SSS多読通信 第511号 (2025/12/18)

[掲示板: SSS News -- 最新メッセージID: 1937 // 時刻: 2025/12/18(01:46)]

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1937. SSS多読通信 第511号 (2025/12/18)

お名前: かのん http://kanon021230.cocolog-nifty.com/
投稿日: 2025/12/17(20:48)

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        SSS多読通信 第511号 (2025/12/18)

        ~読める本、読みたい本をお気楽に~
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【1】今号のお薦め本 「自分の未来を探す旅」      (かのん)
【2】SSSコラム                     (まりあ)
【3】SSSニュース              (SSS英語多読研究会)
【4】編集後記                     編集:かのん
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【1】今号のお薦め本 「自分の未来を探す旅」       (かのん)
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 一年のうち、もっとも夜が長いこの季節。年末年始をひかえてちょっと気ぜ
わしい時期でもありますが、そんなときこそ、ゆっくり読書にひたれる時間が
あるとぜいたくですよね。
 今回は、いまの境遇を抜け出したい、もっと良い場所があるはずという強い
意志から、新しい場所に踏み出していく、そんな物語を3編、ご紹介します。
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The Last Mapmaker                YL5.5-6.5 69,000語
                   by Christina Soontornvat 2021年
……………………………………………………………………………………………
 地図づくりの才能を秘めた13歳の少女が、思いもよらない大航海に参加する
ことになる物語です。未知の海、隠された真実、憧れと不安が入り混じる新し
い世界。少女が経験する冒険は、地図に描かれていない”自分自身の未来”を
見つける旅でもあります。じっくり読みたい壮大な冒険譚です。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000026232]
……………………………………………………………………………………………
A Wish in the Dark               YL5.5-6.5 74,000語
                   by Christina Soontornvat 2020年
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 同作者によるもう一冊。
 光によって支配された街と、その影に生きる人々。9歳の少年が自由を求めて
逃亡するところから物語が始まります。追う者、守ろうとする者、そして自分の
力と向き合う決断。光と影の世界で、ほんとうの希望がどこにあるのかを静かに
問いかける物語です。読み終える頃、胸に小さな灯がともるような余韻が残ります。
 作者はタイにルーツをもつアメリカ人。物語の舞台は架空の国ですが、大きな
都市の中心に大河があり、水路が網の目のように入り組み、多くの船が行きかい、
子どもたちが川に潜って漁をしていたりする。そんな東南アジアのイメージです。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000026231]
……………………………………………………………………………………………
Freewater                   YL5.5-6.5 77,000語
                      by Amina Luqman-Dawson 2022年
……………………………………………………………………………………………
 過酷な境遇から逃れた子どもたちがたどり着いたのは、森の奥の”Freewater”
そこで出会う人々とのつながりや、自分たちの居場所を守るための選択が描かれ
ます。恐れや迷いを抱えながらも、前へ進もうとする姿が力強く、読者に大きな
勇気を与えてくれます。アメリカ南北戦争前の時代、逃亡奴隷たちを描いた歴史
冒険物語。2023年ニューベリー賞受賞作品です。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000026230]
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【2】SSSコラム                    (まりあ)
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 9月になっても熱中症注意報が出て猛暑だった今夏、それでも12月になれば
外に出たくない程の寒さになって来ましたね。地震だ豪雨だと災害も多くて皆
様のお住まいの地方では恙なく過ごされていらっしゃるか?少し心配です。
 さて、あんなに大好きだった海外ミステリー、原作を英語のまま読みたい、
と始めた多読なのですが、じつは最近はあまり読んでいません。ミステリーは
あまりチビチビ読んでは面白くないですし、毎日1~2時間も読書をしていると
目が疲れるのもありますし、家事が滞ってしまいます。何をするのにも時間が
掛かるようになっていますから、料理などずいぶん簡単なメニューにしていて
も食事の支度にかかる時間は昔よりも大して短くなりませんし...
 Audibleで聞き読みが出来たら家事と両立しやすいだろう、と思うのですが、
悲しいかな大人の本を理解するほどのリスニング力が無いのですね。読む方は
最初からかなり読めたので、そちらが楽しくてリスニング力を鍛える努力を怠
ったツケを払わされている現状です。今は面白くないリスニング教材などに頼
らずともネット上でいくらも生の英語を聞いて耳を鍛えられる時代ですし、多
読だけでなく多聴多読に励んで頂きたいものだ、と思うこの頃です。
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【3】SSSニュース          (SSS英語多読研究会・古川)
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コロナ以来、対面のワークショップが中断していましたが、日本多読学会と
SEGの共催で、多読教育ワークショップが久しぶりに開催されます。多読指導
をこれから始めようという方、始めてみたけど、思ったような成果がまだ
上がっていないという方は、ぜひご参加ください。
日時: 2026年2月23日(月・祝)13:00~16:25
場所: 新宿SEG校舎(新宿区西新宿7丁目20-12) S教室
     [url:https://www.seg.co.jp/wp-content/uploads/E3annaizu_20250211.pdf]
内容:オンライン図書および紙の図書を使用、体験しながら多読指導につい
て学ぶワークショップ。
13:00-14:20 オンライン図書による読書体験、個別相談
(eStation, Reading Ocean Plus使用、定員36名)。 
(協賛:コスモピア、ネリーズ)
    ※各自、ノートパソコンあるいはノートパッド、スマートホン
をご持参ください。
14:30-15:30 紙の本を使用した模擬授業体験、個別相談
(初心者・中上級者向け、それぞれ定員18名)。
※参加人数が少ない場合には、合同で行う場合があります。
15:40-16:25 意見交換会

希望者は17:15-18:35 SEG授業見学可(各クラス定員6名)
中1から高1の多読クラスのいずれかを見学できます。
      教室が狭いので、立ち見になる可能性があります。
参加費: 多読学会会員無料、非会員1,000円
申込み: こちらの申し込みフォームより(定員になり次第〆切ます)
[url:https://ws.formzu.net/dist/S21844134/]
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 多読通信の編集委員を募集中です

 タドキスト、多読指導をしている教師の方で、
多読通信の編集を手伝っていただける方を募集しています。
 可能な方は、掲示板を通じて連絡ください。
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【4】編集後記                      (かのん)
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 12月も中旬になり、夕刻をすぎ町の中にあふれるイルミネーションの灯りを
目にすると、クリスマスだなぁという気がします。
 実際には10月のハロウィンがすぎるとあっという間に町の装いはクリスマス
仕様になりますが、暖かい11月にクリスマスの飾りをみてもぴんとこなくて素
通りしちゃうんですよね。12月になって日が暮れるのが日に日に早くなってきて
寒さも加わって外に出ると「さむっっ」なんて思わずつぶやいてしまうような
時期になると、やっと自分の心が追いついて町のクリスマス装飾が実感として
目につくようになってくる、そんな感じがします。
 2025年もあと少し、みなさんの2025年はどんな年でしたか?
 昼が短く夜がながーいこの時期ですから、寒い外から帰ってきたあとは暖か
い飲み物を用意してゆったり過ごす時間があるといいですね。
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          多読通信、次号もお楽しみに!
        今 月 も H a p p y R e a d i n g !
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