本語で何というのか気になってしまうことが多いわけです。しかし、日本語で何と言うか分かったところで、その花の名前を聞いて、思い浮かべることができなければ、英語の名前を聞いて思い浮かばない状態と大差はないはずなんですが・・・。

Dustbin Babyでは、地名やらお店やらの固有名詞が結構出てくるのですが、これがまた、イメージが湧かないのが困りものです。ということで難しいということになってしまうのです。しかし、それは余り、本題とは関係ないところです。

自分の母親が分からないということ、そればかりでなく、自分を棄てたということは、計り知れないマイナスを主人公のAprilに及ぼしていて、それ自体が何かしら言い知れぬ恐怖を呼び起こすものなのかと想像するのですが、どうもものの感じ方が違うように思えてなりません。気が付いたらお母さんがいたというのと、いなかったというのでは雲泥の差だとは思うのですが、論理的には、どちらにしても本当のことは分からないのだから同じではないかと感じてしまうので、理解できなくなります。

しかし、Jacqueline Wilsonの良いところは、人間観察眼が鋭くて、一人一人の人物の描写が的確で、存在感があるところです。そこに説得力があるので、難しいと感じながらも読めてしまうのだと思いました。

ちなみに、設定としては似ていると言える村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」を大昔に読んだことがありますが、男の書いた男の子たちの話と、女の書いた女の子の小説では、こんなにも違うのかと思わざるを得ないです。これは、余りにも偏見に満ちた読み方でしょうか?

では。


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